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野趣ある蕎麦だけど・・・  深谷の九重 [埼玉の蕎麦]

熊谷に出張の日、今日のランチは蕎麦の気分
何度も前を通りつつも入ったことの無かった蕎麦屋さんに入ってみます。

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手打ち蕎麦・うどん 九重

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白暖簾の店は自分好みの味というジンクスがあるのですが、この色はどうでしょう^^

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蕎麦は北海道産です。
”当店の蕎麦”ではなく”当店の蕎麦粉”と記してあります。自家製分ではない様子

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店内は完全分煙
禁煙室には窓側にカウンター席と
壁側にはテーブル席
両方とも掘り炬燵方式で足が楽です^^

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お茶は緑茶
これはいけません。
緑茶のタンニンは蕎麦の香りを殺してしまいますから。
蕎麦茶が無理ならせめてほうじ茶で欲しい

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品書きを確認しましょう
もりが580円と結構リーズナブルです。

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しかも種類が多い
サラダとは一体どんな蕎麦でしょう

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温かな蕎麦もいっぱい種類があります。

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マーボ蕎麦・・・・なんだかなぁーー;)

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ご飯ものに至っては鰻重まである始末
品数と味は反比例する場合が多いですから心配になってきます。
注文はセオリー通り大盛りで

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蕎麦が到着
そこには星をいっぱい咥えこんだ太く荒々しい蕎麦が
早速蕎麦のみで手繰ります。

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太い蕎麦ですから勢いよく啜れません。
喉越しは悪く、一箸一箸口の中に送ってゆく感じ
これだけの太さと表面の粗さですから喉越しが悪いのはあたりまえ^^
噛むとコシをしっかり感じますが、歯には反力を感じず、弾力無く押し潰される感覚です。
噛み潰す最後の瞬間の切れの悪いこと
星の多い蕎麦特有の感覚です。

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野趣溢れる表面
ですがエッジは甘くシャープさはありません。
ここが甘いと、啜って舌の上に乗った時に感じる食感が気持ち良く無いのです。

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啜った時に立ち上がる蕎麦の香りはそれほど強くありません。
やはり自家製粉では無いようです。
それでもよく咀嚼すれば甘味はしっかり出てきます。

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汁を確認しましょう。
少量口に含みます。
途端広がる甘味、薄いですがかなり甘さが強い汁
甘さが引くとダシの香りを感じますが、薄味で味の厚みも薄い感じ

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蕎麦を汁に浸け啜ります。
太い蕎麦に薄い汁、半分浸けでも物足りません。
ついどっぷりと浸けてしまいます
全然粋じゃない・・・・ーー;)

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太く粗い蕎麦ですから薄い汁だと役不足
明らかにバランスが悪いです
この蕎麦に使うと冷かけの汁に良いのでは?ってくらい薄く感じます。
で・・・冷かけを作ってみました。
これが結構美味いじゃないか(笑)

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薬味は葱と山葵
葱のカットは美しくありません
山葵に至っては・・・まぁ、値段を考えればこんなものでしょうね。

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葱のカットは雑
潰れたものもありますし幅もマチマチ
薬味にはあまり気をつかっていない感じがします。

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山葵の香りも良くありません
大体山葵の盛り方が美しくない
細かな事ですが大事な事

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蕎麦湯、ごく普通の容器で

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普通に茹湯、さっぱりとします。

 

九重 (ここのえ)
048-574-3939
埼玉県深谷市折之口400-5
11:00~14:00 & 17:00~20:00
定休日 火曜日

 


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