久々に蕎麦を楽しむ 熊谷の蕎麦 十割石臼挽き蕎麦 藍(再訪) [埼玉の蕎麦]
このところ蕎麦を食べていない・・・8月9日以降蕎麦を食べずに過ごしていました。お盆で仕事が薄く、出張が無かった事や、自分の夏休みもあって蕎麦から遠ざかっていたのです。
さぁ、今回は埼玉の熊谷に出張、蕎麦探求道の復活だ。この近辺の蕎麦屋は探求が進んで新規開拓の余地が少ない。事前調査が必要なのですが、実は今回の出張は急に決まった事なので準備する時間はありませんでした。
では、何処に行くか。久々の蕎麦だからハズレは引きたくない。確実に美味しい蕎麦が良いから既に知っている店から選ぼう。この界隈だと自分は”遊歩”か”藍”がお気に入り。最近、”遊歩”ばかり行っているから、今回は”藍”に行こう。前回行った時はデジカメ導入前だったので写真は携帯のもの。サイズが小さかったので撮り直したかったのもあるし。
花園インターを降りたらR407をひたすら太田の方向に走り、R17を超えて三つ目の信号を右折。この店はR407から見えますが道沿いには無いので気付きにくいです。
定休日を覚えていなくて心配でしたが・・・良かった今日は水曜日。
11時半、暖簾がかかります。
暖簾をくぐって店に入ると・・・エントランスがあって再び扉。変わった作りですが・・・席を待っているお客さんも室内に居られるという気遣いかな。ここは岐阜の多治見と日本一の暑さを競っている街、埼玉の熊谷(何も競いたくて競っている訳ではないとは思うが・・・)。外で待っていたら熱中症で倒れてしまいます。
何にしても嬉しいのは完全禁煙。
店内はテーブル席4卓と座敷には3卓。大きさも手ごろで雰囲気も良い感じ。
お茶が蕎麦茶でないのが残念。熱いほうじ茶を啜りながら品書きを確認。ここの特徴は2色蕎麦。普通2色といえば”細打ちと太打ち”とか”細打ちと変わり蕎麦””細打ちと更科”等々蕎麦の種類が異なるものを一緒に盛りますが、ここは産地の違う細打ちの蕎麦を盛っています。産地の違いによる味の違いが楽しめます。
品書き・・・
これです。この2種せいろがお目当て。
本日の蕎麦の産地は・・・
大分と徳島だそうです。前回訪問した時は”福井”と”北海道”の蕎麦でした。来るたびに違うのも楽しくて良いかも。蕎麦の甘味は・・・今日の甘味は蕎麦茶のミルクプリン。ちょっと趣味ではありませんのでパスしておきます。
まずは大分産の蕎麦から。
おっと、その前にMY箸に交換しましょう。箸袋に注目!(std55さんに作って頂きました。何時も有り難うございます。)和紙で作ると良い感じになると思いますが、持ち運びを考えて普通の紙に印刷して作ってみました。
早速蕎麦を啜ります。啜った瞬間から蕎麦の香りが口いっぱいに広がります。夏の蕎麦で香り高い蕎麦、良い仕事されていますね。咀嚼するとおく奥歯から溢れ出る蕎麦の良い甘味に頬が緩みます。
やっぱり蕎麦は良いな~
蕎麦の美味しさを再認識しながら香りを楽しみます。この蕎麦、噛み切る時の食感はポソッとした感覚。弾力をあまり感じません。いかにも十割蕎麦といった感じの蕎麦でした。
薬味はシンプルに葱と山葵。葱の綺麗なこと。山葵も瑞々しく香りも十分あって満足できます。
汁を口に含み、舌の上に転がすと・・・爽やかな風を感じます。スッキリとした後味は甘味の残りは微塵も感じません。濃さも濃すぎずそのままで飲める位。ダシの香りは蕎麦の香りを邪魔しない程度に抑えられ、酸味の爽やかさが際立ちます。
綺麗な細打ち蕎麦を汁に浸けて啜ります。蕎麦の香りが広がり、汁の旨味が溢れます。汁によって強調された蕎麦の甘味が旨味の上からかぶさるようにやってきて・・・蕎麦の良さを再認識させてくれました。
(WBが上手くない・・・やはり安いコンデジの限界でしょうか。色が黄色っぽく映ってしまいます。電球色の灯りに弱いようですね。電球色を活かして撮ろうとすると勝手に調整して白く写す癖に、修正を期待して写すと修正してくれない・・・困ったものです)
食べ終わってから次の徳島の蕎麦がやってきます。一緒に出てこないのは嬉しいですね。写真はWBが悪く判り辛いのですが、大分の蕎麦より色が緑がかっていました。
蕎麦のみで啜ってみます。この蕎麦も良い香りです。噛みしめた時の甘味は大分の方が強いように思えます。蕎麦を噛み切ると、プツッとした弾力を顎で感じる事ができ、大分産の蕎麦で打ったそばよりコシがありました。噛んだときの歯触りも徳島産蕎麦で打った蕎麦の方が細かく感じます。
蕎麦を汁に浸けて啜ります。蕎麦の強さと汁の濃さは丁度良い感じで蕎麦の1/3を浸す位が一番香りを感じました。
蕎麦湯。ポタージュスープかなって思うぐらいドロっとしています。
残った汁を蕎麦湯で割って楽しんで・・・
蕎麦湯だけでも楽しみます。
ご馳走様でした。箸をしまいましょう。(std55さんは左利きなのかな)
普通紙で印刷してみましたが和紙だったら渋い感じになるかな。
自分のキャラクターが印刷されたMY箸袋は凄く嬉しいです。食べ歩きにも力が入りますね。
〒360-0801
埼玉県熊谷市中奈良1896-4
TEL 048-522-6654
◆定休日: | 火曜日 毎月15日 |
◆営業時間
11:30~15:00 & 17:30~19:30
自由研究課題と夏休みの終わり 実験を楽しもう [日常のなかで(Diary)]
・エタノール
・すり鉢とすりこぎ
・ろ紙
・ロート及びロート台 1台
・ビーカー
・ガラス容器 1個
・白い紙 1枚
・LEDライト 1本
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(観光案内からのコピペ)
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深い森の中にある石灰洞で、中からはきれいな清水が湧き出る大洞です。
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お風呂に向かうと・・・誰もいない。
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17:00~23:00
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湿りがちの表面は評価が分かれるところ。
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赤い川の秘密 |
猪苗代湖へ流入する河川は河川法の定義に従えば7本あります。その他の水路なども含め猪苗代湖へ流入する水量は年間約10億m3です。その中の一つに赤い色をした川があります。裏磐梯の秋元湖を水源とする長瀬川で、湖への流入水量が最も多く流入量全体の3分の2を占めています。この長瀬川こそが猪苗代湖を酸性にしているのです。ところが水源となっている秋元湖はそれほど高い酸性を示しているわけではありません。実は長瀬川を酸性にしているのは、強い酸性を持った酸(す)川が途中で支流となって流れ込んでいるからです。 長瀬川の河口付近のpHは3.7程度とかなりの酸性です。そして上流へ向かう酸川との合流地点のpHは約3.2程度となります。ところが合流点から上流の長瀬川本流のpHは一挙に7近くにまで上昇します。逆に酸川のpHはさらに下がっていき、上流部ではpH1.6程度にまで下がります(平成18年11月、猪苗代湖の自然を守る会調査より)。 酸川の源流は安達太良山(あだたらやま)です。ここでは昔から硫黄が産出していました。大正時代から昭和43年に閉山するまで本格的な鉱山開発が行われました。鉱山跡からは今も湧水が酸川へ流れ込んでいます。この水が酸川を酸性にしているのです。酸川には鉄やアルミニウムが溶け込んでいますが、長瀬川と合流することによって水のpHが高まり、溶け込んでいた鉄分が沈降して川底などに付着します。水そのものは無色透明ですが、沈降した鉄分によって酸川との合流地点から下流の長瀬川の川底が赤く染まるのです。 |