裾野 富士山麓の古民家の蕎麦。極太蕎麦の香りを噛みしめて 蕎仙坊(再訪) [静岡の蕎麦]
(前回の記事のうち蕎麦の部分の補足記事です。同じ画像を使っています)
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裾野ICを降りで右折、富士山側に向かって走りT字のつきあたりを右折して暫く走れば
蕎仙坊の看板。この看板かなり気づきにくいので注意が必要だ。
今回は仕事中ではなく休日、バイクで娘とのタンデムツーリングの途中で寄ってみた。
駐車場の案内板。
古民家を使った店は趣がある
建物はL字型で馬(牛)小屋がある造りだ。小屋側は立ち入り禁止なので確かめられなかったが。
今の入口は昔は入口ではなく壁だったと思う。本来の入口は小屋側だったのでは?
元気すぎる子供も多いのかな。
古民家を使った店内の雰囲気は気分が落ち着く
和室二間と板間を使って広々している。
元気すぎる子供は走りまわりそう。
板間にある囲炉裏、今日は休日、客も多く店内の撮影はあまりできない。
品書き、やはり冷たい蕎麦でゆきたい。ここは二色で楽しむ事に。
大盛りは210円増し、1050円となる。
サイドにも気になるメニューが・・・
注文をすると直ぐにこれがやってくる。たっぷりの薬味と汁。
この汁は二人前入っているようだ。
薬味、すりおろしたばかりの山葵に適度な水分の大根おろし。思わず待ちながら大根おろしを
食べてしまった。
先に汁の味を確認しておこう。
口に含むと・・・・ダシの香りが。そして甘さが舌の上に広がる。
薄くはないが薄い・・・・味の濃さは薄くは無い。しかし味の厚みは薄い感じであっさり気味の汁だ。
軽やかな汁といった感覚。
自分の好みとは違うが・・・もうすこし味に厚みがあったほうが好きなのだが。
蕎麦の登場。田舎蕎麦の太さが際立つ
まずは細打ちから。細打ちとはいっても十分太い。喉越しよく手繰れる太さではない。
表面は艶やかで角も綺麗。見るからに美味しそうだ。
啜ると・・・・蕎麦の香りが鼻に抜ける。咀嚼するとしっかりしたコシからの噛み応えとともに蕎麦の甘味が蕎麦の香りとともに舌の上に広がる。
美味い。蕎麦のみでどんどんだべ進めたくなる。
汁を浸け、啜る。ダシの香りが広がった口の中に咀嚼とともに蕎麦の香りと甘みが広がる。
汁が薄めだから七割ぐらい汁に浸けて啜った時が一番強く蕎麦の甘味を感じた。
そして田舎蕎麦。この太さは見るからに手強そう。実際手強い。
もはや啜れないので一本一本箸でつまみ口に運ぶ。
この太い蕎麦を奥歯で噛みしめると、噛んだ瞬間に蕎麦の香りが飛び出してくる。
噛んで蕎麦が潰れてゆく感じが奥歯に良く感じられる。何度も何度も咀嚼しないと喉の奥に入ってゆかない。何度も咀嚼することによって口の中は蕎麦の甘味で溢れかえる。
美味しい・・・・だけど顎が疲れる。
美味しい・・・・だけど顎が疲れる。
しっかり噛んで食べる蕎麦。こんな蕎麦も又良い。
古民家の庭にやってくる野鳥や咲く季節の花々を愛でながらゆっくり蕎麦を食べるのも良いものだ。
蕎麦湯は普通に茹で湯。ダシの香りが強い汁を割り飲む。ダシの良い香りが鼻に抜けてゆく。
この香り、かけ蕎麦の美味しさを予感させる。(実際美味しいが。)
蕎仙坊
静岡県裾野市須山1737
℡ 055-998-0170
11:30~18:00
定休日 月曜日&第二、第四火曜日
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日曜日、肌寒さがある曇りの日だったが桜が気になって下の娘と鶴見川まで散歩に行くと・・・・
この桜は満開
寒さの中頑張っている
染井吉野は2部咲き程度
淡い色合いが素敵な桜、染井吉野
まだまだこんなもの。今度の土曜日あたりが見ごろかな。
まだまだ蕾ばかり
寒くても
春は来ている
寂しい気分で始まった4月、桜も元気になれないのか今年は遅い。
満開が待ち遠しい