報国寺に行く前に腹ごしらえ 青海波 [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]
前記事からの続きです
瑞泉寺から報国寺に向かって歩いている途中、杉本寺仁王門前の石段の紅葉がいい感じに染まっていましたのでちょっと寄り道
拝観料を収めようとすると寺務所には誰もいない
石段を掃くのが大変で窓口に座る余裕が無いようで「拝観ですか?そこに置いておいてください」と声をかけれました
「掃いても掃いても追いつかなくて・・・」
そりゃそうだ^^;
でも掃くよりそのままに任せていた方が風情あるんじゃないのかな
”利休の弟子が落ち葉を一つ残らず取り除き綺麗に掃除をした
それを見た利休は”まだ掃除は終わっていない”と一言
弟子は掃除をやり直すが同じことを言われてしまう
どこが悪いのでしょうかと問うと
まだ分からぬのかと木を揺すって葉を散らした”
なんて話もあるぐらいですから、掃いた後は散るに任せていた方が風情あって絶対いい
掃き清めた上の落ち葉なら綺麗だからね
ここの苔の石段は見事
石もすっかり丸くなって絶対滑る
勿論立ち入り禁止ですが
本堂にあがって十一面観音さんにご挨拶をしようと上まで来たのですが、なんと本堂にあがれなくなっていました
武漢肺炎こと新型コロナの影響だそうです
なかなかの雰囲気なのに残念
本堂にあがれなくてガッカリ
ガッカリしたら空腹だったことを思い出してしまいました
先をを急ぎましょう
石段を下り寺務所の前を通ると”コロナ感染防止のため本堂にはあがれません”と注意書きが・・・
なんだ、見落としてしまったぜ
再び金沢街道を歩きます
報国寺前のバス停を越え、さらにその次のバス停も越えてゆくと蕎麦屋さんがあります
青海波
4年ほど前に記事にしています
その時の記事は→ここ
鎌倉オフ会を企画した時にも行っていますね
その記事は→これ
障子越しの光っていいよね
ウチには障子が無いから憧れます
襖もないけれど^^;
休日に蕎麦屋に来たら蕎麦飲みしたくなっちゃいますね
出かける時にベスちゃんと鎌倉に行こうかと迷いましたが、時短で電車にしたのです
電車で来たから飲んじゃいましょう
まつもとをオーダーしました
純米酒が好きなのです
純米吟醸より純米酒^^
アテは・・・
焼き味噌が大好きなのですが、塩分がちょっと気になるお年頃
泣く泣く諦めます
ウチに専属の栄養士(卵)が居ますからね
焼き味噌食べたなんて言ったら説教が始まってしまいます^^;
にしんの棒煮を頼みました
(鰊蕎麦も結構好き)
まつもとの到着
柔らかな口当たりで飲みやすい
軽快な感じが昼酒にいいね
にしんの棒煮も到着
柔らかで美味しい
旨味もたっぷり
この大きさだと一杯じゃ足りないね^^;
蕎麦飲みでダラダラ飲んでいるのは野暮ってものだけれど、2合なら大丈夫
どれにしようかな・・・
ふと壁を見ると何だか良さげなものが
”解禁”って文字が何だかそそられます
”限定”程の誘惑は無いけれど、それでも何だか特別な気がしてしまう
迷わずオーダー^^
湘南のお酒なんですね
爽やかな香り
旨味も厚くて美味しい
さて、〆です
やはり”ざる”
大盛りでオーダーしました
ざる、大盛りの到着
蕎麦は断面がスクエアな細打ち
詳細は以前の記事を参照してください
ちょっと濃いめの汁
キリッとした後味なのが嬉しいね
啜ると唇の滑りも良く喉越しがいい
飲んだ後というのもあって、凄く心地いいのです
コシもしっかりして噛み応えもいい感じ
コシと喉越しを追求した蕎麦
薬味は葱と山葵
葱の綺麗なこと、見事なスライス
山葵も瑞々しくて美味しい
濃い汁ですから蕎麦を浸ける量が難しい
少しだけ浸けたら一気に啜ります
出汁の香りが先に出て、それから汁の旨み
それらが静まってくると蕎麦の香りと旨味が溢れます
丁度いいタイミングで蕎麦湯が到着
蕎麦湯はドロドロタイプ
一杯目は残った汁を割っていただきます
二杯目は蕎麦湯のみで
クリスマスイブなんだけれど
クリスマスの感じが全くしない
気分はクリスマス中止
ローストチキンも食べなかったし
なんとクリスマスケーキを焼かなかった
先の週末が仕事だったこともあるけれど
それでも自分がケーキを焼かないなんて異常過ぎる
何故か気分が盛り上がらない
ひょっとしてコロナ鬱???
やっぱ新型コロナの影響なんだろうなぁ
明日は年内最終出勤日(28日は休んじゃいました)
明日を終えたら休みに突入なんだけれど
休みって感じがしないなぁ
でもクリスマスケーキを焼かなかったから
年越しケーキを作ろうかな