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今年の蕎麦初め スッキリ辛口の汁で食す十割そば 諏訪の蕎麦 蕎茶房 季楽庵 [信州の蕎麦]

皆様、こんにちわ。
さる1号でございます。
ついに今年の初蕎麦にありつきましたのでレポいたします。

その前に・・・チョコの日の事を

チョコの日前日、我が家では娘達がチョコの制作にフルスロットルでした。

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見よ、この手の動き!
常日頃は出ないようなパワーを出している上の娘。
彼女はクッキーを夜中までかかって焼いていたそうです。
(お父さんは先に寝ました・・・・) 

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下の娘はひたすらチョコと格闘。
失敗作と余ったのがお父さん行きだそうです。
でやってきたのがこれ・・・・
う~ん、この塊は何だ?
ボールにへばりついていたチョコにマシュマロとグラノーア混ぜて固めたものらしいです。
しかもバナナ入りで柔らかめ・・・
ちょっと食べるのが大変。

やはり海外出張の疲れが残っているようです。
娘達がスイーツを作るその甘い香りを嗅げば、自分も作りたくてウズウズ。
そして自分でも作りはじめてしまう・・・
のが例年のパターンでしたが、今年は見ているだけ。
体が動きませんでした。><

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実はこの日、横浜高島屋のB1に寄ったら西の門の濁り酒が売っていました。
この濁り酒はチョコに良く合います。特に製菓用のビターチョコと相性が良いですね。
重いけどスッキリした飲み口の濁り酒はチョコの重さをしっかり受け止められるのです。
そう、チョコを美味しく食べるために買ってきました。
チョコのためです(念のため)

14日は娘達から貰ったお裾分けのチョコと彼女達の失敗作を楽しみました。
バレンタイン、昔に比べて大変な行事になっている気がしますね。

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今回の出張は信州は諏訪。この界隈には蕎麦屋さんが多くて好きな出張先なのです。
今回、以前通りかかって気になっていた店に行ってみる事に。

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その名は季楽庵
十割蕎麦の看板が気になっていました。
 

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反対側の看板です。
通りに面している割に目立たない看板です。

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暖簾、良いですねー
やはりこうでなくっちゃ。
久々の暖簾で舞いあがります(笑)
  

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店の中。
シンプルで良い感じです。机は4卓で良い感じの大きさでした。
 

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Jazzがゆったり漂う空間でした。  ご主人の趣味でしょうね、Jazzボーカルの気だるそうな歌声が外の冬景色に似合います。

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箸置きは桜の枝でした。
風流で良いですね。

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せいろ蕎麦の大盛りで。
1000円です。
麺の昼ごはんで1000円、シンガポールから帰ったばかりだとかなり高価に感じます。(笑)

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手書きの説明書きが何とも・・・

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蕎麦御膳等、セットものも

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蕎麦を待つ間、蕪の漬物とキンピラのお茶受けです。

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このシンプルさ、そして静かな色合い、侘び寂びの境地ですね。
やっぱり蕎麦はいいなぁ・・・

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蕎麦の表面は綺麗で、細く上品な蕎麦。
断面はスクエアで好みです。

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さっそく手繰ってみましょう。
啜った瞬間から香りが高く立ち昇る蕎麦ではありませんが、確かな香りの存在を感じます。
軽やかに香る蕎麦。
コシもしっかりしていて噛み応えも十分。
そして、必要以上の弾力もなく自然な反力を顎に感じます。
喉越しも良い感じでなかなかのもの。
奥場で噛みしめれば蕎麦の香りと甘みが溢れ出てきます。
十割の欠点を感じさせず、十割の良さを引き出している蕎麦ですね。

 

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汁を確認します。
汁の量はかなり少なめ。
一口ごく少量を唇に付け、舌先で味わいます。
スッキリとした汁で凛とした感じです。
甘さが残る云々の前に甘さを感じさせず、ただすっと喉の奥に消えて行く感じ。
ダシの香りはやや強めで、酸味は前に出ていません。
スッキリ辛口で濃すぎず薄すぎず良いバランスでした。
ただ、厚みは薄く感じます。
スッキリ辛口ですが、トゲトゲした角は微塵もありません。
かといって丸みも無いのです。
丹精な正方形を連想させる味。
隙が無く凛とした汁、ただ、もう少しコクが欲しい気がします。

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薬味は山葵、大根おろし、葱の正統派
大根は普通の大根で辛み大根でないのが残念。
葱は綺麗で良い感じです。
山葵は瑞々しく香りも十分。
箸の先に付け少しづつ舐めるように食べていましたが、
久々の山葵に止まらなくなって一気に無くなってしまいました。(笑)


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蕎麦を汁に浸け啜ります。
汁が蕎麦の香りを引き立てます。
汁はあくまで奥にいる感じで、蕎麦を前面に押し上げてきます。
蕎麦の香りがいっぱいに広がった後で汁の香りが出てくる感じ。
良いバランスです。
主張しすぎない汁も悪くありません。
汁は蕎麦の1/3程度浸けるのが良い感じ、スッキリした辛口の汁は少量で蕎麦の味を引き出します。

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蕎麦湯はスッキリした濃さ。
この店のコンセプトはスッキリでしょうか(笑)
そういえば店内の雰囲気もシンプルでスッキリ。

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残念だったのは汁が少なかったこと。
大盛り蕎麦を完食する前に汁は無くなってしまいました。
決して浸けすぎていた訳ではないのですが・・・・
ですから残った汁を蕎麦湯で割る楽しみ方は今日はできませんでした。

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食後、サービスで出てきたデザート。
自家製羊羹です。
柔らかめの羊羹でスッキリライトな甘味。
この店はコンセプトに統一感があって好感が持てます。

季楽庵

長野県諏訪郡富士見町富士見4654-971
tel 0266-62-7190
11:00-14:00
定休日 火曜日&第二水曜日

 

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昼ごはんの後は客先に向かいますが・・・

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寒いですね。南の国から一気に冷凍庫の中でっすから尚更感じます。

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でも寒さを楽しんで。

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コンデジが新しくなったのもあって、ついつい停めて撮ってみます。

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まぁ、後続車もいないですから好き勝手にやり放題。

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実はちょっとだけ遠回りをして富士見高原を楽しみました。

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今日の宿は上諏訪温泉。BHだけど温泉があるのです。

 


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