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今年のこどもの日ケーキは鯉のぼりパイで [スイーツを作ろう(making sweets)]

さて5月
5月といえば端午の節句
鎧兜飾りなどの五月人形や鯉のぼりを飾って季節を感じたいところですが、ウチは娘だけですから五月人形や鯉のぼりはありません
じゃぁケーキで季節を楽しもうと、鯉のぼりケーキや兜ケーキを作っていました
此処数年兜ケーキが続いたので今年は鯉のぼりを作ります 


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どんな鯉のぼりを作るか
ジェノワーズ、ビスキュイ、パイ、タルト・・・・
いろいろ考えた結論はパイ
形を作りやすいからね^^;


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ただ問題は気温
このGWは気温がちょっと高め
気温が高いとパイ生地が直ぐにダレてしまいます
ちょっとどうかな?と思うような気温でしたが勢いでやっちゃいます 
挟むのはイチゴ、クリームはクレーム・シャンティイ、クレーム・パテシエール、クレーム・ディプロマットの3種を使って


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鯉のぼりパイを作り始めましたが、どこでどうしちゃったのか途中から鯉のぼりミルフィーユな雰囲気に
でもミルフィーユにしてはパイ生地が厚いしパイも三層になってはいません
来年はちゃんと薄焼き三層の鯉のぼりミルフィーユにしたいな  


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さて、作る前に作業台をしっかり冷やしておきまそう
少しでもダレないようにしないとね  


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氷水を入れたバッドを作業台に置いてしっかり冷却    


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まず最初に作るのはパイ生地、フィユタージュ
フィユタージュには製法の違いによりフィユタージュ・オルディネール、フイユタージュ・アンヴェルセ、フィユタージュ・ラピッドとありますが、今回はラピッドで
用意した材料は、薄力粉(バイオレット)を100g、強力粉(カメリヤ)を100g、1.5~2cm角にカットした無塩バターを180g、塩を1g、冷水を100g
それらを冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます(バターは冷凍庫でガチガチに)
  

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材料が冷えたら作業開始
まずは薄力粉100gと強力粉100gをあわせ、三度ほど篩っておきます 

 

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作業台の上に篩っておいた薄力粉+強力粉を篩い盛ます
その上にキンキンに硬くなったバター180gを置いて
 

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中央を窪ませて塩水を注ぎます
 

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山の窪みから溢れないように・・・ 


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カード二枚を使ってざっくり混ぜます
バターを潰さないように注意しながら 

 

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粉っぽさがちょっと残る程度にざっくり混ぜ合わせたら
カードで半分にカット  
それらを重ねて   


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上から手のひらで押さえます
最初はバターを少し押しつぶす感じで  
それを再び二つにカット 


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それを重ねて上から手のひらで押さえて・・・を繰り返します    


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持ち上げても折れないぐらいになればOK 


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しっかりラップ、密封したら冷蔵庫で1時間寝かせます  


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1時間後
作業台に打ち粉を打って生地を置きます

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麺棒を押し当てて2cmの厚さにします 


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裏返して向きを90℃変え、麺棒を押し当てて1cmの厚さに 
 

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生地を三つ折りにして 


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畳んで  


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麺棒を押し当てて2cmの厚さにします   


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裏返して向きを90℃変え、麺棒を押し当てて1cmの厚さに ・・・
と、4回工程を繰り返して 


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畳んで  


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ラップしてまた冷蔵庫で1時間寝かせます  


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その1時間後
同じように工程を繰り返します  


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延し、畳みと4回繰り返します  
流石に室温が高過ぎるようで生地がダレた感じ


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畳んでラップをしたら又冷蔵庫で1時間寝かせます  


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そして1時間後
生地を適度なサイズに延して、鯉のぼりの形にカットします
予定では幅は5cmでした  


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その幅でカットしたつもりでしたが間違った><
作業台のマス、ひとマス5cmと思い込みましたが実際は4cm
カットしてしまいましたから仕方ありません
このまま作業継続
予定より細長くなってしまい、それでなんとなくミルフィーユぽくなってしまいます^^;  


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とりあえず鯉のぼりを作ります
上に被せるパイには鯉のぼり細工
下側のパイはクリームをしっかり詰め込めるよう縁を重ね深さを作ります 
そしてそれぞれにピケを打ったら 


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バットごとラップをして1時間ほど冷蔵庫で寝かせます  


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その間、クレーム・パテシエールを作ります
用意したのは卵黄を6個、牛乳を500cc、グラニュー糖を150g、コーンスターチを25g、薄力粉(バイオレット)を25g、無塩バターを20g、それにバニラオイルとバニラエッセンス、そしてキルシュ
まずは薄力粉25gとコーンスターチ25gを合わせ、篩います  


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鍋に牛乳500ccを入れ、そこにグラニュー糖の半量を投入
中火に置いて沸騰寸前まで温めグラニュー糖を煮溶かします
   

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ボールに卵黄6個と残りのグラニュー糖を入れ、ホイッパーでよく混ぜ    


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白もったりするまで混ぜたら  


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篩っておいた薄力粉+コーンスターチを篩入れます  


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ホイッパーで混ぜて、よく混ざったら  


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半量のグラニュー糖を煮溶かした牛乳を少しづつ加えながら混ぜます  


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濾します
三度程濾したら  


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鍋に入れ、中火に置きます
ヘラで絶えず混ぜ、ヘラに抵抗が出てきたらホイッパーに持ち替えて混ぜて
コシが折れる感じになった頃合いで火を止めます
 

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無塩バター20gを投入、混ぜたらバニラオイルも適量入れ混ぜます  


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氷水に浮かべたバッドに流し入れます
そして表面にラップしてその上に保冷剤を置いてW冷却〜  
このまま冷えるまで放置 
  

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 オーブンを200℃に余熱
下側のパイに錘を乗せ、オーブンの余熱完了したら190℃に設定して30分焼きます 


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途中、15分で取り出して錘を除去 


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鯉のぼり側の生地に粉砂糖を篩って更に15分焼きます  


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焼き上がり  


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生地が冷えたら次の作業に移ります
冷えたクレーム・パテシエールを裏ごしして  


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バニラエッセンスを加え  


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キルシュを適量加え混ぜ好みのゆるさへ  


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それを下側のパイに詰めます (残ったクレーム・パテシエールは後でクレーム・ディプロマットにします) 


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その上にイチゴを並べて・・・・細長い形にこのイチゴの並べ方、ますますミルフィーユぽくなってきた^^;  


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クレーム・シャンティイを作ります
用意したのは乳脂肪47%の生クリームを200cc、グラニュー糖を20g、それにキルシュを適量  


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それらを氷水に浮かべたボールに入れ、ホイップ
出来上がったクリームの適量を丸口金をつけた絞り袋に詰めて  


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イチゴの間に充填 


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残りのクレーム・シャンティイに残しておいたクレーム・パテシエールを混ぜクレーム・ディプロマットを作ったらパイのイチゴの上に詰めます 


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その上に鯉のぼりを被せると


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横からはこんな感じ ^^; 


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仕上げにナパージュ
アプリコットジャムを鍋に入れ、少量の水と共に火にかけ煮溶かします  


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それをパイ表面に塗って艶出し  


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こんな感じに  


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ではカット
鯉のぼりを切り身にします  


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アールグレイを合わせました  


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ミルフィーユではないですがミルフィーユっぽく寝かせて食べてみます
やっぱり室温が高かったなぁ
製造過程で生地がだれてしまった悪影響がわかります 
秋冬の気温が低い時に作ったパイに比べサクサク感がちょっと違う 

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来月は下の娘の誕生日

下の娘からLINEで画像がいっぱい到着

見ると黄色いフルーツを使ったケーキ

黄色が大好きな下の娘のリクエストのようです

そのなかで一番好みな感じなのが

オレンジクランプルタルト

来月のケーキはオレンジのタルトに決定^^


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