シンガポール滞在記5 ローカルフードを楽しもうW2 [海外出張記(Singapore)]
シンガポールも2週目、この週の食は・・・
ホテルの朝ごはんは飽きました。いまや好きなものだけを食べる作戦。つまり毎日がこの内容です。サラダは葉物とトマト、ピクルス類(これが美味しい)。別皿にフルーツ類が山盛り。(写真を撮った日はスイカが無かったので隙間が・・・いつもは白い部分にスイカが盛ってあります。 メイン皿は鶏のウインナー、鳥のハム(ウインナーとハムが美味しい)、大好きなチーズ2種に胡桃入りのハードパン。そして渋滞予防にヨーグルト。
実はヨーグルトで渋滞は解消されました。これに山盛りスイカで水分と食餅繊維を加えると深夜の首都高環状線です。ぐる、ぐるぐるーっと。良い特効薬を見つけました。(笑)
とある日、昔長期出張でシンガポールに来た事のある同僚からメールが来ました。どう?と問うので フードコートで食べ歩いていると返しました。すると、彼はフードコートが苦手だったと言います。理由は衛生面でちょっと気になって、と。
確かに、衛生面は日本の基準で考えると心配な感じですよね。でも何故か気になりません。たとえば皿に汚れが多少あっても避けりゃいいのです。虫が来たら追い払えばいい・・・・まるで現地人。自分の環境適応能力は高いようです。(笑)これなら、どこでも暮らせそう。
あっ、駄目でした。唯一馴染めないものが。それはトイレです。シンガポールが、と言うより日本以外の国はダメなのです。ウォシュレットが無いトイレは苦痛なのです。だから海外旅行やが嫌いに。(笑)
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月曜日の昼はいつもの場所、オフィスそばのショッピングセンターのフードコート。
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お店の方はインド系の方でした。選んだ具をバナナの葉っぱの上に盛ってくれます。
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チキンカレーw野菜フライでs$4.00です。(260円ですね。 )
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なかなかスパイスが効いています。肉もホロホロ崩れるくらい柔らかで美味しいですが、ご飯が多いですね。カレーと一緒ならこの米も食べられるのですが、ご飯だけ残ってしまったらどうしようもありません。ご飯だけで食べると不味い美味しくないですから残すしかありません。
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ブロッコリーがカレーの衣で揚げてあります。これもスパイスが効いて美味しいです。カレー系に外れは無いようです。尤も自分がカレー好きなだけかも・・・
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野菜不足を補うためフルーツを買って帰りました。フィリピン産のドラゴンフルーツ、中国産の梨類、 そしてマレーシア産のバナナ。梨は皮が妙に硬いです。日本産の方が瑞々しくて皮も柔らか。日本産のフルーツはこの店には売っていませんでしたが、ホテル近所にある(ちょっと高級っぽい)店には青森産ふじ、和歌山産ミカン等が高い価格で売っていました。
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ナイフを買うのも何なので、手で皮がむける物か、皮ごと食べられるものしか買えません。さっそくドラゴンフルーツを一気食い。これは三個で s$1.80(100円位です)でした。南国で食べる南国フルーツは美味しいですね、やっぱり。
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火曜日も同じ場所。今度は・・・
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干X麺。(Xの部分の感じが読めませんでした。見たことも無い形です。英語表記だと単にドライヌードル となっていて読み方を表していませんでした)価格はs$3.50なので230円ですね。
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茹でた麺に濃い目の汁をかけた感じ。 椎茸とひき肉、青梗菜が入っています。椎茸が濃いめのタレに絡んで美味しいです。特筆ものがイリコの揚げたもの。良い味がでています。この味と椎茸が作り出す味ですから日本人に合わない訳が無いです。
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おや、何かある。麺の下に隠れていたのはソーセージと魚のすり身のボール。このすり身が弾力たっぷりで美味しいです。値段の割には魚の味がします。タレは甘めで重い感じがしますが、例の辛いものを二粒投入すると途端さわやかな味になります。鼻を突きぬけるスパイスも良い感じで一気に食べ進みます。
スープは主張が強いタイプではないので毎日でも飽きずに飲めそう。味や香りに違和感はありませんでした。
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この日のおやつはこれ。カラフルな色に惹かれました。 ラピス・サグ
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質感から外郎のような感じかなと想像付きます。
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外郎のミルフィーユ状態(笑)。食べてみたらやはり外郎。名古屋のものより甘味が無いです。色によって味と香りが違うようですが、これみたいに多種を一つに重ねると・・・・何の香りなのかよく判りません(笑)
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外郎ともち米の二層のものもありました。
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水曜日、やはりここ・・・・何気に便利な場所にあって品種(ブース)も多いから。
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今日は焼鴨麺。字が判り易かったので頼みました。S$3.80ですから250円位ですね。
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甘いタレで焼いた鴨が美味しいです。麺のたれも味は同じで甘い感じがします。この状態だと不味くは無いですが、美味しさも感じません。やはりアレが要ります。スープの下に置いた小皿にあるもの。これを二粒のみ入れます。二粒だけですよ、二粒。三粒入れたら飛びあがっちゃいますから。
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麺は極細、麺系はどれも美味しいなぁ・・・と思いながらふと気付きました。例のアレが美味しいのだと。辛いだけではなくスパイスの良い香りが後味に残って後を引きます。
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この日はこれ。プルッ・インティ
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色鮮やかなプルッ・インティの正体は、バタフライ・ピーというマメ科の花です。もち米にブラウンシュガーのココナッツフレークを添えてあります。これが・・・・凄く美味しい。ココナッツの甘い香りと深い甘さにもち米のむっちり感が良く合います。ココナツ餡ともち米と考えればオハギの親戚、好きになるわけです。
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止まりません。気にいった食べ方は(勝手に気にいっただけで無作法な食べ方と思われます)まず、ココナッツの山の頂上を前歯でカリカリして半分程楽しみます。そしてその後もち米と一緒に食べるのです。これはリピ確定です。
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木曜日は背骨麺。汁蕎麦というには汁がこってりです。この系統の汁には欠かせないのは例のもの。ちゃんと用意しておきます。値段はs$4.00(260円)
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柔らかでプルプル、軟骨が凄く美味しかったです。実は肉より軟骨が好きだったりします(笑)
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一緒に入っている椎茸が肉厚で食べ応えがありました。味はやはり甘め。デフォだと甘すぎるので例のものを二粒入れ、スパイスの香りでさわやかに頂きます。
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今日の甘味はクイ・コシ。濡れた大福の様な外観です。
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饅頭?
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割ったらココナッツ餡。ココナッツの大福ですね。
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何やら黒い汚れが付いた餅も。日本だったらクレーム、返品ものですね。でもこの国にいると気にならなかったりして・・・(笑)
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金曜日、今日は別の場所で。オフィスから少し歩いて洗濯物の万国旗が並ぶ団地・・・この干し方は日本では見かけませんね。この干し方に異国の雰囲気を感じます。(笑)
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この団地の1Fにあるフードコート。
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フライドチキンwチャーハン。名前の通り炒飯とフライドチキン、それに目玉焼き。目玉焼きは根性でガチガチに焼いてあります。フライドチキンはアジアっぽいスパイスが良い香り、炒飯は・・・・何故か美味しかったです。この米の炒飯で美味しいと思ったのは初めて。ひょっとしたら、慣れてきた???
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今日はアンクー・クエ
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バナナリーフの上に乗せられたアンクー・クエは、薄い餅の中に、緑豆の餡が。
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緑豆の素朴な香りが口いっぱいに広がります。
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そうそう、旧暦のシンガポールは週末から正月です。買い物に行ったらレジ袋に入れてくれたこの袋、この国のポチ袋ですね。来年、使ってみましょう。
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おいおい、そんなのに火を点けたら・・・・日本だったらお尻が真っ赤になる程怒られます。
あっ、自分は今年は二回も正月が迎えられるんだ!