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シンガポール滞在記9 迷い込んだアラブ・ストリート [海外出張記(Singapore)]

平日のウォーキングとは別に休日にもしっかりと歩いています。
休日の目標歩数は35000歩になります。一旦歩きだすと止まらなくて・・・・(笑)

ウォーキングの時に感じるのはこの国のドライバーのマナーの悪さです。
割り込みや信号無視状態の変わり際の突っ込み。左折時に歩行者がいようと構わず突っ込んできます。一般車ならともかく路線バスだって遠慮しません。
日本の首都圏でこんな運転をしていたら一日に十回はぶつかる事は確実です。車の走行台数が制限され、過度な混雑がないから互いに遠慮とか譲るとかいった感覚が無いのでしょうね。
こっちも意地(笑)になってギリギリのところまで粘っていますが、左折車に5センチ手前で走り抜けられた事も(汗)

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そんな危ない運転の車を横目に見ながら道路沿いにウォーキングです。
運河沿いは歩行者専用道ですから安全ですが、いくら景色が良いとは言っても何時もベイサイドばかりでは面白くありませんので時々は別の道を歩きます。
F1グランプリの公道コースを歩いたり、出勤途中のタクシーから見かけた場所まで歩いたりと歩く場所には困りません。
 

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ただ、いつも地図を持ち歩いてはいませんのて時々迷い彷徨う事に。

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でも、それが楽しいのです。見知らぬ出張先の小さな冒険。この歳になってもワクワクします。

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この日も良い雰囲気の窓や裏路地を求め彷徨ううちに道がわからなくなりました。

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でも、良い雰囲気の街並みを見つけ街並みに沿って歩いて行くと・・・・

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チャイナタウンやリトル・インデァとはまた違った雰囲気の窓に出会いました。

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似ているようでも何処か雰囲気に違いがあります。

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でも、この絵はチャイナ風ですね。建物の雰囲気はチャイナっぽくないですが。

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良い雰囲気の窓を一つ一つ眺め、楽しみます。

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バイクの駐車場が恵まれている国ですから当然車の停める場所もしっかりあります。
都市計画がちゃんとしているのでしょうね。
何と素晴らしい行政でしょう。それに比べ某国は・・・・(泣)

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この界隈で一番気にいった窓です。

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角を曲がると・・・・

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こっこれは・・・サルタンモスクでは!

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どうやら偶然にも行きたいと思っていたアラブ・ストリートに辿り着いてしまったようです。

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そこに住む民族ごとに雰囲気が異なる街。
ちょっと歩いただけでいろいろな国に旅行に行かれます。
なかなか面白い国ですね。

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モスクなんて、この国に来て初めて見ました。
この形と色、幼いころに読んだ絵本に描いてあった建物のよう。
たしかアラブが舞台の物語りだったなぁ・・・・
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題名は忘れましたが、絵本の記憶がモスクを懐かしく感じさせます。

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主人公と宿敵がモスクの屋根の上で剣を交えていそう・・・・

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そして美しい姫様の影が窓からちらりと見えた気が。

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絵本の主人公が頭の中を飛び回り、シャッターカウンターが止まりません(笑)

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幼いころ、そのままの興奮。
あのころ描いた夢、想像した世界、いろいろな事が思い出されます。
無限の想像の中に浸れた時代・・・

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一番浸れるのは夜。布団に潜り込んで眼をあけると闇のなか。
闇の中は物語の続きを描くのに最適な場所、誰にも邪魔されず続きを想いめぐらして、
いつの間にか舞台は夢の中に・・・

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不思議な事に、この夢は続きが見られました。
何話続いたでしょうか、いつの間にか見られなくなってしまいましたが。 

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そういえば、まだ姫様を救い出していなかった気が・・・・(汗)

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サルタンモスク、少しの部分ですが内部も見学できました。
当然、祈りの場所には入られませんので外側から覗くだけです。
礼拝堂は厳かな空気に満ちていて、思わず神妙な気分に。
この中央の窪みがメッカの方向を示すミフラーブなのでしょうか。

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再び外に出ると・・・おや、まだ闘いは続いています。
何時までも永遠に終わることのない闘いとそれを見つめる姫君の姿。

実は絵本の中の結末を忘れてしまいました。
そして自分の夢の中でも未完のまま。
終わりのない物語り・・・

だから何時までも同じシーンの繰り返しが頭の中で繰り広げられています。
終わらない物語りをそのままそっと置いて再び記憶の奥に帰しましょう。

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もう少し先まで探索してみたいので一旦離れます。
でも、夜のモスクの雰囲気が気になりますから夜に又来てみましょう。
ベリーダンスなんかやって・・・いないよなぁ、やっぱり(笑)

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帰り際に見つけた素敵な裏路地。アラブ・ストリートの裏路地も良い雰囲気ですね。

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かなり遅くなりましたが昼ごはんを求めて、適当にありそうな場所に。ちょっと綺麗めの建物に入ってみました。

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ここはいいや。ウチの近所にもあるし(笑)。

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綺麗なフードコートはハズレは無いですが、無難な味です。
特徴的な強いスパイスや、癖のある味付けは期待できません。
どちらかというと癖を味わいたいのですが、癖のある店は衛生面で心配とアドバイスをもらったばかりなので自粛です(笑)

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どれにしようか迷いましたが・・・

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鶏手羽に決めました。 

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炭火で焼かれた鶏が美味しそうだったから・・・
それに、この国の焼き鶏がどんなスパイスを使っているのかの知りたいのもあって。

 

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S$4.50ですから295円ぐらいですね。やはり安い・・・

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パリッと焼かれた皮とジューシーな肉、美味しい手羽です。
味付けは無難な感じの軽めのスパイス、もうひと癖欲しい感じがします。
カウンターに置いてあったチリをかけて食べました。体中から汗が噴き出すくらいのスパイシーさが鶏を美味しくしてくれました。でも、やはり無難な味わい。
もっと癖がある味を楽しみたいですね。
やはり商業ビル内の綺麗過ぎるフードコートより団地の一階にあるフードコートの方が味わい深いです。
店は汚いけれど・・・

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AKIHABARAねぇ・・・何かイメージが違う気が(笑)

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ホテルへの戻り道に見かけた自転車のサイドカー

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このハンドルバーの高さといい、座席の後ろの背もたれといい・・・・真夜中に走っていそう(笑)

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そして陽が沈み、空からヒタヒタと夜が迫ってくる頃、モスクの夜景を見るために出かけます。

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おぉ、チャリンコサイドカーの族かぁ???

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団体さん御一行が借り切ったチャリンコサイドカータクシーの群れでした。マセラッティとチャリンコサイドカー・・・・不思議な絵柄です。

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夜のモスク、控えめながらもライトアップされています。

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通りは絨毯屋さんがたくさんありました。
いろいろな言葉で声を掛けられます。
さすが公用語が四つもある国、語学堪能です。
最後の一軒は日本語も出てきました。
でも・・・絨毯なんてそんな大きいものはお土産にできません。

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空が飛べる絨毯があったら欲しいですね。
それとクシャミをすると魔法使いが出てくる壺とか(笑)

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夜の窓も不思議な雰囲気。本当に魔法使いでも住んでいそう。

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残念ながらベリーダンスを連想するような雰囲気はありませんでした。
やはり寺院前ですから、そんな雰囲気があるわけないですよね。
どこかの店の中ではやっているのでしょうけど。

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正面は綺麗にライトアップされていました。
とても良い雰囲気です。

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読経でしょうか、不思議な旋律が聞こえます。
お祈りの時間なのでしょうね。

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お祈りの旋律に揺さぶられます。
何とも不思議な心持ち。
絨毯に乗ってふわっと浮かび上がったような気分。

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昔見た夢の中に入り込んだような気持ち、懐かしいような不思議な感覚。

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見飽きませんが、もう帰りましょう。
お腹も減ったし途中で晩御飯です。
この界隈の店は店内が全て暗く、自分にとっては食事の気分ではありません。
自分は暗い所で食事をするのは好きではないのです。
料理を目でも楽しみたいから。

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ビクトリア通り沿いにあるフードコート、24h営業のようです。

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いかにも地元民御用達といった趣に新たなる発見を期待してしまいます。

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時間的にも重いのは避けたいですから麺類コーナーに。

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伊麺という名の麺、どんなものか気になりました。気になったら注文です。S$3.50(230円)

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これが伊麺。お気に入りの辛いトッピングも忘れずにレンゲに注いでおきます。

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麺が茶色いです。皿うどんの麺のような色です。
食べてみると香ばしくてとても美味しい麺。
揚げた麺をさらに茹でているようです。
調べたところ、卵だけで練った麺を伊麺というそうです。
色は黄色で、茹であげをそのまま使うか、さらに揚げて食べるそうです。

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スープは鶏の味が良く出ていて淡泊ながらコクがあって良い感じです。
体にも優しい感じの汁で、酒を飲んだ後に〆で食べるに良い感じ。
小魚の干したものを揚げたのが入っていますが、これがまた良い味がでて美味しいのです。
半分程食べ進んでからレンゲに注いだ辛味を入れ楽しみました。
この辛味、ただ単に辛いだけでなくスパイスの香りが良い感じに鼻を刺激して・・・・癖になりました。
手放せません。毎回使ってしまいます(笑)

 


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