喉越しのいい10割蕎麦に唸る 妙高上越の蕎麦 一郷庵 [新潟の蕎麦]
ギックリな腰を宥めながらやってきたのは新潟は妙高
いくら三月に入ったとはいえ、雪が凄く少ないような・・・・
レンタカーで借りたのはディーゼルエンジン車
気動車のような音がするのがいいな
この車、結構楽しい
最近のディーゼルエンジンは良く回るんだなぁ^^
腰を痛めた状態で仕事になるのか心配でしたが、さしてハードな内容ではなく
HOTELでのんびり腰を休ませることができました
二日目は朝の打ち合わせのみ
それが終わったら帰ります
でもその前に・・・・蕎麦を手繰りましょう
やってきたのは一郷庵、岡沢産蕎麦の十割がいただけます
開店時間と同時に入店
店内にはテーブルが三卓
六人用が一卓、四人用が二卓です
まず置かれるのは暖かな蕎麦茶
それに沢庵
おしぼりが紙なのはちょっと残念
品書きを確認します
初めての訪問では”せいろ”を頼むのが自分の拘り
せいろは750円、大盛りは200円増し
せいろの大盛りをオーダーしました
写真つきの品書きもあります
そばがきもいいですね
フレンチ風のそばがきもあるのが楽しい
甘党の自分、そばがきぜんざいも注文しますが、予約がいっぱいあって対応できないとのこと
残念・・・--)
そばがきは忙しい時間帯や休日は対応してもらえない場合が多いのです
(ランチタイム&休日はできませんと但し書きがある店もありますからね)
地元産蕎麦の生粉打ちの店
拘りは蕎麦だけじゃなく器にも及んでいました
当然蕎麦の食べ方も^^;
ん?この食べかた・・・・何処かで
自分の何時もの食べ方だ
”四”は省きますがそれ以外は一緒
自分は最後まで薬味は使わないから
(薬味を入れると汁が薬味の味になってしまうので)
セイロ、大盛りの到着
断面がスクエアな細打ちの蕎麦
表面は艶やかで綺麗な肌をしています
なんとも上品な
そして器類も
なるほど、いい味です
特に備前焼の徳利や猪口が好み^^
まず蕎麦のみて手繰ります
唇に軽く挟んで一気に啜ると、意外なほどに滑らか
唇を気持ちよく滑ります
十割なのにこの滑らかさ、喉越しに驚きです
啜った瞬間から立ち上る蕎麦の香り
ガツンとした香りではなく、仄かに香る上品さ
噛み切った時の歯応えはナチュラル
跳ね返るような感じはありません
噛んだ時もいい感じ
だらしなく潰れる事は無く、適度な反力を感じさせながら自然に押しつぶされます
なかなかの十割蕎麦に思わず笑みがこぼれました
次に汁を味わいます
一口唇に含み、舌の上に送ると柔らかな出汁の香り
甘くなく、かといって硬くなく
ニュートラルなバランス
甘味、酸味、塩気、香り、どれかが突出している事無く、絶妙なバランスで釣り合っています
濃さも濃すぎず、そのまま飲み続けたいと思うぐらい
蕎麦を汁に浸け、手繰ります
濃い汁ではありませんからある程度は浸けた方が美味しい
かといってどっぷり浸けるのは浸けすぎ
蕎麦の三分の一から半量浸けるぐらいがいい感じに蕎麦の香りを強調してくれます
薬味は葱と山葵、それに大根おろし
大根は普通の大根
山葵は見事な山葵
香りと瑞々しさは申し分無し
特に香りは素晴らしい
葱は綺麗なスライスでした
飽和した味覚は香り高い山葵を舐めリフレッシュ
再び蕎麦を手繰ります
おおもりを頼みましたが、確かに量が多い^^
量的にも満足でした
小鉢の一品を楽しんでフニッシュ
蕎麦湯の器もいいですね
蕎麦湯は白濁のややドロリとしたタイプ
残った汁を蕎麦湯で割っていただきます
二杯目は蕎麦湯のみで飲んで口の中をサッパリと
一郷庵
0255-74-3832
新潟県上越市中郷区岡沢1360
11:30~14:00
定休日 火曜日
蕎麦を手繰ったら帰ります
そばがきぜんざいを食べ損ね、甘いものが余計に食べたくなってしまいました
でも上越妙高駅には特に気の利いた店は無く・・・・
そのまま はくたか に乗車
自分が乗ろうとした車両からは団体さんが降車
旗を持った添乗員さんに続いて延々と続く爺さん婆さん達
殆どひと車両分@@;)
で乗車したのですが・・・・
座席が対面に回されたまま放置されているしーー;)う~ん
ちゃんと戻してから降りようね、ねっ、爺ちゃん&婆ちゃん
添乗員さんも注意しなよ・・・
15:00、新横浜に到着
でも体は欲求不満のまま
甘いものを欲しがっています
新横浜でお茶しようと決めましたが、今、凄くチョコな気分
チョコケーキが無性に食べたいのです
バックス、ドトール、タリーズ・・・・その他いろいろなお店のケーキを思い浮かべますがピンと来るチョコケーキはありません
ならばケーキ屋さんに行った方がいいかな
向かったのはLa Piece montee
フレンチのHANZOYAのケーキ部門のお店
14:00~19:00限定でケーキセットが700円
ケーキは6種類のなかから選べます(イチゴショート、フレジェ、タルト・ショコラ、シューだったかな・・・ショコラを見た地点で他のは忘れました^^;)
選んだのは当然タルト・ショコラ
ドリンクは紅茶で
700円ならバックスで珈琲とケーキをたのむよりお値打ち
しかもケーキは断然こっちの方がいいし
ちょいと仕事PCを立ち上げていろいろチェックしようと・・・GasaGasaしだしたら
小さな台(机?)を持ってきてくれました
いやぁ・・・これは有難い
ポットやカップが並ぶテーブルの上にPC出すと危ないからね^^;
層になったタルトがチョココートされ、棒状のガナッシュクリームが二本
その上にはチョコクリーム
しっかりしたチョコケーキに満足です
でも・・・ちょっと軽めなのは今時のショコラケーキだから
癖の無いショコラ
自分はもっと重くてもいいな
紅茶は・・・まぁ、こんなものかな
ケーキ屋さんで紅茶(珈琲)は期待してはいけません
当然紅茶屋(珈琲屋)さんでケーキを期待するのも間違いです^^;
(両方美味しい店って無いんだよね・・・主役はどちらかという事なのでしょう)
このタルト、コピーしたいな
どうやって作るのだろう
分解し解析しながら食べる癖がついてしまいました^^;
ラ・ピエスモンテ (La Piece montee)
045-470-5577
横浜市港北区新横浜3-6-12 日総第12ビル 1F
11:00~19:00
越後湯沢駅で味わう蕎麦 へぎ蕎麦 小嶋屋 [新潟の蕎麦]
この日の出張は上越、日本海沿いの街
何時もは乗り換えの煩わしさの少なさで新幹線で長野、そこからレンタカーを使います
でも長野への新幹線はもうすぐ金沢まで行くようになり、そうなると越後湯沢から金沢にゆく特急”はくたか”は無くなってしまう
3月で役目を終える”はくたか”、自分が乗るチャンスは恐らくこれが最後
ならば乗り換えの煩わしさがあっても”はくたか”に乗らねばなりません
新横浜から1区間ですが新幹線を使います
東京で乗り換え越後湯沢へ
最近ハマっているもの、それはジュース
電車で出張の時は必ず駅のジューススタンドで一杯^^
シンガポールでジュースを飲みまくっていた後遺症でジューススタンドを見つけるとフラフラと^^;
結構美味しいのが多いです^^
この日選んだのはリンゴとサツマイモのジュース
自分の大好物のシナノゴールドの名を見ては無視できません
リンゴの品種のなかでシナノゴールドが一番好き^^
この日は移動のみ
遅い時間に出張に出かけたのですが、実は昼ごはんは食べていません
何故なら越後湯沢の駅で”へぎそば”を食べてみたかったから
越後湯沢の駅には”へぎそば”で有名な小嶋屋があるのです
さっそく入店
駅にある店らしくこんな中途半端な時間でも客はそれなりに入っています
品書きを確認します
”へぎそば”は750円
温かい蕎麦もあります
天麩羅類も
へぎ蕎麦2人前をオーダー
オーダーした後で見ていた品書きとは別にテーブルの上の品書きを発見
いなりがあったんだ・・・・2人前じゃなく一人前と稲荷寿司が良かったなぁ
(稲荷寿司も好物なのです)
駅に有る店ですが、ちゃんと温かな蕎麦茶が出てきたのは嬉しい
でも、おしぼりが紙なのは残念
テーブルの上には岩塩、ゆず七味、七味、白胡麻が置いてあります
へぎ蕎麦、2人前の到着
へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の蕎麦
つなぎに”ふのり”を使い、ヘギといわれる器に一口程度に丸めて盛り付けられています
2人前のオーダーですので汁や薬味も2人前ついてきました
へぎに盛られたその蕎麦はやや緑がかった色で、表面は艶々
細打ちですがエッジにシャープではありません
早速へぎ蕎麦を手繰ります
まずは蕎麦のみで
啜った瞬間に香りがグッと立つような蕎麦ではありません
仄かに蕎麦の香りがふんわりと
何となく香りがダイレクトに来ないように感じます
1枚何かを挟んで香りを感じるような感覚
噛み切ると独特の弾力で応えてくれます
コシはなく柔らかな蕎麦でしたが、ふのりの特性でしょうか、適度な歯応えがありコシではないけれどいい歯応えはある
よく解らない・・・・
これが正直な感想
汁を確認します
汁は甘め、最初にぐっと甘さを感じます
そのあとに広がるのはダシの香りで酸味や塩気は感じません
旨みは薄めだけれど軽やかな蕎麦との相性はいい
蕎麦を汁に浸けて啜ります
弱い汁ですが蕎麦も強さを感じない蕎麦
つまりその相性は悪くありません
汁に蕎麦をどっぷり浸けて食べるのが一番美味しく感じられました
薬味はオーソドックスに葱と山葵
葱のスライスは厚め
山葵は辛さは無く瑞々しさもありません
ボソボソした山葵で、かなり悲しい味わい
作り置きなのでしょうね
まぁ、駅にあるような店ですから
一気に啜りますが・・・自分は最後までこのふのりの歯応えに馴染めませんでした
つなぎを使うのなら普通に二八蕎麦の方がいいな
蕎麦湯
さっぱりした湯
ほんのり香る蕎麦湯でした
越後十日町小嶋屋 越後湯沢店
025-785-2081
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢主水2427-1 JR越後湯沢駅構内
11:00~19:30
食べ終えたら”はくたか”の待つホームへ
あまり乗らなかったけれど無くなるのは寂しいですねぇ
鷹とは思えない緩い雰囲気の顔です^^;
この姿は今回の旅が見納めかな
反対側車両は色違い^^
さぁ発車時間、湯あみのお姉さんに見送られて
日本海に向けて出発^^
上越市ではいい感じのラーメン屋さんを発見(詳細は別記事で)
仕事を片付けたら帰ります
この日は雪でした
越後湯沢駅のぽんしゅ館で名物”爆弾おにぎり”を食します
これは1合のご飯を使ったおにぎりで、お土産物屋さんの一角で食べられます(メインは持ち帰りのようです)
具の種類は結構あります
今回はふき味噌でオーダーしました
その他の具
カップに入ったお味噌汁がついてきます
そして爆弾おにぎりの登場
かなり大きい
握りたてでほかほか温か、柔らかです
ご飯がメチャウマ~≧≦、日本人で良かったぁ^^
さすが魚沼産コシヒカリ
ご飯だけで具は要らなかったかも
一応漬物もついてきました・・・・
野沢菜だったら嬉しかったな
雪ん洞 (ゆきんと)
025-784-3758
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-3 JR越後湯沢駅 ぽんしゅ館
[4月~12月]
9:30~18:00(L.O.17:00)
[1月~3月]
9:30~20:00(L.O.19:00)
大爆おにぎり(2000円)もあります
4合のご飯を握ったおにぎりで具は5種類入っているそう
食べたいけれど・・・無理かなぁ(悩
どうせ後は帰るだけ
ちょっと寄り道^^
駅にある温泉、さすが越後湯沢
貸しタオル(バスタオル&タオル)付きで800円でした
天然温泉に酒を入れているそうです
脱衣所は結構広い
酒風呂は効くのかな
脱衣所は広かったですが、湯船は小さかったです
それでも湯上りは肌はすべすべ、体はぽっかぽか^^
此処でクールダウン
こんなメニューを見てしまったら
思わず駆け寄って
こうなります^^;
湯上りのソフト、美味しかったぁ^^
上の娘がやってきて
誕生日ケーキ作るの?
実はこの週末は自分の誕生日
毎年誕生時は自分でケーキを作っています
うん、つくるよ
今年は作らなくていいよ、私買うから
えっ、買ってくれるのか
どんなケーキを買ってくれるのだろう
凄く楽しみ^^