お気に入りの鰻を見つけた 浜松 関西風炭火焼鰻専門店 鰻丸(まんまる) [鰻(鳗鱼 eel)]
出張で浜松に来たからには鰻は絶対に食べたい
浜松には美味しい鰻屋さんがいっぱいありますからね
そもそも鰻屋さんの数が滅茶苦茶多く、いたるところに鰻屋さん
それは仙台の牛タン屋さんといい勝負
そして鰻を食すのに浜松はとても良い場所
関東風と関西風の店が入り乱れ、両方の焼き方が楽しめるから
お店によっては両方対応してくれるところもあるぐらいだし
前回の浜松出張では蒸し工程の入る関東風の鰻をいただきました
なので今回は蒸さない地焼きの鰻、関西風の焼き方のお店をチョイス
選んだのは鰻丸(まんまる)、客先から近いのもあって
お店はまだ新しく、調べたところ2019年の3月にOPENしたばかりのお店だとか
暖簾の白が眩しいです
白暖簾のお店はハズレが少ないという白暖簾の法則(自分の蕎麦食べ歩きの経験から導き出した法則)が鰻屋さんにも当てはまるか楽しみ
店内は32席
テーブル席が20席、座敷が8席、カウンターが4席となっています
カウンター席に陣取ります
カウンター席は厨房の真ん前、鰻をさばいたり焼くところが間近に見られるのがいいですね
炭火で焼く鰻を近くで見たかったのですが、暑いですからと逆サイドに案内されました^^;
さばくのを近くでみられるからいいか^^;
鰻を焼くところをずっと眺めていましたが、凄く忙しいですね
焦がさないよう細心の注意を払い焼いているのが解ります
茶は温かな緑茶
おしぼりは布
やはりおしぼりは布がいい
紙じゃ幻滅ですからねぇ
品書きを確認します
鰻一匹半の特鰻重で3900円とお値打ちな価格設定
当然、特鰻重をオーダー
でも鰻丼と白焼を頼むのも手ですね
本当は鰻白焼きで飲んで〆で鰻重といきたいところですが、仕事中ですからそれはできません
特鰻重の着重
OPEN THE 蓋〜
重にぎっしり詰まった鰻、ご飯が見えないのがいいですね
鰻重で鰻の隙間からご飯が見えたらガッカリしちゃいますからね
関東風に比べ関西風のタレは濃いめ
色がしっかりしています
肝吸いに
お漬物
ここも奈良漬じゃなかった・・・・
鰻には奈良漬というイメージを持っているのですが最近は見かけないですね
では鰻をいただきます
色艶、タレの乗り具合もいい感じ
蓋を開けた瞬間、炭火焼鰻の香りが胃袋を鷲掴みにします
鰻の皮面もチェック
見事な焼き具合、丁寧な仕事を感じさせます
皮面、しかも尾っぽ側は焦げやすく、まずはそこをチェック
特に地焼の鰻は焦げやすい
焼が雑な店の鰻は尾っぽの皮面は黒焦げになっています
そういうのはいけません
ここの鰻は皮面も見事な焼き具合
焦げで真っ黒な部位はなく、いい感じの軽い焦げ目
香ばしさが苦さに変わるギリギリのライン
ガブリ、豪快に頬張ります
パリッとした食感の後、熱々の脂がじゅわり
そして濃厚な鰻の脂の旨味が口いっぱいに広がります
その脂、しっかりあるがくどくありません
後味に嫌な感じが無いのです
下手な店だと脂が多いと脂が妙に気になって嫌な後味に感じるのですが、この鰻にはそう言ったことはなく
むしろこの脂をいつまでも味わっていたいと感じます
タレと脂のバランスがいいのでしょうか
タレご飯、美味しいですよね
甘めのタレに鰻の脂の旨味が加わって、それが絡んだご飯はめっちゃ美味しい
でもここの鰻というか鰻重
タレご飯の存在を忘れてしまいました
タレの存在を忘れてしまうほどに鰻が主役な鰻重なのです
タレはあくまで鰻の引き立て役に徹している感じ
この鰻重、気に入りました
自分の今まで食べた中では五本の指に入る鰻重
いや、値段も加味すると表彰台かも
それに混んでいないのがいい
浜松には開店時間2時間前に行っても4時間待ちという店もありますが、そういう店はいくら美味しくてもなかなかいかれませんし、そもそも行こうという気になれません
そういう行列がないのがいいね
ご飯の炊き方は硬めで良い感じ
鰻ふた切れはそのまま、残り一切れは山椒をふっていただきます
ご飯にもたっぷりとね
山椒ご飯、好きなのです^^;
ここの鰻重の欠点は・・・ご飯が少ないこと
大盛りにした方がいいかもね
自分は摂取カロリー制限中ですので(どこがじゃ?という指摘は(∩゚д゚)アーアーきこえなーい)これくらいの量でもいいのですが^^;
デザートも付きます
枡に入った豆乳プリン
上の層はマンゴーソース
これも美味しいね
関西風 炭焼うなぎ専門店 鰻丸
053-435-1519
静岡県浜松市東区積志町180-2
11:00~14:00&17:00~20:00
定休日 火曜日