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ふんわりな鰻だけれどタレが甘め 静岡・吉田町 うな平 [鰻(鳗鱼 eel)]

さて、静岡は島田に出張の3日目 
流石に疲れてきましたから鰻でパワーを付けることにします
そういえば吉田町は鰻の養殖池がありますね
吉田町にある鰻の漁業組合では年間400tの池上げがあるそう 


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初日のカレー屋さんに行く時に看板を見落とし行き過ぎてしまい、その時に見つけた鰻屋さん、うな平に行ってみました  


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店内はテーブル席が4卓、こあがりに座卓が4卓、そして個室が2室で合計68席あります  


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座卓に陣取ります
しっかり濃い緑茶と布おしぼりが嬉しい
花粉でやられた目に布おしぼりを押し当てます
くぅ〜
痒いを通り越して痛いぐらいの痒み
布おしぼりを押し当てると気持ちいい 


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品書きを確認します 


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フルーツなどは要らない
それに下手に二段重を頼むと長焼き定食だったりしますからね、ここは注意が必要
なので”うな重 松”をオーダーしました 


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鰻屋らしく、それなりの時間を待って鰻重の着重  


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ご対面〜♪  


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小鉢には冷奴
シラスが嬉しい(好きなんです)  


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香の物
やはり奈良漬がありません
奈良漬を出してくれる鰻屋さんって少なくなりましたねぇ  


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鰻は関東風
ふっくら蒸されてタレの色も薄めです
焦げはほぼなく、上品な仕上げ

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焦げやすい皮面も焦げは少なめ


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ではいただきましょう
鰻を箸で千切り口の中へ
ふんわりした食感を感じた後鰻の旨味が広がります
表面にパリッと感は無く、ベタッとした感じが気になりました
ガス焼きなのでしょうか
火力が弱いのかもしれませんね
脂は十分に落とされ変なぬるっとした感じはありません
ふんわりといい感じ
タレは蒸した鰻に相応しく薄めで鰻の味がよくわかるタイプ
ただちょっと甘めでした
脂をしっかり落とした鰻は辛口のタレで食べたい
地焼きの脂が多めの鰻には脂に負けないようタレの味を濃く甘めにする必要があると思うのですが、蒸した鰻には薄味で辛口のタレの方が合うと思います 


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ご飯のタレの染み具合
タレの色は薄めでいいのですが甘さが気になってしまいます
ご飯の炊き加減はちょうどいい感じ 


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半身はそのままで
残り半身は山椒をぱらりと
鰻に山椒、なぜこうも合うのでしょう
鰻だけじゃ無くタレご飯にも山椒をたっぷりかけていただきます  


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ご飯の量はこんな感じ
まぁ、丁度いいかな  


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最後に肝吸いをいただいてフィニッシュ  


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うな平
0548-32-3040
静岡県榛原郡吉田町住吉1386-1
[火~日]11:00~15:00 17:00~20:00

[木曜日]11:00~15:00 
定休日 月曜日


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親知らずが痛み出した下の娘

歯科に行ってきたら3本抜かなきゃいけないとか

でも此処では抜けないと大きな病院を紹介してもらいました

で、今日その病院に行ったら

いきなり左の上下の二本抜かれたそう

ほっぺたが牧場ミルク状態
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こんな感じに^^;


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短過ぎて蕎麦の香りが感じられず 静岡・吉田町 手打ちそば 田吉庵 [静岡の蕎麦]

引き続き、静岡は島田に出張
この日は蕎麦の気分でしたので近くの蕎麦屋さんを幾つかピックアップ
その中で選んだのは吉田ICの近くにある”手打ちそば 田吉庵”


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かなり地味な外観 
蕎麦屋な雰囲気はありません 


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店内はカウンター席とこあがり席のみで全部で42席 
カウンター席の端に陣取りました 


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まずは温かなお茶が供されますが、出てきたのは緑茶
ちょっと残念
蕎麦茶を出して欲しいな
蕎麦屋なんだから 


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品書きを確認します
初めての訪問ですからオーダーはセイロと決めてはいますが、それとこれは別
品書きを確認しないと落ち着きません
品書きを手に取り、見ると十割蕎麦であるが故の注意書きがありました
これは楽しみです^^ 


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蕎麦に


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セットもの  


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当然饂飩もあります 


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そしてセイロの大盛りが到着  
蕎麦は断面がスクエアな細打ち
エッジはまぁしっかりしていますが、蕎麦の幅は結構差があります
やや透明感があり硬めの印象
星は細かいのが入っていています
蕎麦はちょっと短めでした


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まずは蕎麦のみで手繰ります
十割ですので唇の滑りはそれほど良くは無いだろうと力を入れて啜ったら一気に喉に飛び込み噎せました
長さが無いので力を入れて啜るとあっという間に滑り終えてしまい喉に飛びこんでしまうのです
短いので香りは立ちません
十割にしては大人しい風味ですが、噛めばしっかり蕎麦の香りは立ち登ります 


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次に汁を味わいます 
やや薄めで甘めですが旨味の厚みは十分
後味はちょっと重い感じ
スッキリした感じはなくぼてっとした雰囲気 


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蕎麦を汁に浸けていただきます
やや薄めですからどっぷり浸けても大丈夫
むしろどっぷり浸けた方が蕎麦の旨味を感じます  


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薬味は葱と大根おろし
葱は見事に薄いスライス
大恩おろしは普通の大根でした
辛味大根だと良かったのですが  


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大根おろしで味覚をリフレッシュしつつ食べ進めます
蕎麦が短いのはちょっといけません
蕎麦は長い方が食べていて楽しい  


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蕎麦湯は比較的早い段階で到着  


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しっかり白濁した、ややドロリな湯  


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一杯目は残った汁を割っていただきます  


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二杯目は蕎麦湯のみで 

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手打ちそば 田吉庵
0548-32-6800
静岡県榛原郡吉田町神戸1523-9
11:30~14:00 & 
17:30~19:00 
定休日 水曜日夜&木曜日

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仕事が終わらないからこれからやるから

日曜日の夕方、奥さんはそう宣言

風呂敷残業かぁ、ブラックだねぇ

まぁどうせ給食当番は自分だし^^;

で、自分が作っている間奥さんはダイニングテーブルに仕事書類を広げて・・・

食後、再び格闘

でも何だか変な音が聞こえます

そーっと覗きこむと

書類の上でスマホゲームに夢中

オマイ、そりゃ仕事は終わらないぜ

で、今はダイニングテーブルでしっかり寝落ち

だめだこりゃ


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ドライカレーにカレーでWカレーの辛さ 静岡・吉田町 カレーショップ きしばた [カレー(Curry)]

この日は静岡は島田に出張


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ランチは客先近くのカレーショップ、”きしばた”に行ってみました 
国道沿いにありますが目だない店構え

看板も小さく見落としてしまいます
UターンしてなんとかIN  


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まずは券売機で食券を購入します
左上の法則だとドライカツカレー、ここはセオリーに従って左上の法則を適応させましょう
黄色いご飯のカレーってのがいいね


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ドライカツカレーにタッチするとご飯の量が選べます
ここは大人しく普通盛りに
トッピングで茹で卵を追加しました  


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店内はカウンター席のみ
入り口側と  


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奥側  


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卓上には赤い福神漬け(赤いっていうのが重要)と落橋が鎮座
ソースと醤油も並びます
おしぼりが布なのが嬉しい
でも流石にカウンター席ではオヤジ拭きはできません^^; 
食券を渡すと辛さを訊かれます
辛口、中辛、甘口とあり、インドカレー屋さんではないからさして辛くはないだろうと辛口を頼みました


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黄色いご飯のカレーはサフランライスではなくカレー炒飯 
豪快に炒められています 


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出来上がるまで手持ちぶたさ
卓上に置いてあるものをいろいろチェック
辛さの表がありましたが・・・・黄色いご飯ってご飯が辛いんだ@@;)
それに辛口カレーだと結構辛くなりそう 


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カツの盛り方も指定ができるようです
標準はカツにルーは全がけ
サクサクなカツを楽しみたい場合はカツサクもり(またはどてもり)と指定すればいいそう 
でも自分の好みは半がけなんだけれどなぁ
その設定がないのは残念


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ドラカツカレー、茹で卵トッピングの着皿
カレー粉で炒めたご飯全体にカレーがかけられています
当然カツにもカレーが 


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カレーの粘度はなかなかいい感じ
シャビシャビではなくドロリでもなく、ちょうど好みレベル  


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カツの厚みはカレーの染みた衣を楽しむにちょうどいい感じの薄さ  


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では、いっただきま〜す
パクリと一口
途端

ゴォ~(г ̄◇)<炎炎炎炎炎炎炎炎 


かっ、辛い〜><
カレー炒飯(ドライカレー)が結構辛い
それに辛口ルーだから辛さは二乗
一口一口、食べるごとに汗が吹き出ます
辛くて逃げ場が欲しいですが、白飯じゃないから逃げ場がない
この黄色いご飯に助けを求めてもご飯とは名ばかりで実はカレーの仲間
助けてはくれません
だっ、誰か助けて・・・・・
ふと見るとそこには福神漬けが
福神漬け大隊に応援を求め、山盛りで皿の上に来てもらいます
しかし、福神漬けの甘さでも追いつかない、辛い
カツもいただきます
カレーが染みたカツは凄く美味しい
最初にカレーにカツを乗っけた人って表彰ものだね
こんなにも美味しい食べ方を見つけたのだから
カツカレーを食べる時、まずはそのまま食べます
半分ほどそのまま食べたらカツにソースをかけるのが自分のいつもの食べ方
カレーが染みたカツにソースが絡まると一層おいしくなるんだよね
で、かけたら・・・・・


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あっ、カレーが甘くなった@@)
一気に辛いカレーが食べ易くなりました 
このソースの甘さがいいな

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カレーショップ きしばた
0548-32-0011
静岡県榛原郡吉田町住吉701-5
11:00~15:00 
 
 

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今朝、奥さんは朝からポテサラを作っていました

(朝ごはんは弁当作りの都合もあって奥さんが担当)

で、朝ごはんのおかずにもポテサラが登場

奥さんの作るポテサラ、初めて見たかも

胡瓜や人参が結構大きなサイズで入っています

ポテトも潰しきれていないし

豪快で奥さんらしいな

ポテサラ、好きなんだよね

食べてみると

ポリポリバリバリポリポリバリバリ

オイ、この人参って生じゃね?

大きめの胡瓜を入れてポリポリ食感を楽しむポテサラも好きだけれど

バリバリ食感の生の人参は・・・・美味しくない

潰しきれていないジャガイモも芯が残ってるのがあるし

余った千切りキャベツも混ざってて食感が悪い

そもそもマヨも少なすぎ

下の娘がポツリと

何年主婦やってるんだろう?^^;

ちょっと前に「ポテサラぐらい自分で作れ」と言ったとかで有名になったオジさんがいたけれど

そのオジさんに奥さんのポテサラ食べさせたら

きっと「ポテサラ、お店で買ってもいいかな」って言うと思う


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ピンクハウスな蕎麦屋さん 厚木・厚木町 手打ちそば わしず [神奈川の蕎麦]

この日は厚木で仕事
蕎麦を手繰りたくなって蕎麦屋を探すと手頃な場所に一軒発見
行ってみます 


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マンションとマンションの間にピンクの建物、ピンクハウス?(←違
ピンクの蕎麦屋さんとは・・・
ちょっと周りから浮いている雰囲気
ピンクハウスで目立っていいかも(いっそのことどこぞのハウスみたくストライプも欲しいな^^;)  


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でも内部は結構シックにまとめています  


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まずはお茶が供されますが、何故か水も置かれました
お好きな方をお飲みくださいってことかな
お茶は焙じ茶  


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初めての訪問ですから”せいろ”と決めていますが品書きを確認します 
さらしなや変わり蕎麦もあるのがいいね 


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温かい蕎麦で、ぶっかけがあるのは面白い  


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蕎麦前したいですが仕事中ですからできません^^;
オーダーはセイロ、大盛りで頼みました  


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まず薬味と汁が置かれます
薬味は葱と山葵、それに大根おろし
大根は普通の大根でした
山葵は香りも良く瑞々しさも良好 


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セイロ、大盛りの到着
しっかり山になっているのがいいね  


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蕎麦は極細
表面に星は無く、艶やかで透明感があります
この蕎麦を見て、さらしなを頼みたくなりました

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まず蕎麦のみで手繰ります
一気に啜るのですが意外と唇の滑りは良くなく、ちょっと大きめの抵抗感
細過ぎるのです
細過ぎて蕎麦を啜った時に勢いが付きません
なので啜る速度が遅くなってしまう
実は自分は極細の蕎麦は苦手
極細の蕎麦は水っぽく思えてしまいます
表面積が増える分水切りが不利になるのは否めず、実際に水っぽい
そして香りも強く感じられないのです
細く打つのは大変で腕の見せ所とは思うのですが、やはり適切な太さってのがあるのではないかと
さらしなは極細でもいいですが(香りは強くないので)、普通の蕎麦は啜って香りがしっかり感じられる太さがいい
でも極細で喉越しは良かったです
それに細いながらしっかりコシがありました 


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次に汁を味わいます
まずは汁のみで一口
柔らかで円やかな汁、色に例えるとクリアではなく乳白色のイメージ
後味にスッキリ感は無いですが優しい味
出汁はしっかり感じます
濃さは適度、この蕎麦といいバランス
でもさらしなにはもっと辛口がいいな 


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次に蕎麦を汁に浸けていただきます
極細ですから汁がよく絡みますが汁自体は濃くはないので多めに浸けても大丈夫
汁に蕎麦の三分の二ぐらい浸すのが一番蕎麦の香りと甘さを引き出しました
どっぷり浸けてもいいのですが、それだとちょっとだけ汁が勝るかなって感じ  
蕎麦の量と汁の量のバランスが丁度よく、蕎麦を食べきったところで汁が無くなりました
それだけ汁が絡んでいたということですね


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適切なタイミングで蕎麦湯が到着  


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軽く白濁したさらりとした湯  


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今回は汁が残らなかったので蕎麦湯だけで   


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手打ちそば わしず
046-295-8853
神奈川県厚木市厚木町1-16
11:30~15:00 & 
17:00~20:00
定休日 火曜日

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桜、だいぶ咲いてきましたねぇ

近所のソメイヨシノはまだ三分ぐらいだけれど

早咲きのは結構花を付けています

今日は久々にオフィスに出社

気持ちのいい青空に誘われてランチはお弁当を購入

早咲きの桜の木の下でお弁当を食べました

で、午後は目の痒さで仕事にならず。。。。

花粉、凄かったね


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素朴で地味だけれど間違いはない アルザス風アップルタルト [スイーツを作ろう(making sweets)]

無性に林檎のケーキが食べたくなりました
でも毎回アップルパイじゃつまらない
そんな事で今回はタルトで


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アップルタルトは以前、ポンポート林檎を乗せたタイプを作りました
今回はタルトと一緒に生林檎を焼くタイプでゆきましょう
アパレイユを流し込んでふんわりと 


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アルザス風アップルタルトです  

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まずはパート・シュクレを焼きましょう
前回、粉の25%をアーモンドパウダーにして作ったのですが、それがめっちゃいい感じ

すっかり気に入ってしまって標準仕様に組み込みです 


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そんな訳で用意した材料は、粉糖が80g、薄力粉(バイオレット)が150g、アーモンドパウダーが50g、室温に置いて十分柔らかくなった無塩バターを100g、卵黄を1個、それにバニラオイルを適量  


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まず薄力粉とアーモンドパウダーを合わせ、三度ほど篩っておきます   


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柔らかくなった無塩バター100gをボールに入れ、ホイッパーで軽く混ぜた後粉糖80gを篩い入れて    


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ホイッパーでよく混ぜます
 

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白くもったりするまで  
 

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卵黄1個も加え、よく混ぜたら  


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バニラオイルを好きなだけ加えて混ぜて  


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そこに篩っておいた薄力粉150g+アーモンドパウダー50gを篩い入れてたら  


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ヘラの縦方向を使って一直線に
薄力粉とバターをよく馴染ませまたらボールを90度回転
またヘラで一直線に・・・を繰り返します 
 

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生地がボロボロな感じになったらOK  


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今度はヘラの横方向を使って生地を押し付け、反して、また押し付けて  


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それを10回~15回ぐらい繰り返したら  


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まとめて  


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生地をラップに包んで冷蔵庫で2時間休ませます  


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同時にタルト型(24cm)にバター(分量外)を塗り  
薄力粉(分量外)を茶漉しで篩ったら 型をラップをして冷蔵庫へ
  

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2時間後
作業台に打ち粉を打ち、冷蔵庫から取り出した生地を伸して
  

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適度な大きさに広げたら  


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麺棒に巻きつけて   


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冷蔵庫で冷やしておいた型へ・・・って、いつも破れるんだよね^^; 
今回はまた盛大に破れたなぁ  


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破れた所を補修して^^;
(余った生地はクッキーに)  


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ピケを打ったら  


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ラップをかけて冷蔵庫で1時間寝かせます  


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1時間後、オーブンを180℃に余熱開始
次にアパレイユを作ります
用意したのは卵を二個、室温に置いて柔らかくしたサワークリームを150g、グラニュー糖を100g、生クリームを100cc、バニラエッセンスを適量、そしてラム酒を好きなだけ(30g)


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ボールに卵二個を入れ、グラニュー糖100gを投入しよく混ぜます
グラニュー糖が溶けたら生クリーム100ccとラム酒30gを加え混ぜて  


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柔らかくなったサワークリームに  


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加え混ぜます  


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バニラエッセンスも加え混ぜたら  


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濾します  


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さぁて、フィリングの林檎
用意したのは冷蔵庫の野菜個の中で満杯の野菜に埋もれて忘れかけられていたふじが1個に、そして青森産紅玉が3個  


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適当にカットしてタルト生地の上にぎっちりと並べます  


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そこにアパレイユを流し入れて  


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丁度ぴったり〜♪  


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180℃に余熱したオーブンで55分焼きました 
焼きあがったら型のまま放置冷却 


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冷えたら型から外し、溶けない粉糖を茶漉しで濾しながら一面に軽く雪を降らせたら完成 
でも生クリームの残りが100cc、ものはついでと 


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残っていた乳脂肪35%の生クリーム100ccにグラニュー糖10gを加えて泡だて
クレームシャンティイを作ります  


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丸口金を付けた絞り袋に入れて外周に一周クリームのドット 


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それでも余ったので二階建て
やんなきゃよかったかも  ^^;


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林檎のケーキに合わせるのはやっぱり紅茶
今回はダージリンで  


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凄く爽やかな風味
軽さもあっていくらでも食べられそう  


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素朴も素朴、派手さはなく地味
シンプル故に林檎の美味しさをしっかり感じられます
実はお気に入りのレシピ
オススメです

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雨の翌日の花粉の凄さ

今日も目が悲惨なことに

目薬さしまくっても痒い〜><


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大雨の日の落語会 横浜西口・狸小路 はな家寄席 [日常のなかで(Diary)]

13日の土曜日、この日は午後から大雨
春雷も派手に鳴り響いています
そんななか向かった先は横浜西口にある昭和が香る狸小路


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新しい駅ビルができてからアクセスは一段と楽になりました
JR横浜タワーの出口の真前が狸小路
狸小路の小径に屋根があったら大雨でも傘はいらないんじゃないかな 

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今日は狸小路のおでん屋さん、はな家で第19回はな家寄席が開催されるのです
今回は瀧川鯉丸さんと金原亭小駒さんの二人会
木戸銭は2500円、飲みホの懇親会も2500円


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13時半開場で13時半に行きましたが、人気の壁際席は残り一席
なんとかGET
居酒屋の2階席を使っての寄席ですから椅子に背凭れが無いのです
疲れるから凭れたい
で、壁際が人気に 
14時、定刻通り開演
雨音がめっちゃ大きく噺家さんの声も負けじと大きくなります


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<今明竹> 瀧川鯉丸さん

ある日、松公が店番をしていると、不意に雨が降ってきて一人の男が雨宿りに寄ってくる
男に「軒を貸してくれ」と言われ、「屋根の軒を持って行かれる!」と勘違いした松公、慌てて代わりに傘を貸してやった
そのことを聞いた叔父さん、松公の勘違いとは思わず、親切と思って褒めるが、松公が貸したのが自分が買ったばかりの高級な蛇の目傘だと知ってあ然
その上、相手の男が何処の誰かも分からない通りすがりと知ってあきれかえる
「そういう時は、傘はみんな使い尽くして、バラバラになって使い物にならないから、焚き付けにするので物置へ放り込んであると断るんだ」
叔父さんがお説教して奥へ引っ込むと、今度は向かいの家の人が「鼠が暴れて困るのでお宅の猫をお借りしたい」と言ってきた
松公、「猫はバラバラなって使い物になりませんから焚き付けに・・・」
後からそれを知った叔父さん、頭を抱えて叱る
「猫なら『さかりがついてとんと家に帰らなかったが、久しぶりに戻ったと思ったら、腹をくだして、そそうがあってはならないから、マタタビを嘗めさして寝かしてある』と言うんだ」
次にやってきたのは出入りのお店である大和屋の番頭さんで、「旦那様(叔父さん)に鑑定(骨董品の目利き)を依頼しに来た」と言う
松公、「家にも旦那が一匹いましたが、さかりがついてとんと家に帰りませんで・・・」
後からこれを聞いた叔父さん、びっくり仰天して大和屋にすっ飛んでいく
そこへまた一人の男がやってきた
上方者らしいが、開口一番、

「わて、中橋の加賀屋佐吉方から参じました。先度、仲買の弥市の取次ぎました道具七品のうち、祐乗、光乗、宗乗三作の三所物。並びに備前長船の則光、 四分一ごしらえ横谷宗岷小柄付きの脇差、柄前はな、旦那はんが古鉄刀木と言やはっとりましたが、やっぱりありゃ埋もれ木じゃそうにな、木ぃが違うておりまっさかいなあ、念のため、ちょっとお断り申します 次は、のんこの茶碗 黄檗山金明竹、ずんどうの花活け 古池や蛙飛び込む水の音と申します、あれは、風羅坊正筆の掛け物で 沢庵、木庵、隠元禅師はりまぜの小屏風、あの屏風はなあ、もし、わての旦那の檀那寺が、兵庫におましてな、この兵庫の坊主の好みまする屏風じゃによって、かようお伝え願います」(この部分はメッチャ早口で所々しか聴き取れません 演者としては聴き取らせるようなレベルだとダメだそうで、なおかつある一言は解るようにしないといけないとか)

と、ここまで一息に用事の口上を述べ立てた
松公は意味が分からず呆気にとられていたが、面白がって「もういっぺん言っておくれ」と頼む
上方者の使いも律儀な奴で、またも口上を述べ立てるが、何しろ相手は松公であるから、意味もわからず早口を面白がるだけで何度も言わせる
騒いでいるとようやくおかみさんがそれに気づき、松公の代わりに話を聞こうとするが、何しろ骨董符丁だらけの早口な上方弁、やはり何を言っているのかわからない
結局同じ話を何度もさせられた上方者は、疲れてクタクタになってしまい
嫌になってさっさと言うだけ言って帰ってしまった
さて、何のことだったのだろうとおかみさんが首をひねっていると叔父さんが帰ってきた
誰か来なかったかと訊かれ、さっきの『上方弁』の話をしようとするが、わからない人間に報告されて内容がわかるはずもない

「仲買の弥市が気がふれて、遊女が孝女で、掃除が好きで、千ゾや万ゾと遊んで、終いにずん胴斬りにしちゃったんです 小遣いがないから捕まらなくて、隠元豆に沢庵ばっかり食べて、いくら食べてものんこのしゃあ。それで備前の国に親船で行こうとしたら、兵庫へ着いちゃって、そこに坊さんがいて、周りに屏風を立てまわして、中で坊さんと寝たんです」
「色情狂か? 全然分からないな。どこか一か所でも、はっきり覚えているところは無いのか?」
「えーと・・・・確か、古池に飛び込んだとか」
「飛び込んだァ!? あいつには道具七品が預けてあるんだが、どうなった!?  誰か買ったのか?」
「いいえ、買わず(蛙)・・・」

(≧∇≦)アハハッ




<穴蔵(穴泥)> 
金原亭小駒さん

暮れも押し詰まって、金の算段に出かけたが手ぶらで亭主が帰ってきた
たった3両が工面出来ないのかと「豆腐の角に頭をぶつけて死んでおしまい」と罵られ、喧嘩して家を飛び出した
だがその算段は出来る訳はなく、夜寒の町をすきっ腹をかかえてあてもなく歩いていると立派な蔵が有る商家の庭先に出た
バタンバタンと音がして、見ると裏木戸が開いている
物騒だから教えてあげようと中に入ると、祝い事でもあったのか座敷には酒と料理が片づけられずに残っている
あまりの空腹に背に腹は代えられないと男は残り物と冷酒をがつがつと飲み食いし始めた
酒の勢いでだんだん大胆になってきた男は、「酒飲めばいつか心も春めいて借金取り(鳥)もうぐいすの声」、なんて都々逸なんか歌いながら一人酒盛りで盛り上がっている
誰もいないなんて不用心なといいながら飲んでいると、やっと一人歩きができる程の子供が屏風の影から顔を見せた
その子供をあやしながら後ずさりしていると踏み板がちゃんとハマっていなかったのか穴蔵に落ちてしまった
座敷に戻って来たこの家の旦那、穴蔵の底で男が「こんなところに突き落したのは誰だ!」、なんてわめきちらしているのでびっくり、泥部が落っこちたと思った
だが孫の誕生日の祝の席なので縄付きを出すのは縁起が悪いと鳶の頭を呼びにやった

あいにく頭は出かけて居ず、留守番の”平公”が駆けつけてくれた
「あっしの背中はこっちが上り龍でこっちが下り龍、泥棒なんか怖くはないし、ふんじばって叩き出してやる」と自慢し、逃がしてしまって惜しいことをしたなどと言って泥棒はもう逃げたものと思い込んでいる
「子供のお祝いの日だから縄付きは出したくない、お前さんが中に入って泥棒を抱き上げて欲しい」と旦那に言われて途端に尻込みしだした
「えぇ? まだ、中に居るんですかぃ・・・・(穴蔵にに向かって)これから降りていくからなッ」
泥棒にされてしまった男も「降りて来い ふくろっぱり(ふくろはぎ)を食い千切るからな」と牙をむいている
平公は「旦那、ここは柔らかいから・・・」と、上り龍も下り龍も見かけに寄らず、からっきし意気地が無い
「1両やるから、穴蔵に降りてくれ」と旦那
1両で少し元気づいた平公が「金なんか関係ないが、降りていくぞッ」と言うと
穴蔵の底からは 「降りてきてみろ 股ぐらにぶら下がって、グルっと回って引きちぎるぞ」と凄いことを言っている
「旦那、ああ言ってますよ」、またまた怖じ気づく平公に旦那は
「それでは、2両だすから」と上積みしてくれた
平公は「一両やるから上がって来い」と、せこい譲歩案を提示したが穴蔵の下の男は「両足をつかんで股をピィーと裂いてやるから下りて来い」と、提案を真向から拒否
あくまで徹底抗戦の構えだ
平公はすっかり弱気になって旦那に「あっしはご免こうむって」とすっかり逃げ腰になった

「それでは、3両あげましょう それで降りておくれ」と、旦那
「旦那が、3両下さるのだ、今降りるからな」
「なにぃ~、3両くれる! それなら降りてくんな! 三両なら俺の方から上がって行く」 


(≧∇≦)アハハッ

ここで中入り


<長屋の花見> 金原亭小駒さん

貧乏長屋の一同が、朝そろって大家に呼ばれた。
みんなてっきり店賃の催促だろうと思って戦々恐々
なにしろ、入居してから二十年、一度しか店賃を入れていない者もいれば、親の代から払っていない者も
凄いのは「店賃てな、何だ?」と言うものもいれば、「店賃?まだもらっていない」と逆に貰うつもりでいる奴も
おそるおそる皆で大家さんとこに行ってみると
「ウチの長屋も貧乏長屋なんぞといわれているが、景気をつけて貧乏神を追っぱらうため、ちょうど春の盛りだし、みんなで上野の山に花見としゃれ込もう 玉子焼きと蒲鉾、酒も一升瓶三本用意した」
と、大家さん
それを聞いて一同大喜び
ところが、大家さん言うには
酒は実は番茶を煮だして薄めたもの
色だけはそっくりで、お茶けでお茶か盛り
玉子焼きと蒲鉾も偽物
「本物を買うぐらいなら、無理しても酒に回す」
と大家が言う通り、中身は沢庵と大根のコウコ
毛氈はムシロ
店賃を払っていない弱みもあり、まあ、向こうへ行けばがま口ぐれえ落ちてるかもしれねえと、情なくもさもしい料簡で出発した

初めから意気があがらないことはなはだしく、でも上野の山に到着
桜は今満開で、大変な人だかり
毛氈のムシロを敷いて、
「一つみんな陽気に都々逸(どどいつ)でもうなれ」
と、大家さんが言っても、お茶けでは盛り上がらない
誰ものみたがらず
蒲鉾を食う段になると
「大家さん、あっしゃあこれが好きでね、毎朝味噌汁の実につかいます」
「練馬の方でも、蒲鉾畑が少なくなりまして・・・うん、こりゃ漬けすぎですっぺえ」
玉子焼きは
「尻尾じゃねえとこをくんねえ」

あまりの盛り上がらなさに月番が大家さんに景気よく酔っぱらえと命令され
ヤケクソで「酔ったぞッ オレは酒のんで酔ってるんだぞ 貧乏人だって馬鹿にすんな 借りたもんなんざ利息をつけて返してやらぁ でも悔しいから店賃だけは払わねえ」
「悪い酒だな どうだ、灘の生一本だ」
「宇治かと思った」
「口あたりはどうだ?」
「渋口だ」

一人が湯のみをじっと見て
「大家さん、近々長屋にいいことがあります」
「そんなことがわかるかい?」
「酒柱が立ちました」 


(≧∇≦)アハハッ


<お見立て> 瀧川鯉丸さん

喜瀬川(きせがわ)花魁は商売を忘れて正直者、いえ、わがまま
野田から来る杢兵衛(もくべい)大尽が部屋で肩すかしを食っている
相方の花魁は杢兵衛が大嫌いだが、夫婦約束をしている仲
それはお金がない時に融通して貰った時、お礼に優しい言葉をかけただけ
一方の杢兵衛大尽、喜瀬川にメチャ惚れ、ベタ惚れのバカ惚れで、嫌われているのをまったく気づかず、年季が明けたら、「夫婦(ひぃいふう)になる身」なんて勝手に思っているから始末におえない
花魁はあの顔を見ただけで虫酸が走って熱が出てくるぐらいだが、そこは商売、「なんとか顔だけは」と、廓の若い衆が頼み込むが、そうは言われても嫌なものは嫌
「いま病気だと、ごまかして追い返しとくれ」と花魁
若い衆は「花魁は病気で出られない」と言うが杢兵衛大尽、いっこうにひるまず
「なぜ明け方近くこんな事を言うのだ  『待っているから直ぐ来ます』と言っておきながら、入院しているとは何だッ」
「事が事だけに、黙っていようかと思いましたが、正直申し上げました ですからここには居ません」と
一生懸命に弁明する若い衆
「それではお見舞いに行かなければならない その病院は何処だ」
「ウッ・・・・、吉原の法によってお客様に教える事が出来ません」
我ながら上手い事を言ったものだと、胸撫で下ろしたが杢兵衛大尽も食い下がる
「兄が国元ら来たと言って合わせろ」
と言いだす始末だ
なにしろ、ばかな惚れようで、自分が嫌われているのをまったく気づかないから始末に負えない
で、めんどうくさくなった若い衆
「実は花魁は先月の今日、お亡くなりになりました」
と言ってしまった
「なに?!おっつんだ!」
「死んだとは言えず、入院とごまかしておりましたが、御内所で本当の事を言って良いといわれ、辛い事ですが申し上げます」と、涙声で訴えた
こうなれば、毒食らわば皿までで、
「花魁が息を引き取る時に『喜助どん、わちきはこのまま死んでもいいが、息のあるうちに一目、杢兵衛大尽に会いたいよ』と、絹を裂くような声でおっしゃって」
と、口から出まかせを並べたものだから、杢兵衛は咽び泣き
「どうしても喜瀬川の墓参りに行く」
と言って、きかない
「それで、墓はどさだ」
「えっ? 寺はその、えーと」
遠い場所を言えばいいものを、咄嗟のことで山谷と言ってしまった
山谷は近所、墓参りに行くことになってしまった
どうしようと花魁に相談に行く若い衆
「バカだねぇ~、そんな近いとこ・・・同じ言うなら、肥後の熊本とか北海道の旭川とか言えばいいのに 行っておいで 好きなお寺で好きなお墓を案内してあげな」
と依然、ふてぶてしく、しゃあしゃあしている

若い衆は杢兵衛大尽と山谷に来た、が「どの寺にしよーかな」なんてやりだす始末
適当な禅寺に入り、線香と花を大量に買い込んだ
戒名を花と線香の煙で見えにくくする作戦だ
墓場に入っていい加減に、この墓が喜瀬川花魁の墓だと言って、墓石の回りを花で埋め、線香を松明のように焚いて墓石を煙に巻く
杢兵衛大尽、ホロリとして手を合わせた
狼煙のような線香の煙と花の間からひょういと戒名を見ると「○○○信士 天保三年」、男の墓だ
「オイ、これは違うぞ」
「すいません、隣でした」
「煙をそんなに立てるな・・・喜瀬川、隣で聞いていただろうが・・・、?ん?「○○○童子」?これも違う墓だ」
「さらに隣です」
「今度の墓は・・・、ちょっと待て、先に改めてからだ  なんだ、『陸軍上等兵』? いったいぜんたい喜瀬川の墓は何処だ」
「へえ、よろしいのを一つ、お見立て願います」 


(≧∇≦)アハハッ


 


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寄席の後は懇親会
まずはドリンクを選びます
外は大雨ですが換気のため窓を開けていてちょっと肌寒い
なのでビールは敬遠 
初っ端から日本酒でいきましょう 


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まずはこれだけのアテが並びます
左上からCWに、大っ嫌いな辛いやつ、刺身に手羽中の煮たの、里芋の山賊焼、たらこの炊いたの、ポテサラにオクラ
赤い辛いのは食べられないなぁ 


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(* ̄0 ̄*)ノ口 乾杯 


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喉が渇いていたようで、妙に進む進む^^;
日本酒って記憶なくすから注意しないとね  


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噺家さんの裏話などを肴にぐびぐび
日本酒って美味しいね  


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追加のアテもどんどんやってきます  


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こっちもどんどん追加・・・って言うか、飲み終えてふと気づくと満杯になっているし^^;
少し飲みすぎてしまって、ちょっとウトっとしてしまったかな
ふとテーブルを見ると雑炊が出ています
でも自分の前には無いし・・・
食べたかったなぁ、雑炊
飲んだ後の炭水化物ってめっちゃ美味しいんだよね
寝てたからパスされちゃったのかな
なんて思いながらiPhoneの画像を見てみると・・・
えっ(;゚ Д゚) …!?  


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最初にあった鶏とは違うのとか焼売の画像があるし@@;)
これ、食べたのかなぁ・・・・記憶ないし^^; 


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絶対食べている
自分がこんな風に写真を撮っておきながら食べないわけがない  


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ちゃんと雑炊の写真もありました
確実に食べているよ、これ^^;
やっぱ日本酒って記憶飛ばすなぁ
(; ̄ー ̄A ... 

懇親会も終わり、外は雨もあがりました
東横線に乗って帰ります
近くだから乗り過ごすこともないだろうと安心して座ったのですが・・・・
電車が停車し外を見たら綱島
あっ、やらかした^^;
慌てて降りて反対方向に乗り換えます
でもここで座ってはいけません
今度が気づいたら元町、次は渋谷と永遠に往復することになってしまいますから(経験者談)
ドア前に立って次の駅で無事下車
そんな状態でしたが、お土産の飲み会アイスは忘れません(我が家では飲んで帰る場合はお土産にアイスを買うのがお約束で、それを飲み会アイスと呼んでいます)
今回はハーゲンダッツのレギュラー品で揃えました
 

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また地下の大鯰が不穏な空気を漂わせているような・・・

水ヨシ!,缶詰ヨシ!,サトウのご飯ヨシ!

あとはガソリンを満タンにしておかなければ


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名古屋に来たからにはエビフリャー 名古屋駅 まるは食堂 [気になる一品(Delicious)]

名古屋での仕事も終わり後は帰るだけ
暫く名古屋には来なさそうですので(そんな事言うとフラグが立ちそうですが^^;)最後に名古屋らしいものを食べておきましょう
さて、名古屋らしいもの・・・・σ(・ω・*)ンート…
櫃まぶしは食べた、きしめんも食べた、あんかけスパ、鉄板ナポリタン、味噌煮込みうどん、味噌カツ・・・・残るは
( ゚д゚)ハッ!
そうだ、えびふりゃー

えびふりゃーをまだ食べていませんでした


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新幹線の時間もありますから駅近のお店を探します
選んだのは”まるは食堂”
店の前ではマネキンの婆さんが合掌しているのは何か意味があるのかな
なんとなく入り辛いんですけど
数珠持ってるし・・・・
いっそ喪服にした方が、いや、白装束で頭に三角の Σ\( ̄ー ̄;)コレ(以下自粛)  

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婆さんのマネキンで入り辛いですが入店
店内は64席ほどあります 


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まずは温かなお茶で喉を潤して 


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品書きを確認します
目的はエビフリャーですからエビフライ定食かエビフライ丼かで悩むところ
悩んで決められない時は法則に頼りましょう
そう、左上の法則です
メニューの左上に掲載されている品を選べば間違い無いというそうの法則はかなりの高確率で成立するのです
そんなこんなで”エビフライ定食”をオーダー  


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実は牡蠣に心動いていたのは内緒です^^;
でもやっぱりエビフリャー  


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単品頼んで液体のパンと一緒に食べるのもいいかもね 


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などとメニュー見ながら妄想に浸っているとエビフライ定食が到着  


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そこそこ大きなのが二本乗っています  


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ご飯はやや柔らかめ
年配者向きな感じです  


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沢庵がしっかり黄色いのはポイントが高い
こういう定食には黄色くて甘いやつがいい  


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味噌汁は当然ながら赤だし
渋みと苦味が懐かしい
何時も赤だしを一口飲むと懐かしさに猫まんまをやりたい衝動にかられるのです  


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ではエビフリャー
1本目はタルタルソースでいただきます
タルタルが小袋なのは残念
小袋じゃ量が無さ過ぎです
一本のエビフリャーにだって小袋一袋じゃ足りません
もっとたっぷり欲しい 


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オンザライス〜♪
これに小袋からタルタルソースをかけます
そして一口
サクッとした衣の食感の後、ぷりっとしたエビの弾力
濃い旨味が口の中に溢れます
美味しい、エビフリャーは美味しい
でも・・・・ご飯が進まない
エビフリャーとご飯相乗効果はあまり無いような気がします
それぞれがシラーっとした感じ  
これじゃぁご飯は進みません


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ウスターソース(←これ重要 ( ・`ω・´)キリッ )をたっぷりかけるとご飯との相性は良くなりご飯が進みますが
それでもトンカツやコロッケに比べるとご飯の進み方は少ない
美味しいけれど自分はエビフリャーはあまり好きじゃ無いようです
海老天は大好きなんだけれどね
海老天はご飯が進むから^^ 

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まるは食堂 JR名古屋駅店
052-589-1908
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅構内 名古屋うまいもん通り 広小路口
11:00~23:00 
 


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食べ終えたら新幹線に乗って帰ります
食後のデザートって言う事で新幹線名物の”新幹線スゴイカタイアイス”を購入 
その半端ない硬さからそう呼ばれる車内のワゴンサービスで売っているアイスです
2018年には硬いアイスとして有名な”あずきバー”との食べ比べセットもあったそう(もっと早く知っていれば・・・//orz)
今回は期間限定のキャラメルマロングラッセ 


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早速開封
当然ながらカチカチもカチカチ、スプーンが刺さりません
濃厚でしっとりした食感にするためにアイスクリームの中の空気の含有量を普通のアイスクリームよりも少なくしているそう
それで高密度となり溶けにくいのだとか  


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5分後
力を入れれば少しだけ食い込みます  


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でもこの程度  


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食べ頃(食べる事ができると言う意味で)は購入から10分後だそうですが、10分後でもこんな状態
食い込みの深さは増してスプーンが立つぐらいには食い込みます
でも食べるにはちょっと大変な感じ  


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15分後、ようやく掬えます
まだ硬いから力は要りますがアイスを食べることは可能
つまり、東京駅から新横浜まで新幹線に乗った場合
アイスを買っても車内では食べられません^^; 

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今日は健康診断でした

血圧を測定して驚いた

以前は165-110という値だったのです

それがなんと125-85


まだ下がちょっと高いけれど

それでも大幅な改善


やったことは毎日トマトジュースを飲むこと

トマトジュースって凄い@@)


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昭和チックなカレースタンド 名古屋・ミヤコ地下街 タンドゥール [カレー(Curry)]

この日は名古屋に出張
前日移動で来ましかたら定宿にチェックインを済ませたら晩御飯
でも名古屋に来たからにはまずは此処 


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名古屋駅の高島屋の中の赤福茶屋です  


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暑い季節は赤福氷、寒い季節は赤福ぜんざいが楽しみなのです
かき氷やぜんざいが目的であっても赤福は外せません
なのでこの日も赤福盆と赤福ぜんざいの食券を購入  


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流石に夕刻だとそんなにも混んでいません  


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赤福盆と赤福ぜんざいの着盆
いやぁ、テンション上がります〜♪  


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くぅ〜、この滑らかな漉し餡
たまりません  
餅も柔らかで美味しい
赤福盆を食べたら次は赤福ぜんざい


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餅の焼き色がいい感じ
噛むとパリッとした噛み応えのあと、焦げ目の何とも香ばしい匂いが鼻を擽ります
ぜんざいを絡めて円やかな甘さと共に食べると至福のひととき 


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御前しるこにふっくらと炊き上げた小倉を加えた感じ
小倉のほっこりした食感がたまりません  


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赤福盆と赤福ぜんざい、両方食べて満足満足
満足したところで晩御飯を食べに行きましょう
(ご飯の前に甘いものはウチでは普通なのです^^;) 


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赤福茶屋を出たらそのまま地下街へ
地下街は名古屋名物、晩御飯は地下街で探してみました
どんどん奥まで歩いてミヤコ地下街まで来て、気になったお店はカレー屋さん
1976年創業のタンドゥール
甘いものをしっかり食べたから辛いものが食べたくなったのかもしれませんね  


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店内はカウンター席のみの10席
雰囲気は昭和チック  


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品書きを確認します・・・・って、一種類のみという潔さ
インドカレーとご飯、このシンプルさが素晴らしい
インドカレーとご飯をオーダー
辛さを訊かれますのですが、無意識に辛口って言ってしまいました^^; 
甘口、中辛、辛口、それ以上から選べます


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オーダーして3分もかからずに到着
ご飯は普通の白飯ですが開店早々でしたらターメリックライスも選べるそうです 
お皿の上にはご飯のみで、カレーはカレーポットの中
カレーポット、懐かしいな
今もあるのでしょうが見ることが少なくなってきたので凄くノスタルジックな気分
ちょっとだけワクワク^^


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カレーは肉と玉葱が同じサイズに刻まれ、玉葱の存在感が凄い
水は使わず二日間かけて大量の玉葱とトマトを炒めて作られているそう
まずはカレーだけで味わいます

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トマトの爽やかな酸味と玉葱の旨味と甘味をしかり感じます
スパイス感もしっかり
結構辛く、額には汗が浮き出ます
20種類以上のスパイスを使っているそうで香りは強め
体に良さそう^^
それほどドロリとはしていません
寧ろシャビシャビな南インド系にも感じられます


 


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ご飯の炊き加減はやや硬めでカレーにぴったり
福神漬けが赤いのも嬉しい
やっぱりカレーの福神漬けは赤いのがいいね  


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カレーをご飯にかけて・・・ポットから好きな量を掬ってかけながら食べるのが懐かしい気分 


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ご飯との絡み具合、シャビッとしたタイプですのでしっかり絡みます
それにしても汗が凄い

時代に流されず個性豊かなカレーを出してくれるカレースタンド、いいですね
尚、店名はタンドゥールですがタンドゥール(北インドからアフガニスタンにかけての地域で使われる粘土製の壺窯型のオーブン)はありません^^;


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タンドゥール 

052-586-2855
愛知県名古屋市中村区名駅4-9-10 ミヤコ地下街
11:00~20:00

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ウチで珈琲を飲むのは奥さんだけ

なのでコーヒーメーカーは奥さん専用

毎日電動ミルで豆を挽いて珈琲を淹れています

ただ奥さんの性格上その味は一定ではなく日によって濃い薄いはあるようです

この日は濃く淹れてしまったようで薄めなきゃと言いながらキッチンへ来ました

ヤカンにお湯の残りがない(自分は紅茶を淹れていた)とみた奥さん

マグカップを蛇口に近づけ水道水をダイレクトにIN

この女とは思えぬ豪快さw

道志の水(横浜市の水道水は道志から引いています)は美味しいけれどさ

沸かしてカルキ抜いた方が美味しいんじゃないの

それにヌルくなるし


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定食だけのつもりが帰りも一杯 富山駅 とやま方舟 [気になる一品(Delicious)]

延長になった富山の仕事も4月の仕込みを入れたら一旦終わり 
レンタカーを返し駅に着いたのは17時半
空腹を抱えて新幹線に乗っているのも嫌だという訳で乗る前に夕食を済ませてしまいましょう


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駅ビルの中をぐるりと一周、煮魚定食に惹かれて”とやま方舟”に入ってみました 
”日本酒スローフード”なる文字に惹かれた訳ではありません^^;


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カウンター席の一番奥に陣取ります 


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お目当は”その日の気まぐれ定食(煮魚)”
富山に出張に来ると晩御飯が液体のお米ばかりで粒のお米を食べないから今回はお米を食べようと定食にします
気まぐれってのがいいね
今日の煮魚は何かなと訊くと鰤大根との答え
ならば煮魚の定食で決まりです
ご飯の大盛りは無料ですが普通盛り(今月中頃に健康診断なので抑えないとね)


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刺身盛り合わせが1680円、駅ビルの中だけあってちょっとお高め


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イカ肝のバター焼きですってぇ
それ、好物なんよ
体に悪そうな濃厚な旨味がいいよね
と、メニューを楽しみながら眺めていたら


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・・・・・・・・・(>へ<) くぅ 


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一本ぐらいいいよね
この後運転する予定も無いし・・・・・(。-`ω´-)ンー

すいません、立山の特別純米をください  


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結局日本酒を頼んじゃいました^^;
まぁ、ご飯も食べるからそんなには飲みません
”羽根屋トライアル10”も置いてあるんだ@@)
”満寿泉リンク8888”も気になりますがここはグッと我慢   (>へ<)  


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まずは立山の特別純米が到着
一緒に置かれるグラスはウエルカムドリンク、これもお酒です(銘柄の説明受けましたが忘れました^^;)   


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お通しは三点盛り
イカゲソの唐揚げ、鯛飯、そして湯葉と山椒とじゃこの炊いたの
この湯葉が美味しい
山椒の香りでお酒が進みます 


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そして本日の気まぐれ定食(煮魚)の到着
うん、健康的な食事だなぁ^^
鰤大根に刺身なんて来ちゃったら 


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もう一本ってなるのは仕方ない
うん、仕方ない仕方ない


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なんだかお得なフェア価格になっている銘柄がありましたのでこれにしてみます
吉乃友(純米)


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まず一升瓶が目の前に置かれて・・・(こういう感じに置いてくれるお店ていいな、記事書きやすいからね)  


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なみなみ注がれて^^
でも金属製なのは好きじゃ無いなぁ  


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で、鰤大根で吉乃友をちびりちびりと 

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鰤の旨味を吸った大根がまた美味しい
目玉の周りの脂のトロトロがたまりません
鰤大根で飲んだら 


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ご飯は刺身でいただきます
本当はもう1本いきたいところですがご飯がありますからね
大人しく二本で止めておきます  


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茶碗蒸しも付いていて満足
好きなんだよね^^  


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味噌汁の出汁はアラ
良い出汁で美味しかったです
飲んだ後の〆にいい感じ 

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駅ビルの中でちょっと高めですがこれだけの日本酒を昼酒できる事を考えると需要あるかも

とやま方舟 富山駅前店
076-471-8120
富山県富山市明輪町1-220 とやマルシェ
11:00〜21:00 
 


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ウチの奥さんの買い物に計画性という言葉はない

あれ作ってこれ作るから必要な野菜は・・・・

って感じに買ってこればいいけれど

あれが無かったからこれが無かったからで買ってくるものだから

使わないのは使わないでずっとそのまま

干からびるか真っ青(カビ)になるのも多い

奥さんの趣味はジャガイモの冷蔵庫栽培じゃないかと思うことも

いつも野菜庫の底で袋未開封のまましっかり芽を出しています

(こんな状態なので高価な無農薬の野菜なんて勿体無くて買えません)

しかも野菜庫がいつも満杯じゃないと不安なのかやたら買ってきます

野菜庫がまだいっぱいなのに追加でどんどん買ってくる始末

入りきらないだろ?買わないっていう選択は無いのか?

って言うと

入るよ!

って言ってどんどん詰め込む

今日も「まだ入るよ」と言いながら詰め込みドアを閉める

見ていたら、しめじが挟まって潰れていようが御構い無しに閉める

そうか、いつも青菜なんかがぐちゃぐちゃなのはそう言うことかーー;)

どこまで強引な性格なんだ


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なんだかんだと月イチで訪問 富山軌道線・桜橋 醍醐 (再訪) [気になる一品(Delicious)]

なんだかんだとあって、もう一泊することになった富山出張
朝チェックアウトした定宿に再びチェックイン
今宵は何処に行きましょうかねぇ


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何処に行きましょうかねぇ・・・なんて書いてますが、本当は既に決まっています
今回は二泊だけだからと新規開拓優先で候補から外していた醍醐
実は醍醐に行こうと思いながら富山出張に来たのに候補から外してしまったのでモヤモヤしていたのも事実
それ故なにか見えざる大きな力が働いて”行って来なさい”ともう一泊することになったんじゃないかな
だからここで行かないと更にもう一泊になってしまう
なんて都合のいい解釈で定宿を出て、富山軌道線のレールを横切って醍醐へ
定宿へは這ってでも帰れる距離なのがいいね 


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カウンター席に陣取ります
お気に入りの場所は此処
入り口に近い席
何故奥じゃなく入り口に近い咳が好きかというと、路面電車の音が近くで聞こえるから
路面電車の音を聴きながら飲むのが何ともいい雰囲気で好き 
(だからガード下なんかも大好き) 


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醍醐は日本酒の種類も多く、比較的静かでゆっくり飲めるのがいい
気に入っているのですが、唯一気に入らないのがお通し
洋風なんだよね
これがバイ貝の煮付けとか和な海鮮だったら自分的にはパーフェクトなのにね

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まずは弥久を頼みました 
そして出てきたお通しは


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えっ?今日は和風だ
しかもお通しにしてはゴージャスな雰囲気 


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そうか、今日はお雛さんなんだな  


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柔らかく煮た金柑の中には大根おろしとイクラ
葉っぱも食べられます
菱餅は生麩、上に乗るのは蟹味噌と蟹の身
うわ、これめっちゃ好み〜♪
生麩好きだしカニ味噌も好物
もう悶えちゃいます^^  


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鯛の手毬寿司に生麩の花、そして生ハムで巻かれるのは菜の花
春だねぇ〜 (´`❃) 


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お通しで二杯は飲めちゃいそう
ここは一杯が半合なので二杯飲んで一合なのです
二杯目も弥久で
半合だともうちょっと味わいたいなと思った所で飲み終えてしまいます
なので今回は夫々を一合づつ飲むことにしました  


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三月のメニューを確認します
のどくろ、ミズタコ、ホタルイカが旬ですね
ホタルイカにお造りがありましたのでこれをオーダー
でもホタルイカって寄生虫が居ると聞いた事があります
飲みながらググってみると・・・(頼んでから調べる奴^^;)
寄生虫はいますね
寄生率は3%で、生で食べたい場合は一旦冷凍処理をするか、内臓を綺麗に除去すればいいようです(つまり踊り食いは厳禁)
寄生虫感染症が発症するのは腸閉塞型だと摂食後数時間から二日後、皮膚爬行疹型だと摂食後二週間後だそう
寄生虫感染症は3月よりも5月に多いそうです
つまり解禁早々の3月なら比較的安心かも
春の山菜天麩羅も気になりましたが蕗の薹が入っていないとのことで断念
苦手な人が多いから入れてないそうだけれど、蕗の薹は入れて欲しいな

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ホタルイカをお造りでオーダーしたので今回はお造り5種盛りはパス
盛り合わせの中に鰤の名は無くなっているね   


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ホタルイカのお造りの到着
生姜が添えられます  


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合わせたのは勝駒
どれにしましょうと並んだ中から選んだのは純米
これも二杯いただきます 


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ホタルイカの刺身、これめっちゃ旨い (*´Д`)ウマー 
初物だからちょっとお高いけれど、やっぱ初物って美味しい 
路面電車の音を聴きながらまったりと楽しみます
落ち着くなぁ==)


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次は今週のおすすめから能登のカレイの唐揚げをオーダー 


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合わせたのは羽根屋 純吟プリズム 究極しぼりたて


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カレイの唐揚げも好きなのです
ふっくらした身、カレイの旨味にあんが絶妙に絡んで後を引くこと 


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羽根屋を味わいながら楽しみます
最後に羽根屋をお代わりしてこの日はフニッシュ 

1月に初めて来て以来、なんだかんだと毎月来ているような^^;


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醍醐

076-471-8606
富山県富山市本町8-3 クイーンズビル 1F
18:00~24:00
定休日 日曜日  


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奥さんがリビングに居るとTVの音がうるさい

そろそろ寝落ちしている頃だから消そうこリビングに行くと

案の定、奥さんは寝落ち

音を出していたのはTVだけじゃなく

奥さんの俯した頭の先にはiPad

そこでも動画が再生中

TV見ながらiPadで動画も見ている

聖徳太子かオマイは(呆


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大きな刺身が嬉しい 富山軌道線・新富町 地魚地酒 うお清 [気になる一品(Delicious)]

さて、富山二日目の夜
今回の予定は二泊ですからこれで今回の富山飲みは終わりです
何処に行きましょう
お気に入りとなった醍醐?いや、今回は宿泊数が少ないからリピよりも新規開拓優先すべきか
彼是考えて、結論はリピより新規開拓 


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路面電車に乗って新富町へ 


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この日は うお清 に行ってみました 


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店内は39席ほど
個室、テーブル席、こあがり席はいっぱい
結構混んでいました 
カウンター席に陣取りましたが・・・・後ろのこあがり席のグループの大阪のおばちゃん、声が大きくて甲高くてマシンガントーク、結構うるさかったです(それに加えてコテッコテの大阪弁ってのがね、聞き慣れないから余計に耳を持ってゆかれて・・・・)
そりゃ会食で感染もするわと納得のサンプルでした
コロナなんだからさ、もうちょっと控えめに声を出してくれると助かります


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ちゃんと地酒の品書きがあるのが嬉しいね 
まずは千代鶴で


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おや、ホタルイカの刺身は無いようですね、残念
無難にお造り盛り合わせをオーダーしました 


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本日のオススメの裏面はこんな感じ 


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その他品書き 

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まずは千代鶴の到着
瓶が来ないのは寂しいな
乾いた喉に流し込みます
クゥーッ!!”(*><)o(酒)


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お通しは煮魚
しっかりした旨味にお酒が進みます  


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お造り盛り合わせも到着
鮪、〆さば、イカ、昆布〆、海老、バイ貝、鰤の七種盛りです 

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切り身が結構大きい
しかも厚みがあって嬉しいですね  


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正直なところ、ちょっと大き過ぎて食べ辛い
大きいの二切れより小さめのを四切れの方が酒が飲みやすいです 


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くぅ〜、脂が甘くてたまらない
歯応えがしっかりしていてたまらない
とろける後口がたまらない
(*´Д`)ウマー 
 
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てなわけでお代わり
今度は弥久で
あれ?さっきよりちょっとだけ量が多いな、嬉しいぞ^^ 


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美味しい新鮮な海の幸に日本酒
最高の時間なのですが・・・・相変わらず背後がうるさいこと
どうにも落ち着かない 
これがビールとか焼酎飲んでいたなら気にならなかったと思うけれど、日本酒の時は落ち着いて飲みたい気分になるのです 


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だってね
じっくり味わいたいから 


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最後に勝駒を頼んで 
あっ、今度は二本目より少ないな


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合わせたのは穴子の天麩羅
長いので出てくるかと思いましたが小さくカットされたのが揚げられていました
この方が食べやすいことは確かだけれど何だかつまらない
天汁は無く、添えられるのは塩
塩なんか添えたら日本酒が進んじゃうじゃん^^;  


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ふっくら柔らかで脂も乗っています
旨味もたっぷりでした
いやいや、こりゃ美味い
穴子、好きなのです^^ 

翌日、客先に行くといろいろな事があって結局もう一泊することに・・・

まぁ、その絡みで4月も富山に行く仕込みができた訳だけれど^^

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うお清
076-432-8811
富山県富山市新富町1-3-9
17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日 日曜日

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花粉、凄いですね

花粉で頭痛が凄いです

頭の血管の二、三本が切れてるんじゃないかと思うぐらい

実は前記事の「・・・・」

あまりの頭痛に何も書けなかったから

自分は鼻の症状は少ないけれど喉が酷い

咳が止まりません

でも咳き込むと周りの視線が厳しい

花粉なのに・・・


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寒鰤の旬は終わっても 富山軌道線・新富町 漁火 [気になる一品(Delicious)]

前回の富山出張で引っ掛けていた案件はコンプリート
次は何時富山に来られるのかなと思っていましたが。。。。
客さんから何とコンプリートしたはずの案件絡みで来て欲しいとのリクエスト
来て欲しいとのメールを見た瞬間、頭に寒鰤がぐるんぐるん回り始めたので行かないわけにはいきません
直ぐに行きたかったのですがスケジュールもいっぱいで行くことができたのは3月の1日
寒鰤の旬は2月末までとか
タッチの差で寒鰤を逃しました
まぁ、前回の富山出張で寒鰤三昧したから思い残すことはないけれどね
寒鰤の季節は終わったけれど三月からはホタルイカが楽しめるそう


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前日現地入りで富山駅を降りたのは18時半
定宿にチェックインを済ませた後は路面電車に乗って新富町へ
この日は漁火に行ってみました  


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入店
カウンター席が11席、奥に座敷が16席
カウンター席は残席1、ギリ座れました  


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綴じられたメニューは無く、品書き札がかけてあるだけ
値段の入ったものもありますが、値段ないものも
刺身盛り合わせをオーダーしました


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飲み物は?
と訊かれますが品書き札にないし・・・^^; 
常連さんばかりなのでしょうね
酒は何があるのか確認すると羽根屋、萬寿泉、立山の3種類だと
ならば順番に飲んで3合で丁度いいかな
それ以上飲んだら宿に戻って仕事できなくなってしまいますからね
4合で眠くなって、5合で記憶があやふやで、6合いったらもう知らない^^;
 


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お通しは旬のホタルイカにバイ貝の煮付け  


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まずは羽根屋から  
クゥーッ!!”(*><)o(酒)


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くぅ〜、ホタルイカの美味しいこと
お酒が進みます  


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バイ貝、肝を中に残さないように丁寧に身を出して  


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(*´Д`)ウマー 
肝が濃厚でこってり、たまらないです 


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刺身盛り合わせも到着

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噛み応えが違いますね
旨味も濃くてね、やっぱ富山湾の魚は美味いなーと感動しながら食べつつ飲んで
羽根屋が無くなったので萬寿泉を1合頼んだら

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2合来ちゃいました
1合でよかったんだけれど・・・・まぁ、いいか 

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刺身で飲んでいると進むからね
(∀`)ノ凵


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3月だから寒鰤の旬じゃなくなったとはいえ、昨日までは旬だった訳ですから味は文句なし
幸せな気分になれます 


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白えび、甘くて美味過ぎです
量もしっかりあって嬉しい

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好物のブリカマ塩焼きも頼んで(あっ、値段書いてないし^^;)  


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ブリカマ用に立山を1合オーダーしてフィニッシュ^^ 
4合飲んでしまったので宿に戻ってから仕事は・・・
ええ、無駄な抵抗はしません^^;


s500hoshi .jpgs500hoshi .jpg刺身美味しかったけれど日本酒の種類が少ないのがね

漁火 (いさりび)
076-442-8581
富山県富山市宝町1-6-6 ビブレ10 1F
17:00~23:00


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・・・・・・・・・・


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開催されるならば行きましょう 蒔田演芸会 [日常のなかで(Diary)]

2月のある日のこと
よーちゃんの記事の中に蒔田演芸会の案内を見つけました
会場は横浜市南区の施設、緊急事態宣言下で市は人が集まる催しは嫌がるだろうから無期延期になると思っていたので一寸驚き
よく開催できたものです


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開催されるなら行かないとね^^
そんな訳で2月の最後の土曜日、地下鉄に乗って蒔田まで行ってきました  


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結構早めに到着しちゃったなと思いながら会場に入ると既にRchoose19さんの姿が ^^
この後SSブロガーはkinkinさんとまこさんが合流 


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ちょこちょこと換気タイムを入れての開催
換気が多いから会場はちょっと寒い
でも大丈夫、換気はしっかりするだろうと思っていましたからしっかり着込んできました
演ずるのは小噺教室の生徒さん、落研の学生さん、プロとしか思えない素人の方々、そしてプロの噺家さん
今回は演目の中から落語のみをご紹介


 


<てんしき> 三春家 きょう坊 さん


体調のすぐれない寺の和尚
医者に往診に来てもらう
帰り際医者は「てんしき」があるかないかを和尚に尋ねたが和尚は「てんしき」が何か知らない
負けず嫌いで知らないと言うのはプライドが許さない和尚、知ったかぶりをして「てんしきはありません」と、その場をとりつくろった


”てんしき”が何か知りたい和尚、医者が帰った後小僧の珍念を呼んで”てんしき”を持ってきなさいという
珍念は”てんしき”が何か知らないので和尚にそれはどういうものかと尋ねた
勿論和尚は答えられない
なので「前に教えたはずだ おまえは直ぐに忘れるのがイカん 忘れてもワシに訊けば教えてもらえると思っているから忘れてしまうんだ ここで”てんしき”について教えてもよいが、それではお前のためにならない」と誤魔化し近所の花屋さんかご隠居のところで”てんしき”を借りてくるように命じた

珍念は花屋さんに行き”てんしき”を貸してくださいとと頼んだ
が、花屋も和尚と同じように負けず嫌いなので知らないとは言えない
「てんしきかぁ、この間二つ三つあったが、味噌汁の具にして食べてしまった」
と、誤魔化した


隠居の家に行くと、これも負けず嫌い
「いらないものだから台所の隅に放っておいたが、鼠が棚から落として割れてしまったから捨ててしまったよ」
と誤魔化す

味噌汁の具になって落とすと割れるもの???
益々”てんしき”が何か解らなくなる珍念
しかたなく帰って和尚に借りられなかったと言い、「てんしき」とは一体どういうものかと訊いた
当然和尚は返答に困る
「バカモーン そんなことを知らないでどうする わしが教えてやるのはわけはないが、おまえは遊びにばかり気がいって、すぐ忘れてしまう 先生のところに薬を取りに行って、自分の腹から出たようにちょっと聞いてこい」
と、医者の所に行かせた

薬を受け取った珍念、医者に”てんしき”とは何かを訊ねた
「”てんしき”というのは『傷寒論』の中にある 転び失う気、と書いて転失気だ ようはオナラのことだよ」
「オナラってのはなんです? どういう形で?」
「形はない 屁のことだ」
「屁ってえと、あのプープー、へえ、あれのことですか」
これで、和尚も花屋も隠居も、知らないで誤魔化したことがばれた
珍念、和尚に言っても逆に説教を食うと思うから、嘘をつくことにした

寺に帰って「”てんしき”とは盃のことです」と和尚に嘘を言った
和尚は「その通りだ 『呑む酒の器』と書く」と答えた
和尚は「これから来客の折は、大事にしている『呑酒器(てんしき)』を見てもらおう」と言い、珍念に盃を出しておくよう命じた


医師がふたたび寺に問診に訪れた際、和尚は「”てんしき”、以前は無いと申しましたがありました」と言った
医者が「それはよかった」と案じてみせると、和尚は盃を自慢したくてたまらず、「自慢の『てんしき』をお目にかけましょう」と言って医師を驚かせる
「三つ組の『てんしき』で、桐の箱に入れてありましてな・・・・珍念、持ってきなさい」
「桐の箱に”てんしき”ですか・・・ふたを開けた途端に臭うでしょうな」
珍念は笑いをこらえかねながら、桐の箱を運び入れ、医者の前で蓋を取ってみせる
医師は体を引きながら覗き込むが・・・「これは盃ではありませんか?」と問い、”てんしき”はオナラの事だと説明した
和尚は珍念に一杯食わされたことを知って激怒
「こんなことで人を騙して恥ずかしいと思わないのか!!!」

「ええ、屁でもありません」


。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


 


<桃太郎> 今川 あずき さん

昔は晩に遅く起きていたら叱られたものです
昔の子どもは天真爛漫で他愛なかった
お父ちゃん話をして聞かしてやるからそれを聞いて寝んねするんだぞ
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんが川へ洗濯に
川の上から大きな桃がドンブラコ、ドンブラコっと流れてきた
持って帰ってポンと割ると中から元気な男の子が生まれた
名前を桃太郎をつけた
その子が鬼が島に鬼退治に行くって言った
おいしい黍団子を持たせてやると、犬と猿と雉が出てきて一つくださいお供しますと言うので引き連れて鬼が島に攻め込んだ
桃太郎は強いんだぞ
鬼は降参をして山のようなお宝を出して謝った
車に積んで、えんやらや、えんやらや持って帰っておじいさんとおばあさんに孝行した

面白いだろ、桃太郎さんの話・・・あっ、寝てしまったか
子供と言う者は罪がないな
って言っていたことは昔の話です
昨今の子供はなかなかいう事を聞きません

早く寝ないか!

えっ?なんで?

なんでって不思議そうな顔をするな日が暮れたら寝るに決まっている

眠たいことない

昔話をしてやるからそれを聞きながら寝なさい


それは無理だ 話を聞くか、寝るかどっちかにしてもらわないと・・・聞きながら寝るってそんな器用なことはできない


ごちゃごちゃ言うな話を聞いてて眠くなったら寝ればいい


で、床で昔話しを始めるのですが・・
「昔々、ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいました・・・・・」と始めれば、昔々とは何時のことだ?、年号は?、年代は?、ある所とはどこか?、なぜ、お爺さんとお婆さんなのか?、お爺さんの名前はなんだ?、などとすぐに話の腰を折って来て眠るどころではない
「お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に・・・・・・鬼ヶ島に行って鬼退治して宝物を持ち帰り、お爺さんやお婆さんに孝行をした」と話しても子どもはすっかり馬鹿にして、「あんまりアホなことばかり言うので眠くなるどころか目が冴えてきた」と軽蔑の眼差しだ


なんで?!


なんでってそれ桃太郎って話でしょ?桃太郎って話は世界的にも名作、どこにでしても恥ずかしくない話だよ それをあんな言われ方をすると値打ちも何もない あれでは作者は悲しむ


何を生意気なこといってんだ お前は何も知らないんだ


お父ちゃんこそ何も知らない これはな、昔々ある所にって言うのは時代とか場所とはっきりしていない わざとはっきりさせていないんだよ 難しいこと言っても分からないけど、仮に大阪の話にしたら大阪ではなじみがあって良いかもしれないけど、東京の子供にはわからない
東京の話にしたところで田舎に持ってたらなじみの無い話になってしまう
日本国中どこに持ってっても、どこの子供に聞かせてもはまるように「昔々ある所に」としてあるんだ
話がそれだけ大きくなってる
それでおじいさんとおばあさんが出てくるけど、本当はこれは両親だ
ちちとはは、点々をつけてじじとばば
昔は年寄りと子供の方がなじみが深かったからおじいちゃんの話おばあちゃんの話としてある
”父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し”で、だからおじいさんは山に行く
おばあさんが川なのは洗濯は海ではしないので川となっている
川の上から桃が流れてきて割ったら子供ができたって?
そんな事があったら果物屋さんは子供だらけになってしまう
人間のお腹から生まれた子供が鬼退治したら不自然になるから神様から授かった子供になってるんだ
それからね、鬼が島ってところはこの世にない
あれは渡る世間を鬼が島に例えている
人間として生まれたからには世の中の苦労をしないといけない
渡る世間に鬼はないって言うけどな、鬼ばっかりだよ
お父ちゃん、世間って言ったら恐ろしいところだよ、分かってる?
世の荒波に揉まれる、これが鬼が島の鬼退治ってこと
犬と猿と雉が出てくるでしょ
動物だったらなんでもいいわけではなく
犬は三日飼えば三年恩を忘れぬといって仁義に篤い動物
猿は猿知恵って言って馬鹿にするけど人間をのぞいたら一番賢い
雉は勇気のある動物で、卵を温めている時に蛇が来たら巻すだけま巻かせといてぱっちんと切れ切れにはじいてしまうくらい落ち着いた鳥だ
つまりこの三匹は知仁勇を表しているんだ

これお母さん、そこで何やってる?こっちに来てこの話を聞きなさい
大人が聞いても為になる
それからどうした?

それからおいしい黍団子って言ったけどいい加減なこと言っちゃ駄目だよ
黍の団子って言うのはおいしい物じゃない
黍は五穀のお米や麦に比べたら粗末なもの、つまり贅沢をしてはいけない教えがこの黍の団子だな
人間として生まれた以上は鬼が島って言う世の中の苦労をしないといけない
その時に贅沢せずに質素を守って、先ほどの知仁勇の徳を身に着けて一生懸命働いて
色んな目に会い、色んな苦労をして鬼を退治する
そして山のようなお宝って言うのは世間に出て身に着ける信用や名誉や財産を持って帰って、世の中の役に立つ一人前に人間になって親に行して家の名前を挙げる
これが人間として一番大切な事だという事を昔の人が子供でも分かるように面白い様に作ったんだ
こんなによく出来た話なのにあんな言い方したら名の値打ちも無いよ
お父ちゃん、僕の前だから良いけど他所で言ったらいけない、恥をかくよ
親の恥は子の恥だからね。
僕も言うの辛いんだからねお父ちゃん、、、、、お父ちゃん?
あぁ寝てしまっている
今どきの親は罪がないなぁ


。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


 


<テレスコ> 當今亭 㐂ん肉 さん


ある漁村で珍しい魚が捕れた
漁師達が奉行所に持ち込んでこの珍しい魚の名称を聞いたが、専門家の漁師が分からないのにお役人が解るはずが無い
解らないで突っ返す訳にはいかないので、魚拓をとって町町の辻に張り出した


『この魚の名が判る者は、役宅に届け出よ 褒美として金壱百両使わすもの也』


と言う高札が立った
これが評判になり、近在から人が押し寄せる有様
多度屋茂兵衛と言う男が奉行所に出頭し魚の名を知っていると申し立てた
魚拓だと良くわからないから現物を見たいと言って現物を見せてもらい、「これは、『てれすこ』でございます」役人だって解らないのだからどんな名を言われたって「違っているのではないか」とは言えない
怪しいと思ったが、咎める訳にも行かず、100両持たせて帰した
この話を奉行に伝えると、一計を案じ「この魚を干してみよ」との仰せ
干すと大きさも小さくなって趣も変わり、てれすこに似ない魚になった
『この度も珍魚が捕れた この魚の名が判る者は、役宅に届け出よ 褒美として金壱百両使わすもの也』と、前と同じような高札を出した
人だかりがして大騒ぎ
これを見た多度屋茂兵衛さん、柳の下の泥鰌で止せばいいのに又100両せしめようと欲をかき、のこのこ奉行所に出向いて『すてれんきょう』だと言った
「先日は『てれすこ』と申したその魚を干し上げたものが、どうして名が変わるのだ お上を偽る犯罪人だ 入牢を申し付ける」
と奉行の仕掛けた罠に掛かって召し捕らえられ入牢の身となってしまう

奉行所においてお裁きが始まった
世にいう「てれすこ裁判」
茂兵衛さんやつれきって奉行の前のお白洲の上に引き出された

「多度屋茂兵衛、その方、『てれすこ』と申せし魚を、また『すてれんきょう』と申し、上を偽る不届きやつ 重き咎にも行うべきところなれど、上のお慈悲をもって打首申しつくる」(*) 


と判決が下った
お慈悲でも打ち首だからたまらない
「最後に何か望みがあれば、一つは叶えてつかわす」
というので、茂兵衛うなだれて「妻子に一目、お会わせを願いとう存じます」
かみさんはやせ衰えた姿で乳飲み子を抱いて出頭した
茂兵衛が驚いてようすを聞くと、亭主の身の証が立つようにと、火物断ちをしていたが、赤ん坊のお乳が出ないのはかわいそうなので、そば粉を水で溶いたものを食べていて、そのため痩せ衰えてしまったと言う

「それほどわしの身を案じてくれてありがたい もう死んでいく身、思い残すことはないが、ただ一つ言い残しておきたい この子供が大きくなったのち、決して『イカ』の干したのを『スルメ』と言わせてくれるな」 


と遺言をした
これを聞いたお奉行が、膝を叩き


「多度屋茂兵衛、言い訳は立った 即刻無罪を言い渡す」


奉行が出した判決には異議を唱えられなかった当時の、男の機転であった
首のなくなるのを、スルメ一枚で助かった
助かるはずです、おかみさんが火物(干物)断ちをしましたから 


(・0・。) ほほーっ 


(*)お慈悲をもって打首
江戸の死刑には六つあって、重い方から
<鋸挽> 首だけ出した状態で生き埋めにして首を竹の鋸で挽く
<磔> 公開の刑場で十字柱に縛り槍で刺し殺す
<獄門> 牢屋敷で斬首後、首は公開の刑場でさらす(遺体は刀の試し切りにする)
<火罪> 放火犯に適用、公開の刑場で柱に縛り薪で焼き殺す
<死罪> 牢屋敷で斬首(遺体は刀の試し切りにする)
<下手人> 牢屋敷で斬首(遺体は親族に渡され葬儀、埋葬が許される)
となるそうです
お慈悲をもってとありますからこの場合は下手人だったのでしょうね


 


<饅頭こわい>  三春家 たこ丸 さん

今日も長屋の若い者たちが集まって馬鹿話に花を咲かせていると一人血相を変えて飛び込んでくるものがいる
「留公じゃないか、どうした?」
「誰か追いかけてこないか 松ノ湯脇の近道を来ると、後ろから『留!』と呼ぶ声がしたんだ 振り向くと大きな口を開いた大蛇がいて呑み込もうとしてたので慌てて逃げてきた 」
「なに大蛇がいるって? どれくらい大きいんだ?」
「これくらい・・・」
留公は両手で20cmぐらいを示した
「そんなに太いのか?」
「胴回りじゃないよ 長さが・・・」
「なんだ、情けない 普通の蛇じゃないか どこが大蛇だ」
「長いものは恐いよ 鰻もドジョウもミミズも恐い」
「コイツの言うことも分かる 人は胞衣(えな)を方角を決めて埋めた土の上を、初めて通った虫を嫌いになるという言い伝えがある
虫が好かないというよな そうだ!ここで、皆で何が恐いか言い合ってみよう」

そんな訳で皆嫌いなもの苦手なものを言うことになった
「俺はヘビ」
「留と同じだな そっちは?」
「カエル 口をパクッと開けたのは恐い、考えたら家のカカアが『夕んべはどこ行ってたの』と、口をパクッと開けるのを見てから恐くなった」「俺は、ナメクジ ヌルヌルしていて恐い」
聞いていくと、ヒル、蜘蛛、ゴキブリ、毛虫、蟻、馬、ミミズ・・・嫌いなものは恐い

向うを向いてたばこ吸っているのは松公
「松公、何一人離れてタバコ吸ってんだ 皆で怖いものを言い合ってるんじゃないか お前も言えよ 何か恐いものは無いか」
「へっ、情けねぇ 大の男が怖いものだって?無いッ ねーよ」
「じゃ~蛇なんかはどうだ」
「蛇なんか見るとゾクゾクする 旨そうだから食べちゃう ものを考えるときは鉢巻代わりに頭に締める
カエル?カエルはは皮をむいて焼いて食べちまう ナメクジは三杯酢にすりゃあいい ミミズはケチャップ掛けたらスパゲッティー・ナポリタンだ 恐いものはなんにもねェ~よ」
「お前は偉いよ 皆、子供に返って恐いものの話をして遊んでんだ それじゃ、場がしらけちまうよ」
「怖いものなんて無いから仕方ない 蜘蛛なんて納豆の糸の引き具合が悪いなって思ったら混ぜてかき回すと糸が増えて具合いい 蟻なんか赤飯もらったときに、ゴマ塩代わりにかけて食べる ただゴマがちょこちょこ動くのが食べ辛い 毛虫が恐い?あんなものは柄を付けて歯ブラシ代わりにする 馬だって残らず食う 恐いものなんて無い無い・・・チョット待った 有る、一つだけ 忘れようと粋がっていたが、有るんだ」
「それは何だ」
小さな声でポツリと
「饅頭」
「?」
それを聞いた男たちは大笑い
いろいろな饅頭の話をしていると、みるみる松公の顔色が変わってきてガタガタ震え出した
さらに饅頭の話をすると聞泣き出して手に負えないので隣の三畳間に布団を引いて寝かしつけた

普段からひねくれ者で、左と言えば右と言うし、右と言えば左、黒いと言えば白だと言い張る生意気な野郎で、嫌われ者だった松公
一同この時とばかりに仕返しをしようと目論む
饅頭を皆で買ってきて枕元に置いたら面白いと衆議一決した
でも饅頭の話だけで寝込んだぐらいだから枕元に饅頭があったらショック死してしまう 殺人罪になりゃしないかと心配する輩もいたが饅頭だけに”あん殺”だから大丈夫と

そんな訳で皆で饅頭を買ってきた
腰高饅頭、栗饅頭、蕎麦饅頭、木の葉饅頭、揚げ饅頭、肉まん、葛饅頭、薯蕷饅頭、今川焼きはチョト違うがそれも混ぜて、お盆に山積みにて布団をかぶってガタガタ震えている松公の枕元にそーっと置いて障子を閉めた
「松っちゃん、具合はどうだい? ちょっと枕元を見てごらん」
その途端「饅頭ッ」と絶叫があがった

でもその後の様子がおかしい
叫び声は出ているが、ムシャムシャ音がするし、絶叫もだんだんと口ごもっている
不思議に思って障子を開ける一同
そこには饅頭恐いぃと叫びながら饅頭を美味そうに食べる松公がいた
暗殺は失敗に終わった
障子の陰でワクワクしながら様子を伺っていた連中、騙されたと知ってカンカン
しまったこれは一杯食わされたか
「一体お前は何が怖いんだ」
「今度は濃いお茶が一杯怖い」

。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


 


へっつい盗人  笑家きゃらめる さん(SSブロガーのよーちゃんさん)


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清八の所へ喜六が遊びにやって来る
清八は友達の竹やんが宿替えしたので、何か祝い物をしようと持ちかける
「なるべくならこの、こんなこと言ぅてなんやけども、値が安ぅてやなぁ、ほんでまぁ手軽で、場ぁのあるよぉなもんがえぇねやないか」
喜六は「カンナ屑」はどうかと言うが誰がそんなものもらって誰が喜ぶんだと怒られる
「どない言ぅたら、例えばや、向こぉに婆さんがいてよる、年寄りがな「あぁこんなんあったら、年寄りに間に合うなぁ、使えるなぁ」と言ってくれるもの、そぉいぅもんがえぇなぁ、ちゅうてんねな」
「あぁ、年寄りの間に合う、使えるとなったら・・・・棺桶か?」
「お前、なに考えてるねん、怒られるでお前  向こぉの婆さん元気に歩いたはんねや どない言ぅたら分かんねん、持って行ったもん見せたらな、家族みながワ~ッとビックリするよぉなのや」
「爆弾か?」
と相変わらず話にならない

清八は竹やんの女房が宿替え先のへっついの具合が悪い、と言うのを聞いていたので、へっついにしようという
だが十五円はするへっつい
二人で割っても七円五十銭、そんなお金は二人とも持っていない
清八は丼池の道具屋の前に手頃なへっついが置いてあるからそれを夜中にちょっと借りて来ようという
夜中に行っても道具屋のおっさんは寝ていると喜六が言うと


「寝てる人は、そのまま静かに寝ててもろて、借りてこぉかいなぁと思てんねん」


「誰かに断わらんといかん、誰に断わんねん」


「いたはるがな 向こぉは親っさん、嫁はん、そのほかにもまぁ、石灯籠さん、三輪車さん、植木鉢さん・・・・まぁその寝ている親っさんや嫁さん以外の人らに・・・・、「三輪車さん、ちょっとへっついを借りまっせ」言ぅて借りてこぉかいなぁ思てんねがな」


いくら喜六でもそれは盗人と分かる
捕まったらどうなると聞くと、清八は堺の別荘行きだという
それもレンガつくりの立派な鉄格子付きで、向うからお迎えが来るという
やっと監獄と分かった喜六
「懲役?」あかん、わい嫌いやと言うも、結局盗みに行くことになる
清八は盗み出す段取りを説明し、日が暮れたらもう一度来るように言う


日もとっぷりと暮れた頃、喜六は清八の表の戸をドンドン、大声で「ぼちぼち行こかぁ~丼池の道具屋へへっついさん盗みに行こぉ~」
慌てて静かにしろと言う清八に「大丈夫、丼池までは聞こえへん」
「当たり前やないかい 近所へ聞こえたらどないすんねんちゅうねん で、お前何故そんな格好しているんだ」
喜六は紋付羽織袴の出で立ちだ
今夜の泥棒の開業式にと家主の留守を幸いに箪笥から借りて来たという
無論、こたつの上の猫には断って来たとか
既に一仕事を終わらせてきた喜六

天秤棒と縄を持ち、怪しまれないよう仕事で重い物を運んでいるように、「ヨイヨイヨとサ、ヨイヨイヨとサ」と掛け声を掛けながら丼池の道具屋の前までやって来た
「わしが「ここらで一服しょ~か?」と、こない言ぅさかいな、お前が「一服しょ~、一服しょ~」と、こない言え ほんで一服してる振りしてる間にホンマもんのヘッツイさんを荷造りして、また今度はホンマもんを担げて帰って来んねんさかいな 分かったか?」


「ヨ~イ、ヨ~イ、ヨッとサッ、おい、ここらで一服しょ~か?」


「一服しょ~一服しょ~、ヘッツイさんのそばで」


「余計なこと言わんでええ」


清八は仕事に取り掛かるが、喜六は竹の垣をどけようとして石燈籠の頭を落として大きな音を出したり、三輪車のラッパに触って音出してしまったりとドタバタとなかなか仕事がはかどらない


「こっち来い、これ、これや わし持ち上げるさかいな、えぇかお前、下からシュッと紐通せよ、えぇな頼むぞ、持ち上げるさかい 重たいさかいスッと通してくれよ、頼むで、いくで、ヨッショ、はい上がった、おい、いけ、おいっいけ言ぅてるやろ」


「へっ? 行け?、どこへ?」


「お前、何言ぅてんねん、紐通せっちゅうねん」


「わい、ちょっとションベンしてくる」


「何も今ごろションベン行かいでもえぇやないか」


「ちょっと緊張したからしとなってん」

「そこらではよ済ませ」


「ミミズもカエルも皆ごめん」


「もぉ、挨拶はえぇねん挨拶わ お前、妙なとこで律儀やろ、早いことせぇ」


「分かってるわかってる」


ジョジョ~・ジョ~ジョ~ジョジョ~・ジョ~・パラパッサ・パッサ・パッサジャジャ~ジャ~・ジョンジョロリン・ジョンジョロリン・ジョンジョロリン・ジャジャ、ジャ~ジャ~ジャ~・ジャ~ジャ~ジャ~・ジャ~・ジャ~ジャ~・ジョジョ・ジョ~ジョ~ジョ~・ジョ~ジョ~


「お前、お経みたいなションベンやなぁ、早いことせぇ」


ジャジャ・ジャ~ジャ~ジャ~・ジャ~ジャ~ジャ~・ちょぽりんッ・とぽりんッ


「ふは~ッ」


「済んだか?」


ジャ~ジャ~ジャ~


「途中で止めるな、早いことせぇ」


ジャジャ・ジャ~ジャ~ジャ~・ちょぽりんッ・とぽりんッ・ちゃぽりんッ


「あ~、スッキリした」


「こっち来い」


「手ぇ洗いたい」


「もぉ、堪忍してぇな お前今までションベンの後で手ぇ洗ってるの見たことないぞ 持ち上げるさかい頼むでホンマに、いけよスッと通せ ヨッシャ、上がった早よ通し、紐、通し 俺もいつまでこんな重たいもん持ってられへんねんさかいな、早よ通してや おい、まだか?」


「もぉちょっとで通るさかい待って 何や暗いさかいな、ちょっと見えにくい 石が邪魔んなって それにしてもな、これ見えにくいねや かなんなぁこれ、見えにくい」


「見えにくいのは分かってるけど、俺もいつまでもこんなもん持ってられへんねん 早いことして、まだかいな?」


「見えにく・・・、あッ、見えにくいで思い出したけどな、角の糊屋のお婆ん、もぉ歳で目が見えにくい」


「いま関係ないやろお前、ちょっとも関係ない、早いことして」


「もぉちょっとで通る」


「あかんあかん、もぉあかん いっぺん降ろそ、手ぇどけ、手ぇどけっちゅうねん もぉあかんさかい、もぉ手ぇアホなったぁんねん、指が震えてきた、もぉあかん、手ぇどけ」


「いや、もぉちょっとで通るさかい待って」


「あかんて、あかんいっぺんどけ、あ、ああ、あかん(ボコ)」


「いッ、痛ぁ~ッ! 痛ぁ~ッ! 痛ぁ~ッ!」


「大きな声出すな 静かにせぇ このアホ、ボケ、カス、空気、ラッパ」


「痛いッ! 痛いやないかい、お前 何でどつかれなあかんねん? 何で落とされた上にどつかれなあかんねん、お前? そ~じゃ、そらわいはアホじゃ アホやからこそ、夜中にこんなことしに来てんねやないかい せやけど、お前もあんまり賢いことこないぞ アホのわし連れて来て、こんなことしてるんやさかいな お前がアホか、わしがアホか、ここの道具屋のオッサン起こして聞ぃたろか?」


「そんなことできるかいな」


。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


 


<竹の水仙> 月の家 小圓鏡 さん


甚五郎は師匠の所で充分力を付けて、京の玉園に預けられた
京の御所から変わった物を彫るように依頼があり甚五郎がその時彫った物が「竹の水仙」
それが大層お褒めを得て、「左」官を許され日本全国に名が広まった
が、そんな事を自慢するような男でなく、京でブラブラしていた
江戸は駿河町の三井から運慶作の恵比寿様に対になるような大国の彫り物の依頼を受け100両で引き受け30両の前金を受け取った
しかし、仕上がり日は約束できなかった

玉園の許しを得て、見聞を広めることは良いことだと、30両の金を持って、寄り道回り道をしながら江戸に向かう
だが江戸の手前、東海道は神奈川宿に着いたときには無一文になってしまう
客引きが大勢出ていたが、薄汚れた着物では誰も呼び止めなかったが、宿も終わりの頃大黒屋金兵衛が呼び止めた
宿賃は出発時でイイというので大黒屋金兵衛の宿に決めた
綺麗ではないが静かな二階の部屋に通され、得に構われもしないのが居心地が良くて長逗留
一日3升の酒を飲み旨い物をいっぱい食べた

亭主は納得していたが、奥を預かる女将さんは黙っていない
この辺でひとまず精算して貰えと亭主に言う
渋る亭主に、お前さんはこの客の前に18人連続して無一文を連れてきた19人目になったらどうするんだと責める
亭主、仕方なく清算をお願いしに二階へゆく


勘定書きを見せると2両3分3朱、あれだけ飲み食いしてこの値段は安いと甚五郎、1朱足して3両にして渡すと言う
だが、掛け声ばかりで、現金が出る気配がない
出ないはずで金は無い
亭主、怒ったが無い袖は振れない
あああ、19人目かぁ・・・と半泣き


甚五郎は支払いの算段はついているので裏の立派な竹藪に切れるノコギリを持って一緒に来るようにと亭主に言った
そして孟宗竹をいくつか切り、それを持って二階に篭って「竹の水仙」を彫った
夜の夜中に出来上がり亭主を呼んだ
宿は朝が早いもの、亭主は夜中に起こされ不機嫌に上がってきた

見ると竹っぺらの先に丸い物が付いている
何だと訊くと「竹の水仙」だと言う
でもそれは蕾、どうせなら咲いた水仙を彫ればいいのにと亭主
甚五郎はそれひは答えず、寸胴の竹の花生けに水をイッパイ入れてこれをさしておいて、宿の目立つところに掛けて売り物と紙に書いておくと買い手が付くからそれで宿代を払うと言う

亭主、騙されたような気持ちになるが言われた通りにした
朝日が差してきて、竹の水仙の蕾に日が差すと、蕾が開いて立派な花になった
香りも回り中に広がり何とも良い香り

早朝に、熊本藩主細川越中守の行列が通ったが、水仙の香りに殿様の駕籠が大黒屋の前で止まって竹の水仙を眺めていた
殿様は御側用人の大槻刑部を呼び、あの水仙を求めてこいと言い付けて、行列は本陣へ
残された刑部は硬いだけで世事が分からない
大黒屋に入り亭主に竹の水仙を売ってくれと値段交渉をする
亭主は2階に上がって値段をいくらにするのか聞くと甚五郎は2文や2朱では渡せない、指二本出して、200両だと言う
そんな値段を言ったら侍が激怒して何をするかわからないと怖がる亭主に、なに、怒ったって殴られるぐらいだから大丈夫だと言う
殴られるのは痛いし嫌な亭主、下に降りて刑部に正面切って言えないので、指二本出した


「2両か?、違う?20両か?」


200両だと言ったら「足元見るのもいい加減にしろ」と亭主を殴って怒って出て行ってしまった
二階に来て文句を言う亭主に甚五郎は「表に立っていろ あの御用人は、すぐに顔を真っ青にして戻ってくるから安心しろ 戻ってきて、頭を下げて『売ってくれ』と言うから」
「ホントかな~」
でも言われた通り表で立つ亭主

こちらは本陣
刑部は、本陣で休んでいた越中守に「買わずに戻ってまいりました」と報告した


「それほどに高価であったか で、いくらであった」


刑部が指を二本出すと「2万両か?」と話が合わない
200両だと言うと越中守は「200両なら安い あれだけの彫り物、あの竹の水仙は今世に名を轟かせる名人の左甚五郎が創った貴重なもので間違い無い 左甚五郎の竹の水仙はあの宿のものの他には京の御所にしかない また甚五郎は、いくら金を積まれても、気が向いた時にしか創らない」と言う
それを刑部が「200両は高い」として帰ってきたことに越中守は激怒し、「もう一度宿屋に行き、もし買えなかった場合は切腹、お家断絶を命ずる」と言ったため、刑部は大慌てで大黒屋へ駆け戻ってきた


表に立っていた大黒屋の亭主、大慌てでこちらに向かってくる刑部を見て驚く
殴られた腹いせでちょっと意地悪をする
亭主は戻ってきた刑部に売り切れの紙を出して、「もう売れてしまったから無い、300両払ってくれるなら売った先から買い戻して渡す」と言い、それでも買いたいと言うので驚いて刑部に訳を尋ねた


「お主も知らないのか? あの人は甚五郎先生である」と、言い300両払って竹の水仙を持って帰っていった

驚いたのは宿屋の夫婦
二人で甚五郎に謝りに行った


「あの竹の水仙は300両で売れました」


「?200両と言ったはずだが・・・そうか亭主は商売人、200両で仕入れて300両で売るのは商い人の常識 100両はそちらに こちらから50両は宿賃と迷惑料です」

「お願いがあるのですが・・・」

神奈川中の竹を仕入れるから竹の水仙をいっぱい創ってくださいと言う亭主を甚五郎軽くいなして

「竹に花を咲かせると、寿命が縮まる」


(・0・。) ほほーっ


Jプロジェクトバンドでよーちゃんさんが再び登場

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一人衣装が違うのはバンドの衣装を忘れてきたからとか^^;
 


<一目あがり> の槌 藤助 さん
この教室のお師匠さんです


隠居のところに新年の挨拶に訪れた八つぁんは掛け軸に目がいった
もうちょっときれいなのを掛けたらどうですと文句をつけると


「この古いところに価値がある 汚いところに味わいと渋みがある こうして眺めるのが楽しみなものだ」


とたしなめられる
笹っ葉の塩漬けのような絵が描いてあって、上に能書きが書いてあるが何と書いてあるのだと訊くと


「これは狩野探幽の絵で雪折り笹、書いてあるのは能書きじゃなくて賛(サン)だと言い、”しなわるるだけは答えよ雪の竹”と書いてある」

と教えてくれた
その意味を聞くと、雪が積もり過ぎると曲がらぬ木は折れてしまうが笹しなって耐える 雪が積もって折れ曲がっていても春になれば元の笹になる 苦難があってもいつかはそれが取れるもので、我慢が肝心だという意味だと教えてくれた
八つぁん、その掛け軸にすっかり感心して思わず「音羽屋!」と褒めると、隠居にそんな褒め方をしてはいけない「結構な賛(三)ですね!」と言いなさい そうすればお前に対する世間の見る目が変わり、八公と言われているのが八つぁんになり、八つぁんが八五郎殿になり、それが八五郎様と呼ばれるようになるからと諭される
こういうものを見たときは「けっこうなな讃です」とほめるよう教えられた八つぁん
大家がしょっちゅう、ものを知らないとばかにして癪だから、これから行って掛け軸をひとつほめてくる、と大家のところに出かけた

大家が見せたのが根岸鵬斎の詩の掛け軸
褒めようとしたが絵がなく字だけで読めないので読んでもらう
”近江(きんこう)の鷺は見がたく、遠樹(えんじゅ)の烏見易し”
その意味を訊くと大家は『近くの雪の中のサギは目立たないが、遠くのカラスは目立つ』という意味だと言い、良いことは目立たないが、悪いことは直ぐ露見するという事だと説明した

「結構な三ですね!」と褒める八つぁん
「いいや、これは根岸鵬斎先生の詩(四)だ」
シだと言われて、サンしか知らない八つぁん、旗色が悪くなって退散

次にお医者さんのところで褒めようと「掛け軸を見せてくれ」と頼むと、見せてくれたのが一休宗純伺
何と書いてあるか訊くと
「”仏は法を売り、祖師は仏を売り、末世の僧は祖師を売り、汝五尺(ごしゃく)の身体を売って、一切衆生の煩悩をやすむ 柳は緑、花は紅の色いろ香 池の面に月は夜な夜な通えども水も濁さず影も止めず”だな」
「結構な四ですね!」と言うと今度は「いや、これは一休禅師の悟(五)だ」と言う
また旗色が悪くなって退散

八つぁんは「何だばかばかしい。、ひとつずつ上がっていきやがる 三から四、五ときたとなると今度五と言ったら六と言われるから、はじめから六と言おう」と、先回りして言うことにした
芳公のところに行き、一本しかない掛け軸を見せてもらった

「賑やかな絵だな。男の中に女が一人混じっているな、上に何か書いてあるがなんて書いてあるんだ」

「上から読んでも、下から読んでも同じめでたい文なのだ ”ながき夜の とをの眠りの みなめざめ 波のり舟の 音のよきかな”」

「結構な六だな」

「いいや、これは七福神の宝船だ」


。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ   

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演芸会の後はいつもだと出演者の打ち上げに参加させてもらうののですが流石に今回は出演者の打ち上げ自体がありません 
なので今回はSSブロガーの面々だけでお疲れ様〜


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選んだのは中華屋さん 
”よしだ家”、なんだかこってりしたラーメン屋さんみたいな名前ですが中華屋さんです
 


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餃子に白身魚の甘酢炒めに五目焼きそば それに白い麻婆豆腐
白い麻婆豆腐を食べたのは初めて
白いからと気を許して口の中に入れてしまうから余計に辛い^^;
ずっと紹興酒で過ごして体はぽっかぽか
飲み会アイス(飲んで帰るときはアイスをお土産にするのが我が家のお約束)を買って帰ります

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今回の記事、ちょっと長くなってしまいました

確定申告の書類を作る予定でしたが

記事を書くのに時間がかかってしまって

結局確定申告は手付かず

ええ、想像の通り長い記事をタイプしながら現実逃避^^;

提出期限延長で今ひとつやる気になれません

シリに火がつかないとやれない性格なのですーー;)


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nice!(102)  コメント(29) 
共通テーマ:日記・雑感

そうだ鎌倉、行こう。 県内だからと梅散歩2 [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]

前記事からの続きです 


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宝戒寺の次は荏柄天神
梅とくれば天神様は外せません


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ただここは日当たりが良いせいか梅は早咲き

ここの寒紅梅は鎌倉で一番早いんじゃないかな 
白梅は紅梅より遅く咲くのですが、でもやはり早めです 


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荏柄天神に来たのは久しぶり
前回来たのは下の娘の大学受験の時だったから二年も前のこと
この日も受験生がいっぱい来ていましたね  


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境内に座る場所があるのは嬉しい
ここで暫く一休み 
いえね、飲んだ後に歩くと結構足が疲れて^^;
ほろりと酔った体に穏やかな日差しが心地いい
梅の甘い香りにうっとり、酒に酔い梅の香りに酔い、いい気分
こういう陽気の日に昼酒って最高ですねぇ


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暫し休憩した後は瑞泉寺へ
山深い二階堂の谷戸にある瑞泉寺
入り口のある谷間の庭と長い石段を登った本堂のある庭に合わせて130本の梅の木があるそう
花が遅めの瑞泉寺ですが、谷間にある庭は日当たりが悪く特に遅め  
この日はまだ数輪しか咲いていなかったです 

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この感じだと3月の中頃でもまだみられるかもしれませんね
石段をゆっくりと登って本堂のある庭へ


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ここは静かでいいですね
他にも参拝者はいて声をだしてはいるのですが、何故か静かに感じます
まるで山全体が音を吸い取っているかのよう 


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上は日当たりがいいだけにそこそこ咲いています 
境内は甘い香りでいっぱい
梅の香りは落ち着きますね 
ずっと香りの中に居ても桜の香のような高揚感はありません


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ただ・・・・暖かな日が続いていたせいなのか花粉がいっぱい
結構目が痒くてムズムズ
最近、花粉の症状が変わりました
以前は鼻の症状が酷かったのです


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寝ていても鼻水が溢れて目が覚めるような状態で、とても薬なしでは過ごせなかったのです
薬を飲んで点鼻薬使って、と、あの手この手で抑え込む感じでした
しかも薬が眠くなるものだときたもんだ
人生最初の加害者側交通事故は薬で半分落ちかけてしまい、渋滞というのもあってうつらうつら、はっと気づいたら前走車は止まってる!!!!
急ブレーキ、でも後ろからこっつん、ごめんなさい^^; 


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2回目のやらかしも花粉の季節でしたね
これも薬の副作用で睡魔に襲われていました
東名で渋滞の中、クシャミが止まらなくなってしまい
でっかいのをやったら窓ガラスにゴッツん
痛てぇ・・・って気を取られて気付いたら前が止まってる
あちゃー>< 
思い出してみると、やらかした事故って全部花粉の季節かも 
薬の副作用って怖い


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で、最近の症状なんですが
実は鼻の症状はそれほどありません
薬は特に必要ない感じ
クシャミも偶に出るぐらい 


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薬不要となって眠くならないから車に乗っていても安心だけれど
ただ・・・めっちゃ痒い
目が痒くてたまらないのです
以前は目の症状は酷くなかったのに今は目が酷い
目薬が手放せません
まぁ、目薬を使っても眠くはならないからいいけれど 


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あと酷いのは口の中
上顎表面一面にブツブツができて痒いのなんのって
口の中じゃ薬を塗れないし・・・・
口の中に手を突っ込んでボリボリやりたい気分  


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で、そんな時にいい方法が一つ
それは蕎麦、当然モリ
それも十割ではなく二八がいい
喉越しのいい蕎麦で喉を掻いてもらう作戦です
でもこれ、本当に気持ちいいのですよ
勿論、豪快に音立てて啜らないと気持ちよくはないです 


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そして耳も痒くなるかな
なので春は綿棒の消費が激しくなります  


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この日は・・・・はい、ちゃんと持ってきていますよ、目薬
何処に行くにも手放せないですから
たっぷり使ってスッキリ爽快
しみない目薬なんて使いません
めっちゃしみるのが気持ちいい 

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目をスッキリさせた後はベンチに座って梅をゆっくりと楽しみます
青空をバックに白梅、気持ちいいな
ここにメジロが来てくれたら最高ですが・・・・
鶯かメジロが来ないかなと暫く待ちましたが来たのはカラスだけ^^;
前に本覚寺で”梅に鶯”を撮り損ねた(フォーカスが//orz)ことがあってそのリベンジもしたいのですが
その後鶯とは出会えません


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時折強めの風で花吹雪
桜の花吹雪のような派手さはないですが綺麗です  


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陽も傾いてきましたから瑞泉寺を出て駅に向かいます 
その途中、下の娘のオススメのお店に寄ってみましょう 


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ここだったかな?
”ここでいいよね?”とLINE送ると”そやで”と返信
カフェ ヴィヴモン ディモンシュね

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実は鎌倉駅で降りて最初に来てみたのですが凄い行列で諦めました
夕刻ならば空いているかなと帰りにまた寄ってみたのです
少し待ちがありましたがそれでも10分ぐらいで入れました  


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紅茶派で珈琲を飲まない下の娘
自家焙煎珈琲のお店で紅茶を頼むのは気が引けたらしく珍しく珈琲を頼んだそう
それが美味しかったと言っていました
珈琲嫌いの下の娘に美味しいと言わせた珈琲
ちょっと気になるので自分も珈琲をチョイス
何を飲んだらいいか良くわからないので左上の法則を発動
コスタリカなんちゃらをオーダーしました 


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紅茶は種類は無いですがポットサービスなのはいいな 


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で、下の娘オススメのプリンパフェをオーダー 
これを食べに来たんだよね^^¥ 


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プリンパフェと珈琲の到着  


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旗がたっているのがいいな
ただ旗の柄が面白くは無いけれど
プリンにプリンの旗、捻りがないなぁ  


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プリンは硬めでしっかりしたタイプ
懐かしい味でした
まぁ、美味しいです
だって美味しい要素しかないし^^
あっ、珈琲も美味しかったですよ
あまり苦くなくて自分でも大丈夫な味でした


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富山から帰ってきました

予想通りにまたまた大赤字の出張

今回は二泊の予定だったので

リピのところは外していたのですが

いろいろ腹立たしい外乱があって結局もう一泊

こりゃリピしなさいって言われているような気がして

リピしたらホタルイカのお造りがメニューに

ホタルイカの造り、美味しかったです^^

詳細は後日

あっ、来月の富山出張を仕込んでおきました

桜の頃に行かれるといいなぁ^^

定宿から川沿いの桜が綺麗に見えるのです

路面電車と一緒にね


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美味しいお酒と蕎麦と 鎌倉・扇ガ谷 手打ち蕎麦 さとう [神奈川の蕎麦]

前記事の捕記事です  


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さて、ランチに選んだのは”手打ち蕎麦 さとう” 


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店内はカウンター席のみの8席  


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お絞りが布なのは嬉しいです
でもカウンター席だけの小さなお店ですからオヤジ拭きはできません
アレは人目がない事を確認してからでないとできませんからね  


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品書きを確認します
休日ですから蕎麦前をいただきましょう
まずは焼き味噌をオーダーしました  


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お酒は鍋島特別純米で  


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好きな天麩羅を組み合わせて天丼ができるのもいいですが  


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やっぱり〆は蕎麦がいい
〆はせいろの大盛りで  


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温かな蕎麦はこんな感じ  


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まずは鍋島の到着 
パン酵母のような麹の香り
円やかですね 


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続いて焼き味噌も  


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ちょっと甘めの焼き味噌
もうちょっと味噌感が強い方がお酒が進むな  


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次は賀茂金秀桜吹雪特熱純米薄濁りをオーダー
桜吹雪の名に誘われました
フレッシュで爽快な味わいがいいですね
 


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蕎麦前を楽しんだら蕎麦
蕎麦は断面がスクエアな細打ち
エッジもしっかりしていて喉越しが良さそうです
まずは蕎麦だけで手繰りましょう
少量口に咥え一気に啜ります
啜ったそばから香り立ち感じは少ないですが噛めばしっかり香ります
噛み応えもいい感じ
噛み切る時の反力が顎に心地いい
喉越しも良く、飲んだ後に啜るにいい感じ  


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汁は柔らかめ
濃さも濃くはないでしが旨味はしっかりしています  


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蕎麦を汁に浸けていただきます
蕎麦の半量を浸ける位が一番蕎麦の香りを引き出せていました  


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薬味は山葵と葱
葱は薄くスライスされ透明感もあって綺麗
山葵は香りよく、蕎麦の合間の口直しにいい感じでした  


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一気に蕎麦を手繰ります
思った通りの喉越し
喉が気持ちいい
花粉がめっちゃ舞っているこの日の鎌倉
花粉にやられた喉に心地いいです  


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蕎麦を食べ終えるタイミングで蕎麦湯の登場  


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蕎麦は普通に茹で湯、落ち着きます 


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手打ちそば さとう
0467-37-8381
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-8-9
11:30〜19:00(L.O.18:00)
定休日 月曜日・第2、第4火曜日定休 

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富山に出張

新幹線降りてあまりの暖かさに驚きました

寒鰤のシースンは二月末までだそうです

三月はホタルイカが旬だとか

そう、今回も赤字出張です^^;


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