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ジャンボ水饅頭が食べたい・・・ならば作ってみよう [スイーツを作ろう(making sweets)]




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今日も雨。スッキリしないのは自分の体だけではないようで空模様もこのところスッキリ晴れてくれない。
水饅頭が食べたい・・・
食欲もないから口当たりの良いものが食べたくなる。
食べたくなると頭の中はその妄想で溢れ、水饅頭が頭の中を駆け回わる。
しかも普通の水饅頭ではなく、巨大な水饅頭。
そう、プリンが食べたい時に夢見るバケツプリンのように。
しかし、そんな巨大な水饅頭が売ってはいない。
ならば・・・作ってしまえ。自作ならいくらでも大きくできる。
ご飯茶碗位の大きさの器に入った水饅頭がいいな。
とりあえず習作として湯飲み茶碗で作ってみよう。

まずは餡子から。
500gの小豆をたっぷりの水で柔らかくなるまで煮よう。

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粒あんを作るよりも簡単だ。何故なら割れないように気遣う必要がないから。
ただ柔らかく煮れば良い。

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柔らかくなったら豆を潰す。

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大きなボールの上にザルを重ね、餡子を少しずつ流しいれる。水を加え、餡子をザルの中で泳がすようにして皮と分離させる。

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一番効率よく潰せるのは、・・・手だった。
水の中で良く泳がせて餡子と皮を確実に分離させる。

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残った皮。
これを見ると粒あんの植物繊維の多さが判る。
粒あんの方が身体に良さそう。

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水に溶けた濾し餡。器を放置して沈殿させる。

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沈殿させたら上澄みと沈殿物を分ける。使うのは沈殿物、間違えて捨てないように。
沈殿物のボールに水をたっぷり加えかき混ぜ、再び沈殿を待つ。

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2回目の沈殿が完了。
これをサラシで濾そう。
・・・・・
探したが適切な大きさのサラシが無い・・・仕方ないからこのまま続行。
煮詰めれば何とかなるだろう。

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沸騰とともに熱い餡が跳ねるから背の高い鍋に餡を入れて・・・煮詰めたら

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砂糖を400g投入。さらに煮詰めて好みの堅さに、焦がさないように注意しながら。

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塩少々を振り入れて味を締めて火を止める。
そして一晩おいたら・・・

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一晩おいて馴染んだのがこれ。

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チーズケーキ(メタポリタン・スフレ・フロマージュ)も一晩寝かせた。
味見タイムだ。

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スフレ特有のフンワリ感とチーズのコク。メタポリックな量のグラニュー糖がガツンとパンチを繰り出す。
深めにローストしたコーヒーを合わせた。
TAKE1で気になったクリーミー過ぎるクドさは無くなり、サワークリームのサッパリ感が全面に出て来た。
今度は逆にもっと重くても良いような気がした。
レモン果汁を増やしたことで軽やかになったのかもしれない。
しまった、一度に二つのパラメーターを変えるのは間違いだった。

チーズケーキを楽しんだ後は水饅頭作りを再開。
下の娘が手伝いに来てくれたがキッチンは狭い。
ガスレンジ前は一人しか入れないから撮影係をよろしく。

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器に対して適切と思える大きさの餡団子を作って・・・

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本葛を150g、水を600cc、砂糖を360g用意した。

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葛を水に溶いて、溶けたら砂糖を投入して良く溶かす。

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一度濾して片手鍋に入れる。(火加減は火からの距離で調整するから)
中火にかけて・・・ひたすらかき混ぜる。

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きたきた、そろそろかな。
このあたりから一気に進行する。

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煉って、煉って・・・・

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半返し(乳白色の状態)で火から降ろす。

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熱々を器に入れて

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餡子玉を置いて

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さらに葛を被せる

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盛り過ぎかな?

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蒸す。器が大きいから15分蒸してみた。

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蒸し上がった水饅頭を水の中に入れて冷却。

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水道水では追いつかないから氷も入れておこう。

これで後は冷えたらOK


・・・・そして・・・・

食べてみよう。
わゎっ、こ、これは・・・・葛餅の濾し餡サンド状態だ。
どうやら水の量が少なかったようで、葛に水饅頭のプルンとした感覚がない。
モッチリした感じで、正統的な葛餅と水饅頭の中間位の食感だ。
しかも餡子玉が大きすぎなのか使った器の形状が不適切なのか、取り出す時に割れてしまった。
う〜む、かなり改良の余地がある。
もっと探求しなければ。

柔らかめの葛餅w濾し餡として食べよう。
失敗して形が壊れた水饅頭(葛饅頭と言うべきか)だが、本葛を使用した葛餅もどき。不味いわけがない。
このままでは終われない。
レシピを検討修正してリベンジだ。

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