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鎌倉雪景色2 梅を求めて荏柄天神から寶戒寺 [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]

(前記事からの続きです)
鶴岡八幡宮の次は荏柄天神を目指します

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梅の季節ですから天神さんを外すわけにはいきません
まるで春のように温かな陽射しを浴びながら歩くのは気持ちいいのですが
溶けた雪は大量のシャーベットとなって靴を襲います
積雪が多かっただけにシャーベットの層が厚く、踝までずっぽり入ってしまいます。
長靴でも履いていれば良かったのですが、生憎普通の靴

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轍を選んで歩いてみても車が来れば避けないといけません
でも避ける先はシャーベット
なかにはしっかり水の溜まったシャーベットも><
歩くたびに冷たい水が靴の中に染みて来るのがわかります。
暖かな日になったのは散歩に気持ちいいですが、暖か過ぎて雪解けが早い
溶けかけの雪に足を滑らせたりして歩くのも大変

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冷たく濡れた靴の中、それは足を冷やします
足だけが妙に寒い
そして靴下はもうこれ以上水分を蓄えられないと言うほど水を含んでいます。
凄く気持ち悪い^^;

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シャーベットの水溜りや滑りやすい溶けかけの雪、濡れた靴下と闘いながらも歩きます。
途中、なんとカマクラを作ってある家も @@;)
子供たちが楽しげに中で遊んでいるほどの本格的なもの
鎌倉にカマクラ・・・・なんとも面白い^^

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天神さんに到着、石段から見上げる空の何と清々しい事
こんなにも透明な青空を見たのは久しぶり
降る雪に大気中の埃が除去されたのでしょうか
手水の梅の上に紅梅三輪
目を楽しませてくれます

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まずは天神さんにご挨拶
昨年のお礼をしっかりと^^
そして来年から再来年にかけてまたお願いしますとご挨拶
今度は二人分なのです

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兎?一瞬そう見えました
よく見れば溶け残った雪
紅梅の目が愛らしい

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雪寒み、咲には咲かぬ梅の花 よしこのころは かくてもあるがな(万葉集 )

梅の枝に乗った雪、柔らかな雪の布団は蕾を包み
暖かくなる日を夢に見ながら待つ蕾・・・
そんな絵柄を撮りたかったのです。が・・・
この春爛漫のような暖かさ
枝に雪はありません

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梅の花、咲けるが中に ふふめるは 恋か隠る春を待つとか (万葉集 茨田王)

咲く花もあるのに咲かず待つ蕾
恋を待つのか雪を待つのか
静かに春待つ蕾、しとやかさがいとおしい^^ 

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雪のせい?
境内が凄く静か
ただ溶けた雪の雫の奏でるリズムだけが聞こえます
とても澄んだ音

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撮る手を止めて雪解けの曲を楽しみましょう
何故か撮る気がしません
凄く落ち着いた気分

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目を閉じて
暖かさを全身に感じながら
透明な音を楽しんで

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突然、雫の曲を乱す濁った音に目を開けると
屋根から雪が落下するところ
寝ている蕾を起こすかのように大きな音を立てて滑り落ちます

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そして再び雫の透明な音
暖かな陽射し

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何だか今日はもういいや・・・

そんな気分になったのはずぶ濡れの靴下のせいだけではなさそうです

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こんなにも穏やかな気分になったのは久しぶり
何もしないでぼーっとしているのも素敵な時間の過ごし方

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何かを求めて見るのではなく
ただ見る
何も考えずに
何にも縛られずに
ああ、気持ちいい^^

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暫く楽しんでいましたが寝れた靴下の威力は絶大です
気持ちいい気分がだんだん押しのけられ
頭の中が靴下でいっぱいに・・・これはいけません。もう限界><

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この後、北鎌倉の東慶寺まで歩く事も考えていましたが、この靴下はそれを許しません
このグチャグチャのシャーベット道を北鎌倉まで歩くのは苦行
この靴下でもう歩きたくありません
東慶寺は諦め、鎌倉駅に向かう事にしました。
帰り道ついでに寶戒寺に寄りながら

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荏柄天神さんを出ると道はさらに酷い事に
ここまで濡れた靴下とはいえ、新たな水の侵入は辛いです
新たな水はメチャクチャ冷たい
そりゃそうです
氷水ですから^^;

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氷水漬けの靴下と格闘しながら寶戒寺へ
水の侵入した靴は濡れた靴下以上に気持ち悪い
歩くたびに音がするよう
寶戒寺、本堂まではよかったのですが、梅の木のある場所は凄い泥濘
でも折角の梅なので根性入れます

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駄目です。もう靴下が気になって集中できません^^;
それに泥濘が酷くて思うように構図がとれない
でも満開の蝋梅の香りに包まれて幸せな気分
なんと甘い香りなんだろう
甘いけれど重くない
すっとそこに居たいぐらいですが・・・やっぱり頭の中に靴下の影が^^;

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気が付いたら凄い空腹
昼ご飯を食べるのを忘れていました
それに足から冷えた体は温かなものを欲しがります。
小町通りで探しましたが、めぼしい店は臨時休業
そりゃそうです
電車止まっていたし、雪道をわざわざ走る人も少ない
お店としては休業でしょうね
第一、仕入れの問題もあるでしょうから
で、鎌倉駅まで出て軽く済ませる事にしました。

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重い物を食べる気もしません。
ただ温かなものが欲しい
入口の看板にあったホットワインに引き寄せられ腸詰屋さんに

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ホットワイン(500円)とパン付ソーセージ(400円)
蜂蜜たっぷりの甘ーいホットワイン
体が温まります
クローブの香りとレモンの酸味が甘さを〆て甘めなのも気になりません
ソーセージは美味しいけれどケチャが小袋なのが残念
それ以上にパンが一寸ね
好みの問題なんだろうけれどパンが甘すぎ
食感はムッチリとした感じでナンみたいな雰囲気
甘くないパンの方がいいな
いや、いっそパンは要らなかったかも


腸詰屋 鎌倉西口店
0467-33-4986
神奈川県鎌倉市御成町12-5 コマビル 1F
10時~19時

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体が暖まってこない
それ程までに冷えたのか?
ついお替り
ついでにハムの盛り合わせ(600円)も^^
このハムの盛り合わせ、一人では多いです
ハーフサイズがあるといいな
(三杯飲めば問題ないのでしょうけど、それをやったら寝ちゃいそう^^;)

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ずっぽんずっぽんと濡れた靴の音も高らかに帰宅^^;
マンションの前に駐車していた車を見て?????
これで雪の中を走り回っていたのか?@@;)
う~ん・・・・・
ひょっとして凄いテクの持ち主なのかも・・・--;)

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インフル確定の下の娘

今日もまだ熱は下がりません

高熱の出ないタイプのインフルなので38度前後なのですが

ずっと頭痛と気持ち悪さが続いているそう

今回処方してもらった薬は吸引タイプ

一度に二本を吸引しておしまい

それ以外の薬はありません

早く熱が下がるといいけれど

・・・

自分は結局インフルではなかった様子

なので今日から富山へ出張

ようやく乗れた787にウキウキ

でも窓際が取れなくて写真がありません

羽田の空から見た雪景色

富山の空から見た雪景色

驚くことに富山の方が雪が少ないのです・・・@@;)

 

 


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