水饅頭再び 今度は抹茶餡で。 & 日本丸総帆展帆 [スイーツを作ろう(making sweets)]
土曜日は解放日。しかしこの日は無制限解放日ではないようです。
アイドルグループ嵐の何やらがあるとかで、上の娘と奥さんはドームに出掛ける。
下の娘は一緒に行かないと言うので、必然的にお父さんとペア行動。
タンデムで何処かに行こうか・・・
よっしゃぁ、山梨の明野まで向日葵畑を見に行こう!
映画のロケにも使われた場所で、かなり壮観らしい。
(写真はallabout forM の明野の向日葵畑の紹介ページより借用しました。)
金曜日の夜、MAPFANで場所を確認し、タイムテーブルを組み立てていると・・・奥さんが一言。
彼女、土曜日の14時に塾だから。
えぇっ、じゃあ何処へも行かれないじゃん。(涙)
がっかり・・・気落ちしながらも土曜日を有効に使う方法を考える。
うん、水饅頭のリベンジだね。
今度は餡子を抹茶餡にしてみよう。
豆をたっぷりの水に浸して就寝。
土曜日の朝、作業開始。
柔らかくなるまでしっかり煮て・・・
豆を潰す。
・・・追いつかないな。
これが便利。しっかり潰したら・・・
大きなボールの上に置いたザルにあけて、水を注ぎながら豆の中身を水に溶かす。
皮だけが残ったかな?
手で皮を握って全部潰れている事を確認して・・・
ザルに残った皮。
沈殿した豆粒子と上澄みに別けて、上澄みは捨てます。
残った豆粒子に再び水をたっぷり注いで、よくかき混ぜよう。
目の細かいザルにあけて、さらに濾します。
まだこんなにも残留物が。こういった皮が混入すると餡の舌触りが悪くなります。
また沈殿物と上澄みに分離します。
サラシに沈殿物をあけて、しっかり絞ろう。
写真撮るの気をつけてな。キッチンのみっともない部分が写らないように(笑)
下の娘も慣れたもの。恥ずかしい部分は避けて撮ってくれる。(彼女は今回も撮影係)
ガチガチに絞って・・・
絞り終えたら鍋にいれて、
砂糖を400g投入。
砂糖を綺麗に溶かす分だけの水を加え、煉ってゆく。
熱い、沸騰すると泡と一緒に熱い餡が飛んでくる。火傷に注意。
これ位かな・・・
抹茶を20g用意して・・・
抹茶は高いので菓子作りの時は”おけいこ用”を使います。
飲むには美味くは無いけど菓子作りにはこれで十分です。
溶かします。濃茶なみ?の粘度。よく煉って。
白餡に投入。よく煉ります。
こんなものかな。
これで一晩放置して落ちつかせると・・・
こうなります。
さて、ここからがリベンジ。
前回の失敗は水饅頭が葛餅の食感になってしまったこと。
葛が濃すぎたようだ。
ならば水の割合を倍にしてみよう。
そして葛のコシを落とす(ぷるるんとした食感にしたい)のでワラビ粉をブレンドしてみよう。
本葛75g、ワラビ粉13g(本当は本蕨粉にしたかったのだけど、本葛より高価だったので諦めました(泣) )
砂糖150g、水650ccを用意。
あんこは抹茶餡と濾し餡。濾し餡は先週作ったもの。
適当な大きさの団子を作っておこう。
鍋に材料を全て入れて、よく溶かします。
中火にかけて、たえずかき混ぜます。
おっ、きたきた。ここからが勝負所。
これ位か?ユルさも良さそう。上手くいく予感。
器の1/2程葛をいれて
餡子玉を押し込んで。
抹茶餡も忘れずに。
上に葛を流して蓋をします。
ついでに作った葛饅頭と・・・
煉り切り。
なんか形を作れば良かったのだけど、作業中に本を見に行く訳にもいきません。
蒸気のあがった蒸し器に並べて・・・
10分蒸しました。
蒸し上がり。いけるねコレ、大丈夫だ。
水で冷やして
氷も入れて冷やします。
できあがりました。
目的だった大きな水饅頭のできあがり。
今度煉り切りにも挑戦してみようかな。
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富沢に蕨粉を買いに行くついでに日本丸の総帆展帆を見てきました。
購入したてのD7000と超広角ズーム、Tokinaの11-16 F2.8のレンズを連れ出して。
帆を張っている帆船は美しいです。
優雅さと力強さ。
炎天下で帆を張る様子をみていたのですが、暑くて暑くて。
喉もカラカラ。
帆を張り終えたタイミングで飲み物を買いにゆくと・・・
ビールが美味しそう。
酒飲めぬ下戸でも飲みたいこの暑さ、気付いたら手に持っていました。
喉に染みます。
右舷からの眺めの方が好きです。
右舷と左舷で大きな差は無いと思うのですが、何故か右舷側ばかり撮っています。
次の総帆展帆は9月の頭、又来よう。
帆の無い日本丸と帆を張った日本丸。
同じ船ですが、美しさは全く違います。
帆船は帆を張った姿こそが本来の姿、美しいです。
真っ青な海原を進む姿を見てみたいものです。