これが爆発なのか 岡本太郎展にゆく & 櫻家の厚焼き鯛焼き [お店の甘味(sweets)]
暦では連休は終わり、今日は通常の土曜日。しかしスクランブル要員の仕事は日曜日まで続く。
家に居続けるのも気持ちが腐る。外に行きたいと思うが娘達は天候が気になるようだ。
そう、今日は雨。つまりバイクには乗れないと言う事。(尤も家にいても仕事なので何れにしてもバイクには乗れないが)
ならばケーキでも焼こうと張り切ってレシピを考えていると・・・・
何と、奥さんが仕事に行かないという。急遽休みになったようで一日家にいるとか。
しかも何やら焼くらしい。これは自分がオーブンを使えない事を意味している。
バイクには乗れない、ケーキは焼けない・・・・洗車したくても雨が降っている。こんな日は・・・・
そう、美術館で過ごすのが良い。実は日曜日が最終になってしまう岡本太郎展、これに行きたかったのだ。
(仕事の電話、メールに即座に対応できる状態なら何処にいても良いのだ。とはいっても落ちつかないけど)
娘達は興味無く一緒に来たがらないので自分一人で出掛けた。
東横線に乗り中目黒で日比谷線に乗り換えて・・・いや、一寸待てよ。中目黒に厚焼き鯛焼きの櫻家があったな。
どうせ乗り換えだ、一旦改札を出て買いに行こう。時計を見ると11時50分、昼ご飯に鯛焼きもいいな。ヾ(・ε・。)
おや?今日は行列が無い。
買い求めようとすると未だ焼き上がっていないとのこと。
聞くと開店は12時かららしい。暫く待ち、開店前だけど焼き上がりすぐのを売ってもらった。
厚焼きしか未だ無かった。
自立する鯛焼き、凄く厚い。
横から見ると普通なのだけど・・・
上から見ると・・・・分厚い。
鯛焼きは中に餡子が入っているイメージがあるが、ここのはまるで餡子サンドだ。
前から見ると・・・・まるで鯛焼きを二つ重ねたような感じ。
中の餡はこんな感じ。
食べてみよう。分厚い鯛焼きのフワとした食感と甘過ぎない味。悪くない。
皮だけ食べてみると・・・・ん〜、甘さは左程感じない。餡子の甘さを受け止める為かな。
餡子だけ食べてみる。・・・ちょっと硬めでパサ付きを感じる、まぁ柔らかすぎだと餡子がたれてしまうから餡子が露出する鯛焼きに使用する餡子としては適切な硬さなのだろう。
つまり、皮と餡子を一緒に食べて丁度良い味になっている。
でも気になる点が・・・それは餡子の温度。焼きたてなのに熱くないのだ。
厚焼き故に低温で時間をかけて焼いているとのことだが、それ故か餡子の温度が低く、無難に食べられてしまう。
やはり焼きたては上顎が火傷しそうになるくらいの熱々を期待してしまう。
再び中目黒駅へ。営団地下鉄で竹橋まで。
到着・・・意外と混んでいない。
チケットの購入で並んだが、それでも3分程度。入場に待ちは無かった。
さて、岡本太郎。凄いの一言だった。
一時期メディアに良く出ていて、見慣れていたせいか特別な感じを受けなかったので今までじっくり作品を見ていなかった。
唯一知っているのは太陽の塔ぐらい。あと洋酒メーカーの販売促進用のグラス。
今回作品達と向き合って衝撃を受けた。
絵の前に立ち、絵を眺めると鳥肌が立ってくる。
なんというエネルギーだろう。力強く、観ていて身体に力が溢れてくる。
(燃える人)
(夜)
(駄々っ子) (森の掟)
(電撃)
なんという線の強さ、そして色彩。
特に衝撃的だったのは目を描いた作品が四方の壁一面に貼付けられていた部屋。
つまり目に囲まれた空間。
この部屋のエネルギー密度は高かった。まさに血が沸き立つ感じがした。
(疾走する目) (にらめっこ)
”疾走する目””にらめっこ”これらの目をモチーフにした絵が壁中、壁の上下左右一面にありこちらを見つめている。
それが四方から。こうなると絵からエネルギーを受けるといった感覚はなく、エネルギーに満ちた空間に浮遊している感覚だ。そう、まるで自分自身がエネルギーの固まりになったように感じる。
興奮のまま出口に。
楽しみにしていたガチャポンだったが・・・完売
欲しかったな、河童。
外に出ると入場待ちに結構な行列ができていた。
チケットの購入にも30分の行列。早めに来ていて良かった・・・・
帰りは皇居を突っ切って大手町まで歩こう。
皇居内は新緑が気持ち良い。
おぉ、これが有名な松の大廊下・・・・って、何も無い。
キングキドラの木(勝手に命名)もあった。
しかし・・・東京のど真ん中とは思えない。清々しい新緑です。
茶屋と新緑。コンパクトのズームだとこれが限界。
さすが皇居。照明もいい雰囲気。
大手門から外に出た。さあ東京駅に・・・いや、散歩ついでに銀座まで歩こう。
大手町付近から遠回りして銀座に向かう。
一寸恐い場所だけど首塚に寄ってお参り。
さすがに恐くて正面からの撮影はパス。
オフィス街の一画にある特異な空間。ここだけ空気の感じが違う。
大手町から日本橋を経由して銀座に。
日本橋の道路元標。ここが全ての道の起点。
日本橋、久しぶりだな。
橋がまたいい味を出している
これが観たくてここまで散歩に来てしまった。
上に首都高が無かったら良いのにな。
日本橋から銀座まで散歩、たまには雨の中の散歩もいいものです。