鉄分の濃いカレー ナイアガラ [カレー(Curry)]
用事済ませた帰り道、東横線は祐天寺で途中下車します。
初めて行く店、ちゃんと辿り着くか不安でしたが・・・そんな不安は不用でした。
遠くからでもその一画は独特の雰囲気があり、ある種の人達には強い引力を感じさせます。
しかもそれはブラックホール並み。
ほっておいても足が勝手に向かってゆきます。(笑)
それもそのはず、面白そうなものが所狭しと飾ってあるのですから。
自分の中の忘れていた男の子の本能(男の本能ではなく)が呼び起こされてゆくのがわかります。
ちょっと店の外側を楽しんでみましょう。
何の店だか一瞬わからなくなりますが・・・
ショーケースでカレー屋さんである事を思い出します。
無かったら何の店だかわかりません。
それ程までに外からの見た目は濃いです。
エッグカレーにしてみました。
さぁ、中に入ってみましょう。
うわぁ~、中も濃いですねー
大きな時計が目を引きます。
思わず唸ってしまうようなアイテムがいっぱい
とりあえずBOXシートに腰をおろします。
ん?列車が走っています。
どうやらこれでカレーが運ばれてくるようです。
BOX席にある灰皿が懐かしい!(店内禁煙です)
見飽きません。
他にお客さんがいなかったら一つ一つじっくり見てみたいですね。
トイレの看板が渋すぎです。
何処をどう撮ったら良いのか判らなくなるほどアイテムが溢れていて、昔男の子だったお父さん達が喜びそう。
あの照明、木床の客車の天井に付いていましたね。
その客車、日よけも木製だったなぁ。
扇風機も良い味です。
展示にまとまりはありません。
夢の中にいるみたいな不思議な感覚。
感激しながら周りをキョロキョロしていたら食券を受け取りに
この時、辛さを聞かれます。
特急にしておきました。
鈍行は1歳でもOKな甘口だそう。
親子連れも多いでしょうね、きっと。
カレーを待つ間、ふと足元を見ると・・・
おぉ!懐かしい。
こんなヒーターありましたね。
自分が座るBOX席の懐かしい座席。
そうそう、昔は座席は木製だったなぁ。でも自分が知るのは背もたれが全て木製の座席ではありませんでしたが。
子供の時過ごしていた場所は都会をリタイアした列車が走っていました。
ですからカラーリングはまちまち。
客車も多種あって座席もモダンなのからレトロ調まで、今思えば楽しい環境でした。
注文したカレーが運ばれてきました。
バックで牽引です。
停車。受け取ります。
男の子連れてきたら狂喜ものでしょうね。
ウチは娘だけなので残念。
今度甥っ子連れてこようかな。
カレーは日本風カレー
テーブルに置いてある真っ赤な福神漬けが良く似合うカレーです。
軽やかに香るタイプではなく重さを感じるカレー。
昔からの日本のカレー、日式珈竰なのです。
食べていると駅長さん(ご主人)が切符を持ってきてくれました。
何と昔ながらの硬い切符です。
切符と一緒に乗客ノートと写真も。
ノートを読みながらしばしまったり。
あっ、座席に番号があったんだ。
小物を見つけるのが楽しいです。
帰り際、駅長さんから是非動輪を観ていってと
なんでも毎日磨いているとか。
そんなお宝物、是非拝見させていただきましょう。
店から少し離れた場所に動輪はあります。
住宅地にポツンと動輪が・・・不思議な風景。
ちょっと興奮の晩御飯でした(笑)
この路線は最終が早いので乗り遅れないよう注意が必要です。
そして月曜日と木曜日は運休のようです。
カレーステーション ナイアガラ
〒153-0052
東京都目黒区祐天寺2-1-5 高坂ビル
TEL:03-3710-7367
FAX:03-3713-2602