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べすちゃんに乗って久々の展覧会 松方コレクション展 [日常のなかで(Diary)]

最近、展覧会から足が遠のいていました
妙に忙しくなった仕事で余裕を無くしていたせいかもしれません
いまいち歯車が噛み合わないことも多く、鎌倉散策で心を調整
すると少し余裕も出てきたのか展覧会に行こうという気分に
受験と入学後の忙しさでしばらく絵を見に行っていなかった下の娘
そんな下の娘も誘って上野の西洋美術館の松方コレクション展へ

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どうやっていくの?
下の娘は電車よりベスで行きたいと言います(彼女が唯一乗り物酔いをしないのがバイクなのです)
天気予想に傘マークはありますが、それは夜
ならば大丈夫でしょう
ベスに乗って出かけます
このルートだと三田から見る東京タワーがお気に入り
  
ベスで上野に来るときは上野駅前のバイク駐輪場を使っていました
で、来てみると・・・・閉鎖されているし@@;)
えええっ、ここが使えないとなると何処があるの???
慌てて検索
HITしたのは御徒町の北口近く
とりあえず行ってみます


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見つけましたが反対車線側
しかも満車表示
残念・・・
と、宅配すし配達バイクが出庫の準備をしている!!!
が、行こうにも対向車が多く右折できません
こうなったら必殺技

降りろ〜

下の娘が降りたらエンジンをカット
歩道に登って必殺技歩行者作戦
バイクも押して歩けば歩行者なのです
ダッシュで横断歩道を渡ってパーキングへ
なんとかGETできました
駐輪した15秒後には駐車場探しのバイクがやってきましたから間一髪
間に合って良かった^^
ビルの隙間に6台分ですから競争率は激しい
バイク駐輪場、もっと増やして欲しいなぁ
各ビル全部設置してくれたらいいのに
この点は裏路地に行けば必ずバイク駐輪場があるシンガポールが羨ましい 


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まずは腹ごしらえ
ハンバーグ好きの下の娘に合わせてハンバーグを検索
HITしたのはKURAUZO
好みな味でしかもリーズナブル
ガッツリ感もあってかなり気に入りました
店員が男性だけというのもガッツリ気分を盛り上げます
(詳細は別記事で)  


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松方コレクションは、神戸の川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長などを務めた松方幸次郎が、日本における本格的な美術館の創設を目指し大正初期から昭和初期にかけて築いた美術品コレクション


浮世絵が約8,000点、西洋美術が約3,000点で総数は1万点を超えていたとか
昔の実業家や金持ちってスケールが違いますね@@)
第二次世界大戦の前後に散逸、焼失した作品も多いですが、コレクションの一部は戦後、日本へ「松方コレクション」として返還され、これを保管展示するための美術館として1959年に国立西洋美術館が設立されたそう 

戦争が絡んでいたから返還交渉も大変だったでしょうね 


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会期は9月23日まで
終盤で三連休ですから混んでいるのは覚悟
でもチケット売り場の行列は25分程度でした
スマホ決済すれば並ばなくてもいいのですが、半券が欲しいと下の娘^^;  


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睡蓮1916Claude Monet


入って最初の部屋、プロローグにはいきなりの有名どころ
モネの睡蓮(1916)
晩年のモネがジヴェルニーの自宅の日本庭園の池を舞台に、睡蓮そのものを描くようになったのは1897年のこ
以後、亡くなる1926年までの間にジヴェルニーの庭と池を描いた作品は300点以上だとか 


この展覧会は

プロローグ
Ⅰ:ロンドン
Ⅱ:第一次大戦と松方コレクション
Ⅲ:海と船
Ⅳ:ベネディットとロダン
Ⅴ:パリ
Ⅵ:ハンセンコレクションの獲得
Ⅶ北方への旅
Ⅷ:第二次大戦と松方コレクション
エピローグ

に分かれていました 
その仕分け方はともかくとして作品の並べ方が納得いかないと言うか
凄く見辛いのです
まずライティングが最悪で反射で見え辛いのが多い
最悪なのは暗い絵、しかも上に置かれるから尚更よく見えないし・・・真っ暗だーー;)
かためかたもよくない
近くで見たいのと離れてみたいのが混ざってかたまって、その度に近づいたり離れたり
行列が進まない・・・・
”展示方法最悪、絵に興味ない人が展示したんじゃないの?”
とは下の娘の談(そんなことはないとは思うけれど^^;) 

気にいった作品を少々紹介


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あひるの子<John Everett Millais


アンデルセンの「醜いアヒルの子」に材を取ったと思われる少女の姿(正確な主題は解っていないそうです)


髪は無造作に伸び、衣服は汚れ、暗い背景と足元から伸びる影が印象的


やがて美しく生まれ変わることを予感させるような、こちらを見据える眼差し
境遇を妬むことなく恥じることなく、真摯に生きようとする強さがいいですね

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 夜明けの目覚め<Dante Gabriel Rossetti


 


ラファエル前派の創始者の一人、ロセッティの作品がこちらにもお目見え
ただ美しい女性を描きたかったという思いがよく表れています


 


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愛の杯<Dante Gabriel Rossetti



お久しぶり〜
三菱一号館でお会いしましたよね

いつ見ても美しいねぇ^^
ハートをあしらった杯は、恋人同士で酌み交わすラヴィング・カップ
男性と乾杯しているのでしょうか
でも彼女の視線の硬さが妙に気になるのですよ
長い別れの予感と言ったら考え過ぎかな


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牧草を刈る人々<Leon Augustin Lhermitte 


この作品、理由はよくわからないけれど惹きつけられました
今回の一番のお気に入り


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サン=マメス 六月の朝<Alfred Sisley  


生きている間に日の目を見なかったただ一人の印象派画家と言われるシスレー
印象派の正当な様式を生涯維持し続け、非個性的で教科書として示すのに完璧な印象は画家という評もあるとか
でも彼の絵は好き
構図が好みなのもありますが、
優しくも多彩な色使いがいい
時々ちょっと悲しくなる気持ちを呼び起こすシスレーの風景画


ふんわりした雰囲気で押しが強くない感じが見ていてほっこりします


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ルーアンの波止場<Camille Pissarro


 


ピサロも好き
画風はとりわけ主張が強いわけではなく、さりげない優しい表現が特徴
客観的な観察に基づき、誇張をしない
これがピサロの絵画の原点
でも結果として地味なイメージだけれど


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春(ダフニスとクロエ)<Jean Francois Millet  


ロンゴスの作と伝えられる有名な古代ギリシャの田園小説『ダフニスとクロエ』に題材を得ているとか
それは、牧人夫妻に育てられた二人の捨て子ダフニスとクロエが多くの微笑ましい曲折の末に結ばれるという物語だそう
雛に恐々餌をあげている仕草がいいね
でもどうでもいいけれどダフニスくん、パンツぐらいは履きましょう
雛に突かれないかと心配になっちゃうよ^^


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アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)< Pierre Auguste Renoir 


第二次世界大戦後、フランスに保管されていた松方コレクションはフランス政府に敵国財産として接収されました
その後多くが返還されることになったのですがフランス政府は20数作の名品を国の宝として返還を拒否
しかし吉田首相が先方政府と掛け合いなんとかピエール=オーギュスト・ルノワール「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」の絵は日本に返還されることになったそうです
フランス側が返還に難色を示す程の作品というわけですね
まだ接収されたままの作品も20点ほどあるそうですが、どんな作品を返還拒否しているのか気になります 


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睡蓮、柳の反映<Claude Monet 

1921年に松方氏がモネから直接譲り受けた、代表的な連作「睡蓮」の中の1点
元は縦2メートル、横4.25メートルの大作で長い間所在不明でしたが、2016年にルーヴル美術館の一角で、画布の上半分が失われた状態で発見されたそう
国立西洋美術館に寄贈され、
現存部分の修復を経て初めての公開 


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デジタル推定復元された睡蓮、柳の反映<Claude Monet


この推定復元、興味深い
作品の全体像が確認できるのは欠損前に撮影されたフランス文部省・建築文化財メディアテークが所蔵する本作の白黒写真のみ
その撮影原版にあたるガラス乾板から、高精細にスキャンされたデータを入手し、高精細スキャンデータと作品の現存部分を比較し、当時の撮影環境なども推定することで、白黒写真から得られる色彩情報の精度を高めたそうです
さらに欠損部位の色彩推定のアプローチは同時期の類似作品を調査
描き方や彩色の検証、作品の残存部分を科学調査し使用されている絵の具を特定を行い、人による推定に加え、AI技術による推定も用いられたそう 

(モニターに映し出された画像ですから原画と彩度は異なりますが) 


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松方コレクション展の後は常設展とモダンウーマン展も楽しみます
こちらのライティングは問題なし
並べ方も見やすい^^  


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閉館時間ギリギリまで鑑賞していたら流石に疲れました
疲れたときは甘いもの〜
と、あんみつを食べようとみはしに行きましたが、あまりの行列に挫折///orz
じゃぁスタバのフラペチーノでいいと下の娘
そういえばGREENとPINKのが気になっていたからそれでいいや  


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GREENかPINKか、迷いますがシナモンに惹かれてPINKで  


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アップルパイの味のするフラペチーノ
まぁ美味しいといえば美味しいけれど
リピはないなぁ^^;  


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実家から栗きんとんが到着
実家の御用達は八百津の緑屋老舗 


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賞味期限は発送日を含め3日間
つまり二日間しかありません

なので贅沢に一気に食べちゃいます
しかも下の娘は栗が嫌いで食べないので分け前が増えるというオマケ付き  


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抹茶でいただきました
いやぁ〜、美味しいや
ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ  


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