会津に来たら高遠蕎麦 会津若松・城東 かみしろや [福島の蕎麦]
この日は福島は会津に出張
チェックインを済ませたらPC開いて自分好みのお店を探します
良さげなお店を見つけたら街散歩へGo!
お店までの地図は持たず、大体の位置を頭にINPUT
あとは自分のカンナビが頼りです
会津は古く渋い建物がちょこちょこ残っていて 其れ等を楽しみながらお目当のお店へ
会津の地酒が揃っていると言うそのお店
地図を見ず、カンだけで彷徨いましたが無事発見
何気にこういうのは得意なのです
で、入ろうとしましたが張り紙があって
”本日貸切” Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
折角来たのに・・・頑張って調べたのに //orz
仕方ありません
彷徨っていればそのうちピンとくるお店に出会えるかも
駅の方に向かって歩き、渋い建物が並ぶ通りまでやってきました
レトロなカフェ、会津壹番館がありますから此処でちょっと一休み
この建物は第六十銀行として建てられたが僅か5年で閉店
その後明治24年に病院として使われることに
その病院、会陽医院は野口英世が手の手術を受けた病院だそうで、手術後は此処で薬局生をやっていたとか
建物の前の通りには洗礼を受けた教会とか初恋の相手の家とか残っていて・・・って、資料にあったけれど、まさかそ後世に初恋だなんてそんな黒歴史を晒されるなんて思ってもいなかっただろうなぁ^^;
入店
なかなか渋いです
平日で夜ってこともあって貸切状態
品書きを確認します
って、やっぱ珈琲だらけだ
珈琲苦手なんだよね
紅茶もあるけれど種類は少ない
なので珈琲で
でも何を頼んだらいいのかさっぱりわかりません
そんな時は・・・
本日の珈琲に逃げましょう
クッキーも付いてくるし^^
本日の珈琲と酒粕ぷりんをオーダーしました
晩御飯前だけれど、甘味優先
これでいいのです
だってほら、ご飯を食べた後で甘味を食べると満腹でも別腹発動しちゃうよね
で、摂取カロリーオーバー
でも先に甘味を食べて後でご飯だと甘味でお腹が膨れ多分ご飯は入りません
ご飯に別腹は発動しないからね
で、摂取カロリーは抑えらえると^^¥
トイレに行ったら懐かしいものを発見
引っ張って流すやつ
久しぶりどころか最後に見たのはいつだっけって感じのモノ
まだ現役なんだ@@)
柱時計って何かいいよね
珈琲とプリンが到着
珈琲は苦すぎず飲みやすかったです
名前は・・・忘れました^^;
会津酒粕ぷりん
これがまた酒粕がめっちゃ主張するプリン
酔っ払いそう^^;
クッキーも美味しかったですよ
会津壹番館の詳細は→ここ
お酒飲んだ後にプリンは食べたくなるけれど、プリンを食べた後でお酒は飲みたくならないのは不思議
結局お酒はやめて丼物の晩御飯でした(←ありきたりの丼でしたので記事にならない><)
翌日のランチは蕎麦
鶴ヶ城近くの”かみしろや”にやって来ました
山都蕎麦が食べられるお店です
入店
店内は30席ぐらい
カウンター席に陣取ります
蕎麦茶が供されます
香ばしくて美味しい
箸袋がいい雰囲気
品書きを確認します
高遠そばがある!
高遠そばを見つけたからには高遠そばに確定です
蕎麦の一番好きな食べ方がこの食べ方
高遠蕎麦、辛味大根のおろし汁で食べる蕎麦
噎せる程に辛いおろし汁を絡めて食べる蕎麦は最高です
辛過ぎる場合は味噌(もしくは蕎麦汁)などを少量溶くと甘さが出て旨味も加わりこれがまたいい
(お店によっては辛味大根の絞り汁しか出さないところもあります)
その他の品々
お酒類
オーダーは高遠蕎麦の大盛りで
そして高遠蕎麦の大盛りが到着
おや、此処の高遠蕎麦には味噌は付かないのですね
でも蕎麦汁が付きますからこれだけでも大丈夫
辛過ぎたら蕎麦汁を加えればいいのです
これこれ、辛味大根のおろし汁
小鉢はなめこと香の物
蕎麦は断面がスクエアな極細
色白で艶やか
星はありません
上品な蕎麦です
まずは蕎麦のみで手繰ります
少量リフトアップ、そのまま唇に軽く加え一気に啜ると蕎麦の甘い香り
弱めですが啜っただけでもしっかり香ります
コシもしっかりして噛み応えも良い
唇の滑りも滑らかで喉越しも良好
次に辛味大根のおろし汁に浸けていただきます
どっぷり浸けて啜りますが噎せないように一気にすするのは控え、注意しながら
慣れたら一気に啜ります
啜り噎せるのを我慢、ツーンと辛味が鼻を抜けて
ふぅ、美味しい
でももっと辛くてもいいな
折角ですから蕎麦汁も味わいます
空いた小鉢にん少量蕎麦汁を入れて口の中へ
最初に感じるのは甘さ
やや甘めの汁です
出汁の香りもしっかりしていて濃さは普通
濃過ぎず薄過ぎず
で、この蕎麦汁の入った小鉢に蕎麦を入れて頂いてみます
この蕎麦汁だけを食べるのなら気にならなかったでしょうが、辛味大根の絞り汁も味わってしまっていますから甘さがどうしても気になってしまいますね
辛味大根の絞り汁だけで食べ進めるのもいいですが、味に幅を持たせるのも悪くありません
絞り汁い少量蕎麦汁を加えてみます
一気に食べやすくなる汁
蕎麦汁の甘さと香りが辛味をマイルドにしてくれて、さらに蕎麦汁の旨味が加わるのですから最強の汁となるのです(自分はもっと辛い絞り汁で蕎麦汁よりも味噌を入れる方が好き)
高遠蕎麦って美味いなぁ==)
薬味は葱と山葵
葱のスライスは薄く綺麗
山葵は辛味と香りがしっかりしていい感じ
食べ終えた頃に蕎麦湯が登場
ちゃんとタイミングを計って出てくるのはいいですね
蕎麦湯は白濁したタイプ
適度にドロリとしています
残った辛味大根の絞り汁に蕎麦湯を注ぎいただきます
これがまた最高なのです
やっぱ会津に来たら高遠蕎麦を食べなきゃね
かみしろや
0242-26-8648
福島県会津若松市城東町1-50
11:00~15:00 &17:30~19:00
定休日 月曜日
緊急事態宣言
やっぱり延長なのかな
6月20日まで?
これ以上の延長はお店もたまらないだろうなぁ
狸小路のおでん屋さん
お客さんがゼロの日も多いって言っていたし
”もり”も設定してほしい 福島・白河の蕎麦 新駒本店 [福島の蕎麦]
今回は在庫記事から
それはまだ平成の頃、まだ寒かった季節
福島は白河に出張でした
白河に来たら白河ラーメン
でも毎食白河ラーメンを食べていると・・・・流石に飽きます
そんな時は蕎麦
でも白河で蕎麦屋さんを探すとなかなか見つかりません
ぐぐって白河蕎麦人気ランキングから探します
その時一位だったのは新駒本店
場所をチェックするとオフィスの近くでしたので行ってみることに
入店
古民家風土間造りの店内
こあがりに陣取ります
温かな蕎麦茶を飲みながら品書きをチェック
最初に目に留まったのは十割蕎麦
蕎麦は白河産、石臼挽きの蕎麦
挽きぐるみ95%ならばガツンと香る蕎麦でしょうか
早速オーダー
でも・・・既に売り切れorz
限定20食、間にあわなかったかぁ><
仕方ありません
二八でいきましょう
二八も蕎麦は白河産の石臼挽き
初めての訪問では”もり”を頼むことにしています
でも”ざる”はありますが”もり” がありません
こういう時は大抵は”ざる”が”もり”であることが多いのです
海苔は別オーダーとかで
で、”ざる”の大盛りをオーダー
”もり”は無かったのですが、天麩羅が付くと”もり天”と、”もり”の表記になる不思議・・・
”ざる”の大盛りの到着
海苔が乗っているし^^;
”ざる”は普通に”ざる”だったのですね
蕎麦は断面がスクエアな細打ちですが、その太さはバラつきがあるようです
エッジは甘めで喉越しはちょっと抵抗が大きそうな感じ
では蕎麦のみで手繰ってみます
海苔があると海苔の香りで蕎麦の香りが解らなくなりますからね
海苔の無い部分を選び一気に啜りあげます
強くは無いですが啜った瞬間から立ち上がる香り
これは”もり”も設定して欲しいですね
喉越しは予想通り
二八ですが喉越しはそれ程良くはありません
意識して啜る感じ
噛み応えもいい感じで、だらしなく潰れることはなく適度な反力を感じさせながら潰れるタイプ
次に汁を味わいます
少量唇に含み舌先へ
やや甘さを感じますが柔らか
出汁の香りも十分で旨味の厚みもあります
濃さはそれ程では無く、蕎麦をどっぷりと浸けたくなる感じ
蕎麦を汁に浸けて味わいます
さすがに海苔を除外することはできず、海苔の付いた状態で汁の中に
そうすると海苔の風味が目立ってしまって蕎麦の香りが解り辛い
海苔を加えるとそれはそれで美味しいのですが、蕎麦の香りを楽しむには不向き
薬味は山葵と葱
山葵はちょっとぼそっとした感じで葱はあまり綺麗なスライスではないなぁ^^;
味覚が飽和すると山葵を少量舐めリフレッシュ
再び蕎麦を味わいます
最後に蕎麦湯をいただきます
茶うけならぬ蕎麦湯うけに漬物
蕎麦湯はサッパリタイプ
新駒本店
0248-23-2211
福島県白河市字老久保88-1
11:00~15:00&17:00~22:00
定休日 月曜日
仕事がひと段落
落ち着いたところで、ピロリ菌除去薬の服薬開始
一週間禁酒になりました
味噌汁の具のインパクトに蕎麦が霞む 福島白河・棚倉 馳走亭 [福島の蕎麦]
福島は白河に出張中のこと
ランチにラーメンが続いてしまっていたので久々に蕎麦にしようと考えましたが、探してみると意外とありません
ラーメン屋さんはいっぱいあるのに・・・
こちらの人は蕎麦よりラーメンなのでしょうね
蕎麦屋さんを検索して、気になったのが此処、馳走亭
不便な場所にあるので、そこで営業を続けていられるという事は期待できるのかなと
行ってみたら・・・・意外と遠い^^;
到着したら12時45分でした(ヲイ
店内はテーブル席とカウンター席
そして座敷があります
テーブル席側はモノがゴチャゴチャ置かれ落ち着き無い感じ
座敷は普通に落ち着ける空間
なので座敷に陣取ります
茶が緑茶なのはちょっと残念
やはり蕎麦屋では蕎麦茶にして欲しい
おしぼりが紙なのも、ちょっとね
品書きを確認します
初めての店ですから当然もりそば(650円)
大盛りでいただきます(250円増し)
同行者はお蕎麦と天かき丼セット(1000円)
ご飯もの類
蕎麦は北海道産、キタワセ蕎麦
まず汁と薬味類が到着
もりそばですが、二品前菜が付いてきます
同行者のセットは前菜が三品でした
蕎麦にザーサイは合わないと思う^^;
もり蕎麦(大盛り)も到着
断面はスクエアな細打ちの蕎麦
エッジもしっかりして見るからに喉越しが心地よさげ
まず蕎麦のみで手繰ります
細く唇の滑りは良く、見た目通りの喉越し
啜った時から香りが立たつ蕎麦ではありませんが噛めばしっかり香ります
噛み応えよく、コシも適度
次に汁を味わいます
少量唇に含んで舌の上へ
やや甘めの柔らかな汁
濃さは薄目でどっぷりと蕎麦を汁に浸して食べるタイプ
旨味の厚みもやや薄目のサッパリタイプ
蕎麦を汁に浸けていただきます
この細打ちの蕎麦の甘味と香りを一番引きだすには蕎麦を汁にどっぷり浸ける必要があります
少量浸けるぐらいでは汁は蕎麦の香りを引き出せません
どっぷり浸す方法に最適なバランスです
薬味は葱と山葵
山葵は瑞々しいです
が、量が多い
途中、山葵を少量舐め味覚をリフレッシュ
味蕾がリフレッシュされたら引き続き蕎麦を味わいます
同行者のセットには味噌汁が付きます
もり蕎麦には当然付かないのですが、サービスでセットの味噌汁が付きました
蕎麦に味噌汁という組み合わせは初めてでしたので驚きましたが
具を見てさらにびっくり
大蒜だよね@@;)
大っ嫌いなモヤシも入っていたのですが、ニンニクのインパクトの前ではモヤシの存在は無いも同然
恐る恐る飲んでみると・・・・普通だ
特に匂いが気になるわけでもなく、味が変でもなく
ほっこりした食感が特徴的
まぁ、味噌ラーメンに大蒜が入るくらいだから味噌汁に大蒜が入っていても不思議じゃないと言う事なのかな
・・・・いや、やっぱり不思議だ^^;
蕎麦湯も到着
ややドロリの蕎麦湯でした
蕎麦は器に盛られます
器は悪くないですが、ザルがプラスチックだったのは興ざめ
それだけで全てが安っぽく感じてしまうから
馳走亭
0247-33-5722
福島県東白川郡棚倉町大字花園字沢目155-4
[月~金]11:30~14:30&17:00~22:00
[土・日・祝]11:30~15:00&17:00~22:00
定休日 火曜日
柔らかな汁と香る蕎麦 白河の蕎麦 そば処 丸八 [福島の蕎麦]
三連休、休日出勤出張の三日目
流石に今日のランチは白河ラーメンではなくて
蕎麦^^;
オフィスから二番目に近いお蕎麦屋さんに来てみました
何故一番近い蕎麦屋さんに行かないかって?
それは・・・現地のスタッフから其処の蕎麦は平ぺったいと聞いたから
平ぺったい蕎麦は好きじゃないのです
断面がスクエア、きしめん率が1の蕎麦が好きなので
喉越しは断面がスクエアな方がいい
平ぺったいのは啜った時に唇を気持ちよく滑って行かないから
きしめん率とは蕎麦の断面の縦横比
スクエアな断面は1:1ですから きしめん率は1になるのです
(蕎麦打ちブロガーの”たー”さん提唱 最近更新されていませんが)
その二番目に近い蕎麦屋さんとは”そば処 丸八”
入口手前の品書き看板
鴨汁合い盛りが一番上にあります
自分だったら定番蕎麦と田舎蕎麦のチョイスかな
でも・・・初めての訪問ですからね
初めての訪問の時はモリと決めているのです
入店
テーブル席が6卓
茶は温かなほうじ茶
おしぼりが布なのが嬉しい
紙おしぼりだと貧乏臭くて興醒めですからね
モリと決めていますが、一応品書きを確認します
おかわりセイロがあるのは嬉しいですね
でもオーダーは大モリ^^;
モリと決めてはいるけれど・・・
カレー南蛮の口上に震えます
蕎麦屋のカレー、ご飯が欲しくなりますだってぇ
このぉ~
流石だぜ
こんな口上を添えるなんて、此処のカレー南蛮は絶対美味しい
次来たときの楽しみにしておきましょう
丼物も充実、ソースカツ丼があるのが福島らしい^^
でもカレー丼が無いのが一寸残念
そばがきコロッケなんてあるんだ
塩で食べるコロッケなのですね
蕎麦がきを揚げたものは”蕎麦がき揚げだし” ぐらいしか食べた事ないです
コロッケになるとは驚き@@;)
でもオーダーはしませんでした
最後までオーダーするか否か悩んでいましたが^^;
大モリの到着
蕎麦は断面がスクエアな細打ち
表面は艶やかで星はありません
好みな感じです
まずは蕎麦だけで手繰りましょう
数本箸にとって端を唇に咥え一気に啜ります
啜った瞬間から立ち昇る蕎麦の香り
これはなかなかいい感じ
唇を滑る蕎麦が心地いい
噛み応えも良好
噛んだ時にだらしなく潰れる事はありません
そして過度の反力も無く、ナチュラルに潰れてゆくのです
あぁ、蕎麦っていいなぁ
そんな感想が漏れます
やはりラーメンより蕎麦が好き^^;
次に汁を味わいます
少量口に含んで舌先へ送ると出汁のいい香り
柔らかな汁です
シャープな輪郭は無く円やか
後味に甘さは無くいい感じ
旨味は厚いですが汁は薄め
蕎麦をどっぷり浸けると丁度いいような濃さです
そして蕎麦を汁に浸けていただきます
最初は蕎麦の半量浸けて啜りますが、やはりちょっと物足りない
蕎麦をどっぷり浸けた方が蕎麦の甘味や香りを引き出すことができました
途中、味覚が飽和すると山葵を少量箸にとって舐めます
山葵の香りが鼻腔の奥を突き抜け味覚をリフレッシュ
再び蕎麦と汁の香りを楽しむ事ができます
薬味は山葵と葱
薄くスライスされた葱は透明感があって綺麗
葱はこうでないとね
山葵は瑞々しく香りも良好
蕎麦を食べ終えた後、おかわりセイロを頼むか迷いました
でも蕎麦を汁にどっぷり浸けていたのもあって残りの汁は少なくなってしまっていて
おかわりセイロを頼むにはちょっと少なそう
なのでおかわりセイロは諦めました
適度なタイミングで蕎麦湯が登場
最初から来ないのがいい
蕎麦湯は茹で湯
さらりとしたタイプ
まずは余った汁を割っていただきます
山葵と葱を溶かして
二杯目は蕎麦湯だけでいただきます
口の中をサッパリと
店内は禁煙
そば処 丸八 (そばどころ まるはち)
0248-23-2650
福島県白河市昭和町262-2
月木 11:00~15:00
火水土日祝 11:00~20:00
定休日 金曜日
今日のオヤツはこれ、セブンで購入
シナモンは大好き
なので”シナモン好きの私がつくる”なんて書かれたら買わずにはいられません
どれだけシナモン好きか試そうじゃないか
アイスをサンドするビスケットはジンジャー味
生姜が効いて美味しい
アイスにはシナモンとクローブが入ります
香りもよく美味しい
その香りは紅茶を呼びます
紅茶と一緒に食べるといい感じ
汁が薄すぎて… いわきの蕎麦 北乃屋 [福島の蕎麦]
茨城と福島の県境に出張の時は、いわきいずみ駅前のHOTELが定宿
ただ・・・駅前に食事系のお店が無いのが欠点ですが
それでも駅から離れれば何かしらはあるもので
ずっと気にはなっていたものの入った事は無かった蕎麦屋さんに行ってみました
何故気になっていたかと言うと、いわきいずみのHOTELを定宿にして8年間、蕎麦屋さんはここしか見つけられなかったから
店内はゆったりとしたレイアウト
奥側にはテーブル席もあります
お茶は緑茶
この地点で残念な予感
蕎麦屋ならば蕎麦茶か蕎麦湯を出して欲しいもの
それが無いのなら、せめてほうじ茶
何故なら緑茶のタンニンがお蕎麦の香りを消してしまうのです
ほうじ茶はタンニンがないですからね
初のお店ではモリを頼むのがお約束
でもモリは無く、ザルのみ
海苔なしでザルを頼みました
当然大盛りで(大盛り自粛中ですが、蕎麦や饂飩に限っては大盛り可としているのです^^;)
ざるそばは740円、値段的にちょっと期待しますが・・・でも茶が緑茶だったしーー;)う~ん
温かいもの
丼物
カツ丼以外にデミカツ丼があるのは珍しいですね
福島はソースカツ丼が多いですが、ソースではなくデミ
これはちょっと気になります
ざるそば、海苔抜きの到着
細打ちの蕎麦ですが、エッジがぼやけた印象
喉越し、噛み応え、食べずとも見ただけで解ります^^;
まずは蕎麦のみで手繰ります
啜った瞬間から香りが立つことはなく、噛んでも僅かに感じるぐらいの弱さ
噛み応えも弱く、柔らか
土地柄年配のお客さんが多く、柔らかめにしているのでしょうか
柔らか過ぎて唇の滑りに心地よさはありません
海苔抜きは失敗だったかな
海苔の香りで食べるべきだったのかも
次に汁の味を確認します
ひと口含んだ瞬間感じるのは薄さ
コク、旨味の厚みは薄く、自分には物足りない
しかも甘さがやや強く、それが気になります
汁も年配者向けな感じ
薬味は葱と山葵
葱のカットは大き目、美しいタイプではありません
蕎麦を汁に浸けて食べ進みますが、汁をどう浸けても物足りない
蕎麦の香りを引き出してこない
そしてついに・・・
どっぷり^^;
ざるそばじゃなくて、冷かけそばになってしまいました
でもこれが一番おいしく感じたのは事実
(汁の色を見ただけで解るでしょ、薄めたわけではありません)
これ、絶対かけの汁だ(個人的見解です)
蕎麦湯
普通に茹で酒でサッパリと
残った汁を割っていただきますが・・・切れた蕎麦も多かったですね
柔らかくし過ぎなような
この蕎麦で740円はちょっと高いなーー;)う~ん
北乃屋 (きたのや)
0246-56-5485
福島県いわき市泉町滝尻字下谷地60-1
10:30~20:00(L.O.19:00)
定休日 第2・4木曜日
常磐道を走っていわきいずみまで来たのですが
途中、東海PAにPIN
いつのまにか新しくなっていました
先月はまだ工事していたような
ついオヤツを購入
風邪ひいた時は糖分補給~♪
特盛という言葉に釣られました
この過激さ^^
潰し餡でおにぎりを作って、どら焼きの生地でサンドイッチ
この餡子の中身、気になるでしょ
何か入っているのか、それとも全部餡子なのか
生地はしっとり、でもやや硬め
フワフワ生地ではこの餡子は受け止められませんからね
ガブリと豪快にかぶりつきます
これが絶妙な甘さ加減
甘すぎず、物足りない事も無く
これでもうちょっとサイズが大きかったらいいのにな
(追記:大きな餡子のおにぎり、中は全部餡子でした)
蕎麦屋のファミレス 郡山の蕎麦 十割そば会 [福島の蕎麦]
さて、会津の仕事も終わって帰り道の郡山
前を通る度に気になっていた蕎麦屋、十割そば会に寄ってみました
かなり前から気にはなっていましたが入る機会が無かったのです
それに十割蕎麦とはいえリーズナブルな雰囲気
唸るような十割蕎麦にありつける感じは無いですが、CP的にどんなものが出てくるのか興味津々
入店、窓側はテーブル席で、内装もまぁ悪くない
店の中央はカウンター席
カウンター席はかなり多く、FF的な雰囲気
カウンターの上には水と蕎麦湯のポットが置かれます
お茶は緑茶、おしぼりは紙
FFな雰囲気がありますがオーダーは食券では無く、テーブルの上に品書きがあり、オーダーをちゃんと取りに来ます
という事で品書きを確認
品数が多く、かなり迷います
もりは500円
冷たい蕎麦類
温かな蕎麦類
丼類
天丼が300円、野菜天丼は280円
これは・・・近所に欲しいな、このお店^^
重ものは丼より一寸高級^^
穴子一本丼が気になりますが、これって丼って呼べるのでしょうか(笑
品書きの中で気になったのは三つ
もりと大海老天重セット
もりとばくだん丼セット
ばくだんの名が気になって^^;
でも最終的にオーダーしたのはこれ
もりと会津さくら丼セット
会津は馬肉も有名、会津の仕事の帰りなのもあってこれにしました
この店、何が気に入ったかって、この一言
大盛り無料^^
なのでオーダーは大盛りをコール^^
大もり蕎麦と会津さくら丼セットの到着
到着時に思わず一言
丼、でかっ@@;)
あのぉ~、丼がデカいんですけど・・・@@;)
セットの丼のサイズじゃないのです
丼だけで普通に一人前
それに大盛り蕎麦です
やっちまったかぁ><
蕎麦は細打ちで表面は艶やか
白っぽく星はありません
まずは蕎麦のみで手繰ります
啜った時に蕎麦の香りは皆無
値段相応な感じの蕎麦です
でも喉越しは悪くありません
噛み応えも良い感じ
適度な反力を感じます
噛み切る瞬間が気持ちいい
次に汁を確認
ちょっと甘めですが、薄くはありません
値段の割にはしっかりしています
この値段でこの内容ならOKかな
CP的にも悪くはありません
薬味は葱と山葵
値段的を考えれば仕方ないって感じの薬味
蕎麦の半分ぐらいを汁に浸け啜ります
蕎麦の香りを楽しむ蕎麦では無く喉越しを楽しむ蕎麦
一気に食べて丼に移ります
さくら丼
馬肉のそぼろと牛蒡
しっかり一人前の大きさの丼に震えながら一箸
うっ、うまい!
甘辛の馬肉のそぼろの濃厚な旨味に牛蒡の香りがよくあいます
正直言って期待していなかったのですが、嬉しく裏切られて思わずニッコリ
やはりこの店、ウチの近所に欲しい
蕎麦屋としてじゃなく丼屋としてだけれど(笑
ご飯が進む進む
いくらでもいけそうな感じ^^
ただ、残念だったのは温泉卵
黄身が・・・--;)硬い
これが黄身トロリだったら最高だったのに
一瞬、やらかしたかと心配しましたが
あっさり完食^^;
十割そば会 郡山本店
024-983-9517
福島県郡山市咲田一丁目23
11:00~21:00
出張に行ったらお土産を忘れてはいけません
会津の仕事の時は郡山で薄皮まんじゅうを買うのがお約束
郡山駅の中で買うのですが、薄皮饅頭の手作り体験ができます
この時、お二人のご婦人が体験中
ちゃんと柏屋の法被を着て作っていました
上の娘はコシ餡派、そして下の娘は粒餡派
なので何時も両方購入
包装紙が付いている時はコシなのか粒なのか一目で判別できますが
包装紙を外すと区別がつきません
蓋をあけても判別困難
(実際は饅頭の包みに凄く小さく”つぶ””こし”って記載がありますが
小さく、まともには見えませんーー;)
で、何時も下の娘が目印を描きます
でもそのツブあん饅頭、饅頭と言うより豆大福な気が^^;
紫陽花の季節
鎌倉が一番混雑する頃
特に紫陽花の名所の混み方は凄く
殺人的な混み方
土日の混み方は異常にしても
平日なら少しはマシだろう
そう考えて休みを取得して行ってきました
でも・・・・甘かったです
紫陽花が見頃な今は平日でも殺人的な混雑
土日と全く変わりません
ただ客層が違うだけ^^;
復興の蕎麦 いわき 蕎麦の駅 楢葉九面 [福島の蕎麦]
焼きそばがき”ねっぽこ”と磐梯山の湧き水で打つ蕎麦 磐梯更科そば そばさだ [福島の蕎麦]
この汁はどうなんだろう? 手打そば処 おおほり [福島の蕎麦]
赤い川の秘密 |
猪苗代湖へ流入する河川は河川法の定義に従えば7本あります。その他の水路なども含め猪苗代湖へ流入する水量は年間約10億m3です。その中の一つに赤い色をした川があります。裏磐梯の秋元湖を水源とする長瀬川で、湖への流入水量が最も多く流入量全体の3分の2を占めています。この長瀬川こそが猪苗代湖を酸性にしているのです。ところが水源となっている秋元湖はそれほど高い酸性を示しているわけではありません。実は長瀬川を酸性にしているのは、強い酸性を持った酸(す)川が途中で支流となって流れ込んでいるからです。 長瀬川の河口付近のpHは3.7程度とかなりの酸性です。そして上流へ向かう酸川との合流地点のpHは約3.2程度となります。ところが合流点から上流の長瀬川本流のpHは一挙に7近くにまで上昇します。逆に酸川のpHはさらに下がっていき、上流部ではpH1.6程度にまで下がります(平成18年11月、猪苗代湖の自然を守る会調査より)。 酸川の源流は安達太良山(あだたらやま)です。ここでは昔から硫黄が産出していました。大正時代から昭和43年に閉山するまで本格的な鉱山開発が行われました。鉱山跡からは今も湧水が酸川へ流れ込んでいます。この水が酸川を酸性にしているのです。酸川には鉄やアルミニウムが溶け込んでいますが、長瀬川と合流することによって水のpHが高まり、溶け込んでいた鉄分が沈降して川底などに付着します。水そのものは無色透明ですが、沈降した鉄分によって酸川との合流地点から下流の長瀬川の川底が赤く染まるのです。 |
香り高い蕎麦 会津の蕎麦 手打ちそば うどん 徳一 [福島の蕎麦]
会津若松での仕事、終わったはずだったが追加でもう一件。サクッと終わらせるはずが・・・・何故か終わらない。宿もなかなか取れずキャンセル待ちを狙いながらの綱渡りの宿泊が続く。いま福島県内でレンタカーとホテル(ビジネス系)を確保するのは至難の業だ。
ある晴れた朝・・・・
田に映る磐梯山が綺麗だった。朝は蛙の合唱も賑やか。
ちょっと早めに引けた日、新しい蕎麦屋開拓で迷い込んだ地域。夕方なのに空がまだ青い。
眩しすぎる程の新緑。なかなか気になる蕎麦屋の看板を見つけたが、本体は不明のまま。もうちょっと調査して再度トライしてみよう。
気になっていた甘味屋さん、きんつばと書いてある。何故か看板は宝くじ。
きんつば屋さん、大黒様像、宝くじ売り場の順に並んでいる。ちょっと買ってみよう。きんつばは一個50円だそうだ。
大当たり開運きんつば だそうだ。
想像していた”きんつば” とは違った。大黒様の顔、笑っているけど苦笑いのように見えるのは気のせいかな。
小判型大判焼きという感じ。 そもそもきんつばっていうのは・・・・まぁいいか。
餡は塩気がやや強めでさっぱりと食べられる味。小判をイメージしてか比較的厚みが無い、やはり大判焼きはぷっくりと太めちゃんが美味しい。小判型に拘るなら、いっそ包み(10両くらい?の包み。よく時代劇で越後屋さんが代官様にわたしている山吹色の菓子)をイメージして厚く焼いた方が良いと思う。その方が餡子もたっぷりで絶対においしい。
ついでにお金持ちになれるかも券も買っておこう。
*****************************
なかなか仕事が片付かず、昼に蕎麦を食べに行けない日が続いた。いい加減蕎麦を手繰りたい。仕方なく夕飯を蕎麦にすることに。夕飯を蕎麦にするのが嫌いなわけではない。写真が撮れないから。店の照明だけだと自分の使っている安いコンパクトデジカメだとWBが下手で色が悪いのだ。しかもストロボは白飛びするから使えない。
今日は徳一に行ってみよう。ここに来るのは久々だ。
徳一に到着。比較的広い店で駐車場も広い。
禁煙だ!これは嬉しい。前は禁煙ではなかった気がする。それで足が遠のいていた・・・
会津の蕎麦も美味しくて好きな蕎麦
店内。夕方の時間は店の半分しか使っていないようだ。
もり700円前後の微妙な価格帯。 この価格の店はあたりはずれが大きいから。
この店では何故かデフォで高遠を頼んでしまう。 大盛りの高遠(800円+大盛り250円)を頼んだ。
蕎麦の口上
汁にも拘りが。
温かな蕎麦茶。濃い目で美味しい。
高遠蕎麦。左は辛味大根の絞り汁。これに蕎麦を浸けて食べる。横の蕎麦汁を少量入れると味が円やかになる。薬味は好みで。
蕎麦のみで啜ってみる。蕎麦の香りが口に中に飛び込んでくる。咀嚼して甘味を堪能する。 蕎麦の噛み応えも気持ちいい、ぷつっとした弾力が顎に伝わって来る。しっかりした蕎麦だ。
薬味の辛味大根の辛さは強烈。でも高遠には要らないのでは?汁が辛味大根の絞り汁なんだし。山葵も辛さが鮮烈。香りより辛味が一気に押し寄せる。瑞々しさはあるが辛い。 もろみみそは味がかなり変わってしまうと説明があった。最初から使わない方が無難だろう。
高遠の汁。最初はこの汁のみに浸して食べよう。
汁に浸して鮮烈な辛味大根の辛さと蕎麦の香りを楽しむ。不思議なことに辛味大根の辛さは蕎麦の香り、甘味を邪魔しない。
蕎麦汁を少量加えて啜る。蕎麦汁を入れ、味が円やかに変化した。ダシの旨味や塩気も加わり蕎麦の甘さを引き立ててくれる。
蕎麦湯は頃あいの濃さ。
薬味の辛味大根を蕎麦湯に溶いて蕎麦汁を少量加えて飲む。・・・これが美味い!蕎麦の香りとダシの旨味、そして大根のさっぱり感が調和している。また飲んだ後体が温まってくるのが判る。
蕎麦湯を飲みながら何気に見ると・・・蕎麦の豆知識?
知らなかった。南蛮って葱の事だったのか。てっきり肉を示しているのかと思っていた。
食事の後はデザートだね。蕎麦団子入りのおしるこ。550円
さっそく追加注文。時間がかかっている。蕎麦団子を作るのに時間がかかるのだろう。これは期待が持てるぞ。
・・・・福神漬け?何故?塩こぶが良いな。
蕎麦の実を炒ったものが上に散らしてある。この蕎麦の実が香ばしくて美味しい。餡の甘さも甘すぎず、小豆の味を感じる事が出来る。
蕎麦団子が4個入っている。この団子の食感はつるっとした食感で蕎麦の香りが残る感じに仕上がっていた。自分で作る時は何時もそばがきを入れていたけど、蕎麦団子にしてみるのも良さそうだ。
福島県会津若松市東千石1-5-17
℡0242-28-5681
11:30~15:00 & 17:00~20:30
定休日 月曜日
荒挽きの激しさ 会津の蕎麦 蕎八かやの [福島の蕎麦]
福島は会津への出張。何時もは新幹線で郡山に行き、そこからレンタカーを使うのだが、今回はレンタカーに空きが無かった。仕方ない、横浜から車で行こう。
会津の蕎麦も久々に味わえるから長距離運転も苦にならない。朝6時半に出発
残念ながら雲の多い朝だ。
完成?いや、未だだね。クレーンが上に乗っかっているから。
東北道から磐越道に入り11時半に会津に到着。
さて、どこの蕎麦屋にしようか。今回は前々から気になっていた店を試してみよう。千石通りから鶴ヶ城へ向かう道沿いにあり、何時も前を通っていて若草色の暖簾が気になっていたのだ。
店内は椅子席のみ。六人掛けテーブルが一つと普通の四人掛けが三つだ。 店内はFMラジオが流れている。USポップの後はニュースが流れていた。その次は天候情報と思ったら・・・・放射線情報だった。福島県内各地の放射線量を案内していた。
XX市役所駐車場付近は○○マイクロシーベルト、△△駅前広場付近は・・・・・
通過してきた郡山、他と比べて一桁多い・・・その周囲は0.xxのレベルだが郡山はx.xxのオーダーになっている。風向きの関係なのかな。
蕎麦茶を啜りながら品書きを確認しよう。テーブルの上にはポットが置かれ、蕎麦茶のおかわりはセルフで。
最初のページには石臼荒挽き蕎麦。粗挽きではないのか?いや、荒挽きと書いてある。字からのイメージでは粗いと荒いは違うが。粗いは細かいの反対語、荒いの反対語は優しいだ。粗いは粒の細かさを表現するのに対し、荒いは物事の程度が激しい様を表す。あえて荒いなのか、激しい蕎麦と見た。
おぉ、高遠もある。だが初めての店では“セイロ”に拘りたい。荒挽きざる蕎麦を大盛りで頼んだ。850円+大盛り300円だ。
無論、荒くない蕎麦もある。”こちらは更科の蕎麦です”との説明書きもあった。二色盛りがあると嬉しかったな。
何故か伊勢うどんも。
日本酒も充実。
会津の蕎麦屋さんで餅を出す店は多い。よく餅を食べる地域なのだろうか。
蕎麦が運ばれてきた。
これは・・・・確かに荒々しい。かなりの粗挽きで表面に荒々しさで溢れている。蕎麦のみで手繰ってみる。荒々しい表面が唇を引っ掻くように口の中に飛び込む。粗挽きの類で啜ると同時に香りが立つ蕎麦は知らない。この蕎麦も香りが立つ感じはしない。
咀嚼しても最初は香りが無い。良く噛み顎を使うと・・・最初はジワジワと、そして一気に香りが立ってきて甘味が広がってくる。粗挽きは噛んで食べる蕎麦だと実感。
薬味は辛味大根に山葵、そして葱。盛り方も綺麗だ。薬味を使うとすれば、粗挽きには辛味大根があいそう。
汁を口に含んでみる。甘みが残らず、すっきりとしている。だが、辛口ではなくシャープさは無い。形はあるがくっきりしていなく、柔らかで優しい形をしている。ダシの香りも出すぎず蕎麦の邪魔はしないだろう。蕎麦の甘味を引き出す重さは感じる。
蕎麦を汁に浸けて啜る。口の中でダシの香りが蕎麦に変わってゆく様を楽しむ。咀嚼ごとに蕎麦の香りと甘みで口が一杯に。
啜ったその時は汁のダシの香り、そして舌の上にはダシの旨味が広がる。咀嚼すればダシの香りと旨味が袖に引きつつ奥から蕎麦の甘味が登場。
でも・・・・何か違う。何か嬉しくなれない。それは・・・食感に満足できない。食感に厚みが無く薄ぺらい感じがする。噛み応えに違和感がある。
噛んだ瞬間にプツッとした弾力が無いのだ。薄っぺらい噛み応え、・・・何故だ?
これか・・・・蕎麦の実の殻、これが大きすぎるのが混ざっているからか。殻だから目立っているが、当然ながら実のほうも一緒だろう。粒にバラツキがあるとは、石臼のセッティングが出ていないのかも。そして篩の目が粗い・・・・・(粒が均一に細かくなっていない粉に目の細かい篩かけたら歩留まりが悪くなる)
成程、荒挽きだ。粗挽きではなく荒挽き。
その荒い粉で打ては当然の結果か・・・蕎麦が切れ切れ><、これでは気持ちよく啜れない。これは悲しい。
蕎麦湯。どろっとした湯は嬉しいが。ぬるかった。器にいれて普通に飲んで行けたのだ。猫舌のさる1号にもかかわらず・・・・
寒い季節ならクレームものかも。今の季節だとぬるめが嬉しいけど。!!!ひょっとして狙ってぬるいのか?だとすればこの店侮れない。
ぬるめでゆっくりと舌の上に転がせる蕎麦湯を味わいながら考えた。荒挽きは疑問だが更科はどうだろう。汁は旨い、蕎麦湯が狙ってのものだったら更科は期待できるかも。
普通に万人受けする更科系の喉越しの良い蕎麦と主の趣味に走った蕎麦、この二本立てで勝負する蕎麦屋なのか。だとしてもご主人、この荒々しい蕎麦は趣味に走りすぎなのでは。
蕎八かやの
福島県会津若松市追手町5-34
電話0242-27-0825
11:30~
定休日:不定休
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(一杯目)しろたま さる1号の蕎麦と甘味の探求記録の福島の蕎麦の記事は→ここ
平成23年4月1日以前の記事は(一杯目)となります。
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