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授業参観の後は山手の薔薇ソフト [日常のなかで(Diary)]

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(魔女達のハロウィンパーティー 山手イギリス館)

今日は朝から良く晴れた気持ちの良い日
上の娘の授業参観に行ってきました。

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(山手、港が見える公園にある不思議な階段。実は歴史的建物の遺構)

朝ご飯を食べながら授業時間割を確認します。
2時間目と3時間目の数学(二時間連続の数学の授業・・・容赦しない時間割だなぁ)を見る事に。
下の娘は友達の家でハロウィンパーティです。朝五時起きでハロウィンクッキーを焼いていました。

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クッキーは彼女一人でチャキチャキ作ってしまいますので、今日の自分の役目は目覚まし時計代わりに5時に必ず起こす事でした。(笑)
下の娘が出掛ける10時にあわせて自分も授業参観に行く予定でしたが、洗濯機のスイッチを入れ忘れ、遅れた分遅く出掛ける事に。
奥さんは仕事なのです。

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(港が見える丘公園内、バラ園に続く小路)

洗濯物を干し終えた後は自転車で猛ダッユ、中学校に急ぎます。
受付で入館手続きをします。

保護者の方ですか?学年とクラスを。

二年生の、・・・・・(!えっと、アイツ何組だっけ?)
急いで受付の机の上にあった名簿(この名簿に丸を付けるのです)に名前を探します。
先週の下の娘の声の件といい、今回の上の娘のクラスといい・・・妙に忘れっぽい。(これで良いのか?)

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(山手 バラ園 イギリス館が薔薇の良い香りに包まれていました。)

受付で確認した教室に急ぎます。
中を覗くと見学者は三名、そっと中に入ります。

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(以下、山手 バラ園にて)

入った瞬間、何人かが後ろを伺い、そしてヒソヒソ・・・
誰の父さんだ?
皆が目で会話しあっているのが良く判ります。
おぃおぃ、授業に集中せんかい!

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そのうち、その無言の会話のラインが一点に集まります。
その先には・・・上の娘。
自分の親だ、と皆に無言で説明。
だからぁ、授業中だろって!

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でも意外。無視決め込むと思っていましたから。
一緒に並んで歩く事はもうありません。中学生になった頃は5mは離れて歩いていました。
だから街で彼女が友人達といる時に偶然すれ違っても気付かないふりをしてあげました。
(でも、遊ぶ軍資金が不足していると声をかけてきますが。)
あっ、そういえば、最近は一時期程離れて歩かなくなってはいますね。
元町や鎌倉に彼女の方から付いて行くと言うときもありますから。

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中学の数学の授業、懐かしいです。
今日の内容は連立方程式。
直線の式を図に示す問題です。
黒板を見ながら一緒に考えて楽しみます。

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しかし・・・20分位したらチャイムが。
二時間目の終了です。
休み時間に教室にいても居場所がありませんので廊下にでて周りの見学でもしましょう。
すると突然、オトーサーンと呼ぶ声が。
???あれは上の娘の声と自分の耳が言いますが、まさか?ですねぇ。

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(暑い位の陽気に薔薇達も心地良さげです)

あの年頃の娘が学校で父親を呼ぶなんて考えられません。
並んで歩いたり、何時も一緒にいる事をファザコンのようで嫌だと言っていた彼女ですから。
振り向くと・・・間違いありません、上の娘がこっちに向かって手を振っています。
その周りには人だかりが。
一体なんでしょう。

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(山手 イギリス館 ハロウィンカボチャが出迎えてくれました)

不思議ですが呼んでいますから上の娘の方に行きましょう。
どうした?珍しいな、オマエがこんなとこで俺を呼び止めるなんざ。
と、言うと
実は、お父さんがクラスの男子で人気になって・・・・
どうやら、近くで見たいとリクエストを受けて呼び止めたよう。

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(館内 ハロウィン一色です)

髭が珍しく、ダンディに見えたようです。
彼女のクラスメイト達から”お父さん カッコいいですよ”なんて言われて・・・
困りました。(^^ でも、ちょっと嬉しいです。照れますけど。
三時間目も見たかったのですが、長居してボロが出たらいけません。 Ω\ζ°)チーン
単なるオッサンである事がバレる前に早々に退散する事に。-=≡ヘ(* - -)ノ
(娘が言うには、こんなオッサンのどこが・・???と。たしかに頭も薄くなってきてるし、オデコも領土拡大の一途・・・)

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(月を見上げる黒猫  日本だと月と言えば満月ですが西洋の月は三日月が多いですね)

これからどうする?空は青く爽快です。
でも今からバイクに乗っても行かれる所は限られます。
とりあえず家に戻ってお茶しながら考えましょう。

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(今日は魔女達の部屋のようです。 ほうきに乗って飛んでみたいですね)

紅茶を煎れようと茶葉の缶を開けると茶葉の残りが僅かです。
そうだ、元町に行って紅茶を買おう。それに山手のバラ園の薔薇が綺麗に咲いていると聞きます。

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(魔女の寝室? 蝙蝠をお供にお出かけされたようです)

まずは昼ご飯。
未だ風邪が抜けないので食欲がありません。
何となくカレーウドンが良さそう。
家の近所に気になるうどん屋さんがあります。
表には”横浜ウォーカーに二度掲載されました”と貼ってありますので試しに行ってみる事に。
風邪をひいたら熱々のカレーウドンですよね。
(詳細は後日の記事で)

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(イギリス館 ハロウィンのシーズンは兎ですら妖しげに見えてしまいます。 カード一枚いただけますか?)

東横線に飛び乗って元町まで。
まずは港が見える丘公園に。
高台から見る港は気持ち良いです。

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(魔女の館は紫に統一されていました。 妖艶さの溢れる魔女が今日の主役。)

バラ園に入るや否や、咽せる程甘い薔薇の香りが塊となって存在しています。
その香りの塊に身体を押し込んで行くような感覚。

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(紫の色っぽさが今夜のパーティへの期待を増します。 紫の似合うパーティ、大人っぽいですね)

ファインダー超しに薔薇達に話しかけます。
薔薇達は小春日和の暖かな陽射しに気持ち良さげに揺れていました。

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小春日和も陽射しは強いです。
薔薇の花弁は光って飛んでしまいます。
秋とはいえ、昼時の陽射しは強過ぎるようですね。
陽射しが少し落ちるまでイギリス館を楽しむ事にしました。
今日のイギリス館はハロウィン一色。

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今日、ここで催されるのは仮面舞踏会?
魔女達の仮面舞踏会は妖しげな魅力でいっぱいでしょうね。

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想像しただけでゾクゾク、鳥肌がたつ程。

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この紫に統一されたお皿にはどんな料理が盛られるのでしょう。
デザートは何でしょう?
カボチャのチーズケーキでしょうか、カボチャのタルトも良いですね。
なんならパンプキンプディングお持ちしましょうか?
紫のお皿とカボチャのオレンジ色は良くあいそうです。

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紫で統一された妖しげな雰囲気は、子供立ち入り禁止、経験を積んだものだけがこの場に居る事が許される感じ。
そもそも濃い紫って子供や経験の浅いものには似合わない色。
皺を刻むようになってから似合う色なのですね。

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ちょっと陽も穏やかになってきましたから薔薇を撮りに再び外に出ます。

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陽の光が少し落ちついたようです。
午後の陽射しと素敵な薔薇の香り・・・


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紅茶が飲みたくなります。

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こんなにも広い庭で、薔薇に囲まれながら飲む紅茶は美味しいでしょうね。

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高台に吹く爽やかな秋風に揺られる仕草が愛らしく見えます。

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淡い色合いに魅了されて・・白から淡いピンクへのグラデェーション、そっと手で包み込みたくなります。

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淡い色合いの薔薇は優しげな雰囲気で良いですね。
濃い色の薔薇は美人過ぎて近寄り難いです。

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今日、特に魅了されたのは、この淡い色合いのマチルダと、

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この黄色の薔薇。

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今回、広角でできる限り引いて撮ろうとしましたが、

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アップの魅力についつい望遠を使ってしまいます。

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でもちょっと長過ぎで使い辛いので、適当な長さのマクロが欲しくなったりします。

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”ぽちっとな”に注意しませんと・・・(笑)

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ずっと薔薇の中に身を置いて、

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薔薇の香りが自分の身体の芯まで染み込んだと思えるくらいになったら

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食べたいですね。あれが・・・

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そう、それは・・・

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薔薇ソフト。前回はバニラ&薔薇のミックスでしたので、今回は薔薇のみで。
前回食べた時薔薇の香りの良さに虜になったので今回は薔薇一色で。
食べる程に薔薇の香りが口いっぱいに広がって嬉しいです。

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本当は此処でお茶したいくらいですが、今日は土曜日です。
流石に満員で待ちも多いようでした。
一人でお茶するには平日で時間も外すしかなさそうですね。

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三時を過ぎました。
そろそろ陽の光に赤味が増してくる時間帯です。

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光の具合が変わると、それはそれで面白い画が撮れるので楽しいですが、上の娘が学校から戻るでしょうから帰らないといけません。
今日は奥さんは不在で、上の娘は鍵を持ってでたか確信が無かったので。

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庭園を元町方向に歩きながら、穏やかになった陽の光の中の薔薇を見つめます。

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昼間に来た時には頃合いと思った花にもう一度会いに行きましたが・・・

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既に開きすぎに・・・

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たった数時間なのに刻々とその表情を変えているのですね。

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もうすぐ11月、この時間でも陽は明確に西に傾いています

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光も昼間の透明な光ではなく、僅かながらも黄金色をまとった光。

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空気も透明感溢れる午前中のそれとは異なり、淡くソフトな感じです。
朝撮る花は凛と美しく、夕刻に撮る花の表情は穏やかで優しいですね。
昼間は・・・・昼間は元気いっぱいの花が撮れます。

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柔らかな光を浴びながらバラ園を後にします。
元町に行って大好きなアールグレイを買ったら家に帰ろう。





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時間が無いときの救世主 友部SAの手打ち蕎麦 常陸庵 [茨城の蕎麦]

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茨城方面に出張。
常陸秋蕎麦を楽しむチャンスの時・・・・でも、渋滞のあおりで時間がとれません。
そんな時の救世主はここ、友部SAにある常陸庵。

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ここで挽いて打っています。

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店内は・・・まぁSA内ですから

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贅沢は言えません。

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雰囲気は無いですが、仕方ないですね。

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前回訪問した時は”常陸十割せいろ”を頼みました。
残念だったのは蕎麦が切れ切れでつながっていなかった事。
二八ならちゃんとつながっているだろうと思い、今日は確認のため二八に。

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大盛り(+270円)で頼みます。

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蓋付きのセイロです。
蕎麦が来る前に出された茶は蕎麦茶で、茶受けは蕎麦かりんとうでした。
この蕎麦かりんとうが結構美味しかったです。

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細打ちの綺麗な蕎麦で太さも揃っています。
前回訪問したとときは十割蕎麦を頼みました。
蕎麦の香りはあったのですが、蕎麦が切れ切れで残念に思いましたが・・・
今回は二八です。流石に切れ切れではありません。
やはり十割を打つのは難しいのでしょうね。

蕎麦を啜ります。
啜った瞬間の香りは弱めでコシは特に強く無く、一般的なコシです。
喉越し重視の蕎麦ですね。
よく噛んでいると甘味がじんわり出て来る感じです。

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汁は優しい感じで甘めですが、やや濃く感じます。
妙ですね、前回訪問時は薄く弱い汁に感じ、十割蕎麦にあうか心配したのですが。
自分の好みが変わってきたのでしょうか。
薄く繊細な汁の方が好きになってきたのでしょうか。不思議です。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
蕎麦の香りは汁の甘味の下に隠れてしまいますが、汁が蕎麦の甘味を引き立ててくれます。
前回は十割蕎麦が汁に勝り過ぎていましたが、今回は二八蕎麦は汁に負けています。

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薬味は葱と山葵、山葵は瑞々しさがありません。
SAの蕎麦ですから、あまり期待しすぎてもいけませんね。

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太さはちゃんと揃って、断面はスクエアに近いです。
侮れません。

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蕎麦湯は薄すぎず濃すぎず、蕎麦の香りの感じる湯でした。

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身体が温まって嬉しいですね。

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今日は淡雪豆腐が付いてきました。
ふわっとした食感と蕎麦の香りが美味しかったです。


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PAのコンビニで買ったおやつ、宇治抹茶と黒糖のシュークリーム。
石臼挽きの文字に誘われました。

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中々美味しそうなシュー皮です。

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中は黒糖クリームと抹茶クリームが二層に分かれています。
食べると・・・美味しいです。
抹茶クリームの香り高い美味しさ、そして黒糖クリームのコクのある美味しさ。
それぞれに美味しいです。
一緒に食べると・・・・口の中で別々に美味しいです。
お互いが引き立てあっていません。別々の存在、何故一緒にいるのでしょう?
でも喧嘩はしていません。
シュー皮内の冷めきった関係、シュー皮内離婚的シュークリームでした。(笑)



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鎌倉の老舗洋食屋さんでカツメシを食す 大船 仏蘭西料理レストラン ミカサ [カツ唐揚(Fried meat炸肉)]

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ある日、TV番組で見かけ、食べたいと思いながらも機会がなかったミカサのカツメシ。
ようやく食べてきました。
丁度この近くに出張でしたので。(笑)
それにしても風邪が抜けません、まだ身体は辛いです。
だから今日は蕎麦ではなく豚カツなのです。

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かつて映画の撮影所があった街、大船。
その名残で松竹前の名がついている交差点があります。
その交差点のそばにあるのが、仏蘭西料理レストラン ミカサ。
1936年創業の鎌倉市では最初の洋食店らしいです。

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大船に松竹の撮影所があったときは映画人で賑わっていたそうです。
そんななかで生まれた”カツメシ”、炒めた飯に豚カツがサンドされたもの。
その由来は良く知りませんが、恐らく早く撮影の合間にガッツリ手早く食べたいというリクエストによるものだったのでは。

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入り口の品書きの”懐かしの洋食屋”コーナーのトップにありました。

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蝶ネクタイ&タキシードスタイルの給仕さんがメニューと一緒に新聞も持ってきてくれました。
メニューを置くときも手渡すのではなく、テーブルにどかっと置く感じ。
今時無いスタイル。
今はファミレスでさえ手渡しが普通ですが、昔の街の洋食屋さんってこんな感じだったなぁ。

品書きを確認します。
いろいろ魅力的なものがありましたが、目的物以外に目が行かない単純なさる1号なのです。
それでも”懐かしの洋食屋さん”コーナーのメニューには迷いました。
オムライスや蟹クリームコロッケ、メンチカツ・・・
歴史ある洋食屋さんの懐かしい品々、そそられます。

でも注文は初志貫徹、カツメシです。

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渋い店内。二階席への階段もみえます。

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炭焼きサーロインステーキ、1Kgなんてものも。
見てみたいですがとても食べきれそうにありません。
さる1号の記録は(USでの挑戦ですが)20oz(730g)どまり、1Kgの前に800gをクリアしないと挑戦の資格はありません。270gの差はかなりのものでしょうから。

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飾ってある絵画もいい雰囲気です。
この椅子、自分の好きな映画俳優も座っていたのかな。

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こういう洋食屋さんって良いですね。
ファミレスなんかじゃ味わえない心地いい空間。
常連さんらしき方々は上品な雰囲気の素敵なお婆さんが多いです。土地柄でしょうか。

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やってきました、カツメシ
炒めた飯の上にキャベツ、その上に豚カツを乗せ、さらに炒めた飯でカツを埋めます。
並んだグリンピースが昔の洋食といった趣でいい雰囲気。

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飯の山を崩すとカツが現れます。

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一部が上に積まれて立体感を演出。
いや、ただ単にライスの型からはみ出した分を上に乗せただけと思いますが。
食べましょう。
まずはライスから。バターライスのコクが美味しいですが特別に味が強いわけではありません。
そして豚カツ、上品な豚カツで豚カツ専門店のような荒々しさは皆無です。
上にかかるソースも少なめですので、これくらいが丁度いいのでしょう。
そしてライスと一緒にカツを食べます。
バターライスのコクとカツのコクのW攻撃。
バターライス味が控えめなのが丁度いいです。これが強かったらちょっと辛いかも。
付け合わせは何故か福神漬け
これは面白い。カレーライスと同一線上にあるのでしょうね。

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コーヒーが付きます。
カップは小さいですが味はしっかりした珈琲。
珈琲です。コーヒーではありません。
味の無いコーヒーや、深煎りと銘打った苦いだけでコクの無い飲み物が多い最近の洋食屋において、久々に珈琲に出逢えました。

珈琲が出てくるタイミングや、空になったグラスには直ぐに水が注がれるところなど、ちゃんと客席を見ている事が伺えます。

食べログなどをみると、無言で水を注ぎスマイルも無い事で接客が悪いと評価される方々も多くおられるようです。
あとメニューの置き方とか。
しかし、自分は接客が悪いとは感じませんでした。
実は、自分は考え事を邪魔されるのが何より嫌いなので、話しかけられたり、目障りなまでに存在を感じるのは好きではないのです。特に一人で食事しているときはそう。
お冷やのおかわり如何ですか?などと話しかけて邪魔しないで欲しいのです。グラスが空いていれば注いでくれればいいし、いらなきゃ飲まないだけですから。
給仕は空気の如くが好きなので此処の接客に関しては特に嫌な気分にはなりませんでした。
自分にとって接客が悪いと思う最たる事は客席を見ていない事。
給仕を呼ぶのが一番腹立たしいです。プロなんだから常に客席を見て、呼ばれる前に判断しろと。



0467-46-2737
神奈川県鎌倉市大船2-20-36
11:30〜21:30(土日 21:00)



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雨上がりの運動会 不確かな記憶と [日常のなかで(Diary)]

日曜日の朝4時、何時もの時間に起きて外を眺めると・・・路面が濡れている。
雨はほぼ止んでいるようだが・・・・
場所取りに何時行くか、空を見上げながら考えます。
実に微妙・・・判断つきません。
珈琲を飲みながら空の行方を見守りましょう。

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七時、学校から決行の連絡mailがきました。
昔は電話連絡網でしたが今の時代は便利ですね。
奥さんは弁当の準備を開始します。
もっと早くに決めてくれないと準備が間に合わない・・・とぶつくさ言いながら。
学校側はギリギリまで粘って見極めたいのでしょうからこの時間になるのでしょう。

決行の連絡mailが来ましたから場所取りに出発です。
案内によると運動場に入るゲートの開門時間は7時半、十分余裕があります。
小学校まで5分あれば十分ですから珈琲を飲み干してから出掛けました。
この判断は間違っていたと後に痛感する事になりますが、今は知る由もありません。


7時10分、学校へ向かう坂道の歩道、中途半端なステップが続く坂道を登りきり校庭に向かうとそこには・・・
なにぃ???行列だぁ???
運動場に入るゲートを先頭にして行列が40m伸びています。
先頭あたりは6時に並んだそう。決行の判断が示される前から並ぶとは・・・気合い入っていますね。
行列に加わりましたが、ゲートが開く頃には行列は坂道にある校門まで延びていました。
う〜ん、やはり中学校の運動会とは違う・・・(笑)

場所取りです。シートを広げようとしますが・・・・正面の良い場所はもうありません。
正面は諦めてサイドの最前列に陣地を広げます。
ポットに入れてきた珈琲を飲みながら開始を待ちましょう。
待ちくたびれて寝転んで・・・・
実は金曜日の夜から調子が悪かたtのです。
上の娘が飲んでいた風邪薬が余っていましたので貰い、土曜日はずっと寝込んでいました。(パンプキンプディングは作りましたが・・・でもクリーム不足分を修正をする気力は残っていませんでした)
今日も寝ていたい位なのですが、そうも言っていられませんので此処で寝ることに。

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薬が効いてボーっとしているうちにウトウト・・・いつの間にか運動会が始まりました。
開会式の途中で奥さんが到着。
下の娘の声が坂の下まで聞こえたyoと。
????何それ?と問い返すと、下の娘が司会進行係をやっていると。

えっ?じゃあさっきから流れている声はひょっとして

気付かなかったの?

・・・・いや・・・気付いていたさ。

と、つくろいながら改めて聴き直しますが、この声、聞き覚えがない気が。
本当に下の娘の声だろうか?
カメラに望遠レンズを付けて放送席に向けると確かに下の娘が喋っている。
しかし、聞こえる声が違う気がすると、ファインダーに写るその姿が本当に下の娘の姿か判らなくなってきます。

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放送席から戻る姿をファインダーで追いますが、ますます判らなくなります。
すれ違い様に悪戯っぽい顔をした時に初めて娘である事を確信しましたが。

今まで自分は何を聴いていたのでしょう。
家では普通に会話していますし、宿題の音読みでは本を読むのを聞いています。
ですから何時も声を聞いているはずなのですが・・・
下の娘や上の娘の声の特徴を考えてみますが、思い出すのは幼い頃の自分を呼ぶ声なのです。
いつの間にか自分の知らない女性になりつつあるような感じ。
たぶんそれは声だけではないのでしょう。おそらく姿も。

風邪薬でボーとした頭のせいなのでしょうか、そんな不思議な感覚を感じながらいろいろ考えますが、考える度に酷い頭痛が・・・悪化したようです。外で寝てりゃあたりまえですね(笑)

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これカッコいいですね。
このカラーリング、そのままバイクに使いたいな。

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この演技、見るのを毎年楽しみにしている種目なのです。
アレンジが毎年変わりますので飽きません。

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運動会も無事終わりました。

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終わる頃には青空、午前中は今にも降りだしそうな雲行きで心配しましたが降らなくて良かったです。

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閉会式。
やはり声が違う気がします・・・・

今度の解放日である土曜日は参観日、またバイクに乗れないようです(涙)
秋は何かと行事が多いですね。



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謎解きはスイーツの後で・・・  パンプキンプディングを作ろう [スイーツを作ろう(making sweets)]

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それは先週のこと、

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barbieさんから画像が届きました。
ハロウィンらしいカボチャのスイーツ、Hilton Nagayaのデザートのようですが。
プディングかな?とくに説明は無くミステリアスです。
これは謎を解かないと・・・・

そうか!凄く美味しかったのかも、だから画像を。
でも、こんな画像を見たらパンプキンプディングが食べたくてしかたありません。

そして土曜日・・・雨の休日です。
雨の休日はスイーツ作りの日、作るのはパンプキンプディングで確定しています。
一週間ずっと悶々としていましたから(笑)

今日は下の娘の運動会のはずでしたが、雨で明日に順延、彼女は普通に授業となって学校に行っていますのでアシスタントはいません。

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カボチャを蒸して・・・

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温かなうちに裏ごしします。

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裏濾ししたカボチャは美味しそうですね。
多めに作って冷凍しておけば便利です。

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もう一度裏ごしして・・・

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さらにもう一度、三度裏ごししました。

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カボチャペーストを冷ましている間にカラメルソースを作ります。
グラニュー糖100gに水50ccを入れて・・・

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中火にかけてヘラで混ぜながら煮詰めます。
これ以降は写真を撮っていられる状態ではありません。
一瞬で勝負が決まってしまうので余計な事はできませんから。
良い感じに色がついたら火から降ろし、熱湯を適量注ぎ頃合いの粘度にします。

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容器にしっかりバターを無塗って。
今回はこの型でゆきましょう。

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カラメルソースを流し入れておきます。

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カボチャペーストが冷めたらプディングの製作開始。
オーブンを140℃に予熱しておきます。
卵二個、生クリーム70cc、グラニュー糖65g、牛乳220ccを用意して

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鍋にいれてグラニュー糖が溶けるように温めます。

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おっと、シナモンを忘れていました。
これを入れないと締まらない味わいになってしまいます。

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適量入れて・・・

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裏ごししておいたカボチャペーストを250g分使います。

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やっぱりシナモンパウダーは綺麗に溶けません。今度はシナモンスティックを使おう・・・・

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溶きほぐした卵に少しずつ加えて行きます。

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全部混ざったら・・・

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濾します。

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もう一度濾しながらカボチャペーストに加えて行きます。

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美味しそうなカボチャポタージュスープのようです。

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全部混ざったら

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ラム酒を好きなだけ加えます。
直接投入は危険ですから一旦容器に受けてから入れましょう。(過去に痛い経験が・・・)

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カラメルソースを流しておいた容器に

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プリン液を流し込んで・・・

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湯煎焼きで140℃、45分間焼きます。

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焼き上がって粗熱がとれたら

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ありゃ・・・形が歪に。
柔らかいからねぇ

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何とか形を丸く整えて冷蔵庫に冷やしておいて

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アシスタントが帰ってきましたので仕上げをします。

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130ccの生クリームにグラニュー糖13gを入れて泡立てて

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カボチャペーストと混ぜて・・・

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穴を埋めました。
このカボチャクリームでカボチャオバケの形に盛り上げるつもりでしたが、クリームが足りませんでした。(汗)
追加クリーム作るか・・・それとも他に考えようかな。

明日は運動会。
雨が降りませんように。



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限定という甘美な響きに誘われて・・・ 三芳のあんぱん [気になる一品(Delicious)]

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三芳SAに寄ったら、ついつい間食タイムになってしまいます。

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大好きなアンパンがあるので・・・・(汗)
餡子好きは素通りできないアンパン専門店
でも本当はポンパドールの一画で、アンパンだけ並んでいるコーナーなのです。
でも一応、三芳SA限定と銘打ってあるので、限定という言葉に弱いさる1号はついフラフラと引き寄せられてしまいます。(笑)

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今日はどれにしようかなぁ〜♪

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塩餡が美味しいこれかな。
塩の利いた餡子が好きなのです。
んっ?

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揚げパンだとぉ〜、しかも黒糖とは好きな味。

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買うしか無いですね。四つくださーい。

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これを食べながら関越〜環八を走ります。
環八の信号待ちを利用しての撮影、なかなかいいタイミングで信号に引っかからない。
何時もは信号に引っかかると腹立つくせに、今日は引っかかりたい気分。
でもそんな時に限って・・・・・
全部スルー状態!青ばかりが続く〜
何故?
写真撮らないと食べられないじゃん!
ひょっとしたら信号に引っかからないおまじないは、あんどーなつ片手に運転する事かな?

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油の染みたパンの色が食欲を誘います。
砂糖は黒糖だけではないですね。

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ようやく信号に引っかかって撮影。
最後の一つを食べます。
塩味の残るあんはクドさを感じず、いくらでもいけそう。
揚げパンですからパンもクドいので餡子の塩が良いアクセント。
餡子が甘かったら結構キツイですから。
かじった時の黒糖の香りもほのかで、上品な感じでした。

最後の一個を食べ終わったら・・・・今度は信号に引っかかりまくり。
何故だぁ?



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カレー南蛮が食べたい 熊谷の蕎麦 石臼挽き手打蕎麦 やじま [カレー(Curry)]

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カレー南蛮・・・白飯と一緒に食べるのがいい。
残った汁をご飯にかけたカレー丼がまた美味しいものです。

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だんだん秋が深さを増して行くと暖かいものが食べたくなります。

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さる1号は蕎麦は盛りを頼むのが常ですが、盛り以外を認めていない訳ではありません。
暖かいかけ蕎麦も好きです。

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温かな蕎麦の中で一番食べているのが茨城名物”けんちん蕎麦”、これは根菜たっぷりで実に身体が温まります。
掛け蕎麦に辛味大根を山盛りにして、青葱を山と乗せた蕎麦も美味しいです。
一口啜ると咽せるようなのを手繰るのが良いですね。咽せる程の辛味と汁の香りが良くあうのです。

ちょっと温かな蕎麦を食べたくなりました。

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秋の青空と畦道に咲く秋桜が綺麗で出張途中車を停めて思わず撮影。
実はカレー南蛮が頭の中をグルグル回っています。それはあるお店を思い出したから。
以前、熊谷に出張したとき訪問した店で、カレー南蛮の香りが凄く美味しそうな店がありました。

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この時は盛りを食べていたのですが、他の客が食すカレー南蛮の香りが鮮烈すぎて自分の蕎麦の香りの邪魔をしていた事に腹を立てていました。
その一方で、蕎麦汁が濃く、しっかりした味付けだったので、カレー南蛮の汁のベーズに良い汁ではないかとも思い、鮮烈な香りの印象もあって今度カレー南蛮を食べにこようと考えていた店。

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それがここ、やじま

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狸が出迎えてくれます。
入り口を入って直ぐに今日の蕎麦の産地が表示されていました。
今日は北海道産蕎麦だそうです。

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シンプルな内装は良いですね。でもテーブルの上に灰皿があるのは残念です。

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価格は普通。経験上、盛りが600円の店は当たり外れが大きい店ですが・・・

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お目当てのカレー南蛮は880円。
半ライスがサービスで付いて来るそう。これは嬉しいですね。

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20円増しで辛口に出来るそうです。
1辛〜3辛まであるそう。
1でも十分辛いとの事だったので1辛にしてみます。

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営業時間は・・・

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お茶は冷たいのが出てきました。

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これが無ければいいのだけど・・・
実は最初に座った席はタバコの匂いが漂って来たので避難して奥の席に。
カレー南蛮食べるのに繊細な香りなんて無いから煙草の香りを気にする必要は無いのかもしれませんが、気になります。

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夜は蕎麦で呑む店になるので灰皿が置いてあるのでしょう。
何故酒と煙草はセットなんだろう・・・

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カレー南蛮を頼みましたが、蕎麦と饂飩から選べます。
聞かれた時に無意識に蕎麦と言ってしまいました。
カレー南蛮ですから蕎麦の香りなど消されてしまいますし、熱いですから食べるのに時間がかかって蕎麦がのびてしまいます。
ですからカレー南蛮うどんにしようかとも思っていましたが・・・・

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運ばれて来たカレー南蛮蕎麦、カレースパイスの良い香りが立ちこめます。
丼の中はまだブクブクと泡が・・・・トロミたっぷりで汁が沸騰した状態そのままで運ばれてきました。
熱いまでに温めた丼に沸騰していたカレー南蛮汁を注いだ感がたっぷり。
これは美味しそうです。
汁を一口啜ってみます。鮮烈なスパイス、そして辛味・・・・エスニックな蕎麦。
想像通りです、この店のカレー南蛮は凄く美味しい。
でも薬味に刻み葱が添えられるのは何故でしょう。
そもそも丼の中には白髪葱が入っています。
薬味なら葱よりコリアンダーが欲しかった。
この汁を飲んだ瞬間、コリアンダーが欲しいと思いました。ここにコリアンダーが入っていたら何も言う事はありません。

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蕎麦は細打ちで喉越しは良い・・・・はずですが、熱過ぎて啜れません(笑)

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肉の大きさ厚さも丁度食べやすいサイズ。

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蕎麦の表面は・・・・盛りと違って判り辛いですね。

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ふりかけ、ご飯のお供にどうぞと案内されたふりかけですが、なかなか良い味でした。
ダシをとった鰹節を再利用して使った感がいっぱいの素朴な味。好みです。
ダシをとった鰹節は味が無くなっている訳ではないのです。
それはダシ汁と同じ濃度ですから美味しいに決まっていますよね。

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丼には意外と肉が多く入っていました。
そのまま食べているのも勿体ないので一工夫。
ご飯の上に並べて・・・・・
汁をたっぷりかけます(蕎麦の切れ端が入ってしまった・・・・><)

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カレー丼のできあがり。
ご飯にからめて肉と一緒に頬張ります。
鼻腔に抜けるスパイスの香り、頭の芯が痺れます。
白いご飯の甘味と豚肉の旨味、そして脂の甘さ、スパイスがこれららを強く引き出してくれます。
食べていると汗が滝のように流れ、鼻も啜りっぱなし。
ポケットティッシュ1袋じゃ足りません。

この食べ方は危険です。
大盛りカレー南蛮と大盛りご飯が欲しくなってしまいますから。

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おいしかった?
はい、美味しゅうございました。



手打蕎麦 やじま
048-527-8484
埼玉県熊谷市小島120
11:00〜15:00 & 17:00〜20:00
定休日 月曜日




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秋は栗、栗蒸し羊羹を作ろう [スイーツを作ろう(making sweets)]

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出張先の近所の農産物直売所で栗を1kg購入しました。
栗たっぷりの栗蒸し羊羹が妙に食べたくなってしまったので・・・
そして都合の良い事にこの土曜日は雨模様、こんな日は甘味を作る日になるのです。
でも、下の娘は栗が嫌い、で、今日はアシスタントは期待できません。

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手を豆だらけにして皮を剥いて・・・・栗って美味しいですけど皮むくのが面倒ですよね。
水をひたひたにして、栗の重量の1/2の砂糖を入れて甘露煮を作ります。

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次に餡子。
二度程渋抜きをして・・・・

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茹で上げます。十分柔らかくなったら・・・

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今回は小豆の重量の70%の白砂糖を投入(ちょっと甘さ控えめにしてみました)

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今回はいろいろ使いまわせるよう塩で締めるのは止めておきました。

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粗熱を取って餡子は完成。

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栗500g分の甘露煮と粒あん750g、薄力粉75g、片栗粉22gを用意しました。

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粉類を振るって・・・

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混ぜ込みます。

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混ぜて、混ぜて・・・・あっ、甘味を締めるのに塩少々も入れておきますか。

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拘りの混ぜ方の練習がてら混ぜます。(笑)

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トレイの底に羊羹餡子を敷いてならした上に栗をたっぷり置いて・・・

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その上に羊羹餡子を置いて栗を埋めます。
その上に飾り用の大きな栗を埋め込んで・・・・
今回、丸一個を大胆に並べてゆきます。
しかし・・・実はこれが失敗なのです。栗一個丸ごと置いてはいけなかったようです(T▽T) 
どうしても置きたい場合は栗の方向と羊羹に埋める深さを吟味する必要がありました。

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十分湯気が立っている蒸し器で40分蒸し上げます。

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蒸し上がり、栗がぁ・・・・飾り栗が割れてしまっています (T▽T)
栗は二つに割れるから丸一個のまま置くと割れて見栄えが悪くなります(泣)
飾り栗は栗の割れる方向に半分に割っておき、平らな方を下にして並べるべきでした。
もしくは、丸一個使いたい場合は、割れる方向を水平位置にして、羊羹の中に深く埋め込んで、頭を僅かに出す程度にしておくのが良かったようです。
奥さんから今日の作品は見栄えが悪いと指摘を・・・・うっ、うっ残念。

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切ってみると栗の割れる方向に沿って亀裂が入っているのが判りますね。
味は甘さがもっとあった方が良さそう。
クドくなるのと栗の甘さを感じたくて餡子の甘さを控えめにしましたが、羊羹自体をもっと甘くした方が良さそうです。
小豆と砂糖を1:1でも良いのかも。
食感は、羊羹生地にもうちょっとムッチリ感が欲しいですね。そしてもうちょっと柔らかめで。
今度作る時は薄力粉を減らして葛粉を少し加えてみましょう。
薄力粉65g、葛粉25g、片栗粉20g位でしょうか。

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日曜日、昼近くには青空が広がって良い天気。
先週の汚れを落としましょうか。
洗ったあとはプレクサスで磨き上げてピカピカに。
.
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え~い、ついでに車も洗ってしまおう。 
秋の気候は洗車にも良い季節。
ワックスがけしても目眩はおこしませんから。
でも・・・秋にしては今日は暑いですね。車の洗車までしたら汗だくになりました。
.
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洗車の次は作業予約をしてあったオイル交換にいきました。
環状2号も16号BPも妙に空いていて、家から町田鶴間まで20分かかりませんでした。
16号BP、いつもこんな風だと嬉しいのだけど。

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鶏ちゃんに震えた日 下呂の逸品 けいちゃんの まるはち食堂 [気になる一品(Delicious)]

奥美濃名物、鶏ちゃん。
これは大好物で、ウチでも良く作ります。
帰省時には鶏ちゃんのタレ(40人前分)を4本買ってチマチマと使い続けているのです。
そんな鶏ちゃんですがkeiさんのブログでとんでもなく美味しく、震えが止まらない店があるとの記事が。
気になりますよね。

**********鶏ちゃんとは*****************

岐阜県の飛騨地方の南部や奥美濃に昔から伝わる鶏肉料理で、一口サイズに切った鶏肉を味噌や醤油、ニンニクなどを調合したタレに漬け込み、それを野菜と一緒に鉄板で焼いたものです。
郡上地区は味噌味が多く、下呂地区は醤油味が多いそうです。

**********************************

今回、訳あって帰省のため岐阜に向かいました。
実家からは郡上や下呂は近いのです。良い機会ですから行ってみる事に。
keiさんを誘って、一緒に行く事になりました。
前記事にあるようにバイクで一っ走り、開店前に到着しますが既に開店を待っている人がいっぱい。
やはり人気店、開店前でこれですから昼時などは凄い事になっている事でしょう。

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11時、開店です。
順番に入りますが一寸待つ事に。席は空いていますが中が追いつかないようです。

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内装は・・・・・まぁオサレな料理ではありませんから。

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見るまでもなく決まっています。
”けいちゃん”ですね。
でも定食ではなく”けいちゃん”単品とご飯を頼みます。
この方がお得と まるはちマイスターのkeiさんのアドバイス。
鶏ちゃん単品4人前とご飯を二つオーダーしました。

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鶏ちゃんを待つ間レギュレーションを確認します。
さぁ、皆で声を出して読みましょう。
上手く出来るかな?

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コンロには激戦の跡、一体何人前の鶏ちゃんを焼いたのだろう・・・

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これが鶏ちゃん。
野菜がキャベツのみ、このシンプルさが良いですね。
(実は、ウチで作る時は色々な物が入っています。キャベツ、タマネギ、人参、ニラ、モヤシ等々)

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鶏ちゃんが乗っているのはジンギスカン鍋、鍋の周りの模様が良い味だなぁ・・・って思ってたら模様ではありませんでした。こびり付いた激戦の跡。
これが又良いのです。
この鍋にはオーブンシートが敷かれ、その上に鶏ちゃん二人前が乗っています。

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もう二人前は別皿で。

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ご飯と香の物がやってきて戦闘開始!火力フルスロットル!
でも焦がさないように常に調整を忘れずに!
いい匂いです・・・keiさんはこの匂いでご飯一杯はいけるとか。

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下側に鶏の脂が溜まってきます。
これがまた美味しそう。焼きそばかウドン玉を入れたくなりますね。
焼けたようですので一口頬張ります。
・・・・・
なんじゃぁこりゃぁ〜
美味い!旨すぎだぁ!震えまくりです。

今までウチで食べていたのは何だったんだぁ???
柔らかくジューシーな鶏肉がタレの塩気で甘味をたっぷり感じさせてくれます。
野菜がキャベツのみというのも理解できます。このシンプルさが鶏の味を引き立てるのです。
箸が・・・箸が止まりません。
テーブル備え付けの唐辛子を振りかけると、また美味しいのです。
ご飯が進む進む、keiさんのご飯は既にありません。
ペース配分の失敗とはマイスターらしからぬ失態では?

にしても鶏ちゃん、いくらでも食べられます。
思わず・・・・

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さらに二人前を追加しました。
一人当たり三人前・・・・
食べ終わった後も自分の腹はもっとよこせと言っています。
あと二人前、都合5人前は軽く行けそうです。
でも今日はこれから混雑している東名で横浜まで帰らないといけません。
あまり食べると集中力が欠けてしまいます。これは危険・・・
泣く泣く一人当たり三人前で止めておきました。

(今、記事をタイプしながら腹が鳴っています。腹が鶏ちゃんを欲しがっているのです。)

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食べ終わった後。
紙がありません、紙ごと食べてしまいました(笑)
オーブンシートって丈夫なイメージがありましたが意外と脆いです。

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keiさん側、さすがマイスターです。
紙がちゃんと残っていますから。

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外は良い天気。食べ終わった後の腹の気持ちいい事。
食べて気持ち良くなる食事なんてめったにある事ではありませんね。
残念なのは全面喫煙可という事。

しかし、美味しかったなー。
今度は5人前食べよう。

んっ?、距離感欠乏病に感染された人達長距離走行愛好家の方々がエンジンに火を入れるのが聞こえた気が・・・・


まるはち食堂
0576-26-2077
11:00〜17:00
定休日 火曜日




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実家にお見舞いついでに開田高原ソフトツー [車とバイク(car and bike)]

三連休の真ん中の日曜日の朝、3時に起きて朝ご飯。
今日は岐阜の実家までツーリング。
無論、真っすぐ向かわず寄り道をしながら。
半世紀少年さん企画のツーに高山からの途中乱入を予定して4時半出発のはずが・・・
朝ご飯を頬張っていると家の前を通る車の音が変、濡れた路面を走る音だ。
窓から見ると路面はウエット。

外に出て見ると・・・しっかり降っている。
それにしてもまだ暗い。今日の4時半の出発はもともと無理だったようですね。
何故なら

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駐輪場↑ フラッシュで明るいけど実際は暗闇。
(そういえば節電のため0時〜16時まで消灯になっていました・・・)
真っ暗な中、盗難防止ロック外すのは困難で、しかも濡れた部分のある通路を押し歩くのはリスクが高い。

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しっかり降っているなぁ・・・
天気予報では傘マークは無かったのに。
念のためネットで天気予報を確認しても晴れマークのみ。
ならば、時間が経つ程天候は回復する方向だ。じゃあ遅らそう。
一時間遅らす事にしました。もともとスケジュールに1時間位は余裕がありますから。

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遅らせて正解。
雨は止んだ。路面はまだウエットだけど大丈夫そう。

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給油する頃には雲に切れ目も。
路面はドライに変わってきました。

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黒川を抜けて府中から中央道に。
八王子あたりは既に渋滞、早朝からスリスリ大会開始!ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

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甲府あたりまでは車が多く走り辛い感じでしたが、それ以降は順調。
諏訪SAで一休み、諏訪湖が青くて良い感じです。

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この看板、親しみがわくなぁ・・・やっぱ木桶だね。
寄って行きたいけど時間が無い、残念。

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朝ご飯が早かったので小腹空いたなと思っていたら”ローメン”の看板が目に。
ローメンって何だろう?疑問は解かなければならない・・・

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と言う訳で購入。焼きそばとは違いますと明記されているが・・・

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どう見ても焼きそば。(・◇・)?
肉は羊肉らしい。

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いただきま〜す。
味は・・・焼きそばですね。
麺が太くボソボソの焼きそばという感じ。
焼きそばを頼んでこれがでてきても違和感は感じませんね。
肉を食べるとジンギスカンの味。(あたりまえですか・・・・)

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松本ICで降りてR158で高山方向に向かいます。

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何処かな、此処は・・・まだ紅葉には早いです。
月末位からが見頃だろうな。

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それでも秋の雰囲気はたっぷり

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と、季節を楽しみながら走っていましたが・・・
上高地に近付くにつれて渋滞が酷くなってスリスリすら出来ない状況に。
コンタクトポイントに間に合うか・・・焦りが出ます。

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白骨温泉までしっかり渋滞。
ここに来る間に温泉が沢山ありました。入りたかったのですが・・・今回はぐっと我慢。
今日の木桶は温泉の為ではないのです。
ローキンさんにご披露する為。

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時間があったら安房峠を久しぶりに走りたかったのですが、時間の余裕はマイナスです。
諦めて安房トンネルを走りましょう。
自分が岐阜に住んでいた頃はトンネルが無かったので、安房峠を良く走りました。
このあたりまで来ると温泉の硫化水素臭が立ちこめていて、ヘルメットの中にもしっかり入ってきます。
走りながらでも温泉に浸かっている気分で気持ち良いです。
(ってことは・・・バイクや車、腐食は大丈夫か?まぁ心配する程の濃度じゃないだろうな)

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料金所を出て振り返ると・・・いいなぁ、この景色。この山の感じ。
本当に落ちつく風景です。
海の無い土地で育ったさる1号は海を見てはしゃぎますが、落ちつくにはやはり山。
特に明け方の蒼い山で、少しだけ雪が冠ったのが大好き。
時々夢に出てくる程。

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トンネルを抜ければ山から下りる方向。混んではいませんので急ぎますが・・・・
間に合いませんでした ヾ(≧へ≦)ノ 
到着した時には皆お食事タイム。外で皆さんのバイクを観察します。

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これは・・・ローキン号では。後ろはなんさんでしょうか。

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ブログで良く見かけるバイクもいっぱい
ISOさんですね。向こうはウッチーさんでしょうか。

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ツアー主催者のビクスク、今日が最後のツーらしい。
これを見るのも最後なんだなぁ。
横はkeiさんですね。
あれあれ、岩○パパさんのKawasakiが写っていない(汗)

食事を終えた皆さんとご挨拶した後はR361木曽街道を南下します。
食後に相応しい道が続きます。
そして飛騨たかね工房で休憩タイム。

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ここで”ごろすけ”さんとも合流。
途中の道の駅で緊急PINしていたkeiさんが丁度追いつきました。

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流石にお腹が空いたので、ここで昼ご飯を食べましょう。
やはり蕎麦ですね。

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中の席も良い感じでしたが

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ススキを見ながら食べましょう。

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キノコ蕎麦にしてみました。
普通盛り650円です。大盛りにすると900円。
この手の店にしてはちょっと差額が多い気が。

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味は・・・この手の店相応の味でした。

この後は御岳山のビューポイントに移動します。

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懐かしいなー、御岳山

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秋はまだ深くないですが・・・・

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秋の高い空にススキが気持ち良いですね。

この次は・・・本日のメインイベント(注*自分的には・・・です)

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特にバイクを置く所がありませんので車の間に。
(この大きさなら個人判別できないから顔ぼかし要らないかな。。。)

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開田高原アイスクリームです。
何でもトウモロコシアイスが美味しいとか。

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アイスの似合わない方々がいっぱい(^^)//

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並んでいると・・・何ぃ、限定だとぉ?しかも蕎麦!

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しかし・・・とうもろこしソフトも捨て難い。
そもそもこれを食べに来たのだが・・・悩みます。

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悩みます・・・もうすぐ順番だ、どうしよう・・・

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悩んだ時の解決方法は・・・二つ買う!

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蕎麦ソフトは蕎麦の香りが高く、口の中が香ばしさでいっぱいになります。

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とうもろこしソフトは、コッテリ濃厚なポタージュがそのままアイスになった感じで美味しいです。
蕎麦ソフトのほうが好みかな。

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ソフトクリームを楽しんだ後は帰るだけ。
R19に出てR361に。

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伊那ICから中央道に乗って実家を目指します。
実家に到着しましたが・・・あー、お土産忘れた!(゚∇゚ ;)ゞ
途中で買おうと思っていましたが、すっかり忘れていました。
そうだ!

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はい、お土産
実は半世紀少年さんの奥様お手製のフィナンシェ

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しっとりと美味しそうに焼き上がった表面。
良い艶ですね。

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断面もしっとり良い感じ





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翌日朝10時・・・・帰る前にkeiさんと待ち合わせ。
どうしても行きたい所が・・・

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R41七宗の道の駅までは実家から20分、勿論渋滞無し。
このままR41を走って白川口からK62でR256を経由してR257へショートカット。
この道がまた良い感じ。気持ち良いです。
山の香り、木の香りがとても落ちつきますね。
こんな朝遅くに出発して渋滞無し、気持ちの良い道も貸し切り状態。
実家あたりってバイクで走るには便利な所だったんだなぁ・・・

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ここ、ここが目的地。まるはち食堂。
まだ開店前でしたが・・・

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既に8人組の団体と4人組のブループが。
店の周りはバイクだらけ、

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蛇?良く見たらひからびている。
どうやら焼酎に浸けられる運命らしい。

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目的はこれ。
詳細は次の記事で。

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おいしゅうございました。
満足したあとは腹ごなしがてら帰路につきます。

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おっと、お土産。今度は忘れないように。
そういえば帰省した時に買った緑茶が美味しかったな。
美濃白川の道の駅に寄ります。

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えーと、緑茶のパックは・・・と、

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これか。
買おうとすると店の人が

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つかみ取りのほうがお得ですよと。
あちらの奥様は300g掴まれましたし、私だって軽く250g掴めました。と。
ならば・・・とやってみました。
結果。200g以下でした (T▽T)
気の毒に思った店の方が増量してくれました。ちょっと恥ずかしかったです。(≧w≦*)ノ彡☆バンバン 

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川と橋がいっぱいの実家の近く、海は無いけど川はある。

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沢山のボートが練習をしていました。
さぁ、一気に横浜まで帰りましょう。
可児御嵩ICから東海環状に乗って豊田方向に。
東名高速はメチャ混みだろうから此処で稼ごう。
リミッターが無い事をいいことに突っ走ります。いやぁ〜空いている道は良いなぁ。

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標識を見ると富士から先は渋滞20km+30kmの表示。
いい加減疲れたので富士川で一休み。
バイクのダンパーも悲鳴を上げて振動を収束し辛くなっていたので丁度いいかな。
やはり年式を考えるとダンパーはかなりへたって来ているようです。
う〜ん、オーリンズ入れようかな・・・

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富士山が少しだけ顔を出していました。

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ここからスリスリ大会です。集中力が途切れると危険、エネルギーを補給しておきます。
シナモン&アップルのフリッターWソイラテ。

スリスリ大会開始です。
断続渋滞なので一部分では流れまていますが、白いポルシェが高速スラロームで泳ぐように掻き分けながらかっとんでいました。思わず追走。
白いデカっ尻ポルシェを追いかけながら、気分はキリン。
カタナじゃないけど、そこはご愛嬌で・・・
キリンごっこを楽しみながら秦野まできましたが、秦野からはからっきし動かなくなってしまいました。
遊び相手を失って、仕方なく真面目に(?)スリスリ・・・

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19時、帰り着きました。
疲れ果てて写真編集も出来ませんでした。 (T_T)    



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全長21mの大きなバイク?・・・ ようやくETCを取り付ける [車とバイク(car and bike)]

母親のお見舞いを済ませ、岐阜から戻ってきました。
半世紀少年さんのツーの飛び入り参加と念願の鶏ちゃんの店へ行ってと、
実に充実した三連休でしたが・・・帰路の東名高速、都合50kmのすりすり。
今日はツー&鶏ちゃんの内容で記事を書く予定でしたが・・・
スリスリ大会に疲れ果て書く気力がでません ε- ( ̄、 ̄A) フゥー 

というわけで、出発の前日の出来事を

**************************************

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日曜日は岐阜まで母親のお見舞い。
何故だかバイクで行くことに・・・でもETCは未だ装着されていません。
奥多摩、富士周辺、秩父、房総、箱根・・・特に長距離をする事も無かったので左程必要性を感じていませんでしたが・・・さすがに岐阜までの高速代を考えると装着したくなりました。
装着して直ぐに使いたいので、セットアップがすぐに出来る店で取り付けました。
用事やら何やらを済ませての夕刻、NAPSに行って取り付けを頼んで作業順番待ち。
ようやく順番が来て作業に入りましたが作業時間が2時間位かかるとか・・・(えー、閉店じゃん)

店内商品を見たり、雑誌を読んだり・・・何とか時間をつぶしていると店の人がやってきて一言

実は・・・機器の取り付けは終わったのですが車検証の記載がおかしくてPCに入力出来ないのでセットアップができません。
えっ?おかしいって何処が???と聞き返すと・・・・
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車体の全長が21m以上、幅が7m以上になっている。
大型バイクに乗ってはいたが・・・随分デカイバイクに乗っていたようだ。
でも明らかにcmとmmの単位ミス、適切な値をPCに打ち込めば?と言うと・・・
”それは出来ません”の一点張り。
じゃあこの値を入れてしまえば?
”PCが3桁までしか受け付けてくれませんので”
上から3桁の数字を打ち込めば良いだけじゃん。
”それが・・・”
書類の値と違う値は打ち込まないよう指導を受けているとか。
でもねぇ・・・こんな杓子定規な対応はどうよ?
明らかに陸運事務所のミスだろうに・・・
役所的対応に納得できないものを感じはしましたが、時間も時間だし、翌日は早いから帰ってきました。

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で、一応取り付いてはいますが・・・

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表示はエラーのまま。

このまま三連休を走りましたが、青とオレンジのインジケーターが常に点滅状態。
非常に気になります。
特に暗くなってからの違和感は凄いです。
バイクに蛍を飼った覚えは無いのだけど・・・

三連休、割引を受けられず定価料金かな・・・と諦めていましたが、料金所で機器を指差して”具合が悪くて”って言ったら割り引いてくれました。

このあと陸運事務所で車検証を変更して、再度店に持ち込んでセットアップ・・・あー、面倒くさいなぁ。


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懐かしい昭和の香りのハヤシライス 梅香亭 [気になる一品(Delicious)]

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日本大通に用事があった土曜日。
何故か上の娘がハヤシライスを食べたいと一言。
ハヤシライスだって?あのあたりでハヤシライスといえばあの店、行ってみよう。
ついでに元町まで買い物に行こうと皆で出かける事に。


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ここです。
昭和な雰囲気たっぷりの洋食 梅香亭
開店は大正12年だそう。
ENGLISH SPOKENの文字が又渋いですね。
矢沢永吉が若き日にここの2Fで練習していたという店。

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内装はとてもオサレとはいえません。
が、どこか懐かしい雰囲気です。

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なかなか良いでしょ。
品書きは・・・・

オムライス: 900円
ポークしょうがやき(ライス=プラス100円): 1100円
ポークチャップ(ライス=プラス100円): 1300円
ハヤシライス: 850円
ハムサラダ: 850円
カレーライス: 850円
かきフライ(10~3月/ライス=プラス100円): 1100円
貝柱フライ(ほたて貝、ライス=プラス100円): 1100円

皆、ハヤシライスを頼みました。

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コップにスプーンに・・・何かオサレで無い所が懐かしい・・・

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これもノスタルジック。
まだあったんだ。

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壁の鏡だって歴史を感じさせてくれます。

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おぉ、懐かしい。
ここのハヤシライスは何年ぶりだろう

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アップで。

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奥さんのハヤシライスの方が肉が多い・・・・(怒)
この差は何だ!T T)

肉だけのハヤシライス、けっこう重さを感じます。
でもデミグラの重さとは別の感じの重さ。
酸味は強く無いのですが苦みが強めで子供向きの味ではないようで、子供達は完食できませんでした。

肉は豚肉の脂の甘さと重さをしっかり感じます。
それだけに肉だけ食べ続けると一寸辛くなってきますので、ご飯も一緒に食べるのですが、
しっかり山に盛られたご飯は結構な量があります。
すっかり満腹。


梅香亭
045-681-4870
横浜市中区相生町1-1
11:00〜15:00
17:00〜20:30
定休日 日、月、祝日



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満腹のお腹を抱えて中華街に。
下の娘と奥さんの図
下の娘の身長は正式に上の娘を抜きました。
つまり姉さんのお下がりが着られないと言う事。同じサイズが二枚必要(汗)
しかし・・・一気に伸びている。そのうちに家族で一番でかくなりそう。
上の娘、身長は妹に抜かれましたが足のサイズはお父さんと一緒になりました・・・・
さる1号は女性用のUS7(24cm)、つまり完全に同じ靴を履けるということ。


中華街は今日も栗売りがいっぱい。一声半額、では定価って一体何なんだ。

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中華街で色々見たあとは・・・元町でお買い物。
実はずっと口の中が脂っこいまま。
口の中をスッキリしたいですね。
紅茶が良いかな。
今回は何処に行こうか。

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霧笛楼のカフェ、Next-Doorになりました。

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ケーキの種類が多かったからです(笑)

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その分紅茶の種類は少ないです・・・やっぱり紅茶屋さんの方へ、
と思ってたら・・・

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上の娘はさっさと中に。

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店内はこんな感じ。

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ここのケーキは自宅近所のプリンスペペで買った事ありますが、元町の店に入るのは初めて。

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自分だけスプーンとフォークが、何故ならば・・・

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ゴージャスに”グラン・デ・セール驚きの一皿”(1200円)を頼みました。
4種類のスイーツが一つの皿に盛られているのです。
左から

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プリン・ア・ラ MUTEKIRO、プリンの上に季節のフルーツ&フルーツジュレ、その上にアイスクリーム。そして飾りのチョコ細工。

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三種のチョコ。

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ババロア赤ワインソースとともに。

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ハーフサイズのフレザリア(苺のショートケーキ)

う〜ん、苺ショートのハーフサイズが寝ている・・・価格を1450円にしていいからフルサイズの方が良かったな。
これにダージリンをあわせました。

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上の娘はフレザリア、彼女は苺ショートしか食べません。
これにミルクティ。
珈琲は好まないようです。

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奥さんはネオティラミス、これにカフェオレ。
奥さんは何時も珈琲。
このティラミス、知っているティラミスとは違う味だと奥さんは悩んでいました。
少し貰いましたが・・・確かにティラミスを食べている気分ではないです。

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下の娘はBANAシューとアイスレモンティ。
二層になったクリーム、バナナの甘味とクリームのコク、安心できる味です。

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自分も食べましょう・・・でも半分以上持って行かれました(泣)

横浜市中区元町2-96
045-641-2538
11:00〜20:00


日曜日は早起きをしてバイクで岐阜に行きます。
退院した母親の顔を見に行くのですが、東海地区のソネブロの方々とお会いする予定も。
どっちがメインか判らない感じですが(笑)
そういえば今のバイクにお泊まりセット積んで走るのは初めてだ・・・






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そうだ鎌倉、行こう 彼岸花リベンジ2 鶴岡八幡宮から瑞泉寺へ [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]

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北鎌倉を離れて鶴岡八幡宮に向かいます。
その前に小町通りに誘い込まれてしまいました。
コクリコのクレープや焼き立て煎餅、腸詰に紫陽花ソフト・・・大好きなものがいっぱいです。
小町通りをひと往復すれば、結構お腹が膨れます。(笑)
一通りの買い食いを終えた後は持ち帰りで団子を買いました。
お寺のベンチでまったり食べようかと。

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団子はいつもこの”ろくでなし猫”に誘われて買ってしまいます。
一攫千金、棚から牡丹餅
魚も捕らない、鼠も追わない・・・・
でも愛を呼ぶ自由猫だそうです。

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鶴岡八幡宮は今日も参拝客がいっぱいです。
最近カメラに標準で付けているのは11-16mmの広角zoom
このレンズと望遠の両極端で撮ってばかり。
標準zoom(18-70mm)の出番は最近ありません。
そのレンズは下の娘のD70に付きっぱなしなのです。

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蓮池(源氏池)、秋の空と夏の跡。盛者必衰ですね。

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鶴岡八幡宮の外塀沿いに彼岸花は咲いています。



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塀の前に赤い帯が素敵ですね。
 

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満開の彼岸花は秋を感じさてくれます。
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見れば見るほど不思議な形。 葉っぱがありません。

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花咲く季節には葉っぱが無く、

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花が枯れ無くなると葉っぱが出てくるそうです。

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出逢う事のない花と葉

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でも互いに想いあうのでしょうか。出逢えないからこそ想いは募って・・・

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その想いで花の色が情熱的なのかも

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燃え盛る炎のような想い
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だからこそ艶っぽく咲けるのでしょう。

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この情熱的な赤には圧倒されっぱなしです。


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輝く猫じゃらしも素敵ですね。


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そんな猫じゃらしをまとうと妖艶さが際立って・・・・

 
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まるで猫じゃらしが燃えているかのよう。
鶴岡八幡宮を離れ、鎌倉宮の脇を通って瑞泉寺に向かいます。
瑞泉寺に向かう道々にも彼岸花が大勢で出迎えてくれました
秋を感じながら事を散歩するのは気持ち良いですね。
観光コースの道から一本離れ静かな道を歩くと、秋の風が金木犀の香りをまとってそっと頬を撫でてくれます。
思わず立ち止まって香りの主を探しますが、気まぐれな風は既に何処かにいってしまいました。
金木犀の香りをそっと包みこんで持ち帰りたい気分・・・

鎌倉宮から瑞泉寺までの道は本当に静かです。
細い道の付きあたりに瑞泉寺の入口があり、拝観料を払います。
右側は駐車場ですが、左側は花々がいっぱいの庭。
彼岸花も沢山咲いています。
拝観料を払ったら彼岸花にまっしぐら・・・・


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この庭は山と山に挟まれ、ちょっと薄暗い感じがします。
谷を吹く風は強く、時折大きな風の音とともに木の葉が降りしきります。

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その音は夕暮れ時などでは恐いくらい。
天狗にさらわれそうです。


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緑いっぱいの庭、その緑の海に燃えるような赤い島、彼岸花の一群です。


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彼岸花に心奪われて庭全体を撮るのを忘れてしまいました。



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この階段を登ると山門です。
いかにも山寺といった趣、とても好きです。
進むのがちょっと恐くなりそうな先が薄暗い階段、良い味です。
なんとなく”通りゃんせ”が頭を回り始めるような感じ。



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結構キツイ階段です。でもその先には雰囲気の良い山門が待っています。

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ここは本当に静か、実に落ち着ける場所です。
広すぎないのも良い感じ


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どこそ寂しげな秋の風に揺れる彼岸花
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しっとりと良い感じです。意外と午後の優しい光の方が似合うのかもしれません。

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穏やかな光が彼岸花の妖艶さを中和しているのかも。


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聞こえるのは木の葉の擦れ合う音だけ

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静かな時間を楽しみます。

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ここには煩わしい音はありません。


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下界は如何に煩わしい音で溢れていることか・・・

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たまには静けさの中に身を置くのも良いものですね。
心の中に溜まった雑音がすっと消えてゆくのが判ります。
雑音が消えたら聴こえなかった音が聴こえるのです。
時の流れる音、季節の移ろう足音・・・

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静かに流れる時間に身をまかせましょう。


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日頃、何故そんなに慌てて生きているのでしょうか。日頃の生き方が不思議に思えてきます。


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いったい何に追われているのでしょうか・・・・


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それとも追いかけているのでしょうか。
ただひたすら追いかけている。一体何を・・・


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そんなに急いでも・・・ねぇ、
風が囁きます。

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おぉ、団子を忘れていました。
やはり何かに追われていて忘れていたのでしょうか。

最近、物忘れが多いのもあながち年のせいばかりではなさそうです。
余裕を失っているのかも。


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買ってきた団子は二種類、みたらし団子とつぶあん団子。
みたらし団子は団子の焼き目の香ばしさに醤油の香りがからまって香ばしさがいっぱいです。
醤油の塩気が甘味を引き立たせ、甘味と塩気が良い感じ。
みたらしの塩気が残っているうちに粒あん団子を一口。
粒あんのほっこりした甘味がみたらしで塩辛くなった口の中を優しく撫でてくれます。
静けさの中、長閑な時間が通り過ぎてゆきます。


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秋が深まって木の葉が色づいたら又来よう。
大きな欠伸をしながらそう思いました。
こんなに気持ちの良い欠伸は久しぶりです。


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さあ、帰ろう。
時折吹く風が木々を揺らし、傾いた陽の鈍い光のなか木の葉の舞う音だけが聞こえます。
.
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救急車で運ばれた母親ですが、無事退院いたしました。 
ご心配いただき有り難うございました。
週末の三連休、実家に様子を見に行ってきます。
今回は一人行動だからバイクで行ってみるのも良いかな。
ついでに(これが目的?)下呂にある鶏ちゃんの店に行ってみたいですしね。
.
*****************************

結局、日曜日にバイクで岐阜に向かうことにしました。
今までバイクでは高速道路をさほど走らなかったのでETC無しで頑張ってきましたが、今回良い機会です。
土曜日にETCを取り付に行ってこよう。





醤油臭い汁が全てを台無しに 鎌倉の蕎麦 手打ちそば処 鎌倉 武士 [神奈川の蕎麦]

北鎌倉から鶴岡八幡宮、そして瑞泉寺にむかいますが、瑞泉寺のまえに腹ごしらえ、やはり蕎麦です。

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鶴岡八幡宮から瑞泉寺に向かうには鎌倉宮を通過して行きます。この鎌倉宮の壁に蕎麦屋の貼り紙がありました。

”新蕎麦打ち始めました。”

そそられます。実はこの店、鎌倉宮の前を通りがかる度に貼り紙を目にして気になっていた店なのです。今回、行くことに決めました。鎌倉宮から向かって左側の住宅地に入った場所にあるようです。

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普通の住宅で門だけが蕎麦屋といった感じです。ちょっと外したかな・・・と思いますが、新蕎麦という言葉に弱いのです。何といっても香りが違いますから。 

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暖簾をくぐって中に入ると・・・・普通の住宅。廊下には空き席待ち用と思われる椅子が。待ち用に椅子があるなんて人気店なのかな?ちょっと期待感が出てきて気分が軽くなります。が・・・・

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客室は・・・・普通の家のリビング。洋風な室内は蕎麦に全く似合いません。気分は台無しです。

ここで蕎麦を食べても楽しめない事は確実。知り合いの家で蕎麦をご馳走になっている雰囲気なのです。 蕎麦屋をやる以上、内装もそれなりのものにしないといけません。いままで住宅を改造した蕎麦屋も何件か訪問していますが、全て和風の造りでした。 

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品書きを確認します。品書きは小さな黒板のみ。今日は十割のみだそう。二八で900円、十割で1200円というのはかなりの値段です。しかも大盛りは600円増し。

ここまでの値段とする以上、かなり自信があると見ました。 安い店の倍の価格、この値段で不味かったら詐欺です。

十割蕎麦を頼みました。小町通りの買い食いが効いているので、今回は大盛りは止めました。

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茶はほうじ茶。この値段で???蕎麦茶ぐらい出してほしいですね。 

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蕎麦が運ばれてきました。見た目、少ないです。 ”最初は何も浸けずに召しあがってください”との言葉とともに目の前に置かれます。

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極細の綺麗な蕎麦です。全てが揃っていて断面もスクエアでエッジもしっかり。良い腕ですね。

言葉通り蕎麦のみで啜ります。啜った瞬間の香りの立ち方は弱く、新蕎麦の十割という口上から期待していましたが期待外れでした。甘味も少なめ。極細の蕎麦だから味の出方が上品なのかもしれません。

極細故喉越しは良く、唇に引っかかることなく喉の奥に飛び込んで行きます。噛み切る時の歯応えもプツッと心地い弾力があり、噛むのが心地良い程。 

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汁を確認してみましょう。器に入っている汁は凄く少ないです。

少量口に含みます・・・・なんじゃこりゃぁ!!!!????

なんという汁、醤油臭いのです。味わいは辛さが最初にきて、次に・・・醤油の香り。ダシの香りは醤油の香りに隠されてしまって良く判りません。コクはあっさり薄めに感じます。

結果、まったく円やかさを感じない汁でツンツン角張っています。醤油臭さに喉が飲み続ける事を拒みました。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。汁が辛いので蕎麦の1/4程度を浸けて啜りました。やはり醤油の香りです。ダシの旨味もあるのですが、醤油の影の前では力不足です。

ただ単に濃すぎる汁で、コクも十分にある汁でしたら蕎麦湯で薄めるのも手でしょうが、この汁にその手は使えそうもありません。醤油臭いのは薄めても臭いのです。返しをしっかり煮きっていないのでは?蕎麦打ちの腕前は悪くないのですが汁はいただけません。

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薬味は葱に山葵、大根おろし。山葵は瑞々しく香り豊かでした。しかし大根おろしの量の少なさ。哀しくなります。気分が貧乏臭くなってきます。

これで1200円???ちょっと信じられません。良いそば粉を使って蕎麦を打ち、良い材料で汁を造ったのでしょうが、肝心の味に難があります。醤油臭い汁にこの値段の価値はありません。

観光地故ほっておいても客が来るのかもしれませんが、店の内装といい味といい素人仕事としか思えません。この蕎麦に1200円は納得できませんでした。

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蕎麦湯はあっさりと茹で湯。汁を割って飲みますが・・・・それでも醤油臭さは残ります。

 

手打ち蕎麦処

鎌倉 武士

神奈川県鎌倉市二階堂361-2

☎0467-23-8777

11:30(土日祭日は11:00)~16:00

定休日 木曜日

 


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そうだ鎌倉、行こう 彼岸花リベンジ 明月院から東慶寺へ [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]

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二週間前、まだ暑さの残こる九月中頃に訪れた鎌倉の秋は浅く、彼岸花を楽しむ事ができませんでした。
台風が夏の欠片を吹き払い、秋色の空が広がった先週末の三連休、ここを訪れたmozさんから満開になっていると教えていただきました。
(しっとりと日常が綴られるmozさんのブログは→こちら
しかしその週は既に予定が、翌週末まであおずけです。
花の命はそう長くはありません。この一週間の待ち遠しい事。
週後半で実家からの緊急連絡もあり、ドタバタとして一時は諦めた鎌倉の彼岸花ですが、母親も大事なく無事でしたので今週末は鎌倉の彼岸花を楽しませてもらいます。
土曜日の朝は奥さんもお休み。早く出かけたいので朝ご飯を用意して皆を起こします。
鎌倉に行くので、早く片付けたいから早く食べるように言うと上の娘が一緒に行きたいと。
古都の雰囲気が好きだといいます。
えっ?何時も来ないじゃん?だから聞かなかったのだけど・・・・
と問うと、いつも一人でさっさと居なくなっちゃうから。
だそう、そういえば小学校の時は良く一緒に行っていましたが、中学生になって一緒に歩かなくなった頃から休日の予定は別々になっていました。



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東横線から横須賀線に乗り換えて北鎌倉まで。ススキが良い感じです。

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まずは明月院。何時ものコースです。

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何時もは9時には到着するのですが、今日は十時到着です。

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自分は何時も通り八時過ぎには出られる状態だったのですが、彼女は・・・・

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服を選んで・・・・

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下の娘を巻き込んでコーディネートの吟味・・・・なかなか出かけられませんでした。

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でも、出かけるのが遅れた事で良かったことも。
明月院の丸窓、まずは最初に見に行くのですが、行ったすぐは丸窓の真ん中に縦の線があるのです。
見るとガラス戸の枠。聞くと風が強く開けられなかったそう。
でも尋ねた時は風も収まっていてガラス戸を開けてもらえました。
縦線の無い、綺麗な丸窓を撮る事ができました。

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折角ですから丸窓の奥の世界に上の娘を案内します。
縁側に座します。

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風の音と木の葉の囁き、そして鳥の鳴く音。
静かな時間が流れます。
風景と一体となり、自分の姿形も無くなって、ただ意識のみがそこに在るかのような感覚を覚えます。

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ちょっと不思議な音が聞こえました。
そのまま聞いていると段々鳥の声に。
どうやら鳴くのが下手なようです。一生懸命練習しているかのように何時までも鳴き続けていました。

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何時も遠くを見つめている青のお地蔵さん、彼岸花がいい雰囲気です。

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何時も身近に咲く花に語りかけている赤のお地蔵さん。口元が優しげです。

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ずっと、ここで静かに座していたいのですが、今日は彼岸花を見にきたのです。
気持ちを現実に戻しましょう。

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山門に向かって降りてゆきます。何時の間にか影は大きくなっています。
昔、手を引いた影のその頭は自分の半分以下の高さでした。

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降りながら彼岸花を楽しみましょう。

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先々週と違って彼岸花は大勢で出迎えてくれました。

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見れば見る程不思議な姿。

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撮りながら思い出し笑い。
下の娘が言った一言を思い出しました。
絵を描くとき大変な花だった・・・と。
綺麗さに心奪われて画題にしたものの、その花の複雑さに大変だったようです。

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兎に寄っていかないかと誘われました。

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ここは月笑軒、折角ですから寄ってゆきましょう。

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ここの屋根の雰囲気は大好きです。

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何にする?

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今日の品書きには花の名前がいっぱい。
先々週は何も在りませんでした。

金木犀、秋明菊、山茶花、貴船花、竜胆、小菊、尾花・・・・
一気に秋が来たようですね。

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外が心地いい季節ですから外で飲みましょう。

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菓子は虎やの羊羹。
しっかりとした甘さとコクのある正当派羊羹です。
お茶を楽しみながら、ふと思います。
丸窓の奥で抹茶が楽しめたら最高なのに・・・

茶の余韻と秋の穏やかで寂しげな風を楽しんでいたら急に蝉が鳴き出しました。
ミンミンゼミです。まだ頑張っている夏が居ました。
でも・・・そのリズムは妙にゆっくりです。
ミンミンゼミが奏でるバラード、ロックばかり演奏していたのに急にバラードが一曲。
Rolling Stonesを聴いていて、いきなりAngieが流れてきたような感覚。
これは・・・染みます。

さぁ、次は東慶寺に行きましょう。

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さぁ、ここの彼岸花はどんな感じでしょう。

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秋が深まると良い感じになるのですが、まだ浅いですね。

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でも彼岸花は先々週と違い満開です。
白い彼岸花の美しさに溜息。

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白い彼岸花は赤い彼岸花とは全く違う印象です。綺麗ですが妖しさと艶がありません。

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ですから惹き付けられるのは赤い彼岸花。

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この燃えるような赤・・・

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フェラーリ、アルファ、・・・赤には人を惹き付ける魅力があるのでしょうか。

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子供の頃、この花を持ち帰ると火事になるとか、狐花とか、毒を持っているとか聞いていたので、あまり良いイメージを持っていませんでした。

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咲いている場所も畦道はともかく、墓地にも多く咲いていたので、子供の時は一寸恐い花といったイメージを持っていました。

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でも、天上の花でめでたい意味もあるようですね。

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東慶寺の一画に咲くコスモス

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不思議な花です。

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外来種なのに、ずっと昔からそこに咲いていたかのように溶け込んでいます。

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自己主張が少ないからでしょうか。

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それとも・・・どんな風景にも合わせてくれる懐の深さかな。

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東慶寺の満開の彼岸花に別れを告げて、次は円覚寺に。

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ここにはお目当ての彼岸花があるのです。

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それがこれ、黄色の彼岸花。
実際には別種で、鍾馗水仙というそうです。
そばに近寄れる位置に無く、アングルも限られるので上手く撮れません。
また、咲く時期も赤や白に比べて早いようで枯れかけたのが多かったです。
(東横線、菊名駅の妙蓮寺側の西側土手に群生していますが、さすがに線路に侵入するわけにはいきません。)

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朝は雲って雨の心配もしましたが、晴れてきました。
ただ・・・晴れ過ぎて白い花弁はトビトビに・・・

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逆光気味は花が輝いて綺麗です

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上から撮る彼岸花も面白いですね。知恵の輪みたいです。

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赤い彼岸花に黒い蝶、赤に黒は似合いますね。

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さぁ、このあとは鶴岡八幡宮から瑞泉寺に抜けてゆきましょう。

つづく・・・



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