ふわふわで蕩ける鰻、でもタレが好みと違う 熊谷・石原 大正亭 [鰻(鳗鱼 eel)]
この日は熊谷に出張
どうにも体が怠くて仕方ありません
時々咳き込むし、体力も低下しているのでしょうか
そんな時は鰻でパワーアップ
客先での仕事が午前中で終わった日、鰻を求めて熊谷駅方面に車を走らせました
向かった先は大正亭
駐車場は何処だろう?
お店から離れたところに大正亭の駐車場らしき場所がありましたが、ランチタイムには遅い時間です
お店の前に行っても停められるだろうと甘く考えていたのですが・・・
大通りからお店の前の道にはいるとこれがめちゃ細い道、しかもお店の建屋の駐車場は満車です
仕方なく道を突っ切って角を曲がり、先程みつけた駐車場まで戻ろうとするのですが、道がこの先更に幅が狭くなってレンタカーのカローラの幅でいっぱいいっぱい、角を曲がるときに擦りそう
こりゃダメだ、バックで大通りに戻りましょう
細い道をバック、目が悪いと雨の日は遠近感が無いんだよね、かと言ってメガネかけると画像が歪むからかえって怖いし
なんじゃこの道、軽トラ専用かよ!とブツブツ言いながらバックしているとお店の方が出てきて入口の前に停めていいですよと
よかった、雨だから離れた場所に駐車したくないんだよね
入店
入口横には生簀
生簀にはうなちゃん♡
元気に跳ねまくっています
うなちゃんの近くの席に陣取りました
柱時計がいいね〜
お茶は緑茶、ちょいと薄め
おしぼりが布なのはいいですね
周りに誰もいないととついついやっちゃうオヤジ拭き^^;
熱々の布おしぼりを顔につけると気持ちいいんだよね
特に目が気持ちいい(かなり疲れ目なんだなぁ)
品書きを確認します
鰻だけじゃなくカツ丼やカレーまであります
文字だけだと味気ないと思う人には
イラスト付きも
写真じゃなくイラストというところがいいね
上鰻重は二尾乗ってるんだ、豪勢だなぁ
じゃぁこれに・・・・えっ?、ちょっと待った
ここの鰻重は鰻重じゃ無いんだ
蒲焼とご飯が別々だなんて蒲焼定食じゃん
やはりタレご飯で食べたいよね
となると・・・鰻丼、鰻丼はタレご飯の上に鰻が載っているそう
でもここの鰻丼は丼ではなく重なのです
これって鰻重じゃ?????
まぁよく分からないけれど上鰻丼をオーダーしました
イラストだと重に盛られたご飯が鰻の隙間から見えています
鰻重(ここでは鰻丼だそうですが)でご飯が見えるのは自分は好きじゃ無い
(丼の場合は丸ですからご飯が見えてしまうのは仕方ないですが)
上鰻丼の着丼
蓋をOPEN!
おぉ、ご飯が見えていない
品書き逆詐欺〜♪
尾っぽが入りきらなくて畳まれているのがいいね^^
吸い物は肝吸い
やはり鰻重(丼)を食べる時は肝吸いが欲しいですね
まずは肝吸いで口を湿らせます
三つ葉のいい香り
すーっと喉を通ってゆきます
ただ塩気はちょっと強め
香の物
奈良漬が欲しいなぁ
重にびっしりと詰まった鰻
表面の焦げは少なく、食欲をそそります
タレの色はやや濃いめ
テカリもやや強めな感じ
焦げやすい尾っぽ側の皮面も焦げがほとんどありません
身を返すときに感じたのですが、凄くふわふわで柔らか
崩さないように返すのが大変でした
蒸しは強めでしょうか
こんなにもふわふわで柔らかですと焼く時の取り扱いは難しいでしょうね
ではいただきます
箸で千切った一切れを口の中へ
口に含んだ瞬間からふわふわ柔らかな食感、蕩けるよう
ただパリッと感はありません
炭火焼の香りも僅かに感じる程度
もうちょっとパリッと感があった方がいいな
ふわふわ柔らかで蒸しは強めな感じですが脂はあります
でもくどくはなく、ぬるっとした嫌な食感はありません
タレは薄味ですが甘め、甘さが前に出過ぎな感じ
この鰻にはミスマッチに思えました
このふわふわな鰻には絶対辛口のタレの方が合うと思うけれどな
薄味で辛口のタレ、これがいい
直焼きのように蒸さず脂が多く残る鰻にはクドさに対抗するために甘く濃いタレ、蒸しがしっかり入ってふんわり柔らかな鰻には薄口で辛口のタレが好き
タレご飯もそう
濃口で甘辛なタレはタレご飯が美味しい 、タレをしっかりかけてね
薄味で辛口なタレのタレご飯はタレを少なめにかけたのがいい
でも薄味で甘口なタレは・・・タレご飯はあまり美味しく無くご飯は進みません
あっ、濃口で辛口のタレのタレご飯は・・・食べられないです^^;
ご飯の炊き加減は普通、好み的にはもうちょっと硬めが好き
で、タレご飯は・・・・甘過ぎて進みません
山椒をたっぷりかけて食べ進める感じ
鰻の身の厚みもいい感じ
ご飯の量も丁度いい
タレがもうちょっと辛口だったらよかったな
CP的には普通ですね
大正亭
048-524-6625
埼玉県熊谷市石原1-101
11:00〜14:30&16:30〜19:30
定休日 金曜日