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スリランカ ホームスタイルカレーを楽しむ つくばのカレー 南インド・スリランカ料理 ディヤダハラ [カレー(Curry)]

つくばのカレー屋さんでよくリピっているサグチキンとチーズナンがお気に入りのヒマラヤ
その先に一軒のカレー屋さんがあったのですが何時も閉まっていました。
”暫く休業します” のカードが寂しげにぶら下がっていたのですが・・・・

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この日、何時ものようにこの店の前を通過して(何時も前を通った時はOPENしていないかチェックしていました)みると・・・OPENのカードが???
思わずUターン、他の店に行こうと考えていましたがOPENを見た以上この店に決定です。
あの休業していた店なのか新しい別の店なのか不明ですが、まぁ試しに入ってみましょう。

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南インド・スリランカ料理 ディヤダハラです。
店内は暗く表からはよく見えません。妖しそうな感じが期待を持たせます。^^

インド系の料理は北インド&ネパール料理と南インド・スリランカ料理に大別されますが、自分は南インド料理のスパイス感が好み。
北に比べて食感が軽く、スパイスの香りもストレートに走ってくる感じがします。
その違いを調べてみると・・・・

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北インドの料理はイランやアフガニスタンなど中東の食文化の影響を強くうけており、ナン、チャパーティー 、ローティーといったパンを主食とし、牛乳やダヒー(ヨーグルト)、パニール(フレッシュチーズ)、ギー(澄ましバター)などの乳製品を用い、スパイスとしてクミン、コリアンダー、シナモン、カルダモンおよびこれらを配合したガラムマサラなどを多用する。米は香り高いバースマティー種が好まれる。タンドゥールを用いた調理法も北インド料理の特徴の一つである。
南インドの料理は米飯が主食であり、乳製品よりもココナッツミルクを多用する。またスパイスも北インドのクミンの代わりにマスタードの種やカレーリーフを用いる。油はギーよりもマスタードオイルや胡麻油が多く使われる。
菜食主義者が多いため野菜や豆の料理が発達している。
北インドほど油脂を使わないため、料理は比較的あっさりしている。
(Wikipediaより)

確かに南のカレーの方が軽いようです。
脂も少なめなので辛さがスッキリと感じるのでしょう

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早速中に
薄暗さが素敵な雰囲気^^
でも撮影の為入り口脇の明るい場所に陣取ります。

お店の人達の濃いこと、南アジアの雰囲気がいっぱい^^

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店内は長細い造り、窓は入り口側だけなので奥に行けば行くほど薄暗くなります。写真はコンデジが勝手に補正してしまいますから明るいですが、実際はかなり薄暗くいい雰囲気
モニターには現地のTV番組でしょうか、唄っている姿が映し出されていますがどう見ても素人さん
向こうのカラオケ大会番組なのかも^^
南インドでもスリランカ系のお店の場合、その内装は大人しいです。
象や仏教をイメージするようなアイテム、その色彩や構図はそれ程違和感がありません
多少室内が暗くても怖い雰囲気は無いのです。
北インドやネパールだとヒンドゥ教の濃い神様達が睨みを利かせています。
その極彩色な宗教画は結構な迫力
窓が無く、暗い部屋にヒンドゥの神々が並んだ時の妖しさといったら・・・^^
まぁ、そんな雰囲気が好きなのですが・・・・
そういった意味で、この店の内装は物足りない(笑)

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品書きを見てみましょう
北インド系の店とは明らかに違う雰囲気
Aランチに驚きました。
カレー焼きそばなんですね。
スリランカ麺(一体どんな麺なんだろう?)にカレーをかけて食すそう。

Bはスリランカのカレー丼なのかな
これも面白そう

C、これに決定です
三種のカレーが楽しめますから
スリランカのホームスタイルカレー、以前他の店で試して結構気に入っていました。
このスタイル、日本でも広まって欲しい

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Dは普通にカレーとライス(またはナン)
南インド・スリランカだと米食がメイン、ナンのイメージはありませんよね。
南側にはタンドゥールが無いですから。
でも一応ナンの設定はあるようです。

Eは逆差別スペシャル(怒)
ここでも女性優遇
カレー二種にデザート付いてD+50円なんてメチャお得

セットにはドリンクは付いていなくて+100円で付けられます。
紅茶がわざわざ”セイロン紅茶”と記載されているのがスリランカ料理店としての拘りなんでしょうね。

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Cセットをオーダー、辛さは中辛で。
まず野菜が到着
此処もまたありきたりの生野菜に大っ嫌いなサウザンドレッシング(涙)
でも・・・・

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よく見たらスパイスがかかっています
おぉ、これなら嬉しい
でもサウザンは止めて欲しい~><

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カレーが到着
真ん中にご飯の島
周りは三種のカレーの海に囲まれます。
南側のカレーは北側に比べ具が多いです。
これも南側のカレーが好きな理由のひとつ
カレーは7時にさつま芋のカレー、CW順でベジタブルカレー、チキンカレー
ご飯の上には帆船の穂の如くパパダム(小麦粉とウルンド豆(ウラド豆)の粉を揚げて作る薄いおせんべい)が刺さっているのが楽しい
パパダムの手前にはチャツネかなぁ・・・(実はこれが勘違い、後でとんでもないことに・・・・)

混ぜて食べると美味しいですよと言い残して店のお人は奥に
ふ~ん、3種類を混ぜて楽しむのか・・・・(これも勘違いだったようです)

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まずは其々の味を確認しましょう
まずはベジタブル、野菜たっぷりが嬉しいです。

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ココナッツの甘い風味とスーっと真っ直ぐに現れるスパイス
口の中がスッキリするスパイス感です
でも意外と辛くないなぁ・・・

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次に試したのはさつま芋カレー
ホクホク甘いさつま芋がカレーのスパイスをまとってとても美味しい

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最初に感じるのはさつま芋のホクホクとした甘味
ちょっと甘味が重いかなと思った刹那、スパイスが重さを吹き飛ばして爽やかな後口に
これは止まらない・・・^^

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チキンカレー
柔らかなチキンにココナッツの甘い香り
でも甘さの奥にはしっかりしたスパイス感
南側のカレーは好みです。

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ご飯だけで食べてみます。
ご飯に混ざるスパイスが良い香り。
そう、このスパイスが好きなのです。一体何だろう

ご飯とカレーを一緒に食べてゆきます
ナンは美味しいですが、正直なところ軽い感じがして食事に重みがありません。
カレーをご飯で食べるとしっかり食事をしている気に。
やはり日本人には米なのです。米を食べているときの気分はパンや麺類を食べているときの気分と確実に違うのです。

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カレーをご飯に絡めながら食べ進みます。
チキンカレーのスパイス感を楽しみ熱くなった口にさつま芋のカレー、ほっこりした甘さが口を中和してくれます。
すかさず野菜カレーを口に含み軽やかなスパイス感を楽しんで・・・・
そうだ、混ぜると美味しいと言っていたなぁ・・・
と、混ぜてみます。
チキンとさつま芋カレー、チキンと野菜カレー、野菜とさつま芋・・・・混ぜにくい
混ぜにくいし、混ぜたからどうって感じも無い
口に中で混ざるか皿の上で混ざるかの違いだけのような気も・・・・

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結局混ぜるのを止め、それぞれの味を楽しんで・・・
ご飯は周辺から崩して食べてゆきます。
残るのは島の中心部
そうだ、このチャツネ・・・・チャツネをご飯に添えて食べたらどうだろう。あんことご飯だって合うのだから(例えばオハギ)、チャツネだって合うかもしれない・・・
甘党の自分はご飯に乗ったチャツネをご飯ごと口の中に
!!!うわぁ~、涙が溢れます。そして鼻水が滝の如くドバドバドバ・・・><
辛いです
チャツネと思った褐色のペーストはチリをメインにしたスパイスのペースト
よく見ればチャツネと感じが違うのですが視力の弱いさる1号、チャツネと思い込んでいました。
そうか・・・混ぜると美味しいと言ってたのはこれの事だったのか(涙)

鼻をすすりながら残りを平らげました。
南インド・スリランカのスパイスはスッキリしていて好み、ここもリピ確定です。
店の人の対応も良かったし^^

 


ディヤダハラ
029-855-5755
茨城県つくば市竹園2-4-1
11:00~15:00 17:00~22:00
定休日 火曜日

 

 


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