赤城と北海道、産地違いの二種盛 安中 手打ちそば 山形屋 [群馬の蕎麦]
この日は高崎は安中に出張
R18沿いに蕎麦屋さんを発見
暖簾が白かったので気になったのです
自分の食べ歩きの経験では白い暖簾のお店はアタリが多いのですが、白は白でも何か描かれているのが気になるところ^^;
入る前にHPで情報をチェック
長距離トラックの運転手さんにも愛されるお店らしいです
これは盛りがいいのかと思わず期待(群馬って盛りのいい店が多いのもあって)
ということでIN
大テーブル席に陣取ります
こあがり席は三室
水が供されるのは夏だからでしょうか
夏でも蕎麦屋では暑いお茶がいいな
勿論そば茶で
水でおしぼりが紙だと凄く安っぽく感じてしまいます
初めての訪問ではモリ(セイロ)と決めていますが一応品書きをチェック
と、北海道産そば粉の粗挽き蕎麦が気になりました
セイロとの2色盛りもあるようです
2色とは赤城産蕎麦の細打ちと北海道産蕎麦の粗挽き
これは気になりますね
この2色盛りを頼みました
大盛りも可能とのことで大盛りで♪
大盛りを封印中ですが、蕎麦は除外しているのです^^;
そして2色盛りの到着
色が違いますね
蕎麦の打ち方は同じような感じで、断面はスクエアではなく、長方形
きしめん率(蕎麦断面の縦横比)は1:2ぐらいでしょうか
エッジはちょっと丸目な感じ
まずは北海道産から
3本ほど箸で持ち上げ唇に軽く咥えたら一気に啜ります
啜った瞬間から蕎麦の香りが立ち上る感は無いですが噛めばしっかり蕎麦の香り
唇を滑るときに太さを感じ喉越しは今ひとつ
噛んで食べる方が良いでしょう
噛み応えもだらしなく潰れる事もなく適度な反力を感じます
次に汁を味わいます
やや甘めで出汁の香りが先に来ます
旨味の厚みはやや薄めであっさりタイプ
どっぷり漬けたくなるタイプ
次に蕎麦を汁に漬けていただきます
蕎麦を汁にどっぷりと漬けて食べた時が一番蕎麦の香りと甘みを感じました
薬味は葱と山葵
山葵はまぁ良いのですが、葱はちょっと美しくありません
綺麗に薄くスライスされた透明感のある葱であって欲しいです
山葵を箸先につけ、舌先へ
山葵の香りで味覚をリフレッシュします
そして次は赤城産蕎麦
こちらは艶やかな表面で星もありません
まずは蕎麦だけで手繰ります
こちらも啜った瞬間から香りが立ち上ることはなく噛んで初めて香る感じ
その香りは北海道産に負けていません
若干香りが薄いかなと感じるぐらい
噛み応えも同じような感じですが、喉越しはこちらの方が滑りがいい
次にに漬けていただきます
やはり汁にどっぷり漬けた時が一番蕎麦の香りを引き出せました
蕎麦湯
適度な白濁の湯
残った汁を割っていただきます
でも塩分控えめにしないといけませんから半量だけ飲んでフィニッシュ^^;
全部飲みたいなぁ・・・
手打ちそば 山形屋
027-385-6658
群馬県安中市簗瀬70
11時~14時、17時~21時
定休日 木曜日
摂取カロリー制限で封印していたコンビニスイーツ
スヌーピーグッズ欲しさにローソンスイーツのみ解除(のはずが実際は全て解除になってしまったのは秘密です^^;)
今日もポイント稼ぎでローソンスイーツ
今回はどらもっちのプリン版
あんこ&ホイップのと大きさは一緒
もちっとした皮が結構気に入っています
美味しいけれど食べ辛い
カラメルソースが垂れてくるのです
運転しながら食べたら袖口とかズボンを汚してしまいそう
このスイーツで120ポイント達成
欲しかったクッションをGET(まだ手続きしただけですが)
風情ある古民家で手作りの器で食す蕎麦 高崎 そばっ喰い [群馬の蕎麦]
この日は群馬は安中に出張
群馬は花粉が凄い
(**´ >ω<)゙;`;:゙;
クシャミが止まりません
最終日は午前中で終了
ランチは次の目的地の熊谷に向かいがてら、前々から気になっていた蕎麦屋さんにいってみます
R18を離れて護国神社の脇の坂道をさらにのぼり高崎市内が一望できる観音山の山頂付近へ
山頂近くまで来ると眺めのいい場所に出ます(でも目の前は墓地だけれど^^;)
その横には陶芸工房らしき建物と渋い蕎麦屋さん
道は狭く、入口に向っては急な下り坂
大きなバイクで来るのは自殺行為な場所にあります
車でも駐車場から出入りするのが大変そうな感じ
なので観音山山頂まで行ってお寺の駐車場に停めました(。-人-。) ゴメーン
風情ある古風な家の中、店主が薪窯で焼いた手作りの器で蕎麦を出すそうです
本職は陶芸家だそう
早速入店
入口右側には陶芸工房?
左側が客室になり、ずずいっと中へ
入口近くの間は囲炉裏のある板間
奥まで行くと座敷があります
一番奥に陣取りました
店内は完全禁煙なのが嬉しいです
高い場所ですから窓からの眺めも気持ちいい
品書きを確認します
皿盛り蕎麦を大盛りでいただこうかな♪
皿盛りの大盛りをオーダーすると、そばがきを是非味わってほしいと主
かなり自慢の品のようです
大盛りにするならば普通盛りとそばがきでどうでしょうと
成程、その組み合わせも良さそうです
ではお勧めに従いましょう
お茶はセルフ
蕎麦茶がポットに入っています
湯呑は好きなものを選ぶシステム
いい感じの器がいっぱい
なんだか日本酒が飲みたくなりますね^^;
まずは漬物が到着
蕎麦茶のアテでポリポリと^^
次に皿盛りの汁と薬味が到着
ついつい器を眺めちゃいます
何気に好きで^^
薬味はオーソドックスに山葵と葱
そして蕎麦がき用の汁と薬味も登場
汁を箸先に付けて味わってみます
やや甘めの濃い汁
皿盛り用の汁と色から違いますね
蕎麦用の汁と蕎麦がき用の汁を分けて作っているとは、かなり拘りの蕎麦がきとみた^^
蕎麦がきの到着
まずは蕎麦がきだけで食べてみます
箸で千切った蕎麦がきを口の中へ
o
ふわふわ、ふんわり
凄く優しい食感
そして口の中は蕎麦の香りに満たされます
こんなにもふんわりな蕎麦がきは初めて食べました
時間とともに硬くなってゆくので、早く食べるのがオススメだそう
いやいやいや、言われなくたって箸が止まりません^^;
次に汁に浸けて食します
濃い汁で、汁に浸けると旨味は加わりますが汁の強さに蕎麦の香りは感じにくくなるのかな
ごく少量浸けるだけの方がいいでしょう
汁で食べるのもいい感じ
昼酒したくなりますね(仕事中だけど)
薬味の葱も入れてみました
が、葱は無い方がいいな
葱を入れると葱の強さに全て葱の味と香りになってしまうから
蕎麦がきを楽しみ終えたタイミングで皿盛りの着皿
断面がスクエアな細打ちの蕎麦
エッジもしっかりして喉越しが良さそうに見えます
表面も艶やかで綺麗
北海道幌加内産の蕎麦粉を使った二八蕎麦だそう
まず蕎麦のみで手繰ってみましょう
唇に軽く挟んで一気に啜ります
唇の滑りは良く、喉越しが心地いい
啜った瞬間から香りが湧出るタイプではありませんが、噛むとしっかり香ります
噛み応えもいい感じ
コシはしっかり、たらしなく潰れる事無く、しっかりと抵抗感を伴って潰れます
次に汁を味わいます
汁は薄目で旨味の厚さはそれ程ではありません
ですがこの蕎麦とはいいバランス
出汁の香りはしっかり出て、余韻にはふんわりと出汁の香り
蕎麦を汁に浸けて手繰ります
汁にどっぷり浸けるぐらいが一番この蕎麦の香りと甘みを引き出しました
喉越しと噛み応えが実に心地いい
どんどん蕎麦が口の中に入ってゆきます
いくらでもたべられそう
味覚が飽和したら山葵を箸先に付け舐めて味蕾をリフレッシュ
蕎麦の香りを楽しみながら食べ進みます
そばがきと皿盛りをフィニッシュ
でも・・・もっと食べたい^^;
で、おかわり蕎麦を追加です
最後は蕎麦湯
ややドロリなタイプ
一杯目は残った汁を割って
二杯目は残った蕎麦がき用の汁を器に入れて
三杯目は蕎麦湯のみで
デザートも付いていました
蕎麦寒天を黒蜜で
そばっ喰ひ (ソバックイ)
027-325-0670
群馬県高崎市石原町2471
11:30~15:00(L.O.14:30)
18:00~20:30 夜は予約のみ、1日2組限定
定休日 火曜日、第4水曜日
この蕎麦がき、特筆ものです
今回の出張の最終日は熊谷
なのでお土産は熊谷名物の五家宝
実は五家宝は奥さんの大好物、大好物だけに何処の五家宝なのかのチェックが厳しいです
奥さんのご贔屓は紅葉屋本店
紅葉屋本店以外の五家宝を買って帰ろうものなら
(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙
暴れます
どうせウチ用ですから包装は要りません
お値打ちパッケージのを一つと、太巻き五家宝を買ってみました
太巻きサイズの五家宝、初めて見ましたので思わず購入
箱を開けてみるとうやうやしく包まれています
普通の五家宝と違って高級な雰囲気^^;
でも包みを開ければやはり五家宝
レギュラーサイズと比べてみます
一本一気食いは難しそう
で、カットして・・・・柔らかくて綺麗にカットできません(←包丁の切れ味が悪いとも言う^^;)
レギュラーサイズと太巻き、味は同じかと思いましたがかなり違います
いえ、味は同じなのですが甘さが大きく違う
太巻きサイズは凄く甘く感じます
もち米の部分が多いからでしょうかね
上州一ノ宮に美味い蕎麦あり そば処 だんだん [群馬の蕎麦]
この日は高崎は安中で仕事
ランチは新しい店を開拓しようと富岡の方に降りてみました
何時もとは違う道を走るのは新鮮な気分
とある信号のある交差点で小さな案内看板を発見
そこのにはそば処の文字
蕎麦、いいね
夏だけれど、こうも暑いと蕎麦もいいかなって^^
そして、そば処 だんだんに到着したのは13時近く
建物の壁にランチメニューが貼ってありましたので観察
セット物が充実したお店のようです
丼物も充実している感じで・・・これはハズレかなーー;)と、一寸心配になりました
表にまわると、そこには白暖簾が
キタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!!
自分の食べ歩きの経験からの法則ですが、”白暖簾のお店にハズレは少ない”というのがあるのです
でも”丼物が充実している店に蕎麦を期待してはいけない”というのも
( ̄へ ̄|||) ウーム 、いったいどっちなんだろう
どちらの法則が当てはまるのでしょう
入店して確かめないとね
白暖簾を潜って中に入ると下駄箱
靴を脱いであがります
これは・・・住宅を改築してお店にした感じですね
入口左側は座敷、右側はダイニングな感じです
13時なのに待ちの人も居て、なんだか白暖簾の法則が有利な予感^^
玄関には石臼が回り続け、蕎麦を挽いています
自家製粉、これも美味しい蕎麦の条件^^
この日の蕎麦は北海道産
キタノマシュウだそうです
暫く待った後、ダイニング側の席に案内されました
茶は温かな蕎麦茶
おしぼりが紙だったのはちょっと残念
さて、品書きを確認しましょう
まずはランチメニュー
海老天とヒレカツが乗った丼のセットが気になりますね
カツはタレカツになるのかな
ソースじゃないよね
それとも卵とじ?
オーダーして確かめる事も考えましたが、初めてのお店では”もり”
この拘りを壊すわけにはいきません(比較ができなくなるから)
ランチだと100円お得なんですね
そんな訳でオオモリをオーダーします
モリが750円で大盛りは200円増し
モリを普通サイズにしてカケと両方オーダーするのも手ですね
以前はよくやりましたが、最近はやめてます
お腹が膨れすぎて午後の仕事に支障がでますから
蕎麦湯もかけ汁も全部飲んでしまうのがいけないのですが^^;
キノコもいいね
セットの蕎麦スイーツもありました
これはスルーできません
何にしようかな・・・・でもセット物の組み合わせが好みじゃないし
プリンとアイスが食べたいんだぁ~><
悩んでいたら素敵なものを発見
なんだ、単品の甘味にその組み合わせがあるじゃん♪
だったん蕎麦茶プリンアイスもオーダーしました^^
幸せなお味が楽しみだぁ♡
大盛りの到着
断面がスクエアな細打ちの蕎麦
表面に星は無く、艶やかで綺麗
エッジもしっかりしていて見るからに喉越しがよさそうです
まずは蕎麦のみで手繰りましょう
箸で摘みあげた蕎麦を唇で軽く咥え、一気に啜ります
啜った瞬間からぐわっと立ちあがる蕎麦の香り
夏の蕎麦なのに!
噛み切った時の弾力も心地いい
だらしなく潰れる事無く、適度な抵抗感をもって潰れてゆきます
咀嚼ごとに溢れる蕎麦の甘味
いやこれ、美味しい
白暖簾の法則に間違いはない
確信しました
次に汁を味わいます
汁を少量唇に含んで舌の上に
しっかり濃い味の汁
旨味も厚く、どっしりとした重みがあります
バランスはいい感じで、どれかの味が突出してくることはありません
後味は柔らか、優しい味わい
次に蕎麦を汁に浸けていただきます
濃いめの汁ですから、全部浸けてしまうと汁が蕎麦の香りを隠してしまいます
蕎麦の三分の一を浸けるぐらいが蕎麦の旨味と香りを一番引き出したように感じました
薬味はオーソドックスに葱と山葵
葱は透明感があって綺麗
山葵はかなり細かに擂ってます
味覚が飽和したら山葵を少量舐めてリフレッシュ
鼻がツンとする清涼な風が吹き抜けた口のなかに再び蕎麦を走らせます
立ち昇る蕎麦の香り
いや、これは・・・新蕎麦の季節に来たい店がまた増えました^^
適度なタイミングで蕎麦湯の登場
白濁した、軽くドロリとした蕎麦湯
一杯めは残った汁を割っていただきます
二杯目に蕎麦湯そのままをいただいてフィニッシュ^^
フィニッシュしたタイミングでデザートの登場
だったん蕎麦茶プリンアイス
蕎麦の実や蕎麦粉がしっかり入っています
まずはアイスから
蕎麦の香りがしっかりして美味しい
炒った蕎麦飲みが香ばしくて美味しい
アイスによくあいます^^
蕎麦プリンは普通にプリン
あまり蕎麦蕎麦していません
キャラメルソースがしっかり苦くて大人の味^^;
蕎麦の香りを隠してしまうのがちょっと残念
でも美味しかったです
ごちそうさま、またきます^^
そば処 だんだん
0274-62-8412
群馬県富岡市宇田399-8
11:30~14:00
定休日 火曜日、第4月曜日
スッキリした汁はいいけれど 安中の蕎麦 石挽そば いちよし [群馬の蕎麦]
三連休の最終日の鎌倉の蓮と凌霄花の記事の予定でしたが、タイプが間に合わず・・・
時系列無視で急遽記事の差し替えです^^;
群馬は安中に出張だった日、昼ご飯に向かった先はボリュームたっぷりのカレー屋さん・・・だったのですが、店の前に来ても食べる気がしません
そうなんです、群馬の暑さにやられました^^;
何となく脇道に入って、定宿の方向に向かうと・・・・蕎麦屋さんを発見!
蕎麦なら食べられる
しかも白暖簾、自分の食べ歩きの経験上、白暖簾の店にハズレは少ないのです
石挽とあるのも高ポイント
早速入店
店内は手前がテーブル席で奥は板間の席
奥の席に陣取ります
冷たいお茶が暑さに乾いた喉に嬉しい
おしぼりが布なのも高ポイント
初めての店では”もり”をオーダーするのが自分の拘りですが、品書きを確認するのはお約束
もりの価格は600円
この600円という価格は微妙な価格
アタリハズレのバラつきの一番多い価格帯なのです
オーダーはもりを大盛りで
大盛りは150円増しになります
温かな蕎麦類
定宿の近くにあるこのお店
裏側なので今迄気付かなかったのです
歩いて三分ぐらいですから蕎麦飲みに来ることも可能ですから日本酒を確認
だし巻と蕎麦がきで蕎麦飲みってとこかな
蕎麦味噌が無いのが残念
って・・・ここでコンデジのバッテリーがアウト
iPhoneに切り替えです
もり、大盛りの到着
蕎麦はやや太めの、色もしっかり付いた田舎蕎麦
力強さを感じます
断面はスクエアで・・・と言いたいところですが、結構切幅にばらつきがあり、さてさて、どの幅に合わせようとしているのかが一寸不明な感じ
まずは蕎麦だけで手繰ります
蕎麦の端を唇に軽く咥え一気に啜るのですが、咥えた瞬間????
生ぬるい?何じゃこりゃ
一気に啜ると生温かな蕎麦の感触が唇越しに・・・・
冷たくないというレベルではありません
蕎麦の奥に少し温かさを感じるレベル
人肌?酒の燗に人肌というのは聞いたことがありますが、蕎麦に人肌とは
いくら群馬が暑いからと言って・・・・
啜った瞬間に香り立つ蕎麦では無いですが、噛むとしっかり蕎麦の香りと甘み
でも生温かな蕎麦はどうにも締らない
次に汁を確認します
汁を少量唇に含み舌先へ
出汁が良く香り、スッキリした辛口の汁
旨味の厚さも適度、厚すぎず薄すぎず、辛口汁にはこれ位がいい
冷たくよく締った細打ちの蕎麦をこの汁で食べてみたいと思うような味
後口に甘さはなく、シャープさを感じます
蕎麦と汁が向いている方向が其々違うような気も
蕎麦を汁に浸けて啜ります
蕎麦の半量を汁に浸けるぐらいが一番蕎麦の甘味と香りを引き出していました
が・・・やはり一体感に欠けます
この汁にはもっと細打ちで締った蕎麦がいい
少なくとも生ぬるい蕎麦ではいけません
薬味は山葵と葱
山葵は粒粒感があってしっかりした辛さ
飽和した味覚を山葵を舐めてリフレッシュ
再び蕎麦を手繰ります
蕎麦を食べ終える頃、丁度汁も無くなる感じになりました
蕎麦湯が出てきましたが・・・・二つ?
開けてみると黒い方は蕎麦汁でした
蕎麦湯は赤い方、普通に茹で湯でさっぱりといただけます
汁も用意されるのは嬉しい
汁を蕎麦湯で割って飲むのが好きだから
いちよし
027-382-6478
群馬県安中市原市356
11:00~14:30
17:00~21:00
定休日 月曜日
その日の夜、客先から定宿に戻って事務仕事
そろそろ夕飯を・・・蕎麦飲みにでも行こうかと外を見ると雨
心挫けます
雨の中を行こうとも思えないので・・・
で、夕飯はHOTELの道を挟んで向かい側にあるシャトレーゼで調達する事にしました
購入したのはフルーツのショートケーキとベイクドチーズケーキ
いや・・・やはり夏バテだね、しかも重症
普通なら4個は買うのに2個しか買わないなんてーー;)
最近、広告コメントの書き込みが増えましたので
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喉越し良い十割蕎麦 群馬・北高崎 一心庵 [群馬の蕎麦]
群馬に出張
当初は安中に出張の予定でしたので安中に宿を取りました
しかし急遽前橋に変更となったのです
宿はそのままで安中から前橋に通う事になりました
つまり初めて通る道
どんな発見があるかワクワクしながら通います
発見したのがこのお店、一心庵
十割蕎麦の名に惹かれます
ランチタイムに訪問
店内は全て6人用の卓
一人で座ると何だか落ち着きません
おしぼりは残念な事に紙
茶は蕎麦茶なのが嬉しい
品書きを確認します
こちらの蕎麦は全て自家製粉の石臼挽きだそう
これは楽しみです^^
韃靼蕎麦もあるのですね
ここは当然①、十割蕎麦に惹かれて入った以上浮気はしません^^
もりは570円
なかなかお値打ちな価格設定です
十割蕎麦の”もり”がありません
カスタムオーダーしようかとも考えましたが
お店がそこまでザルを推すのであれば、一度ぐらい乗ってみましょう
で、十割蕎麦の大ざるそば、1400円をオーダー
限定30食と言うのが何とも魅力的
限定と書かれているとついついそっちの方に流されます
実に魅力的な言葉~♪
十割蕎麦、”おおざる”の到着
おおざるの名に恥じないその量に思わずニンマリします^^
でも蕎麦湯が最初から出てくるのはいけません
ぬるくなってしまいますから
蕎麦は断面がスクエアな細打ち
表面は艶やかで、見るからに喉越しが良さそうな感じです
まずは蕎麦のみで手繰りましょう
海苔が加わらないよう、ざるの端の方の蕎麦を箸で摘みあげ、そのまま口からお迎えに向かいます
唇に挟んで一気に啜りあげた瞬間、蕎麦のいい香りが鼻腔に充満
啜った瞬間から香り立つ蕎麦、流石十割蕎麦
しかも十割蕎麦でありながら唇の滑りがよく喉越しも申し分ありません
蕎麦を噛むと更に蕎麦の香りが広がります
噛み応えもいい
十割とは思えないぐらいいい弾力
適度な反力で押しつぶされ、噛んでいて心地いい
素晴らしい十割蕎麦
何故デフォがザルなのか疑問に感じます
海苔が混ざった瞬間、蕎麦の香りは海苔の香りの下に隠れてしまいます
海苔は要らない、十割蕎麦にもモリを設定して欲しい
良い蕎麦に海苔はいりません
海苔の香りで誤魔化す必要はないのですから
良い蕎麦はモリで食したい
次に汁の味を確認しましょう
少量口に含んで舌の上に送ります
汁はやや甘めの優しい汁
旨味の厚みもしっかりあります
出汁の香りも適度で出しゃばりません
やや濃いめですが、柔らかさがあって扱いやすそう
蕎麦を汁に浸けていただきます
やや濃いめの汁ですから浸けすぎは禁物
三分の一~四分一ぐらい浸けるのが丁度く、蕎麦の香りと甘みを一番引き出せました
薬味は葱と山葵、そして柚子皮
山葵は瑞々しさが無く、ちょっとぼそぼそ
葱はまぁよいか
柚子は・・・まぁどうしようか
美味しいけれどね、要らないようにも思います
蕎麦の香りを楽しむ為に十割を選んだのに
蕎麦の香りとは別の香りは加えたくありません
柚子皮の香りも強い
蕎麦の香りより出しゃばって来ることは確実ですから
海苔は最後まで避けながら食します
汁に浸け、一気に啜って
口の中に汁の香りと旨味が広がり、それがだんだん引いていくと蕎麦の香りが現れます
汁によって押し上げられた蕎麦の甘味がそこに加わり、何とも至福の時
美味しい蕎麦でした
そして蕎麦も残り少なくなってくると海苔はもう避けられません
ザルとして食します
やはり海苔が加わった途端海苔の香りが支配
余韻も海苔の香りで蕎麦の甘さが解りません
美味しい蕎麦には海苔は要らないーー)
最後は蕎麦湯
普通に茹で湯なタイプ
蕎麦湯は蕎麦粉を加えドロリとさせた濃厚な湯もありますが
口の中をサッパリさせるにはこちらの方が良い
最初は残った汁を割って、汁の香りを楽しみ
二杯目は蕎麦湯だけで飲んで口の中をサッパリさせます
一心庵 (いっしんあん)
027-344-4845
群馬県高崎市北新波町115-1
11:00~20:00(L.O)
定休日 金曜日
この日のスイーツも抹茶
宇治抹茶クリームのまっちゃもこ
ようは抹茶のシュークリームです
抹茶が加わったシュー生地はもっちりな食感
クリームはカスタードとホイップとWクリーム
それに抹茶が加わります
撮影の為に半分に割ったらクリームがトロトロ、今にも垂れそう
慌てて一気食い
味わうどころじゃなかったです^^;
でも抹茶の香りや苦みがしっかり感じられて美味しかったな
これも甘さより抹茶優先な味わい
美味しいけれど静かに食べさせて 北高崎の蕎麦 そば処 叶家 [群馬の蕎麦]
この日は高崎に出張
昼ごはんは現地駐在のスタッフと共に、彼が気になっているという蕎麦屋に行ってきました
前を通るたび気になっていたものの、何となく入りそびれていたのだそう
自家製粉の十割蕎麦と聞いては自分としても放ってはおけません
ちょっと時間をずらし、遅めのランチタイムです
店構えは特に威圧的な感じは無いですが、彼が何となく入りそびれていたのは解る気がします
何処かごちゃごちゃした雰囲気
特に入口が何となくスッキリしない
入り口脇にある看板のメニュー
やはりこれもスッキリしない
いろいろ訴えたい事があるのは解るけれど、こうもいっぱい詰め込んだらゴチャゴチャして読む気になれません
現に自分は写真を撮っても読まなかったし^^;
入店
入って正面が厨房、厨房に向かって右手がテーブル席で左手は座敷
我々はテーブル席に陣取ります
それはただ単に靴を脱ぐのが面倒だったから^^;
お茶は温かな蕎麦茶
品書きを確認します
折角だから十割と田舎の両方を食べたい
となると合盛りがいいかな
合盛りの大盛りが可能か尋ねると特盛りがそれにあたるそう
なれば特盛りで
手作り感満載の写真付き品書き
良いのですが・・・詰め込み過ぎでちょっと見辛い
しかも同じ品が他のページに何回も登場して見ていて混乱します
寧ろこっちの方が見易い
ミニ丼を付けることができます
+400円で穴子丼、+500円で海老三本の天丼、ちょっと心惹かれます
でも一番心惹かれるのは+100円のかき揚げ丼
+100円・・・・半ライスの価格でミニサイズとはいえ、かき揚げ丼が食べられるのです
凄く魅力的
でも特盛りを食べて更にミニサイズとはいえ丼ものを食べてしまったら眠くなるのは確実
仕事に集中できなくなってしまいますから断念
同行者は普通サイズの蕎麦+かき揚げ丼にしていました(しっかりしたかき揚げ丼で、かなり満腹になったと言っていました)
蕎麦に対してもそうだけれど、それ以上に蕎麦屋というものに対しての拘りが感じます
どちらかといと、店としての拘りと言うよりも、客としての拘りの目線
蕎麦好きが高じて蕎麦屋さんを始めたような感じ
特盛りの到着
汁の器の大きさに驚きます
特盛りは蕎麦の量が多いから鴨せいろ用の汁の器を使っているそう
でも・・・器が大き過ぎ
扱いにくいのです
器をもって食べたいが、この大きさでは持てません
背筋を伸ばし、蕎麦を汁に浸け、一気に啜りたいのですが
器を手に持てぬ以上、食べる時は前屈み
背筋が曲がっては気持ちよく啜れません
気分がでないのです
薬味は葱、山葵、そして大根おろし
大根は辛味大根なのが嬉しい
山葵は辛さが先に来る、兎角辛い山葵
香りが辛さに隠れてしまうのは残念
葱は普通な感じで特筆無し
まず十割蕎麦からいただきます
断面がスクエアな細打ちの蕎麦ですが、長さ短いのが混ざるのが気になるところ
エッジはしっかりして一見喉越しが良さそうな感じ
ただ、短い蕎麦(切れてしまった)があることから喉越しの心地よさは期待できないと想像できます
まず蕎麦のみで手繰ります
前屈みになって一気に啜りますが、啜った時に立つ香りは少ない
姿勢の問題もありますが、どうでしょう
喉越しは普通な感じ
見た目より唇の滑りが良くないのは十割故でしょうか
噛めば流石十割、口の中は蕎麦の香りで充満します
噛み応えは普通
でもだらしなく潰れるような事は無く、悪くありません
次に田舎
見るからにごつい蕎麦
当然啜れません
箸を使って口の中に送り込み、ワシワシとしっかり噛んで食べる蕎麦
噛み応えは強く、顎が喜びます
舌触りは見た目通り、荒々しい
しっかり星はありますが噛み切った時の違和感は少なく、噛むとしっかりした蕎麦の香り
それは野趣あふれる薫り
そして汁を味わいます
まず汁だけを少量口に含んで
やや薄目でおとなしめの汁
細打ちの十割には丁度いいのですが田舎蕎麦には弱く感じます
田舎蕎麦だとどっぷり浸たすのがいい
十割細打ちでもしっかり付けた方が蕎麦の味を引き立てられます
蕎麦を汁に浸けていただきます
食べているとご主人がやってきていろいろ蕎麦やお店の経歴を説明をしてくれるのですが・・・・
正直邪魔^^;
折角の蕎麦、しっかり味わって食べたいのですが話かけられたら気が散ってしまい味わえません
喉を通り過ぎる蕎麦、その香りの余韻
最後の仄かな香りの余韻までも楽しむには集中しないといけません
こんな時に話しかけられたら一寸不機嫌ーー;)
でも今回は平気です
同行者が居ますから^^
店のご主人が話しかけるあれこれを彼が一人で受け応えてくれていました
自分が一言も発しないから仕方なく彼が応えていたのでしょうけれど^^;
戻る車の中で蕎麦屋の話題になって
黙って食わせろ!って感じだったな、と言うと
さるさんは絶対そう思っていると思っていた、と(笑
やはり蕎麦好きが高じて蕎麦屋を開いたご主人だったようで、蕎麦について語りたくて仕方がないといった感じでした
蕎麦が好きで、いろいろ拘りがあるのは良いのですが・・・
まだ蕎麦を食べている途中で自慢の蕎麦湯を持ってきて湯呑みに注ぎ勧めるのはいけません
汁と割らず、蕎麦湯のみで一口飲んでほしいとの事だそうだけれど
蕎麦湯ぐらい自分で注ぐから・・・--;)
蕎麦湯に蕎麦粉を入れ、とろりとさせた濃厚蕎麦湯は必ずしも良いとは思いません
寧ろあっさりした茹で湯そのものの方を好む場合もあるのです
口をさっぱりさせるには蕎麦粉を入れた湯よりも単に茹で湯の方がいい
勿論白湯の如くサラサラし過ぎの蕎麦湯は興ざめではありますが
濃厚蕎麦湯を一杯飲んで
残りは残った汁を割っていただきます
叶家 (かのうや)
027-364-4474
群馬県高崎市下小鳥町194-4
11:00~15:00
この日、ココアを飲むつもりでバックスに行ったのですが・・・
プリンに誘惑されました
プリンを味わうのなら甘くない飲み物の方が良さそうなのでココアはやめて珈琲で
でも苦手なのでSサイズです^^;
どうせならホイップクリームを乗せるとかのサービスがあるといいな
トロリなプリンじゃなく、昔な感じのプリン
甘さは控えめ、自分としてはもっと甘くてもいい
まぁ美味しいけれど、特別じゃないなぁ・・・量も少ないし^^;
もっと甘く、カラメルはもっと苦く、そしてたっぷりと
そう、自分は探偵のオジサンのプリンが好みなのです^^;
地元産蕎麦粉の十割蕎麦 みどりや [群馬の蕎麦]
前記事からの続きです
20年研究一筋の蕎麦に納得ができなくて気分は欲求不満
悶々とした気分で走っていると十割蕎麦の看板が目に飛び込んできました
その瞬間、腹にもう一枚蕎麦が入るか問うとOKの返事
ならば蕎麦をもう一枚食べて行きましょう
地元産の蕎麦粉だそうです
入り口脇にある品書きを確認
十割のもりが800円、値段的にも納得です
十割のもりならば750円~1000円位が良いでしょう
高いのは敬遠ですし、安いのは信用できません。
店内は木の雰囲気がいっぱいの山小屋風
テーブル席に陣取りましたが座席もあります
テーブル席よりも座敷席の方が広い
店内禁煙なのは凄く嬉しい
品書きを確認します
表にあった二八と十割の合い盛り、コラボレーションそばは店内の品書きに無いのは何故?
店内の品書きだと蕎麦は十割のみ
もりが800円で大盛りは250円増し
注文は当然もり、でも大盛りは止めておきます。
既に一枚食べていますし、満腹になり過ぎると眠くなってしまいますから
うどんもあります
群馬はうどんのイメージが強いです
うどんの方が蕎麦よりリーズナブル
温かなお茶とおしぼり
おしぼりが紙なのが実に残念
紙おしぼりは味気ない・・・・--;)
蕎麦の到着
地元産の粉で打った蕎麦
どんな風味なのか楽しみ
蕎麦は黒めの肌で野趣を感じます
スクエアな断面を持つ蕎麦ですが、エッジは甘めで凛とした感じはありません
蕎麦は太目の田舎蕎麦、喉越しは良くはなさそうです
一箸つまんで口に中に
太目の蕎麦は唇の滑りが悪く腹に力を入れて一気に啜ります
啜った瞬間から立ちあがる蕎麦の香り
流石十割です
噛みきると、加える力に抗う事もなく潰れてゆき、反力は感じません
これはこの蕎麦の特徴なのでしょう
同じ十割蕎麦でも産地によって食感はかなり異なります
だらしなく潰れる蕎麦、しっかり抗い、最後に噛みきれた時にはプツンと跳ね返る蕎麦
それは蕎麦粉の粘りの違いと某蕎麦屋さんで聞きました
ちょっと頼りなく潰れる蕎麦をよく咀嚼すると蕎麦の甘味や香りが口の中に充満
香りに満足
気になった点は蕎麦のエッジが甘いこと
この部分のチェックで食感は解りますね
汁を味わいましょう
舐めるような量を一口含んで舌の上に
やや甘めの汁ですが後口に残る程の甘さはありません
最初に甘さを感じ、その甘さを追いかけるようにダシの香り
旨みもありますが、汁は薄目
この十割蕎麦には頼りなく感じる薄さ
薬味は山葵と葱
葱は切り幅が厚いのが残念、山葵は粗く擂った感じで粒粒感があります
瑞々しさはなく辛さが強い
蕎麦を汁に浸け食べます
やはりこの蕎麦にこの汁は役不足
蕎麦の半分を浸けたぐらいでは蕎麦の甘味は引き出せません
どっぷり蕎麦を汁に浸けて啜ると蕎麦の甘味が一番よく解りました
汁の旨みの後に被さるように湧き出る蕎麦の甘味
蕎麦の香りは汁を浸けず蕎麦だけで食べたときが一番感じました。
群馬は蒟蒻が名産でしたね
蕎麦湯
特別ドロドロではなく、かといってサラサラ過ぎず
適度な濃さの蕎麦湯
蕎麦汁を割って楽しみます
手打ち十割そば みどりや
0278-58-2473
群馬県利根郡片品村東小川182-1
11:00-13:00 & 16:00-18:00
定休日 火曜日&木曜日
それは客先に向かう朝
肩と腕の痛みに気を取られていたのか
不覚にも背後への接近を許してしまいまいました
気配に気付き減速した時はバックミラーにロックオンのサイン
計測完了だったようです
最近、知らず知らず後部警戒が疎かになっていたようですね
うむむむ・・・・18000円の納税でした
お小遣いがぁ~><
かなり色あせたライデングジャケット
今年は新調しようと思っていましたが
もう一年使おうかな
しばらくおとなしく走らないと・・・・
研究一筋20年と言うが・・・ 片品の蕎麦 薬師の湯 [群馬の蕎麦]
前記事からの続きです
温泉でリフレッシュした後は・・・・
朝ごはんは四時、それからはソフトクリーム(ジェラート)を食べただけ
流石に二時を過ぎるとフラフラしてきます
此処に着いた時に気になった看板、”研究一筋20年、味に自信あり”
わざわざそんな事を書くほどの自信、それが如何ほどのものか気になって此処で食べる事にしました
温泉の建物と雰囲気は一緒
入り口に屋号は無いですが看板には”そば自慢”
看板にあるお品書き
かなりリーズナブルな価格設定
ここにも自信ありの立札が・・・余程自信があるのか^^
店内は結構な広さ、でも半分は展示のスペース
この店はセルフサービスだそう
注文は窓口でオーダーします
品書きの上には”値下げしました”と
消費税が上がったり、なんだかんだと値上げが多いこのご時世に値下げとは珍しい
でも・・・値下げって良いイメージがありません
財布には嬉しいですが、それだけで喜ぶ訳にはいかない
値下げに至ったのにはそれなりの訳があるはず
高い値段で問題ないのなら、わざわざ値下げなんてしません
値下げする必要があったという事は、以前の価格だとCPに魅力がなかったという事
窓口で食券を購入
大盛りは止めておきます
値段で味が想像できるから(値下げをしたという事実からも味の想像はつきますし・・・)
値段の高い蕎麦は必ずしも美味しいとは限りませんが、安い蕎麦で美味しいものは存在しないのです
どんな名人でも素材の味を越えて味は出せませんからね。
蕎麦の色は黒め、野趣を感じます
ですが・・・・蕎麦の幅が揃っていません。あまりにも雑な切りに驚きます
20年の研究の成果っていったい何だろう、何を研究していたんだ・・・・ーー;
蕎麦のみで手繰ってみます
啜った瞬間の蕎麦の香りはありますが、スッキリしていません
濁りがある香り
普通、感じる香りはクリアな香りで、美味しい蕎麦は舞うように感じるのです
しかしこの蕎麦は香りに濁り、雑味があるのです
使っている蕎麦粉の特性なのでしょうか
汁を味わいます
一口含んでゆっくり舌の上に
そして舌先で転がすように味わいます
甘い・・・まず感じるのが甘さ
しかも後口に残ります
旨みは薄く味に厚みはありません
ダシは香りますが、スッキリした香りではありません
値段相応、そんな言葉が浮かびます
大盛りにしなくて良かった
そう思いながら一気に蕎麦を手繰ります
汁に浸ける蕎麦の割合云々を考える事もなく、一気に食べ進めます
汁と蕎麦の味は・・・・みなと庵か八角庵と同じレベル
少なくとも研究の成果を自慢しているとは思えない
薬味は葱に山葵、それに摺りごま
葱は厚めで透明感はありません
山葵は・・・・書くまでもなくーー;) 値段を考えれば仕方無いですね
勢いを付けて一気に食べ終えます
20年の研究ねぇ・・・・・わざわざこんなことを書かない方が良かったかも--;)
大露天風呂 薬師之湯
0278-58-4126
群馬県片品村東小川赤沢4667
10:00~18:00
食べ終えましたが気分はモヤモヤ
しかも道沿いには蕎麦屋さんが多く、一層モヤモヤ、やはりこっちで食べればよかったーー;)
そして・・・この十割の看板に引き寄せられて緊急PIN、蕎麦のハシゴです^^;
この蕎麦の事は別記事で
十割蕎麦なのにつなぎ入り? 草津の蕎麦 水車小屋 [群馬の蕎麦]
前記事の追記事です。
何とも不思議な看板
十割蕎麦を謳いながらつなぎを自慢している・・・・
混じりのある十割、それはあり得ない
そんな看板を掲げる店が美味しいとは思えません。
頭はそう判断しているのです。
しかし、人は時にあえて判断とは違った道に踏み出すこともあるのです。
理性より面白さ。
そうです、見た瞬間ネタになりそうだ、そのネタが欲しいともう一人の自分が囁いたのです。
その瞬間、理性的判断をする自分は片隅に・・・・
理性的という名の彼は何時もすぐに片隅にうずくまってしまうのです。半世紀の間いつもそう・・・(笑)
古民家風の建物は雰囲気がありますが暖簾の色が不安感をあおります。
この色の暖簾の店で美味しい蕎麦に出会ったことがないので(単に自分の個人的感想です)
あと、水車がある店も自分的には要注意(あくまで個人的経験からの感想です)
古民家、水車、いかにも観光地の蕎麦屋さん的風情です。
店内は土間があって古民家そのもの
店内奥の壁一面に色紙が貼り付けられています。
色紙を喜んで貼っている店に期待するのは野暮というもの
これを見た地点で諦めモード
とりあえず品書きを確認します。
蕎麦は手打ちと機械打ちがあって手打ちのざるは880円
大盛りは250円増しだそう
十割と謳っておきながら入っている繋ぎはオヤマボクチ
ヤマゴボウだそうです。
牛蒡が繋ぎ?、ちょっと想像がつきません。
何れにしてもオーダーはザル(手打ち)の大盛りです。
機械打ちは630円。
観光地価格とすれば、まぁこんなもんでしょう。
その他、品書きの最初のページにあったもの
おそらく、この店のお勧めメニュー
それぞれ手打ちと機械打ちが選べるようです
そばがきもあるのですねぇ
お茶とお茶請けの山菜
山菜が美味しい^^
お茶は・・・観光地で何も言うまい^^;
手打ち、ざるそばの到着
蕎麦は野趣あふれた荒々しさ、結構濃い色で細く打ってあります。
さっそく蕎麦だけで手繰ってみます。
一寸粗い表面ですが意外と喉越しは良いです
抵抗なく唇を滑るとまではいきませんが、それ程強く啜らなくてもスッと蕎麦が走ります。
啜った瞬間から香りが立ってくる蕎麦ではありません。
噛み切ると、しっかりした蕎麦の反力
跳ね返りまでは感じませんが、しっかりした噛み応えと抵抗感
噛みしめて口の中に広がる蕎麦の香り
悪くありません。
ただ・・・・蕎麦の太さにバラつきが多いのが難点
汁を確認してみましょう
やたら口の広い器です
まるでご飯茶碗、これはちょっと興ざめ
一口含んで舌の上に・・・
薄い・・・旨みに厚さが少ない感じです
旨みに厚みが無い分、甘みで補っている感じで後口に甘さが残ります。
この蕎麦に対して役不足
この汁、ざるうどんがあうでしょうね。
蕎麦を汁に浸けて啜ります
まずは蕎麦の半量を汁に浸けて・・・。
汁が弱く、蕎麦の甘みを引き出せません。
この蕎麦にこの汁。もはやどっぷりディップです。
蕎麦をしっかり汁に浸け啜りました。
汁を器にナミナミ注ぎ、蕎麦を泳がせてから食べるその姿
まるで冷かけそば(笑)
なるほど、器が広口なのは訳があったのですねぇ
でもしっかりした汁で粋に啜りたい・・・・
薬味は葱と山葵
山葵を口直しに少量舐め、蕎麦を啜ります
山葵は香りも瑞々しさも少なく、ちょっと残念
葱は・・・透明感がありません
綺麗とほれぼれするような葱が恋しい・・・
蕎麦は予想に反して悪くなかったです
特別良くもありませんでしたが、観光地でこの値段ですからこんなもの
でも汁は確実に役不足
蕎麦の旨みを引き出していませんでした。
汁がよかったら評価もかなり変わったでしょう。
蕎麦湯は普通にサッパリしたタイプ
この蕎麦、オヤマボクチのネタに食べるにはいいかも
でも、蕎麦にオヤマボクチの存在は解りませんでした。知らないから解るわけがありません(笑)
オヤマボクチはヤマゴボウとも書いてありましたが、蕎麦のつなぎにどう使うのか疑問でしたので調べてみました。
(以下、Wikipediaより)
富倉そばが有名なようです。
<<ヤマゴボウ>>
・ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の植物の1種あるいはその総称。有毒であり食用には供されない。
・キク科のモリアザミ、オニアザミ、オヤマボクチなどのアザミ類やヤマボクチの根の総称。山菜として「山ゴボウ」と称される。
<<オヤマボクチ(雄山火口、Synurus pungens)>>
キク科ヤマボクチ属の多年草。アザミ類であるが、山菜として「ヤマゴボウ」と称される
根は漬け物にするなどして食べられる。
長野県飯山市の富倉そばでは、茸毛をつなぎに使っている。
原料としてヨモギの代わりにオヤマボクチの葉を用いることもあり、新潟県の笹団子や山梨県と東京都/檜原村の草餅で利用される
<<富倉そば(とみくらそば)>>
長野県飯山市富倉に伝わる、つなぎに山ごぼう (主にオヤマボクチ) の茸毛 (葉の繊維) を使った蕎麦。
富倉に隣接する新潟県妙高市長沢にも同様の蕎麦が存在し、こちらは長沢そば(ながさわそば)と呼ばれる。
十割蕎麦にも通じる香りの良さやのど越しのよさから一部では「幻のそば」として紹介される。
という事らしいです。
十割にも通じるという意味の十割蕎麦という看板だったんだ。
でもこれって紛らわしい・・・・ジャロものじゃないかなぁーー;)
水車小屋
0279-82-3464
群馬県吾妻郡長野原町大字大津1243
11:00-18:00
定休日 水曜日