初詣のあと奥さんの実家へ [日常のなかで(Diary)]
一日の朝、お雑煮で新年を祝います。
我が家の雑煮は東海地区仕様の地味なお雑煮です。
写真とっておみせする程の内容ではありません。
汁はダシ汁(カツオダシ)に塩と醤油で味付けするだけ。
具は小松菜とカマボコのみ。
大きめの四角い餅を茹で、柔らかくなったら器によそって汁をかけます。
カマボコと小松菜を乗せれば完成。
昔は、こんな地味なお雑煮が嫌でした。東海地区を離れてからは色々な雑煮を模索してみました。
しかし・・・結局これに戻ってきました。
慣れ親しんだ味は最強なのですね。育った味が一番落ちつきます。
朝ご飯の後は初詣に。
我が家は神田明神に毎年行きます。
R1を使って行きますが、途中見える東京タワーがいい雰囲気。
三田の慶応の交差点を曲がると東京タワーが視界に飛び込んできます。
塔の天辺、アンテナ(避雷針?)が微妙に曲がっています。
昨年の震災で曲がったものです。
東京タワーはスカイツリーより美しいと思いますね。
スカイツリーはまるで一本の棒。
でも東京タワーは裾から立ち上がる曲線が美しさを感じます。
それに下側がしっかりと太いので安定感がありますから見ていて落ちつきます。
スカイツリーは何か落ちつきません。
そして色も。
無機質と感じる灰色より紅白がめでたい(?)のです(笑)
車を停め、境内に向います。
混雑が嫌いなので朝10時と、比較的谷間の時間を狙って行くのですが・・・
結構な行列です。
ちょっと目が座った狛犬さん、お屠蘇の飲み過ぎでしょうか。
お守りと破魔矢、お札を納め、新しい物を購入します。
奥さんの好物の葛餅。
神田明神に来ると何時も買います。
初詣から戻ったらお茶にしましょう。
正月は和菓子ですね。
近所の和菓子屋さんの煉りきりです。そして神田明神で買った葛餅も。
折角の和菓子です抹茶をたてましょう。
といっても自分が適当に点てている抹茶です。味の保証はありません(笑)
まぁ、それでも抹茶の香りは味わえますから。
下の娘の選んだのは”辰”
自分は”梅”
上の娘は鯛。
奥さんは”亀”
横浜市港北区大倉山1-2-8
045-531-0407
9:00〜20:00
次は地元の神社に初詣
師岡の熊野神社です。
混雑を避ける為に二日の早朝に、散歩がてら出掛けます。
年末からの食生活で胃袋は崩壊寸前、早朝の散歩で少しでもすっきりさせようと。
心臓破りの石段を登って・・・
朝早いので空いていました。
散歩で多少身体は軽くなりましたが、でも胃は重いまま。
お参りの後は川口の奥さんの実家に向いました。
さすがに正月は下道が空いています。
綱島街道から山手通りに入って、戸田橋を抜けて川口に向かうコースですが、何と1時間です。
しかし、山手通りの渋谷付近から新宿付近の間(松見坂から中野坂上の間かな)は何時まで工事をしているのでしょう。工事中でない状態を知りません。
工事中でなかった時の記憶は20年前位かなぁ・・・・(笑)
ガタガタの路面とクネクネした道、うねったコーナーでジェットコースターのよう。
助手席の下の娘が車酔いするのは当然、何せ、運転しているドライバーまでが気持ち悪くなりますから。
こんな状況でも奥さんは後ろでイビキです。何というド太い神経、鋼の無神経です。
上の娘は・・・なんと、こんな状況でも本を読んでいます。
普通の路面でも本を読んでいると酔いやすいのに、こんな状況でも酔わないのか!
一体どんな三半規管を持っているんだ!
彼女は乗り物酔いをした事がありません。
奥さんの実家でまったりと・・・
代りばえのしない正月のTV番組が映し出される画面を眺めながら、とりとめの無い会話で時間を過ごします。
長閑で平和な時間の流れ。
正月の時間の流れは独特なものがありますね。
夕刻、上の娘がどうしても焼き肉が食べたいと言い張ります。
そういえば我が家で焼き肉なんか一年ぶり。
実は自分が焼き肉が好きではないので家族で焼肉屋にいく事は滅多にありません。
大きい肉を自分で切り刻みながら食べるのは好きなのですが、焼き肉のように一切れになっている肉を焼いて食べるのは何故か好きでないようです。
それにカルビが苦手・・・肉の白い所は嫌いです。霜降っていたら最悪、白い部分を切り離す事が不可能ですから。(笑)
肉は脂の無い、固くしっかりした部位が好きなのです。
顎が悲鳴をあげるくらいの、肉を喰っているんだぁ〜感がたっぷりの肉。
左手に握ったフォークで力いっぱい押さえつけ、右手に全身の力をこめて肉を切り、奥歯でしっかり咀嚼するようなのが良いですね。
ようは安い肉が好きって事かなぁ(笑)
たまには良いかと、奥さんの実家の近所にあるリーズナブルな焼き肉屋さんに行く事に。
育ち盛りの肉肉星人対策にはこの手のお店が一番。
大皿の盛り合わせを2種類頼んで好きなだけ食え〜って感じで(笑)
大人は胃が重いので正直言って食べたくないぐらい。お茶漬けでいいんだけどなぁ〜
そんな感じですから、これだけあれば十分でしょう。
この店、食べ放題を3150円(だったかな?)やっています。
我が家の肉肉星人は女の子。流石に食べる量は大した事ありません。
食べ放題より普通に頼んだ方が確実にリーズナブル。
男の子だったら無条件で食べ放題コースなのでしょうね。
育ち盛りの男の子のガツガツ食べる姿は見ていて気持ち良いだろうなぁ。
炭火が来てスタンバイOK
さぁさぁ、焼きましょう
一気に焼きます。
もう少しスローペースで焼けば良いのでしょうが、根がせっかち。
網に空きスペースがあるのが許せません。
どんどん乗せて行きます。
そのうちに”自分で焼くからもういい”と拒絶されました(泣)
ユッケジャンスープ。
この辛いスープが疲れた胃にカツを入れてくれます。
身体がスッキリしました。
思わず御飯を入れてユッケジャンクッパに。
最初っからユッケジャンクッパを頼めば良かったかな・・・(笑)
おみくじマシンと呼び鈴。
一流の店には絶対にないこれらのアイテムですが、この場末感が妙に落ちつきます。
このおみくじマシン、コイン入れる人いるのかな?
お腹がいっぱいになったらデザートですね。
ユッケジャンクッパで胃がすっきりしましたので迷う事無くデザートを頼みます。
下の娘はオレンジシャーベット、350円。
以前来たときより器がグレードダウンしていました。
以前は足付きの硝子の器でした。
大きさも少し小ぶりになっていると下の娘が言います。
大きくグレードダウンしていたチョコパフェ。
以前はクレープで巻いたフルーツや、その他細かい細工がありましたが今回は・・・・何じゃこりゃ状態(悲)
480円ですが、この内容なら適正価格は350円ですね。
アイス石焼ブリュレ、480円。
石焼の器に乗った暖かなプリンに冷たいアイスが添えられます。
注意深くアイスをプリンの上に乗せます。
失敗してプリンから落っことすと大変です。
アイスが一気に溶けてしまいますから。
暖かなプリンは、暖かさ故にぼやけた甘味を感じます。
スッキリと締まった甘味ではなく、眠そうな甘さ。
アイスを混ぜて冷たい甘さと暖かな甘さの対比を楽しみます。
プリンの上のパリットしたカラメルのほろ苦い甘さが良いアクセント。
美味しいですが、やはりプリンは冷たいのが良いなぁ・・・・