蓋の閉まらない天重 鎌倉 五島 [気になる一品(Delicious)]
今回も在庫記事から
消費税8%時代の記事をさっさと消化しないといけないのですが、ストックが結構あるのです^^;
これは一年で一番暑い頃のこと
鎌倉駅の西側を散策しましたがあまりの暑さに挫折し帰ることにしました
でも駅に戻る途中に見かけた蕎麦の看板に誘われてランチを済ますことにしたのです
でも、看板はあれどもお店が見当たりません
この細い通路を入っていくようです
こういう奥まった場所にあるお店っていいな
隠れ家みたいで^^
おっ、白暖簾
白暖簾にちょっと期待してしまいます
経験上、白暖簾のお店って好みの蕎麦が出てくる確率が高いから
入店
昼時なのに誰もいないし・・・ダイジョウブカナー(゚_゚i)タラー
いくら駅の裏側の住宅地の中にあるお店とはいえ心配になります
でも店内完全禁煙が嬉しい
初めての訪問ではセイロと決めていますが、一応品書きをチェック
ご飯ものは天丼と天重のみ
これはいい♪
丼物の種類がやたらと有る蕎麦屋さんは好きじゃない
天丼(天重)のみ、それ以外にあったとしてもカツ丼までかな、許すのは
(って、蕎麦屋のカツ丼って大好きなのですが^^;)
面白いと思った品は冷かけ類
海苔がたっぷり添えられているのがいいな
まぁ初志貫徹でセイロ大盛りをオーダー
セイロ大盛りの到着
蕎麦は極細で色白
素麺が来たのかと思ったぐらい^^;
そしてちょっと気になったのが薬味
オーソドックスに山葵と葱なのですが、山葵の盛り方が気に入らない
皿の淵にこすり付けるように添えられる山葵、これは見た目が美しくありません
そして、このような盛り方の山葵を出すお店で好みの蕎麦にありついたことが無いのです
白暖簾の法則が勝つか、山葵の法則が勝つか
興味深い
まずは蕎麦のみで手繰ります
箸で数本持ち上げますが、その感触は素麺っぽく頼りなさげ
啜った時から香りたつことはなく、噛んでもあまり感じません
夏の蕎麦ですから仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・
次に汁を味わいます
柔らかな汁で、やや薄め
旨味の厚みは薄めで、白い極細蕎麦に最適化されている感じです
蕎麦を汁に浸け啜った時は、蕎麦をどっぷり汁に浸けるのが一番旨味を引き出せました
蕎麦湯は普通に茹で湯、サッパリタイプ
う〜ん、山葵の法則は白暖簾の法則より上位に来るのですねぇ
今回、蕎麦はちょっと好みな感じではなかったですが、他に気になるものを見つけてしまいました
それは・・・
天重^^;
雑誌に掲載されたもののコピーでしょうか、その説明を読んでいたら無性に食べたくなってしまったのです
しかも蕎麦を食べている時に後のお客さんのオーダーした天麩羅を揚げる美味しそうな音が聞こえて^^;
そして仄かに天麩羅の香りが漂ってきて・・・・
あの揚げる音、絶対美味しい
余計に食べたくなってしまいました
食べたくなったということは・・・
再訪問^^;
蕎麦には目もくれず席につくなり天重をオーダー^^
また美味しそうな音が聞こえてきて、しばらくすると天重の着重
横から見ると蓋が閉まっていないし^^;
重の蓋を閉められない天麩羅、ワクワクします
漬物は黄色い沢庵
この黄色い沢庵というのがいいね
蕎麦屋のご飯ものはこの漬物が似合います^^
味噌汁の具はワカメと豆腐
open the FUTA!
先端と尻尾が重から飛び出したエビが三本、お行儀よく並んでいます
衣の付き方が蕎麦屋さんの天麩羅って感じですね
天麩羅屋さんの海老天とはちょっと違うスタイル
そしてこれこそが蕎麦屋さんの天重(丼)の要
衣に染みたタレ、これは蕎麦屋さんのタレなのですから出汁がよく効いて旨味たっぷり
そして、これを吸った衣が滅法美味くなるのは当然のこと
油のコクと出汁の旨味、それに揚げる時に移った海老の香りがなんとも旨い衣となってご飯を呼ぶのです
海老天の下には野菜天が並びます
天丼は海老が二本、天重は三本
三本になると丼に収まらず重になるのですね
海老もしっかり大きい
サクっとした衣に染みた旨味と海老の旨味を味わいながら食べ進みます
結構ボリュームがあって海老二本でもお腹にずっしり
タレはキリッと締まっていますが、甘さも適度にあって柔らか
ご飯へのタレの絡み具合は丁度いい
ご飯の炊き加減は普通
個人的には丼物(重物)にはもうちょっと硬めがいいな
ごちそうさま
天重はリピるかな^^
五島
0467-24-4855
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-1-3
11:00~15:00
17:00~19:00(L.O.18:30)
定休日 木曜日
奥さんが”映画に行こうかな〜”とやたら言ってくる
行っといでとその度に答えるのだけれど
しばらくするとまた”映画に行こうかな〜”
ひょっとして誘ってるのか?
でもそうそう何度も付き合えない
こっちだってやりたい事あるし
それに・・・・
また映画代を奢らされたらたまらないーー)
結局、奥さんは一人で映画に行きました
(自分は山手へ秋薔薇撮りと洋館のハロウィンデコ撮りへ)
だって・・・自分には退屈そうな映画だったし^^;
記事をタイプしていたら地響きが
リビングで寝落ちしている奥さんの鼾のようです
疲れる映画だったのか???