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横浜三大商店街、松原商店街の蕎麦 幸せ [神奈川の蕎麦]

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内勤の苦痛でちょっとだけ遠くでランチ
松原商店街の端っこにある蕎麦屋さん 手打ち蕎麦 幸せ に来てみました。

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店内はシンプルですが、ちょっと洒落たデザイン
ある意味、松原商店街らしくないです

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嬉しいことにお茶は蕎麦茶
おしぼりも布です。
11月のサービスとして蕎麦茶の小袋がもらえました。
これは嬉しい^^

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品書きを確認します
二八蕎麦でセイロは800円
大盛りは250円アップです
この界隈にしてはかなり強気の設定ですね 

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温かな蕎麦類

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魅力的なセットを発見、セイロと田舎のセットです。これの大盛りをオーダーしました。

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更に魅力的な品が・・・
セイロ、田舎、変わりそばの三種
でも土日限定なので頼めません~><
それにしても量が少ない気が・・・・
夫々の蕎麦の味見して終わってしまいそう・・・--;)

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懐石まであるようです

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蕎麦味噌や蕎麦がきが気になります

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それらを肴にして一杯やりたいですね。でも今は仕事中、無理~><

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ランチセット

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研究されたカレーうどん、美味しそうだなぁ

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と、品書きを読みながら楽しんでいると二色蕎麦の到着です。
田舎が結構太い

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まずセイロから楽しみましょう
スクエアな断面の細打ち蕎麦
表面は綺麗で、エッジもしっかりしています。
香りは穏やかで、啜った瞬間から蕎麦の香りが立ちあがる感じではありません
新蕎麦ならばもう一寸香り高い蕎麦であって欲しい
蕎麦はしっかり冷たく締めてあります
コシも強すぎず、弱すぎず頃合い
艶やかな表面が物語るように、喉越しは気持ちいいです。
噛み切った時の反力もしっかり
プツンと切れる感じが心地いい

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次に田舎を試してみます
この太さですから喉越しは・・・考えてはいけません
しっかり噛んで食べる蕎麦なのです。
一本一本食べるような感覚
口に入れ、噛んでみます
野趣溢れ・・・ていません。
ガツンとした蕎麦の感覚は無く
大人しい味わい
まるで太いセイロ
セイロがそのまま太くなったような感じ
この太さですからもっとガツンとして欲しい

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薬味は葱と山葵と大根おろし
葱が凄く綺麗

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山葵は粒粒感あって辛さ控えめ
舐めるのに丁度いい
大根おろしは辛さ控えめでした。

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汁を少量唇に乗せ、舌先で味わいます
濃くなく、薄くも無く、いい感じの濃度
ダシが香る感じで、次に来るのは甘さ
でも甘さが後に残ることはありません。
輪郭のはっきりした汁ではありませんが頼りなさもない
ニュートラルに近いバランスで、ニュートラルにややダシ強めな感じです。
喉越し重視の細打ちにあいそうな汁
強い汁ではありませんから田舎には弱いかも

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セイロを汁に浸けてすすります
蕎麦と汁の相性は抜群
半量浸ける感じが一番蕎麦の香りや甘みを引き出せました。

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次に田舎を汁で
汁のなかに全部浸け、それを口の中に運びます
汁が・・・負けています
蕎麦の香りや甘みが引き出せていません
ですから食感の硬さばかりを感じます
セイロの方が蕎麦の香りを感じられました。

ガツンと来ない田舎
田舎の香りを引き出せない汁
これならば二色にするよりセイロだけで頼んだ方が良さそう

つぎ来た時は、セイロと田舎の掛け蕎麦で頼んでみようかな
温かな汁でこの田舎蕎麦を食べるのが良さそう

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蕎麦湯

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茹で湯そのまま、サッパリタイプの蕎麦湯でした。

 

幸せ
045-331-7733
横浜市保土ヶ谷区宮田町1-4-13 THステラA 1F
11:30~14:30 & 17:00~20:30
定休日 水曜日

 

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24日、日曜日

綺麗な青空が広がった紅葉狩り日和

北鎌倉の紅葉を楽しみました。

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溢れる色彩に溜息

でも凄い混雑にも溜息

詳細は次記事で

 


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工業団地の中の石臼挽き蕎麦 川崎・栗木の蕎麦 石挽そば 寿々孝 [神奈川の蕎麦]

この日は近場のお客さん
川崎の麻生にあるマイコンシティと言う名の工業団地
こんな場所に何故・・・って思うような行き辛い場所にあります。

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この工業団地の脇にある蕎麦屋さん寿々考に行ってきました。
此処は十年ぐらい前に行ったことがあります。
当時は蕎麦の食べ歩きをしていませんでしたので記録はありません。

新蕎麦の幟はこの時期ならでは。この時期は極力蕎麦を食べたいですね。・・・と言いながら最近カレーが多いですが(汗)

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赤い暖簾

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入り口脇には石臼が回っています

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この日はお昼の営業終了前ギリギリで入りましたのでほぼ貸切状態。店内はそこそこの広さがあります。

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お茶はほうじ茶、おしぼりが紙なのは悲しい

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品書きを確認します。もりが700円、頼むのはこれに確定済^^

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温かなもの

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鴨がお勧めのようです

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そばくずもちが気になりますね。
でも今は自粛中なので頼みません~><
健康診断が近いので、それまでは平日だけでも自粛することにしました。

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ランチセット物
蕎麦の大盛りは420円
700円の蕎麦で大盛りが420円UPは不思議です
訊いてみると、大盛りとはおかわりセイロの事だそう
つまり大盛りにすると量は二倍
今日は夕飯までの時間が短いですから普通盛りにしておきましょう。

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日替わりランチ

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蕎麦、普通盛りの登場

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透明感のある蕎麦です
細さはそれ程でもない感じ、太くはありませんが細い感じもしない
一寸気になるのは太さにバラつきがある事
そしてエッジも甘い感じ

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蕎麦のみで啜ります
啜った瞬間から香りが立つ感じはありません
喉越しは太さのためか気持ちよく走り込む感じはなく、引き込むのに力を意識する感じ
噛み切った時の感触は心地いいコシを感じながら適度な反力で切断
奥歯に送り擂り潰すと、しっかりした抵抗を感じさせながら潰れて行きます
その時奥歯からは蕎麦の甘い味わいがしっかり感じられます。

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次に汁を確認
少量唇に乗せそれを舌先で味わいます
やや甘めに感じる汁で柔らかい味わい
シャープさはありませんが甘すぎる感じはありません
旨みもしっかりあって悪くない
濃さも適度でいい感じ

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蕎麦を汁に浸けて啜ります
ダシの香りが引き、汁の旨みが舌の上に
そして蕎麦の香りが・・・来ない???
しっかり噛んでいると遅れてやってくる蕎麦の香り
ワンテンポ遅れて来る感じがしました。
汁は蕎麦の半分を浸す感じが丁度よく感じましたから濃さは丁度良いのでしょう

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薬味はオーソドックス
山葵と葱

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山葵で一旦口の中をリフレッシュ
再び蕎麦だけで啜ります
やはり蕎麦だけの方が香りが良く解かります
汁が蕎麦より強いのかも

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葱も幅は揃っていませんが、透明感があって綺麗

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山葵は適度な粒粒感と瑞々しさ

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残りの蕎麦を一気に平らげたら

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蕎麦湯です

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適度な濃さの蕎麦湯でした

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汁を蕎麦湯で割ってフィニッシュ

石挽そば 寿々孝 (スズコウ)
044-988-2266
神奈川県川崎市麻生区栗木2-1-11
11:00~15:00(LO) 17:00~20:00(LO)
定休日 毎火曜、第3月曜

 

 

 


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甘い汁は山葵が必需品 厚木の蕎麦 板蕎麦 喜右衛門 [神奈川の蕎麦]

この日の出張は近場、厚木です
昼ごはんを求めて適当に彷徨っていると・・・・・

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蕎麦屋の看板を発見
店構えは及第、ハズレない感じがします。
ならば入ってみましょう。
最近新規開拓が難しいので良さげな店は即入店(笑)

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喜右衛門
板蕎麦が自慢のようです。
美味しい蕎麦なら1kg以上は食べられます
板など軽い軽い(笑)

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店内はいい感じで落ち着けます。
オシャレ過ぎず野暮ったくも無く

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お茶は嬉しいことに温かな蕎麦茶。ポットと共に(でもポットがオサレじゃない・・・^^;)

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品書きを確認します。
評価基準であるせいろは600円
微妙なラインです。
経験上、セイロの価格設定が600円前後の店は当たり外れが大きいのです^^;

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温かい蕎麦

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大盛りは150円UP

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品書きの後ろ側には自慢の板蕎麦
2.5人前あるそうです。
お代わりセイロは一人前の量で400円
これはちょっと不思議
蕎麦の大盛りは普通0.5人前
ここの蕎麦は大盛りにすると150円UP
ならば300円っていうのが適正な気が・・・
汁は別に注文で4種類から選びます。

注文は板蕎麦(850円)にもりつゆ(200円)
味の評価はベーシックラインを用いるのです。
2.5人前ですが大丈夫ですか?と、店の人
見回せば板蕎麦を食べている人は二人連れ
一人で食べる人は少ないのかな・・・

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気になる季節メニュー
秋がたっぷり^^

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まず薬味と汁が先行到着

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薬味は葱と山葵のオーソドックスなタイプ

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板蕎麦の登場~^^

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まず蕎麦だけで啜ります
スクエアな細打ちで、エッジもしっかりした蕎麦
箸でつまんで端っこを唇に
唇表面に触れた感じでは硬さも普通
喉越しの良さを求めて一気に啜ります

喉越しは期待通り
啜った瞬間に香りが立ってくる蕎麦ではありません。
喉越しで食べる蕎麦

板蕎麦ですからね、喉越しで一気に食べるのが快感^^
冷水でしっかりキリッと〆てあってそれがまた喉越しの良さに繋がっています。
啜った蕎麦を噛んでみます
しっかりした噛み応えですが硬すぎずいい感じ
無論頼りないような柔らかさはありません
噛んでいくと滲み出る甘みを感じますが、でもそれは強くはないです。
喉越しで食べる蕎麦

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汁を試してみます
口に含んだ瞬間、ドッシリした重さ
濃いめの汁で甘さを強く感じるタイプ。
しかしダシは甘さに負けずしっかり香ります。
蕎麦湯で割ったら美味しいそうな汁

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蕎麦を汁につけ啜ります。
汁単体で味わうより蕎麦と一緒の方が甘さを強く感じます。
何と言う甘さ、蕎麦を咀嚼し喉の奥に送り込んでも甘さの余韻が
これはちょっと甘すぎです
もうちょっと辛口のキリッとした汁がいいな
折角喉越しのいいい、キリッと締まった蕎麦なのだから

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薬味は葱と山葵
葱は至って普通
美しさにうっとりするような葱ではありませんが残念に思うような葱でもない

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山葵、普通な葱に並んでいるので期待しませんでしたが意外といい香り
粗く擦った山葵は粒粒感がいいアクセント
辛さも適度で、そのまま舐めても美味しい
つまりこれは・・・・・

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汁に浸けて啜るとより甘さを感じる蕎麦
味覚が疲れます
疲れた時は山葵
山葵を少量舐めて味覚をリフレッシュ
甘ったるくなった口の中に涼風が吹き抜けさっぱり
この蕎麦にはこの山葵が欠かせません^^
もしこの山葵が無かったら、甘い後口に遭難していたかも

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山葵の働きを以て我遭難せず^^

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蕎麦湯はポットで。ちょっと味気ない^^;

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甘い汁を蕎麦湯で割ると美味しい・・・・筈なのですが、割っても甘すぎーー;)

 

板そば 喜右衛門 (いたそば きえもん)
046-225-1219
神奈川県厚木市松枝1-4-5
[月~金]
11:00~15:30
17:00~22:00
[土・日・祝]
11:00~22:00
定休日 木曜日 第二第四水曜日

 

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腹が膨れると甘いものが食べたくなるのは何故でしょう
季節柄栗ものが食べたくて仕方ありません
PRONTがあったので入店

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マロンクリームを一口
う~ん、なんだかなぁ
甘さ控えめ過ぎだし、マロンの風味も弱い
まぁ、値段を考えればこんなもんだよね
思いっきり楽しみたいときはやはり自作だな
めいっぱい甘くしてマロンをたっぷり使って・・・
それをボールに山盛りでカレースプーンですくって食べるんだ~^^ 妄想~♪

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明日から九州弾丸ツーに行ってきます。帰りましてから訪問させていただきますので宜しくお願いいたします。

 

 


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根性のある硬さ 横浜・東戸塚の蕎麦 手打ち蕎麦 藤かけ [神奈川の蕎麦]

この日は近場の客さんのところに
何時もは横浜新道で西側に向かうのですが、なんとなく道を変えて国道1号線を西に向かいます。

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保土ヶ谷区から戸塚区にはいったあたりで新蕎麦の文字が飛び込んできました。
反射的に安全な場所を探してUターン
時計を見ると11時、まだ開店前かな・・・

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Ne~、tabeteitte~

でも暖簾は出ていて営業中であることを示しています。
11時開店とは珍しいですね。
でも昼ごはんにはちょっと早い気が・・・
ふと足元を見ると狸
入ってくれと頼まれているみたい^^ え~い、ご飯にしちゃえー^^;

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この日の最初の客となりました。
店内は蕎麦屋らしい店内
妙にオシャレと言う訳でなく、普通に蕎麦屋っぽい
それ程広くはありません。

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お茶は麦茶でした。
おしぼりが紙ではないのがいいですね

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品書きを確認します
せいろは680円

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大盛りは200円増し

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温かな蕎麦類
結構種類はあります

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注文はもちろんセイロ、大盛りで。

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此処の蕎麦は北海道産だそうです。
レジ後ろに産地表示がありました。
でも横の駄菓子屋っぽいアイテムが場違いな雰囲気
何故あるでしょうね。
これ一つで雰囲気が安っぽくなってしまう気が・・・

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蕎麦の到着
長細い箱に入ってきます。

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蕎麦はスクエアな断面を持つ細打ち
表面は艶やかで透明感があって綺麗です
これは喉越しが良さそう

さっそく蕎麦のみで手繰ってみます。
蕎麦の端が唇に乗った瞬間、ずずっと啜って・・・・
これが気持ちよく蕎麦が走らない
かなり固めのようで曲がり辛く啜るのに力が要ります。
ですから喉越しはよくありません

噛み切った時の硬さ、結構あります。
顎を意識して噛む感じの硬さ
硬すぎて反力を感じません。その硬さ顎が疲れるぐらい
茹でが足らない硬さではありません。
蕎麦そのものが硬い感じ
蕎麦の硬さって何で決まるのでしょうね
やはり加える水の量でしょうか、それとも捏ね方でしょうか・・・意外と水の硬さかも?

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薬味は山葵と葱
山葵の量が丁度いいです
多すぎても困りますし、少ないのもいけません。
これ位がいい
葱も量が丁度いい
薬味の量が丁度いいと感じる店って少ないです

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蕎麦だけで何度も手繰ります。
硬い蕎麦ですからしっかり噛み、蕎麦の甘みを楽しんで
歯の悪いお客さんなどはちゃんと噛めるのでしょうか、ちょっと心配なぐらい硬いです

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汁を味わってみます
少量口に含んで舌の上に
強くはないですがどっしりした重みの汁
厚みのある味でコクを感じます。
汁自身はやや濃いめ
甘さが特に強いと言う訳ではないですが、最初に甘さがどんと来ます。
そして酸味が追っかけてきて最後にダシの香り・・・
甘さを軽く締める程度の酸味なので汁は柔らかな輪郭
くっきりした感じはありません。

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蕎麦を汁に浸けてすすります
最初に感じるのは汁の甘みと旨み
硬いを場をガシガシ噛んでゆくと蕎麦の香りが溢れます
汁は蕎麦の甘みを押し上げながら消えてゆき、蕎麦の香りが口の中に残ります。
いいけれど・・・・でも顎が^^;
どうしても硬さが気になってしまいます。
ここまで硬く仕上げなくても良いのでは・・・

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山葵は香りよく、辛さとのバランスが良いです
瑞々し過ぎず、カスカスでもなく
水分が適度でいい感じ

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葱は透明感があって美しい

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山葵を箸先につけ舐め、汁で飽和した味覚をリセット
再び蕎麦を手繰ってゆきます
硬さが気になりましたが、美味しい蕎麦でした。
でももうちょっと香りがあるといいな

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蕎麦湯

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蕎麦湯はサッパリタイプ

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甘めの汁ですから蕎麦湯で割ると美味しい^^

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doudeshita?

 

手打ち蕎麦 藤かけ
045-822-7022
横浜市戸塚区平戸1-18-11
11:00~15:00 & 17:00~21:30

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腹が膨れると別の腹が騒ぎます
別の腹用に甘いものが必要なのです。
ということでコンビニスイーツ

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季節的に栗のスイーツが食べたいので選んだのはこれ
栗のムースらしい

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でも何故わざわざドーナツ型にするのだろう

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ドーナツ型のスイーツ
皿にあければドーナツの形を楽しめるのだろうけれど
コンビニスイーツは皿にあけず、そのまま食べる場合の方が多い気が・・・
となると裏側からしか食べないからドーナツ型は無意味

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栗のムース、あまり栗の味はしないなぁ
まぁ値段を考えれば仕方ないかな

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栗よりアンコの味の方が強い^^;
アンコが美味しかったです

 


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コシのある蕎麦と塩辛すぎる汁 鎌倉の蕎麦 純手打ちそば 千花庵 [神奈川の蕎麦]

荏柄天神さんに行くときに何時も気になっていた店、千花庵

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何時もは時間が合わず、たまに昼時に通りがかってもウェイティングが多く挫折
でもこの日はまったり、心に余裕があったので待つことに^^

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何故気になったか?
十割蕎麦の看板もさることながら、暖簾の色が白
経験上、白暖簾の店は拘る店が多い気がします。
これは期待できそう・・・

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待つ間、外の品書きを観察
せいろが850円、田舎が1000円、どう違うのか楽しみです

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いろいろな産地から取り寄せているようですね
そして蕎麦について・・・拘りを感じます。

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蕎麦カレンダー
時期により、蕎麦の産地が違うようです。
常に最適の蕎麦を使おうという拘りなんですね

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建物は一般住宅っぽい感じですが店内は普通に蕎麦屋さん
自分の前に並んでいたのはマダム達5人のグループ
そのマダム達と相席なら直ぐにでもOKと言われましたが・・・・
そんな、マダム達と同席なんて恐れ多いです
待ち続けますと伝えました。
並んでいる間のマダム達、凄い音量だったので・・・^^;

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ようやく空いて着席
おしぼりが安っぽい紙なのが残念ですが、お茶は蕎麦茶
これは嬉しい
香ばしい蕎麦茶をすすりながら品書きを再度確認

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十割蕎麦の楽しみ方・・・
蕎麦について拘っている様子がわかる品書きです

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山都の蕎麦打ちの技法を用いているそうです。

山都の蕎麦打ちは最初に熱湯を使って打ち始めます。
無論熱湯が触れた蕎麦は煮えてしまいますから香りがその分飛んでしまいます。
しかし、その代り山都蕎麦の独特のコシ、柳ゴシが生まれるのです。
熱湯を使って打つ打ち方は信州にもあり、湯捏ねと言われで女打ちだそう
(以上、品書きのごく一部を要約)

品書きには打ち方についてもっと細かく拘りが記されていますがタイプも大変なので・・・^^;
5噛みで砕け散る蕎麦を目指しているそうです^^
いやぁ~、拘りがビシビシ伝わってきます。思わず期待感MAX

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甘味もあるのが嬉しい
蕎麦のお汁粉が気になりますが、それ以上に自家製蕎麦豆腐が魅力的
あつあつ蕎麦豆腐に冷たいアイス、それに黒蜜がかかっているそう。
しかもアイスはバニラか抹茶か選べます
これは頼むしかないでしょう。

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蕎麦はせいろか田舎か迷います。
セイロは剥き身、田舎は殻ごと挽いた蕎麦で産地が異なります。
この日の産地は、せいろが会津、田舎が常陸でした
山都蕎麦の打ち方だけに会津蕎麦がメインなのでしょうか

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迷った時は両方
食べ比べシリーズがありましたのでこれにしましょう。
殿方は各一人前、御婦人は半量づつの盛り合わせ
どちらにするか、最後の最後まで悩みました。
甘味も欲しいので御婦人仕様に留めておきましょう。
何せ-3kgプロジェクトの最中なのですから
この判断はどんな結果に・・・

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まずせいろから到着
田舎を後にするのは流石です。繊細な方が先ですよね。

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細打ちの綺麗な表面の蕎麦
スクエアな断面ですが、ちょっとエッジが甘いのが気になります。
さっそく蕎麦のみで手繰ってみましょう
唇を気持ちよく滑って口の中に
啜っている瞬間から香りが強く立ってくる蕎麦ではありませんが、仄かな香りは感じます。
噛み切る時の反力もいい感じ。これが柳ゴシかぁ・・・
しっかりした弾力を感じながら潰れてゆきます
そして潰れると同時に溢れる蕎麦の香り
なかなかいい蕎麦です

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汁を確認してみます。
口に含んだ瞬間、棘が味蕾を刺激
しょっぱい!
塩が強いです。
汁の輪郭がはっきりしたシャープな辛口汁が好みですが、シャープを通り越して角々の輪郭
痛いぐらいのエッジ。

その強い塩に負けないような酸味も感じますが、その酸味には強い癖
何で酸味を出しているのでしょう。
スッキリした感じではなく、後口が引っ張られる感じ
その強さはかなりのもの
汁の旨み、香りが沈んでしまっています。
酸味の正体を暴こうと味を確認したいのですが、舌が味わう事を拒絶するのです
それ程までの癖と塩気

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かなり疑問に感じつつ、蕎麦を汁に浸けて啜ります。
濃い汁なら蕎麦にわずかに浸けて啜れば美味しいです
でも濃いではなく塩辛い汁、味に厚みが無いので少ない量だと物足りない
でも多くつけると塩辛い・・・・
どうにもこうにも

汁に浸けないのが一番美味しいと思いました。

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薬味は葱と山葵。山葵は少なめ、ちょっと粒粒感があって瑞々しさは少なめ。

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漬物は茄子とセロリ、特徴的ではありませんが、セイロを食べ終えて田舎を待つ間の箸休めに丁度いい感じ。

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そして田舎の登場
セイロではなく皿に盛られます。
そういった意味でもセイロと田舎の違いを出しているのですね。
拘りを感じます。

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田舎といっても細い蕎麦
断面もスクエアで綺麗です
殻を一緒に挽いた蕎麦でこんなにも細く打てるとは素晴らしい
これで汁が好みだったら最高なのですが・・・・

啜ってみます
流石細打ち、田舎とはいえ喉越しの良いこと
スーッと啜れます
香りもセイロより強いですが、若干強い程度で厚かましさはありません。
噛み応えもいい感じ
反力もしっかりあって、本当に殻も一緒に挽いているのかと思うほど
田舎田舎した強さはありませんが、繊細な田舎
こんな田舎もいいものです。

ただ・・・塩辛くない汁、旨みがしっかり厚く、かつ後味がシャープな汁で食べたい・・・

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蕎麦湯

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湯は普通にサッパリ系
飲んでいたらデザートがやってきました。
それと同時に盆が下げられて・・・
そこには徳利に蕎麦汁がまだ入っていたのですが・・・・

何時もなら”まだ飲んでいるから”と徳利を置いておいてもらうのですが、そのまま見送りました。
それ程までに気に入らなかった汁
(でも何も言わずに下げるのはどうかと思いますーー;)

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デザート温かな蕎麦豆腐と抹茶アイス

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温かな蕎麦豆腐に溶けた抹茶アイスがクリーミーで美味しい。
爽やかな抹茶の香りが鼻に抜けると同時に深い苦味が舌に広がります。
そこに黒蜜のしっかりした甘さが優しく苦味を包み込んで
抹茶スイーツは美味しいですね
蕎麦豆腐のねっとりした歯応えもエクスタシー
ねっとりの食感に時々現れる胡桃アクセント。
粗つぶしの胡桃がいい仕事をしています。
これは好み
美味しかったです

 

蕎麦は気に入りました。デザートも
ただ汁が・・・・・

 

手打そば千花庵 (ちはなあん)
0467-22-6517
神奈川県鎌倉市西御門2-6-13

 

 

***********************************

今日の弁当
前の晩、下の娘が弁当を持っていくのか訊くので、あれば持っていくと答えました。
実は出張の無い日は弁当持参なのです。
日によって要る要らないが変わりますので奥さんに頼みません。(いちいち要る要らないと伝えるのも面倒ですから)
要る日は朝ごはんの後で自分で作っています。(まぁ、作るのは卵焼きぐらいで、あとは残り物を詰めるだけ~^^)

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翌朝、いつも通りに4時に起きてリビングに行くと”4時半に起こして”の下の娘のメモ書き
起こすと朝ごはん&弁当の制作にとりかかっていました。
弁当の中身で奥さんとバトルでもあったのかな^^;
完成した4人分の弁当
冷凍食品ゼロと自慢していました。
どうやら奥さんが弁当に使う冷凍食品がお気に召さなかったよう
それでバトル、自分で作るって言ったのでしょうね 

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ハム&チーズ
レタスの上には豚肉の味噌焼
空豆のグリル
ポテトサラダ
竹輪(芯に胡瓜)
サツマイモの甘煮
でした。

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下の娘が食材を捜索していて発掘
美味しそうなのがあったんだ
奥さんだな・・・・

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でもこの日付・・・
ストックしただけで満足、ストックしたことを忘れてしまう奥さん
まるでリス
にしてもこの日付は恐ろしい。賞味期限が切れてもうすぐ二年(汗)
ストッカーの整理の時にも生き残ったのですね。
奥さんと一緒に暮らすようになって多少の賞味期限切れは気にしなくなりましたが
流石にここまでくると引いてしまいます。
でも一応、ネタになりそうなので指の先につけて味見
やはり異常な酸味がぁ~

結婚してから腹が丈夫になりました(笑)

ウチの冷蔵庫、その冷凍庫の中には何時からそこにあろのか思い出せないぐらい古い製パン(菓子パン)材料が眠っているのです。指摘すると逆キレて怒り出すのだけれど寝かしたって美味しくなるとは思えない・・・捨てて欲しいなぁ、冷凍の匂いも移ってしまってもう使えないだろうし。

 


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いかにも観光地の蕎麦屋的な 鎌倉の蕎麦 純手打ち蕎麦 なかむら庵 [神奈川の蕎麦]

という訳で昼ごはん(前記事からの続きです)
当初はカレーが食べたくてキャラウェイを考えていました。
下の娘に同意を求めますが・・・NG
ご飯の量が多い、と、ついうっかり口を滑らしたから^^;

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小町通り周辺の店はいつも行列、面倒なので毎回小町は避けています。
でも今日はこの後も小町に用事があるのです。そんな訳で小町の蕎麦屋に行ってみる事に。
なかむら庵です。
お昼の少し前ですが既に行列・・・・

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横で蕎麦を打っているのを見ながら待ちます。
塊があっという間に伸されて・・・
実はこの店に来たのは25年ぶり
結構美味しかった記憶があります。
温かな蕎麦を頼むと、
冷たいほうが美味しいですが温かくても良いですか?
と必ず一言。
たとえ冬でも冷たい蕎麦を勧めていました。

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25年ぶりに来ましたが・・・
こんなものだったかなぁ、何となく違う気も。
寒さに震えつつ待ち続けます。でも蕎麦ですから回転は速い
なんとかポールポジションまで繰り上がりました。
戸が開いて案内かと期待したら・・・・
先にご注文伺います、と。
自分は大盛りで確定していますが、下の娘は慌ててショーケースを見て・・・
温かな蕎麦が食べたいようでかけ蕎麦をオーダーしていました。
ゆっくり選ぶ時間が無く、ちょっとバタバタ・・・
何か釈然としません。
席についた客からオーダーを取るのではないのです。
まだ行列している客から取るオーダー。
ならば品書きを持ってきて渡したうえでオーダーを取るべきでは
顧客の事を考えず、店の効率を最優先する接客
いくら観光地とはいえ、この対応はいけません。客として満足できないから。

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順番が来て店内に
6人掛けのテーブルが三卓とカウンター席。テーブル間隔が狭く凄く窮屈
当然相席です。
さすが観光地の店、空いたらどんどんそこに詰めていきます。凄く忙しないーー;)
回転率、効率至上主義で観光地の蕎麦屋らしいといえばらしいですね

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出されるのは水
寒い冬だというのに・・・・
ここにも効率優先の姿勢が
寒い季節に行列で凍えた体
顧客の立場にたてばここは熱いお茶でしょう。

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なんだ、品書きあったんだ。
ショーケースよりいっぱい種類があります。
やはりこれを持って注文を取るべきです。
もり700円+おおもり300円だったんですね。値段はここで初めて知りました^^;

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温かい蕎麦
温かな蕎麦でも蕎麦湯は貰えるようです。
でも温かな汁があるのにわざわざ頼む人いるのかな・・・

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蕎麦の登場
年季の入ったプレートに乗ってきます。
蕎麦は細くありません。しっかりした太さ。
エッジはしっかりしていますが断面はスクエアではなく、きしめん率は1.3~1.6位でしょうか。
幅がマチマチで揃っていません。見た目に拘りが無いのでしょうか
もうちょっと丁寧さが欲しい。

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蕎麦のみで啜ります
太さがありますから喉越しはよくありません
かなり力を入れないと蕎麦が唇を滑ってくれないのです。
でも啜った瞬間から立ち上がる蕎麦の香り
切り方はともかく、香りが嬉しい。
噛んだときは、べちゃっと潰れることはなく、適度な抵抗感があります。
でも噛み切った時の反力は感じません。
弾力も無く、加えた力に一定の抵抗をキープしつつ潰れる感じ
噛みしめると奥歯から蕎麦の甘味
これで蕎麦の幅が揃っていたら・・・・
これで断面がスクエアだったら
惜しいです。

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汁を確認しましょう
少量口に含みます。
最初に甘味がどんと重く舌の上に
やや薄めの汁で甘さがあってもくどくは感じません。
ダシの香りは強くなく、コクも薄めに感じます。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
薄めの汁ですからどっぷり浸けるのが一番おいしい
8割方沈め、そこから啜った時が一番蕎麦の香りが感じられます。
ゆっくり味わいながら啜りたいですが、とてもそんな気分ではありません。
回転が速く、出る人入る人がひっきりなしで落ち着きませんから

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薬味は葱と山葵
山葵は香りと瑞々しさが不足気味

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食べ終える頃に蕎麦湯が登場
蕎麦と一緒のタイミングでないのが嬉しいです
アツアツが飲めますから^^

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蕎麦湯は白濁タイプ
ややドロッとした感じ

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蕎麦湯で体を温めます^^

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下の娘のかけ
何というシンプルさ、見事に潔いかけです。

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太さがマチマチなのはいけませんが・・・ーー;)
下の娘に感想を聞くと汁が問題だと
甘すぎて蕎麦の味が感じられない。もっと辛口なほうが蕎麦の香りを引き立てるのに・・・
これが下の娘の評価
汁もほとんど残していました。
ひと口もらいましたが・・・確かに甘く野暮ったく感じる汁、切れは皆無で後味がぼやけ締まった感じはありません。
こんなに甘いと途中で飽きてしまうでしょうね。蕎麦の香りや甘味が汁に沈んでしまいますから。

なかむら庵
0467-25-3500
神奈川県鎌倉市小町1-7-6
11:30頃~17:00頃(売切れ次第閉店)
定休日 木曜日 

 


 

 

 


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喉越しの良い蕎麦をスッキリ後口の汁で 鎌倉の蕎麦 手打ちそば 鎌倉 茶織庵 [神奈川の蕎麦]

北鎌倉で紅葉を楽しんだ後は八幡宮横の蕎麦屋さんに向かいます。 

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以前、下の娘と瑞泉寺に行った帰りに気になった蕎麦屋さん、茶織庵。
次に来た時に行こうと約束していたのです。

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新そばの文字が嬉しい季節ですし^^
窓がガラス窓ではなく障子
良い雰囲気なのかも、期待でワクワク^^

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入り口の品書きを見てみます。
価格的には至って普通
蕎麦のみという潔さが自分好み^^

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入ってみます。
木のぬくもりを感じる内装は良い雰囲気
店の大きさも大きすぎず良い感じです。
二人用テーブルが5卓、そして右奥には大きな6人用テーブルがあります。
入り口右手には小さな和室。
茶室のような造りで趣がありました。
迷わず和室を希望^^

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狭いので引いて撮れません。
この狭さ、落ち着きます^^

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観光地らしく(?)ノートとペンも。
これは要らないなぁ(笑)

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席から入り口を見るとこんな感じ。
窓は障子。
外気とは和紙一枚で隔てているのみで枠は木、寒い日は結構寒くなるそうです。
でもストーブが良い仕事をしていましたから大丈夫でした。

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品書きを確認します。
自分は冷たい蕎麦、初めての店はセイロの大盛りで確定です。

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この季節は付け鴨も魅力的に思えます^^

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下の娘は温かい蕎麦が良いと。
冷えた体を温めたいそう。
そう、ウチの女性陣は皆体温が低めなので寒さには弱いのです。

彼女が選んだのはかけ、天麩羅や鴨南蛮の方が暖まるのではと勧めますが・・・・
味が変わるのが嫌なのだそう。
素の状態で味わうのが一番と言います。
う~ん、小学生に思えない拘り
(自分が教えたわけではありません。自分は温かな蕎麦は鴨やけんちんが好きなのです)

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お茶はほうじ茶でした。
蕎麦茶であって欲しかった^^;

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温かな蕎麦を食べる前の儀式、髪をしばります。
なんかラーメンを食べる時みたい^^

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かけそば(800円)の登場

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蕎麦は細く綺麗な感じ
薬味の三つ葉の良い香り^^

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葱は細く綺麗なカット
この綺麗さ、真空切りでしょうね

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あ、そういえば味見させてもらうの忘れていました
味についてコメントが書けません(汗)

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自分のセイロの大盛り(900円)が登場

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細打ちの綺麗な蕎麦。
断面はスクエア、見るからに喉越しが良さそうです。

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蕎麦のみで啜ってみます。
啜った瞬間に香りが立ってくるような蕎麦ではありません。
艶やかな表面の蕎麦は唇の滑りも滑らかで喉に気持ちよく飛び込んで行きます。
噛み切った時の歯切れも良い感じ。
弾力が適度にあり、噛み切ったときの感触が心地いいです。
奥歯で潰す時もべたっとした感触は無く、適度な反力を伴って押しつぶされます。
良く咀嚼すると蕎麦の甘味と香りが湧き出てくるタイプ

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汁を味わいます。
少量口に含み舌の上に・・・・
ダシの香りがふわっと広がり旨味が重なります。
重なった旨味で一瞬汁が甘いかと錯覚しましたが、味わえば汁は辛口。
甘さは微塵も後口に残りません。
香りが引いた後にはスッキリした後口、これは好みの汁
汁の濃さも適度で濃すぎ、薄すぎを感じることはありませんでした。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
蕎麦の半分を浸けるぐらいが一番蕎麦の甘味を感じました。
喉越しの良い蕎麦にスッキリ後口の汁、これは良く合います。
もう少し蕎麦が香ってほしいと思いましたが、これは汁が気に入ったから感じる事。
汁が気に入らなかったら蕎麦にも拘りません。
それは逆も言えます。

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薬味は葱と山葵、それに大根おろし
山葵は香り、辛味も良い感じ。特別ではないですが普通にソコソコ良い感じです。

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喉越しを楽しみながら手繰ります。
量的にも丁度良い感じでした。

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食べ終えるころに蕎麦湯の登場。
これは嬉しいです。
さっさと蕎麦湯を運んでくる蕎麦屋も多いですが、あれはいけません。
アツアツに拘るのが日本人なのです。

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蕎麦湯は白濁、ややドロッとした蕎麦湯

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蕎麦湯で体を温めます^^

手打ちそば 鎌倉 茶織庵(さおりあん)
0467-73-8873
神奈川県鎌倉市雪ノ下3-1-30
11:30~18:00
定休日 月曜日

 

この後は下の娘のリクエストで小町通りに。勿論食後の甘味ははずせませんから。^^

次回は甘味のレポと子ザルの作品集です^^  (つづく)

 

 

 

 


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蕎麦屋と思えない小屋の蕎麦 津久井の蕎麦 蕎麦小屋 つねっさ [神奈川の蕎麦]

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最近、忙しさのせいか腰の調子が今一つ、そして金曜日の寒さが追い打ち。
爆発しそうな状態になってしまいました。
そ~っと気を使いながら体を動かします。
こんな状態では仕事になりません。
しかも月曜日は冷たい雨の降る寒い日、腰が爆発するのは必定ですので休みを取って療養に専念します。
療養は温泉療養、道志の温泉に向かうために車を走られます。
その途中で気になった蕎麦屋さん”つねっさ”に行ってみました。

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道志道、バイクで走る度に気になっていた看板。
しかしバイクでこの蕎麦屋の前を走る時間は朝早く、まだ開店していないのです。
今回は丁度昼にこの付近にきました。
これはチャンス、行ってみましょう。
駐車場には紅葉の葉の絨毯、深い秋の風情が良い雰囲気

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とても蕎麦屋とは思えない雰囲気の建物
入り口もベーカリーのほうが似合いそう

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店内。
これまた蕎麦屋には見えません
今日のような寒い雨の日にはビーフシチューを頼みたくなるような店内の雰囲気です

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濃いめの珈琲も似合いそう
どっしり重いチョコケーキを添えて優雅な午後を過ごしたくなるような空間
でも此処は蕎麦屋なのです

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カウンター席は庭側
大きな窓から見える庭が良い雰囲気

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品書きを確認します。
この品書き、やはり此処は蕎麦屋だったのだ・・・・現実に連れ戻された気分^^

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初めての店はセイロで決まりです。
セイロ蕎麦650円、これの大盛りで300円増し

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お茶は緑茶でした。
これは良くありません。
緑茶は蕎麦の香りを殺してしまいます。
飲まずに我慢です^^
でも本音は暖かなお茶を飲んで暖まりたい・・・・・><

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蕎麦の到着です。
細打ちの蕎麦で断面はスクエア。
綺麗な蕎麦です。

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早速蕎麦のみで手繰ってみましょう
啜った瞬間から蕎麦の香りが強く立ち上がるタイプではありません。
唇の滑りは問題無く、喉越しは悪くありません。
凄く良いと感じる程滑らかではありませんでした。
噛み切りはべしゃっとした感じで潰れます。
その時弾力はありません。
噛んで噛んで咀嚼をしっかりすれば甘味と香りが奥歯から溢れてきます。

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汁を一口含みます
ダシの香りが口の中を支配します。
かなり強い香り
酸味も強めに感じました。
甘さはありますが気になる程ではありません。
旨味に厚さもあり、柔らかに感じる汁です。
その代りシャープさは感じません。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
汁の香りがいっぱいに広がり、香りは徐々に消えながら蕎麦の甘味に主役を交代してゆきます。
汁は蕎麦の半分を浸けた時が一番蕎麦の甘味を感じました。

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葱、綺麗に細くカットしてあります。
山葵も良い感じ。香りもあり瑞々しさ十分

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山葵を少量箸に付け舐めます。
口の中をリフレッシュしたあとは蕎麦を食べ進めます。
素敵な庭を見ながらの蕎麦はまた格別
新蕎麦の香りを楽しめました。

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蕎麦湯
残念なことに比較的早い段階で蕎麦湯が運ばれてきました。
アツアツに拘り、食べ終わるぐらいで持ってきてほしいものです。

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蕎麦湯は白濁していますが、ドロッとした湯ではありません。
普通に茹で湯のみでしょうか。
にしては白濁が強いです。
打粉が多いのかも

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蕎麦湯でしっかり体を暖めてフィニッシュです。

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最後まで蕎麦屋に見えませんでした(笑)
そうそう、この店にも甘味がありましたが、残念な事に蕎麦系の甘味がありませんでした。

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外は相変わらずの冷たい雨、腰をさすりながら温泉に向かいます。(つづく)


蕎麦小屋 つねっさ
042-787-0533
神奈川県相模原市緑区青野原2338
11:30~14:00 & 17:00~20:00
定休日 火曜日・第2水曜日

 

 


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海を見ながら37蕎麦 横須賀の蕎麦 そば家 平朗 [神奈川の蕎麦]

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ミカンをいっぱい食べてウトウト、気づけば昼ごはんの時間を過ぎています。
ミカンで満腹ですが夕飯の時間が遅くなる予定ですので昼ご飯を抜く訳にもいきません。
軽いものを探して海沿いを走ると蕎麦屋さんの看板が。
しかも新蕎麦の張り紙付き、これは入らないわけにはゆきません。^^

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真ん前が海、R134沿いのいいロケーションにありますので昼時は混むでしょうね。
粗挽き蕎麦の文字に期待が高まります。

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店内は広く、明るい客室に好感が持てます。
雰囲気を出すためか電球色の照明を使用し薄暗めにセッティングした店もありますが、自分は明るい店、外光がいっぱい入ってくる店が好みなのです。
座敷もありますが座敷は喫煙席。
座敷には七五三帰りの家族が多数

(その中の一人の男の子が家族から カツオって呼ばれていましたが・・・そんな有名な名を持つとは凄いかも^^)

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品書きを確認します。
なんと ざる蕎麦が500円です。
500円のざる・・・値段で大体の味は解ります。
安い高いいろいろありますが、やはり美味しい蕎麦は値が張ります。
蕎麦の実が持つ味以上の味には打てない・・・・これはとある店の主の言葉ですが、美味しい蕎麦を打つには美味しい蕎麦の実を手に入れることが第一条件だそうです。そして水、最後が腕だと^^
まぁ腕の件は謙遜も入っているのでしょうが。
無論、腕が問題なのか高いだけで美味くない蕎麦もありますね。

確かに安い値段で唸るような蕎麦に出逢ったことはありません。
ですから500円の値段を見た地点で今日の評価はCPになります。
この値段でどこまで美味い蕎麦を供してくれるか、それはそれで楽しみ。
ここの蕎麦は3・7だそうです。

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ざるカレー蕎麦ですか・・・どうなんだろう。
カレー系はアツアツが食べたいから熱い汁&熱い麺の組み合わせのほうが良い気がします。

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いろいろあって迷います。
が、たとえ蕎麦に期待していなくても最初はセイロなのです。
セイロの設定は無く、ざるのみですが、海苔は別添えのようですから問題ありません。

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自分はざる(500円)の大盛り(300円)を頼みました。
500円の蕎麦で大盛りにすると300円増し???驚いて確認すると、何と倍盛りだそうです。
下の娘はイカ納豆蕎麦、彼女は納豆が大好物^^
海を見ながら待ちます・・・綺麗な空と海に気分爽快

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ざる蕎麦大盛り(800円)です。
細打ちの綺麗な蕎麦でエッジもしっかり。
断面はスクエアで好みの形状。
早速蕎麦のみで啜ります。
蕎麦の香りを感じますが、やはり立ちが弱いです。仄かに香る感じ。
啜った時に唇への引っかかりは無く、喉越しは気持ちいいです。
噛んだ時の感触もしっかりした反力があって良い感じ。
蕎麦の香りや甘味が少ない以外は良い感じです。

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汁を確認してみます。
少量口に含み、舌の先から舌の中程に徐々に送ってゆくと・・・
やや甘めですが気になる程ではありません。
ソフトな輪郭が消えると汁の旨味が現れます。
どしっりした旨味ではありませんが、しっかりしています。
塩気や酸味は強くなく控えめで、この蕎麦に合わせるには良い感じ。
ダシの香りが強すぎないのも良いですね。
汁が蕎麦に勝っていないし蕎麦は汁に勝っていません。
いいバランスです。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
やはり蕎麦の香りをあまり感じません。
喉越しと汁の旨味で啜ってゆきます。

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薬味はオーソドックスに葱と山葵
葱が見事です。
細く透明感たっぷりで揃っています。
山葵は・・・・まぁ値段が値段ですから贅沢は言えません^^;

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使わなかった海苔はそのまま食べました^^
これを加えて海苔の香りで食べるのも美味しいですね。

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下の娘が頼んだ納豆蕎麦
まず最初に蕎麦のみを啜った下の娘が一言
蕎麦の香りが無い・・・・
蕎麦を確認した後おもむろに汁を掛け食べだします。
でも納豆が美味しい^^
喉越しは好みだったようですが蕎麦の香りが無かったのは不満だったようです
まぁ値段を考えないと・・・(笑)

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蕎麦湯はオーソドックスに茹で湯のみ

品書きのざる蕎麦の欄に”まずは一度ご賞味ください 味も 値段も”とあったのは自信の表れなんでしょうね。
確かに蕎麦と汁のバランスも最適でCP的に考えれば良い蕎麦です。^^

でも個人的には・・・・値段が倍になっても構わないから香り高い蕎麦がいい。

 

 

そば家 平朗 (へいろう)
046-849-4665
神奈川県横須賀市津久井1-3-7
11:00~20:30(L.O.20:30)
定休日 第3水曜日

 

 

 


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喉越しを楽しむ蕎麦 鎌倉の蕎麦 手打ち いし川  [神奈川の蕎麦]

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北鎌倉から小町通りに向かう途中、八幡宮沿いの道、近代美術館付近に新しい蕎麦屋を見つけました。
(前記事の追記事です)

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小町通りの蕎麦屋を目指して歩いていましたが、この店に入ってみる事に。
この張り紙に引き寄せられましたので。
新蕎麦・・・なんと甘美な響きだろう

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入り口に張り出されていた品書きも良い感じ。
品数が少ないのは好感が持てます。
店の大きさと一致した品数、バランスが取れています。

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店内はさほど広くありません。
新しい店で白い壁が眩しいです。

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5卓、20席のみ

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温かなほうじ茶が良いか冷たい水が良いか尋ねられます。
温かなほうじ茶を頼みましたが・・・・本当は暖かな蕎麦茶が欲しいですね
窓の向こう側は道を挟んで鶴岡八幡宮です。
店の外観を撮りたかったのですが、歩道が狭く全景が入りません。
道を渡るには交通量が多いので店の全景撮影は断念。

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再度品書きを確認します。
シンプルさが良いですね
かけが二種のみの潔さ、思わず期待してしまいます。
頼んだのはもり
下の娘はもり(700円)、自分はおおもり(900円)
大盛りは200円増しなのです。

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蕎麦が到着
綺麗な表面の二八蕎麦。
シンプルな美しさを感じます。

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断面はスクエアでエッジもしっかりしています。
表面は艶やかで透明感に溢れていました。
早速蕎麦のみで啜ります。

新蕎麦で蕎麦の香りがガツンと来ることを期待しましたが・・・・
蕎麦の香りはガツンと立ってきません。
香り控えめな感じの上品な蕎麦です。
喉越しはよく、唇を滑る蕎麦に心地よささえ感じます。
噛み切った時のプツンとした噛み応えは良い感じ、
反力も感じますが強すぎず、弱すぎずのいい塩梅。
喉越しが気持ちいいい蕎麦です。

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汁を確認しましょう。
少量口に含んでみます。
やや甘さが後口に残る感じ。
輪郭ははっきりしていなく柔らかな姿がそこにあります。
香りは強すぎず、上品な蕎麦とのマッチングは良い感じ。
酸味、塩気も出しゃばりません。
優しく、おとなしい汁です。

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蕎麦を汁に浸け手繰ります。
勢いよく蕎麦が唇を滑るとともに汁の香りが溢れます。
そのまま奥に飛び込んでしまうような喉越しのいい蕎麦をおしとどめ、しっかり噛みます。
上品な蕎麦は強く香ることをせず、控えめにその存在を示します。
もうちょっとガツンが欲しい・・・そんな気分。
鎌倉を日傘をさして歩く、品のいい和装のご婦人のようなイメージの蕎麦
汁の浸け加減で味がどう変わるか試しました。
50%が一番香りを感じました。
それより多くても少なくても蕎麦の香りは減ってしまいます。

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薬味は葱と山葵
綺麗な葱に丁寧な仕事を感じさせます。
山葵は良い香りで瑞々しさも適度。
箸の先に付けて舐めると・・・薫風が鼻の奥を吹き抜けてゆきます。
良い香り、そして辛味も強過ぎず美味しいです。ついつい食べてしまいます。
自分が山葵を続けて食べるのは珍しいこと

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香りが強くたたないのならば・・・・
別の楽しみ方。
山葵を少量箸に付、それで蕎麦を手繰ります。
山葵の香りで食べる蕎麦。
これも一興
山葵を楽しんだ後は普通に汁に浸けて喉越しを楽しみます。

喉越しが良く、食感も心地いい蕎麦。
蕎麦が嫌いな人でもこの蕎麦なら食べるでしょうね。
ウチの上の娘はそば嫌いですが、ここのなら食べるだろう・・・・
下の娘と一致した意見でした。
下の娘は喉越しに拘るタイプ
ですから十割より二八の細打ちが好みです。当然断面はスクエアで^^
粋に手繰るタイプなんだな(笑)

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蕎麦湯はセオリー通りの茹で湯
サッパリした湯

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残った汁は蕎麦湯で割って^^
香り重視の自分は物足りなかったですが、喉越し重視の下の娘は好みだったようです。


鎌倉市雪ノ下2-5-26
0467-53-9445
11:00-17:30 (日曜祭日 ~17:00)
定休日 火曜日 第一月曜日

 

次記事は小町通りのスイーツの記事を

 

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感染したらしい・・・・・

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思わず大人買い

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子供のころ727が好きだったなぁ・・・・

ウルトラフォークと尾翼が似ていて♪

 

 

 


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最大積載量”積めるだけ” 手打蕎麦鎌倉   [神奈川の蕎麦]

今回の出張は近場の鎌倉。
鎌倉とは言っても北鎌倉ではなく、その手前の大船。
でも、その先直ぐそこが北鎌倉だと思うと、木立の色付きが気になります。

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大船界隈で蕎麦を探します。
何となく気になる入り口の店を見つけました。
白暖簾にシンプルな文字、良い感じです。

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冷たい茶でした。そろそろ温かな茶の方がいいな。

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店内は座敷のみ。長机が二卓に小ぶり(長机に比べれば)が2卓
店内に流れるのはモーツァルトの弦楽四重奏。

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品書きを確認しましょう。
品書きの1ページ目、

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2枚目は蕎麦の説明が。
期待できそうな雰囲気です。
田舎かセイロか迷いますね。
今日は細打ちを食べたい気分、田舎は一般的に太めなのでセイロでいきましょう。

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3枚目以降が品書きです。
二色蕎麦という素敵な名前を見つけます。
これにしよう!と一旦はそう思いますが、品書きを眺めながら疑問を感じました。
それは・・・
セイロ蕎麦1300円。この価格、1300円はかなりの値段。
その割りに大盛りの追加料金が200円なのは不思議です。
普通盛りで1300円なら大盛り追加料金は400円あたりが適切と思います。
大盛りが+200円の蕎麦は通常セイロが600円〜700円クラスが一般的。
何故だ・・・・
大盛り追加料金から逆算した予想では、デフォルトの量が多いのかもしれません。
デフォルトで普通の店の倍盛りと考えればどうでしょう。
つまり普通の店の600〜700円クラスの盛りx2、大盛りは200円増し
だから1300円+大盛り200円、これだと価格バランス的に納得です。
さて、実際はぞうなのでしょうか。
確認する為に二色を諦め、セイロ蕎麦を頼みます。勿論大盛りで。

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4枚目、温かな蕎麦類。右側には自家製粉についての説明が。期待してしまいます。
でも、文字を消すのにこの消し方は味が無いですね。
素敵な品書きが一気に興ざめです。

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蕎麦が運ばれてきました。なかなかの大盛りです。
予想通りですね。
セイロからはみ出しそうなほど盛り上げられたその蕎麦は、そのセイロに積載できる最大量のよう。
よくダンプカーの後ろに”最大積載量 積めるだけ”というジョークステッカーが貼ってあるが、それを思い出します。
この量、ちょっと一般受けしないのではないかと心配になります。
半分にして価格も半値にしたほうが客数も増えると思うのですが・・・
この山盛りが拘りなのでしょうか。
きっと蕎麦をガツンと食べて満足して欲しいのでしょう。
蕎麦だけでは足らないという方も多いですからね。

山葵が自分で擂りおろすタイプなのは嬉しいです。

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蕎麦はやや幅広のタイプできしめん率(*)は2.5〜3.0位でしょうか。
表面は綺麗で上品な感じ。
品書きには細打ちとありましたが、これは細打ちとは思えません。
自分が描く細打ちは断面がスクエア(きしめん率=1.0)で一辺1.5mm以下。
喉越しが良い蕎麦なのです。
ここの蕎麦は幅広ですので薄くても幅があります。幅があると喉越しは気持ちよくありません。
((*)きしめん率 エンジニアによる蕎麦打ち研究所のたーさんの提唱される蕎麦断面の縦横比の表現方法です。)


ともかく食べましょう。
蕎麦のみを手繰ってみます。
啜った瞬間、蕎麦の香りを探しますが香りは立ってくれません。
どうも幅広の蕎麦で香り高い蕎麦は少ないように感じます。
啜った時に美味く啜れず、香りを感じ難いのかもしれません。
蕎麦を噛み切ったときの歯応えも頼りなく、幅広の蕎麦と自分の相性は良くないと再認識しました。

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汁を確認します。
少量口に含むと・・・濃い汁です。
甘さが先にきて舌の上にどっしりと重くのしかかります。
この蕎麦にはちょっと重過ぎるのでは?

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
汁に半分浸けてみますが汁が濃過ぎて蕎麦の香り甘味を感じません。
1/4程度が一番蕎麦の味を感じました。

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自分で擂りおろす山葵は久しぶり。
嬉しいですね。
折角ですから擂りおろした山葵を少量、蕎麦に置いて啜ってみます。
・・・・やはり蕎麦が弱いですね。山葵に負けます。
ガツンとした田舎蕎麦で食べてみたいですね。

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辛味大根おろしと葱がたっぷり付きます。
そすがに蕎麦の量が多い店、薬味も多いですね。

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あとは一気に。
しかし、予想通りとはいえ量が多いです。
やはりデフォルトで普通の店の2枚分位ありそうで、大盛りにすれば普通の店の2.5倍ですね。
ただ、蕎麦が大人しく、汁が濃いので味に飽きてきます。
この量を食べきるのは結構辛いものがありました。
しかも、きしめん率の高い蕎麦は時間が経つとくっ付きやすいのです。
表面積が広いですから当然なのですが。
普通盛りにしておけば良かった・・・・

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蕎麦湯は急須で出てきます。
蕎麦湯もデフォルトで大盛りなのです。

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蕎麦湯は濃すぎず薄すぎず、濃いめの汁を割るのに丁度いい感じでした。




手打そば 鎌倉
0467-46-4089
神奈川県鎌倉市大船4-17-39
11:00〜20:00
定休日 月曜日





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昨日からロータスを探し回って・・・・・病気に感染した訳ではありません(笑)。
どのコンビニへ行っても二缶ものは見当たりません。
ようやく見つけたのががこの三台。
棚にはこの三台を残すのみ、つまり最後の三台をゲット。

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オマケにつられてこんなにも缶コーヒー買って!と呆れられましたが・・・・
.
それは間違いだ!
買ったのはミニカーで、今、ミニカーを買うと一台につき缶コーヒーが二本もオマケについてくるのだ!お得だろ?
とピシッと一言。
.
残り三台、手に入れたいのですが・・・・。 
今日も探しましたが空振りでした。8日スタートで三日経過していますからもう無理かな。
.
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懐かしいですね。
ロータスはJPSカラーが一番しっくりきます。
そういえば今世間を騒がしている某企業はロータスのスポンサーだったんですよね。



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醤油臭い汁が全てを台無しに 鎌倉の蕎麦 手打ちそば処 鎌倉 武士 [神奈川の蕎麦]

北鎌倉から鶴岡八幡宮、そして瑞泉寺にむかいますが、瑞泉寺のまえに腹ごしらえ、やはり蕎麦です。

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鶴岡八幡宮から瑞泉寺に向かうには鎌倉宮を通過して行きます。この鎌倉宮の壁に蕎麦屋の貼り紙がありました。

”新蕎麦打ち始めました。”

そそられます。実はこの店、鎌倉宮の前を通りがかる度に貼り紙を目にして気になっていた店なのです。今回、行くことに決めました。鎌倉宮から向かって左側の住宅地に入った場所にあるようです。

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普通の住宅で門だけが蕎麦屋といった感じです。ちょっと外したかな・・・と思いますが、新蕎麦という言葉に弱いのです。何といっても香りが違いますから。 

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暖簾をくぐって中に入ると・・・・普通の住宅。廊下には空き席待ち用と思われる椅子が。待ち用に椅子があるなんて人気店なのかな?ちょっと期待感が出てきて気分が軽くなります。が・・・・

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客室は・・・・普通の家のリビング。洋風な室内は蕎麦に全く似合いません。気分は台無しです。

ここで蕎麦を食べても楽しめない事は確実。知り合いの家で蕎麦をご馳走になっている雰囲気なのです。 蕎麦屋をやる以上、内装もそれなりのものにしないといけません。いままで住宅を改造した蕎麦屋も何件か訪問していますが、全て和風の造りでした。 

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品書きを確認します。品書きは小さな黒板のみ。今日は十割のみだそう。二八で900円、十割で1200円というのはかなりの値段です。しかも大盛りは600円増し。

ここまでの値段とする以上、かなり自信があると見ました。 安い店の倍の価格、この値段で不味かったら詐欺です。

十割蕎麦を頼みました。小町通りの買い食いが効いているので、今回は大盛りは止めました。

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茶はほうじ茶。この値段で???蕎麦茶ぐらい出してほしいですね。 

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蕎麦が運ばれてきました。見た目、少ないです。 ”最初は何も浸けずに召しあがってください”との言葉とともに目の前に置かれます。

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極細の綺麗な蕎麦です。全てが揃っていて断面もスクエアでエッジもしっかり。良い腕ですね。

言葉通り蕎麦のみで啜ります。啜った瞬間の香りの立ち方は弱く、新蕎麦の十割という口上から期待していましたが期待外れでした。甘味も少なめ。極細の蕎麦だから味の出方が上品なのかもしれません。

極細故喉越しは良く、唇に引っかかることなく喉の奥に飛び込んで行きます。噛み切る時の歯応えもプツッと心地い弾力があり、噛むのが心地良い程。 

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汁を確認してみましょう。器に入っている汁は凄く少ないです。

少量口に含みます・・・・なんじゃこりゃぁ!!!!????

なんという汁、醤油臭いのです。味わいは辛さが最初にきて、次に・・・醤油の香り。ダシの香りは醤油の香りに隠されてしまって良く判りません。コクはあっさり薄めに感じます。

結果、まったく円やかさを感じない汁でツンツン角張っています。醤油臭さに喉が飲み続ける事を拒みました。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。汁が辛いので蕎麦の1/4程度を浸けて啜りました。やはり醤油の香りです。ダシの旨味もあるのですが、醤油の影の前では力不足です。

ただ単に濃すぎる汁で、コクも十分にある汁でしたら蕎麦湯で薄めるのも手でしょうが、この汁にその手は使えそうもありません。醤油臭いのは薄めても臭いのです。返しをしっかり煮きっていないのでは?蕎麦打ちの腕前は悪くないのですが汁はいただけません。

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薬味は葱に山葵、大根おろし。山葵は瑞々しく香り豊かでした。しかし大根おろしの量の少なさ。哀しくなります。気分が貧乏臭くなってきます。

これで1200円???ちょっと信じられません。良いそば粉を使って蕎麦を打ち、良い材料で汁を造ったのでしょうが、肝心の味に難があります。醤油臭い汁にこの値段の価値はありません。

観光地故ほっておいても客が来るのかもしれませんが、店の内装といい味といい素人仕事としか思えません。この蕎麦に1200円は納得できませんでした。

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蕎麦湯はあっさりと茹で湯。汁を割って飲みますが・・・・それでも醤油臭さは残ります。

 

手打ち蕎麦処

鎌倉 武士

神奈川県鎌倉市二階堂361-2

☎0467-23-8777

11:30(土日祭日は11:00)~16:00

定休日 木曜日

 


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魔法の汁なのか?蕎麦の太さなど問わない汁 三吉橋小嶋屋 [神奈川の蕎麦]

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さて、なんと書くべきか。
脳天をハンマーで一撃されたような感覚、そう、ガツンと一発くらったのだ。ここの汁に・・・・

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この日は横浜市内での仕事。

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杉田周辺で仕事なのだが約束の時間には早い、しばし散歩。

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海にはそそられる建造物がいっぱい。この鋼鉄のキリンなんか最高です。

で、打ち合わせも終わり、オフィスに戻る道沿いに昼ご飯の場所を探すと・・・・
いい店がありました。
翁達磨一門の店、三吉橋 小嶋屋
高橋名人の元で修行された方の店

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行ってみたい店リストの筆頭にあった店だから、このタイミングを逃す手は無い。

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翁達磨グループとして認められた店は今まで全て脱帽状態。
今日はどんな驚きを味合わせてくれるのだろうか。

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お茶は蕎麦茶。このレベルの店では当然か。

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店内はシンプルで良い感じ。
洗練されている。

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品書きも・・・・いいね、この品数。
何より嬉しいのは店内禁煙。これだけで美味さも倍増。
悩む事なく三食盛りを注文。やっぱり三つの味を楽しめるのは魅力的。
更科、もり、田舎の順に出すそうだ。

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まずは更科。個人的には好きな蕎麦ではないが・・・・
薬味は

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葱、辛味大根、山葵。山葵は香りも良く、大根の辛味は鮮烈。

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蕎麦のみで手繰る。
更科だけに香りは感じない。更科特有のしっかりした歯応えを感じながら食べ進む。
喉越しもよく。プリッとした歯応えが心地いい。

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汁を口に含む。
う〜ん、唸る。辛すぎず、甘すぎず。酸味もでしゃばり過ぎない。
何というバランスだろう。
どれかひと味が飛び出る事がなく、バランスが最適だ。
ダシの香りも適切で強すぎないから蕎麦の香りを邪魔しない。
蕎麦を汁に浸けて啜ると・・・・・
素晴らしいダシの香り。ダシの香りと蕎麦の噛み応えが嬉しい。

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次に現れたのは”もり”。細打ちの綺麗な蕎麦を手繰って見ると・・・・
啜った瞬間に蕎麦の香りが立ってくる。そして心地いい喉越し。
香りの高い蕎麦はとても嬉しい。
咀嚼すると・・・・蕎麦の甘さがあまり感じない。

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汁に浸けて啜る。
おぉ、汁が蕎麦の甘味を引き出している。
蕎麦のみで啜るより汁に浸けた方が甘く香りも高い。
汁のダシの香りが満ち、その後から蕎麦の甘味が押し上げてくる。

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最後に田舎。
蕎麦のみで手繰ると香りは左程感じない。
もちっとした歯応えを感じながら咀嚼すると噛みしめるごとに蕎麦の香りと甘味がほとばしり出る。
当然、喉越しは良くないが。

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汁に浸けて啜る。
汁が蕎麦を引き立て、さらに甘味と香りが強調される。
美味い。悔しいが美味い。

一度に三種出さず順番に出してくるのは嬉しい。
順番も更科、もり、田舎と蕎麦の強さの順に出て来るのが嬉しい。

そう言えば・・・・この汁、蕎麦の太さに係らず最適な味だと感じた。
以前、蕎麦の太さによって汁を変えるべきと言ったが・・・・
どういう事だろう?、細打ちに合わせた時も、極太田舎に合わせたときも最適に思えた。
他の店では細打ちでは最適、田舎では頼りない。
または田舎で最適、細打ちでは濃すぎる。
と感じ、蕎麦の太さに合わせて汁を変えるべきと思ったのだが。

魔法の汁なのか、蕎麦の太さに係らず全てに適合できる懐の広い汁。
最初は薄めかなと思えるが、最後には最適な濃さに思える汁。
見事な汁だ。

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蕎麦湯はコッテリしたタイプ。

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蕎麦湯も香り高く、美味しくいただけました。
何時も翁達磨一門の蕎麦の見事さに感服する。


横浜市南区中村町3-188-9
☎045-261-0391
11:30〜15:30 & 17:00〜20:00
定休日 月曜日


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