観光牧場の蕎麦も侮れず 那須塩原の蕎麦 もみじ亭 [栃木の蕎麦]
お茶を飲み過ぎたのか、寒さのせいなのか、かなり限界近くになってしまってIC近くの観光牧場、千本松牧場に緊急PIN
間にあってよかった ヨカッタ(*´∀`)つ
と、ふと見ると蕎麦屋の看板を発見
観光牧場の中にある蕎麦屋、どんな蕎麦が出てくるのか気になってしまい、ランチはここに決定です
案内板に従って歩いてゆくと、ちょっと味わいのある雰囲気の建物を発見
蕎麦屋っぽくないですが、此処のようです
(昔、牧場事務所だった建物のようです)
入店、入って右側がテーブル席、左側は座敷で、その奥が厨房になっています
靴を脱ぐのが面倒だったのでテーブル席に陣取りました(腰がね、まだ完全じゃないから屈むのがちょっと^^;)
お茶は温かなほうじ茶
まぁ、最初っから蕎麦茶は期待していません(おしぼりも・・・)
観光牧場内の蕎麦屋ですから^^;
品書きを確認します
これが思ったよりも蕎麦屋していました
こういう場所にある蕎麦屋さんですから、もっとご飯ものが多いと想像していましたが、ほぼ、蕎麦と饂飩のみ
丼物は天丼(かきあげ丼含む)しかありません
結構拘っているのかも^^
しかも品数は少な目、冷たい蕎麦に至ってはモリ、大根蕎麦、なめこおろしの三種のみ
こういうのもポイント高いです
種類が多すぎるお店は大抵つまらない味ですから
蕎麦の値段もいいところを突いています
モリで600円~700円のあたりは、蕎麦のアタリハズレの幅が一番多い価格帯
アタリなのかハズレなのか、楽しみです
天ぷら5点盛が470円とはリーズナブル
とても観光牧場の中にあるお店とは思えません
丸亀の天麩羅だって、皿に5点盛ったらこれより高い
一番安いちくわ天でも5本乗せたら550円ですからね
鴨汁そばも魅力的
この写真通りの内容だったら、980円って破格じゃね?
湯葉、好きなんだよね♪
でも、初めての店ではモリ
これは自分の拘りです
それを破る訳にはいきません
オーダーは皿蕎麦の2.0
皿蕎麦2.0の到着
なかなか良いお皿に盛られています
お皿が大きいので2.0でも少なく見えてしまいますね
蕎麦は少し透明感のある、艶やかな蕎麦
細かな星が入った、断面がスクエアな細打ちの蕎麦です
まずは蕎麦のみで味わいましょう
箸で4,5本挟んで唇へ
軽く咥えたら一気に啜りあげます
この啜る動作が重要、この啜りあげによって蕎麦の香りが鼻腔に届くのですから
これが思ったよりいい感じに香るのです
無論、ガッツンと強く香るタイプの蕎麦ではありません
でも啜った時から、仄かではが香りが立ってくれます
噛み応えも悪くない、噛み切った時は適度な反力を感じさせてくれ、だらしなく潰れる事はありません
自己主張は強くはないですが、いい感じ
観光農園の中の蕎麦屋さんという事で、ちょっとネガティブに予想してしまっていたようです
次に汁を味わってみます
一口軽く含んだ瞬間、????
薄い?
でも味はあるのですが、厚みがない、いや厚みもそれなりにあるのですが薄い、いや違うーー)
薄くないのですが弱弱しい、そう、弱いのです
最初に感じるのは甘さ、ちょっと甘めの汁
出汁の香りも、あともうちょっとあったら・・・と言う感じ
旨味、香り、酸味、塩気、どれもあと僅かに足らない、そんな味
蕎麦を汁に浸け手繰ります
やはり汁が弱い
蕎麦だって、強い蕎麦ではありません
そんな蕎麦なのに、汁にどっぷり浸けても汁が負けるのです
弱くて、蕎麦の味を押し上げることができない、そんな汁
これは勿体ない
薬味はオーソドックスに葱と山葵
山葵は瑞々しさがあり、香りも適度
葱は普通、特筆なし
蕎麦を汁にどっぷり浸けながら、あともうひと味あれば・・・と
蕎麦湯は最初から出ることは無く、終盤で供されます
茹で湯に若干の粉が入る感じでしょうか
残った汁を蕎麦湯で割っていただきます
汁が弱いので蕎麦湯で割ってもさして・・・^^;
むしろ蕎麦湯のみの方がいいかも
食事処もみじ亭
0287-36-1025
栃木県那須塩原市千本松799 千本松牧場
11:00~14:00
駐車場に戻ろうと歩いていると素敵な看板を発見
看板に誘われて、ついふらふら~っと^^;
来てしまいました^^;
来た以上、温泉に入らないとね^^
入湯料は700円
鍵付きロッカーは無料です
まずは内湯から
内湯はちょっと小さ目
サービスショット~♪
いやぁ、気持いい^^
湯は薄く黄色、ぬめっとしたアルカリ泉
硫酸塩、塩化物を含んだ湯は温まります
ギックリな腰と事故の後遺症の首回りをしっかり温めましょう
そして露天風呂
露天風呂がメインのようで、そこそこ広さがあります
貸切状態ですから好きに撮れました^^;
静けさがいいなぁ
貸切状態なので話し声一つ聞こえません
温泉が岩肌を流れる音が聞こえるだけ
それ以外には、時折のぼせた肌を撫でてゆく冬の風の音
体中がふにゃふにゃになりそうな気分
冬の陽射しはピュア
清々しく透明で、なんとも気持ちいい
舞い踊る湯煙を輝かせ、それがまたいい感じ
しつっこくサービスショット~^^
いやいや、凄くいい湯加減にずーっと浸かっていました
一時間の長湯でしっかり温まります
休憩室
お風呂あがりには珈琲牛乳だよね
でも・・・瓶じゃないのが残念--;)
最後にソフトクリーム
牧場に来たのならソフトは外せません
今の時期に”いちご”が売り切れってどうよ
季節限定は”いちご”と”ミルクティ”
いちごは季節限定って解りますが、ミルクティが季節限定って???
紅茶に季節なんてあったっけ?
とにかく中へ入ります
限定に釣られてミルクティ^^;
クリーミーで美味しかったです
庭にはハート~♡
夜は光るらしい
ハートの奥には真愛の泉
泉、泉、いずみ、いず・・・、い・・・、・・・・
泉ってどこぉ(・o・ ))(( ・o・) ドコニ?
ひょっとして、金魚が泳いでいそうな鉢が泉????
これが泉?
いや、違うだろ
でも・・・周りにはそれらしきものは無いしーー;)
しかも凍っているし
凍てつく真愛^^;
さて、帰らないとね^^;
久々の会津のかおり でも汁との相性に戸惑う 那須塩原の蕎麦 道楽庵 [栃木の蕎麦]
(前記事の補記事です)
昼ごはんを食べないまま走っていたものの流石にお腹が減りました
蕎麦屋さんを探しながら走ります
見かけた蕎麦屋さんを外観から評価しますが、どこもピンとこない
観光地的な店が多いのは仕方ありませんが、それにしても感じるものがないまま那須塩原IC付近にきてしまいました。
十割蕎麦を看板に掲げる店もありますが、ラーメンなどを看板の品書きの中に見てしまうと入る気になれません
IC付近でようやく見つけた良さげな蕎麦屋さんは長期休業中の表示
好みの店がなかなかみつかりません。
そのままICに向かい、見つけた一軒の蕎麦屋さん
外観に拘りな感じは無く、観光客相手な雰囲気がいっぱいですが、場所柄仕方ないでしょう
入店してみます
時間も時間ですから他にお客さんは居ません
貸切状態
でも入った瞬間に気に入らないことが
それは品書き
閉じて、テーブルの隅にテーブルの向きに合わせて綺麗に置いてあるのもあれば
開いた状態でテーブルに乱雑に置かれたものも
その見た目の悪い乱雑な置き方は一つだけではなくいくつも
むしろ綺麗に置いてある方が少ない
このだらしなさ、これだけで味への期待は無くなります
でもおしぼりはちゃんと布
お茶は冷たく、水分が欠乏した喉に嬉しい
乱雑に開き置かれた品書きを手に取って確認
セイロは700円、大盛りは200円増しだそう
外観は観光客相手っぽさがいっぱいですが、自家栽培、自家製粉の蕎麦だそう
これは意外な、外観だけで判断をしてはいけないという事かな
この店の蕎麦は会津の蕎麦だそう
会津の蕎麦は、会津にあったお客さんが解散して以降会津に行く機会が無くて食べていません
久しぶりに会津の蕎麦を楽しむのも悪くない
しかも”会津のかおり”を打っているそう
会津に半駐在状態だった頃は”会津のかおり”が気に入っていて、会津のかおりで打った蕎麦を食べ歩いていました。
ランチと言うには中途半端な時間ですが、”会津のかおり”の名を見て大盛りをオーダーしました。
そして蕎麦の到着
蕎麦はスクエアな断面をもった蕎麦ですが、左程細くはありません
喉越しがいい感じではなく、噛んで食べる蕎麦であることを主張しています。
薬味はオーソドックスに葱と山葵
唸るような綺麗な葱ではなく普通な感じ
山葵も普通な香りと辛みで特筆無し
表面に星は無く、綺麗
粗さも感じません
綺麗に挽いてある感じ
早速蕎麦のみで手繰ってみます
蕎麦の端を咥え一気に啜ると・・・やはり滑りは悪い
唇にやや大きめの抵抗を感じさせながら滑ってゆきます
負けないように大きく力を込めて啜り香りを確認
でも残念ながら夏の蕎麦、香りは仄か
噛みきった時の抵抗感はしっかりしていてコシはあります
でも噛み潰すときの反力は弱め、そのまま潰れる感じ
よく噛むと蕎麦の甘味と香りが溢れてきますが、季節的なものもあって少な目でした。
汁を確認します
徳利から器に移しますが、徳利の中の汁の量はかなり多め
適量注いだ後も徳利には汁が三分の二は残っています
注ぎながら汁の色をチェックしますが、かなり濃い色
これは手強そうな汁だと感じさせます
一口含んで味わってみます
凄く濃い、そして辛口
甘さは感じません
ダシの香りや酸味、甘さ、それらは辛さの奥に隠れている感じ。旨みさえも隠れている
これは難しい
蕎麦に汁を浸けて食べるにしても蕎麦汁の醤油やダシの匂いは蕎麦の香りを邪魔してしまう
なので蕎麦を汁に浸す量は最小限にするようにするのがいい
そうは言っても汁を付ける事によって蕎麦の甘味が引き出されるのも事実
それ故店によっては、江戸蕎麦の店に多く見られるようにあえて蕎麦汁を濃いめにして汁に浸す量を少な目にしているという話を聞いたことがあります。
辛く濃く、でも旨みはあって欲しい
蕎麦を汁に浸けて啜ります
最初は蕎麦の三分の一程度を浸けて啜りますが、やはり濃い
口の中は最初から最後まで汁の辛さでいっぱいになってしまいます
塩辛さで旨みも沈んだまま
四分の一、六分の一と徐々に浸ける量を減らしてゆきますが、減らしすぎると蕎麦の甘味を引き出せません
かといって浸けすぎは香りを感じない
セッティングが凄く難しい
それでも蕎麦がもっと細打ちだったら楽なのでしょうが、このやや太目な感じがさらに難しくしているようです。
正直なところ、すべて食べ終えても最適なセッティングを見つけられませんでした。
ちょっと蕎麦と汁の相性が良くない気がします。
細打ちの蕎麦にキリッとした辛口の汁はよく合いますが、太目の蕎麦には優しめの柔らかな汁の方が合うのではないかと
蕎麦湯は適度に白濁
残った汁は蕎麦湯で割って楽しみます
濃い汁ですからしっかり割らないといけません
飲み干しておかわり
徳利に残っている汁を注ぎ入れ、蕎麦湯で割って・・・・
汁が濃いので蕎麦湯がたくさん必要
しかし蕎麦湯の量はこれだけしかありません(おかわりすれば良いのでしょうが、それだと飲み過ぎです。帰り道でPIN回数が増えてしまうので却下)
濃いめの割り方で飲みましたが、それでも汁が余りました
この濃さでこの量は多すぎです
最後までしっくり来ない感じで食べ終えて、もやもや感が残りました。食べ終えても難しい顔のまま・・・
道楽庵
0287-35-3770
栃木県那須塩原市下田野531-77
CPの高い田舎打ち蕎麦 宇都宮の蕎麦 仁 [栃木の蕎麦]
前記事で”ケーキ見て、カレーを見て、次はそろそろ蕎麦?”・・・というmiya_gonさんのコメント
み、見破られたかぁ~><
と、いう訳で今回は蕎麦です^^
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今日は珍しく栃木は宇都宮
宇都宮と言えば餃子ですが・・・・
ここでも蕎麦を求めて彷徨います^^(仕事で来ているのですが・・・・・)
客先のある工業団地の近くを通りがかると蕎麦の幟が
その幟に誘われながら集落に中に入ってゆくと畑の中に看板^^
農家の兼業蕎麦屋なのでしょうか。
そのシンプルな看板に書かれた定休日は月、火、水・・・なんと週休三日制です^^;
看板を越すと駐車場、その奥が店のようです・・・・結構遠い^^;
既に車がいっぱいで、自分の後ろにも後続車が
人気店のようですね
蕎麦を打つ 鬼怒の川面に 鴨の群れ
う~ん、鴨セイロが食べたくなりますねぇ(笑)
ようやく入り口
普通に一般家屋の玄関です
店内(?)も普通の部屋を改造した感じ
テーブル席はダイニングなのでしょうか
既にいっぱいで座敷に通されましたので未確認
蕎麦屋さんというより一般の家の雰囲気
あまり落ち着けません^^;
お茶はほうじ茶
ポットが置いてありますのでおかわりはそこから^^
品書きを確認します
盛りが500円、何とリーズナブルな
特盛りは二枚分だそうですが、それでも800円です。
特盛にしてみましょう。
気になるのは鴨せいろ
まず名前が素敵^^
そして値段、鴨せいろで800円とはとても財布に優しい^^
特盛蕎麦の到着
細打ちではなく、適度な太さを持った蕎麦
星は多く、結構目立ちます。
スクエアな断面で幅は揃っているのは良い感じ
でもエッジが甘くシャープ感はありません。
早速蕎麦のみで手繰ります。
やや茹で過ぎのようで柔らかな感覚が箸を介して指先に伝わります。
蕎麦を箸先に摘まみ口の中に
表面が柔らかな分唇の滑りが悪く、喉越しは良くありません。
星の多い蕎麦特有の表面のザラツキ感もあり、啜るのに力が必要なのです。
立ち上がる蕎麦の香りは野趣に溢れ、殻の香りが強い感じで野趣たっぷり。
蕎麦を噛み切った時の反力は無く、コシを感じません。
奥歯で潰すと星の多い蕎麦特有の歯切れの悪いスッキリしない噛み応え。この感じは好みではないなぁ・・・
汁を一口口に含みます
甘さが先に広がります
でも薄めの汁なので甘さをくどく感じません。
汁の厚みは薄めで甘さでコクを出しているようです。
凛とした感じはありません
蕎麦を汁に浸けて啜ります。
やや薄めの汁ですので蕎麦をどっぷり浸けて啜った時が一番バランスが良い感じ
汁の香りと甘さが引いた後に野趣あふれる蕎麦の香り
それはアクの強い殻の香りを甘さで押さえつける感じのバランス
茹で過ぎの蕎麦、スッキリしない噛み応え、でも値段を考えれば納得できます。
普通盛り500円でこの蕎麦なら悪くはありません。
薬味は葱に山葵
山葵は・・・値段的にも仕方ないですね^^;
葱、これが意外といいのです。爽やかな香りと強すぎない辛味、その奥に仄かな甘味を感じて・・・
自家栽培ものでしょうか、鮮度が良いのかも。
茹で過ぎなのが残念な蕎麦でした。
食感に良い感想は持てませんでしたが、これがもっとコシのある茹で方だったら評価も変わったと思います。
拡大してみると星は多いですが過ぎる程ではありません。食感が気に入らなかったのはやはり茹で方が原因なのかも
蕎麦湯は一般的な入れ物で
普通に茹で湯のようです
甘めの汁は蕎麦湯で割ると美味しいです
美味しい葱、蕎麦湯に入れていただきました^^
狸のお見送りを受けて・・・
なんとも長閑な雰囲気。地元のお客さんでいっぱいでした^^
そば仁
028-661-0863
栃木県宇都宮市平出町5808-1
11:30~14:00
定休日 月・火・水
品書きはマニアックなんだけど 栃木の蕎麦 三たてそば 蕎音 [栃木の蕎麦]
ある日の宇都宮出張、迷い込んで偶然見つけた蕎麦屋さん。
三たてそば 蕎音。
挽きたて、打ち立て、茹でたての三たてを口上にしている蕎麦。
これは期待が持てそうかも。
次の機会に来てみようと楽しみにしていました。
そして、その機会がやってきました。
まずは笠間PAで甘味から。
あまおうソフトクリーム。
こってりした味わいを想像してかぶりつきましたが・・・意外やあっさり。
アイスというよりジェラードのような味わいでした。
こってりを想像していましたので肩すかし。
美味しいですが何となく納得できません^^;
仕事の前に気になっていた蕎音に向かいます。
店内は小さいですがシンプルで良い感じ。
明るい店内である事も好感が持てます。
品書きを確認します。
なんと、もりのみです。
しかも量は合で表記されています。
1.5合で普通の一人前の量とか。
一合(500円)から一升(5000円)まで設定があります。
なかなかそそられる表記ですね。盛りしか無い所と言い、なかなかのものかもしれません。
期待で胸が膨らみます。
何合がいいかな・・・・4合?5合?
注文するときに念のため店に人に量を確認します。
すると沢山食べたいという男性の方には3合を勧めていると。
そうですか・・・・なら三合で。
無くなり次第終了・・・・美味しい蕎麦なんだろうなぁ。
でも、実は不安な事が・・・・
それは水。
いきなり水を出す店で、蕎麦が美味しかった確率はかなり低いです。
ちょっと不安になりました。
まず薬味や汁が来ましたが・・・・
不安が現実なものに。
何と器がプラスチックなのです。
こんな器を出す店で美味い蕎麦は望めません。いや、たとえどんなに美味しい蕎麦であったとしても味を盛り下げられてしまいます。
蕎麦がまず1.5合分きました。
白く綺麗な蕎麦ですが・・・どうでしょう。
蕎麦のみで啜ってみます。
しかし・・・やはり香りが感じられません。
そして甘味も。
頑張って咀嚼してみますが香りは満足に出てくれませんでした。
プラスチックの安っぽい重みの器を持ち、汁を少量口に含みます。
唇に触れるプラスチックの頼りない感覚が味わいをさらに盛り下げます。
甘い・・・甘さが残ります。そのくせ汁はトゲトゲしていて円やかさがありません。
汁の厚みは薄く、味奈登庵と大差ない気がします。
仰々しく合数表示させる程の味ではない気が・・・
味奈登庵なんか500円出せば富士山盛りがやってくるというのに・・・
蕎麦を汁に浸けて啜りますが・・・・
汁に浸けても蕎麦は香りを出して来ませんでした。
汁も蕎麦に合うのか合わないのか、さっぱり判りません。
汁がトゲトゲで蕎麦に馴染んでいないようです。
あー、5合にしなくて良かった。
心底そう思いました。なかなか箸が進まず、1.5合が辛かったです。
3合の終わりの頃はベルトを緩めていました。
薬味
葱はどう見ても厚すぎです。あまり美味しそうに見えません。
山葵はどうでしょう。
瑞々しいというよりべチャッとした感じで粒粒感が強い粗引き山葵。
香りも期待はずれ。
蕎麦にはエッジが無く、噛み切ったときの感覚も頼りないものでした。
大根サラダが付いていました。
二枚目のざる。
この二枚目が辛かったです><。好みの蕎麦なら1kgは軽く食べる自信がある さる1号 なのですが・・・
この店、自分の好みの蕎麦ではありませんでした。
でも、お客さんは結構多く、盛りしかない蕎麦屋としてはかなりのお客さんが入っていました。
自分の求める方向にある蕎麦屋さんではありませんでしたが、別の方向を嗜好する方には人気のようです。
食って深いですね。
自分の好みの味では無く、器も自分の好みではありませんでしたので厳しい評価でブログを書いていますが、この店、感心した部分もありました。
最初の一枚を食べている時、奥から視線を感じました。
自分が食べているスピードをチェックしていて、適切なタイミングでもう一枚が出てきたのです。
これは素晴らしい事。
これができない店も多いですから。
蕎麦湯はちょっと濃いめ
でもドロッとはしていません。
打ち粉が多いのかな
価格を考えると満足できませんでした。
自分が今まで食べ歩いた感覚からすると、750円の蕎麦としては不満が残ります。
自分の評価は500円/1.5合
三たてそば 蕎音(シズル)
栃木県宇都宮市宿郷3-21-15宇都宮リージェントホテル1F
028-633-0426
11:30~16:00(蕎麦が無くなり次第終了)
定休日 木曜日