シンガポール滞在記14 最後のローカルフード特集&ついに帰国 [海外出張記(Singapore)]
シンガポール滞在記もついに最終回。
最後まで食べ続けたローカルフードの紹介から。
最終週はハマったもの一本で攻めてみました。
そう、カレーです。
一口にカレーと言ってもインド、タイ、マレーシア、等々種類が豊富です。
でもフードコートだとごちゃ混ぜになった感じのものが多いです。
それこそシンガポール的と言えるのかもしれませんね。
月曜日の昼ごはん。この日はSingTelの社員食堂的フードコートに入りこみました。
社員以外は若干価格があがりますが、スタッフだと言えば特にIDを見せなくてもOK、結構いい加減です。
ナシゴレンにマレーシア風のカレー、付け合わせはレバーと野菜のカレー煮です。
何とS$2.30(150円)でした。
レバーの臭みがスパイスで消えて美味しいですね。
癖のある肉とカレーは相性がいいです。
ご飯は・・・ナシゴレンはあまり美味しくは無かったです。
この店だけではなく、どの店もそう。どうやらナシゴレンとは相性が良くないみたい。
ジュースはバナナジュース。
何の変哲もないバナナ+ミルクの定番ジュースですが、価格はS$2.00(130円)です。
ご飯と変わらない・・・・
この国、食事の価格とジュースの価格のバランスがおかしい気がします。
皆、結構フルーツジュースを飲んでいます。
野菜が少ない分を補っているのでしょうか、役所からのポスター(オフィスに貼ってある)も”野菜とフルーツを沢山食べましょう、フルーツジュースはビタミンを摂取するのに便利です”と。
そういえばスーパーで買ったパックジュースにも含まれるビタミンの種類がデカデカと表示されていました。
この日の夜は遅くなり、ホテルに戻る途中で夕食です。
昼間にナシゴレンで疑問を感じましたので再度トライ。
チキンカレーと茹で卵のカレー煮を添えます。茹で卵が定番化したようで、見かけたら必ずトッピングです。
S$7.50(490円)でした。
ナシゴレンの違和感、どうやら芯にあるようでした。芯が残った感じに違和感があったようです。
鶏肉は鶏の背、脊髄がスパイスと絡まって良い味になります。
骨ごとボリボリと(笑)
火曜日はオフィスのそばのスーパー2Fにあるフードコート。
インド人のおばさんがよそってくれます。
ウィンドウを見ながらトッピングを指定してゆく方式、今回はスパイシーなご飯に
マトンカレーに青菜のカレー煮、ポテトのカレー煮を入れました。
S$5.50(360円)です。
青菜のカレー煮、青菜をカレーで煮たのは初めて食べましたが結構あいますね。
美味しいです。そういえば野菜用のスパイスもいっぱい売っていますから美味しいのでしょうね。
マトンは柔らかでスパイシー。
フードコートの欠点は熱々ではない事ですが、まぁそれくらいは我慢しましょう。
暑い国であまり熱々なのも食べるのが大変ですから。
ジャガイモとカレーの相性は文句なし。
これは我国においてもカレーコロッケという形で証明されていますね。
ホットになった口の中を冷やすためにジュースを買いました。
ドラゴンフルーツのフレッシュジュースです。
S$2.50(165円)、やはりこの国はジュースが高い。
いや、安いのでしょうが、食事の価格と比べてしまうと・・・・
安い物ばかり食べすぎなのかな。
でも気取った店で食べるよそ行きの味より住人が普通に食べている味が知りたいから。
木曜日、選んだのはマレーシア料理のコーナー
白いご飯にチキンのカレー煮、茹で卵のカレー煮となにやら不思議な煮物をトッピングしてみました。
S$3.30(220円)です。
この不思議な煮物、現地の厚揚げです。
豆腐は美味しいですね。
この煮物の味は想像しやすいですよ。中華のスープで厚揚げを煮て卵を溶いた感じ。
美味しそうでしょ。
これたけをご飯(ジャポニカ種)の上にかけたら美味しいでしょうね。
この日の晩御飯は、もう終わりが見えたから最後に皆で食事をと焼き肉屋さんに。
バイキングでS$30.00/人(1950円)でしたが・・・
肉の種類が多くないなぁ。
この日は何故か前日夜から胃が少し痛くて重い感じでしたので、軽く鶏肉で。
でも鶏肉はミンチ?と思うくらい細かくカット。
かといって牛や豚も左程美味しそうに見えませんでした。
食べてみると・・・・
焼肉って日本の方が美味いですね。
それに肉を食べるのをやめた理由が・・・・
これ。
こんな簡易ボンベで焼肉ぅ~???
一般家庭じゃないいんだぞ~(怒)
火力が弱くて焼けません。
大体、ちょろちょろ焼いた肉じゃ美味しくありませんし、お腹も心配です。
現に翌日、現地のスタッフが腹痛で休みました。
別の現地スタッフ曰く、
サルモネラじゃねーか?良く焼かないでガっつくからだって。
やっぱり生肉や生焼けの肉は危険なのでした。
しかたなく他のコリアン料理を試してみようと。
実はコリアン料理は焼肉しか食べたとこが無く、煮物とか知らないのです。
何でしょうこれ、野菜と鶏肉の煮もの。
おくは肉とチョークのようなものが入った煮物
コリアン料理には疎い(知らない)ので名前がわかりません。
これも良く判りませんが、葉物野菜の煮物です。
食べてみたら・・・・
辛~っ、しかも甘っ~なんじゃこりゃ。
最初の辛味と後からくる甘味に調和を感じません。
こっこれは・・・・食えん。><
皆は平気で食べていますが、自分は無理。
不思議ですね、タイ料理の辛さやインド料理の辛さ、メキシコ料理の辛さは平気なのです。
でも何故かコリアン料理はダメ。
どうやらスッキリ辛いのは平気ですが、辛くて甘い、重ったるい辛さはダメなようです。
う~ん、韓国にだけは行きたくないなぁ・・・
韓国に出張する可能性が無いのが救いです。
キムチ・・・・
はい、当然食べられません。
唯一食べていたのはソーセージと海老。
塩を軽くふって・・・
金属製の箸、やはり馴染めません。
これも味に満足できない一つの理由。
あとはひたすら野菜。
コールスローみたいなサラダ、大好きなマヨネーズたっぷり。
大きくカットされたキャベツにゴロゴロしたリンゴ、美味しそうです。
それにこの色なら辛くないでしょう。
喜んで口の中に・・・うわ???なんじゃこりゃぁ?あっまぁ~?
甘いサラダ・・・何だかなぁ、これも食えん。><
今回は現地のひとも一緒。
んんん・・・現地の人よりも肌が黒い気がする。
もうちょっと頑張ればインド系の人に追い付きそう(笑)
カレーも好きですからインドでも大丈夫そうです。
インドにオフィスできないかなぁ
木曜日のカレーはチキンのカレー煮にひよこ豆のカレー煮。
野菜はオクラです。S$5.00(330円)。
ひよこ豆のカレーも良いですね。
噛むとほこって感じでつぶれ、豆の甘味とスパイスの刺激があわさって良い感じ。
鶏、豆、オクラ、それぞれに異なるスパイスの香りを楽しみました。
金曜日、ここまできたらカレーで押し通しましょう。
スパイシーなご飯にマトンカレー、ブロッコリー&カリフラワーのカレー煮、そしてカボチャのカレー煮です。S$5.50(360円)でした。
甘いカボチャはスパイスでより甘味を増して美味しいです。
この国での最後のカレーはマトンで〆ました。
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おみやげ一覧です。
mauさんが美味しいと評価されていたチリ風味のポークジャーキー。
シンガポール料理の材料、三種。
左から
SINGAPORE CHILLI PRAWNS シンガポール風エビチリ
BAKKUTTEY 良く判りませんが現地スタッフのお勧め。
HAINANESE CHICKEN RICE シンガポール名物チキンライスです。
お約束的お土産といえば・・・・・マー君チョコ、ですね。
シンガポール名物、kayaジャム(ココナッツのジャム)
ノーマルフレバーとNonya Flavour
リトル・インデァで買ったレトルトカレー各種
リトル・インデァで買ったレトルトカレー各種
以上がお土産です。あーっ、何だか・・・食べる物ばかり。(笑)
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お土産を探して色々な店をのぞいて気付いたのは日本ブランドの存在感の低さ。
電気製品の悲惨なこと。
目を覆いたくなります。でも家電品だけでなく車もそう。
タクシーなどは古いタクシーはトヨタですが新しいタクシーは全て韓製。
ですから呼ぶとタクシーはソナタばかり、たまにメルセデス。
最後までトヨタは来ませんでした。
今回4年ぶりの海外、しかも今までは北米メインで東南アジアは初めて。
北米とアジアとの違いがあるので何とも言えませんが、かつてここまで日本ブランドの存在感が無いと思った事はありませんでした。堕ちたものです。
この円高が原因の全てではないでしょうが、大きな要因である事は事実。
にもかかわらず円高は放置のまま。
・・・・・・・・・・・・・・
何故放置のまま?
対応する能力がないから?
対応より政治の駆け引き?
いづれにしても無能としか思えません。
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日本に戻れて何が嬉しいっていって、この泡の風呂から解放されること。
この風呂に入っていると何だか自分が洗濯物になった気分に(笑)
リフレッシュできません・・・
金曜日は23時55分のフライト、到着は土曜日の朝、夜行列車気分のフライトです。
時差が1時間程度ですから体も楽。
チェックアウトですが、荷物を夜まで預かってもらい一仕事。
午後には仕事も終わり、最後の散歩を夜まで。
タクシーで空港に向かいます。
でもまだまだ時間が余っています。
空港をウロウロしていると・・・マッサージ?
そうだ、行ってみたかったけど行けずに終わっていました。
空港のマッサージ室だと料金も高めですが仕方ありません。
そうだ、行ってみたかったけど行けずに終わっていました。
空港のマッサージ室だと料金も高めですが仕方ありません。
ちょっとやってもらいましょう。
これからエコノミークラスで7時間以上縛り付けられますから足のマッサージを30分。
で料金はS$51.00(高いです~)
実はマッサージを受けたのは生まれて初めて。
結構気持ちいいですね、ウトウトしてしまいました。
財布の中には最後のシンガポール札がS$6とコインでS$2。
S$8で何かないかなぁ、胃も重いし軽いものがいいな。
マンゴーフレッシュジュース、S$6.00(390円)でした。
写真を撮っていたら手が滑ってPentaxのコンデジカメラが落下。
打ちどころが悪くレンズの胴体が曲がって収納できなくなって・・・。
どうやって元に戻りません。
液晶にもダメージを受けています。これは・・・ダメですね。
今まで蕎麦の写真を撮り続けてきた良く働く奴でしたが。
たとえWBがお馬鹿で、白熱球下での色が最悪の奴であっても使い勝手の良い奴でした。
彼はシンガポールの土になりました(涙)
これが乗る機体です。
夜間飛行か・・・エコノミーで夜間は辛いなぁ。
寝台車みたいにベットだといいのに。
あっ、ファーストだとベットになるのか。
つまり寝台飛行機は金持ちしか乗れないのですね。
庶民は椅子に座って寝るのです。
まだゲートは開きません。でも既に眠いです、早くシートに案内してくれ~っ
ぐっすり寝・・られるわけでもなく、成田に到着。
でも太平洋横断に比べれば格段に楽でした。
平日のあんな時間の飛行機なのに満席でした。
それとも、あんな時間だから満席だったのかな。
空港の建物から外に出てみました。
扉を開けた途端冷気が体にぶつかってきました。
冷凍庫の臭いがする!
今朝の成田派-1℃、でもこの冷たさが心地いいです。
歩くと冷たい凛とした空気に包まれ体がシャキッと。
やはりこっちの方がいいなぁ。
成田エキスプレスと東横線で自宅に戻ったら10時半でした。
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ただいまぁ~
帰ると、皆一斉に話し始めます。
お父さんが帰ってきて嬉しいから?
と、一瞬喜んだのもつかの間、
ネットが繋がらないの!
三日前から電話の具合が!
こっちのも具合が。
靴下に穴があいて、履けるのが二足しかないの~、買いにようよぉ~
マンションの駐輪場に置いておいた自転車が盗まれたんだけど
チョコ作るんだけどさぁ~
この書類にサインして!
・・・・・・・
用事がいっぱいあっただけのようです(涙)
荷物を片付けてたあと、上の娘と横浜に買い物に。
彼女の靴下を買いに行きませんと。
でも、近所のスーパーでいいじゃん、何故そごうに?と問うと
イーストボーイでないと嫌なんだそう。
シンガポールの土になったコンデジの後継機を選定する必要があったのと眼鏡の新調もしないといけませんから横浜に行くのもいいか。
カメラと眼鏡屋屋に付き合わせて、その後でそごうに。
イーストボーイで買い物を済ませた後はお茶です。
アフタヌーンティに。
アフタヌーンティセット、これが良いなぁ。
マーブルチョコブレッドのカスタードサンド、上の娘はこれが良いと
セットに入れる三種、どれにしようかな。
アップルパイとガレットと、
ショートケーキだな。
そういえばオマイ、もうすぐ試験じゃなかったっけ?お茶してていいのか。
って、こっちが付き合わせたんだっけ・・・
大好きなアールグレーと
セットを楽しみます。
ショートケーキ、紅茶の香りが良い感じ。
プラリネクリームが香ばしく、良く合っていました。
アップルパイはどっしり重くリンゴの酸味と甘みがよくあっています。
ガレット、サツマイモの優しい甘さとアーモンドのコクが良いですね。
上の娘のマーブルチョコブレッドのカスタードサンド、そういえば今日は分けてくれなかったなぁ。
そろそろ大倉山や鎌倉の梅が気になります。
18日、19日は大倉山の観梅会ですから行ってこようかと。
北鎌倉は25日に行きましょう。
今年の梅は目覚めが遅いようですから、それくらいが満開ではないかと期待しています。
そんな事を話していたら上の娘は一緒に鎌倉に行くと。
今度三年生だから天神様にも行ってこようかな。
バイクの走り始めは3月に入ってからになりそうです。
昼ごはんを食べに海沿いを走りましょうか。