腰のリハビリに北鎌倉散歩 紅葉と季節外れの幽霊と [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]
癖になってしまっているギックリ腰、11月の中頃にやらかしました
三連休は京都に行くはずだったのですが、まともに歩けず無理はできないとキャンセル
初日二日目と外にも行かずひたすら安静にしていました
で、二日目の夜にはかなり楽になってきて
楽になって来ると外に行きたくなるのは仕方ない^^;
でも長時間は無理でしょうから午前中限定で出かけます
京都の紅葉が見られなかったから鎌倉の紅葉を見に行くことにしました
鎌倉の紅葉の見頃は12月に入ってから
まだ早いのですが紅葉の進み具合を確かめておかないとね
それに行きたい美術館もあって
余程外に行きたかったのでしょうか
いつもと同じような感覚で8時半に北鎌倉のホームに降りるように出かけたつもりだったのですが北鎌倉に到着したのは8時前^^;
8時前だと朝の早い円覚寺もまだ開門前なのです
開門を待って円覚寺に
時間が早すぎて山門前はまだ陽があたりません(上の画像は円覚寺から出たときのものです)
山門前はほんのりと紅葉、見頃は12月の最初の週末ぐらいでしょうか
拝観料300円を納めて中へ
境内はまだまだ緑葉優勢
選仏場の前と妙香池の前のみが紅葉している感じ
三連休とはいえ朝も早いこともあって静かな境内
落ちつきます
京都などは朝8時過ぎで既に行列ですからね
京都に行くときは新横浜始発の新幹線に乗るのですが、8時ちょっと前に京都に着きます
まずは京都駅に近いところから攻めるのがお約束
東福寺に向かうのですが道を迷うことはありません
人の流れができていますから
境内も凄い行列
どこからこんなにも人が集まって来るのだと思うぐらいでした(C国だな^^;)
それに比べて鎌倉は空いていていいね
まぁ、紅葉のレベルとかは京都に敵わないけれど
色彩がね、鎌倉は紅葉に鮮やかさが足らないしgradation もちょっと乏しい
そもそもお寺のスケールも違うし^^;
でも、鎌倉のこじんまり感もそれはそれでいいけれどね
今年の京都はC国人観光客がいなくて静かで風情あるだろうと、凄く行きたかったのです
でも関西方面の方々から頂いたコメントやニュースの情報では例年以上に混んでいたと@@;)
例年以上って・・・・C国人観光客が溢れていた時より混んでたの????
そりゃ無理してまで行かなくてよかったかも^^;
C国人観光客が多い場合、混む場所は大体決まっています
大きなところ、広いところ、有名なところ
そこを外せばいい
また、特定の場所に逃げるのも一手
例えば茶室でお茶を飲むとかね
C国人団体観光客は茶室には来ないですから
でも・・・日本人旅行客が多い場合は逃げる場所が無いかも^^;
来年、リベンジしないとね
この秋に行かれなかったから桜の季節に行けたらいいなと計画中
それか新緑の頃、鮮やかな青もみじもよさそうだ^^
円覚寺の一番奥の黄梅院までのんびり散歩
ゆっくりしか歩けませんから皆に抜かれます
爺ちゃん婆ちゃんにまで軽く抜かれるという遅さ
リハビリだからそれなりに頑張って歩いてはいるのですが^^;
9時になると明月院が開門します
丸窓を撮るには朝イチが基本
何故ならば遅くとも10時までには奥の庭が解放されてしまうから(その日の状況により9時半に解放される場合も)
奥の庭が解放されると丸窓を撮るのが大変ですからその前に撮らないとね
なので開門時間に合わせて明月院へ
明月院は谷間にあるのですが、朝は総門の向こうの紅葉にいい感じに陽が当たって燃えるかのように輝きます
今はまだ緑色が優勢ですが、もう少し季節が進むとしっかり燃えてくれそう
拝観料は500円
鎌倉の寺院の中ではちょっとお高め^^;
北鎌倉では建長寺も500円ですが、あちらは境内が広いですからねぇ
でもまぁ、明月院は紫陽花のメンテとか大変そうだし
お高めは仕方ないのかな
まずは一目散に丸窓へ・・・・って言いたいところですが、抜かれる抜かれる^^;
山門前の石段を登るのに
(>.<)あう~(>.<)あう~ (>_<)いたたた..
痛くて背中が伸びない・・・(伸びないのがかえって良く無いそうですが伸びないんだから仕方ない)
こうして丸窓の前に来ると・・・
既に行列 ∑(ノ∀`*)アチャー
二列に並んで撮っていますが・・・・よく見ると真ん中に柵が作られていました
柵の左右で二列なのですが、その柵は当然の事ながら丸窓の円の中心線に一致
丸窓の中心線上にある柵の左右何れかからしか撮れないと言う事は丸窓を真っ直ぐには撮れないということになるのです
丸窓をシンメトリックな構図で撮るのが好きなのに・・・・
まずは右側のレーンから撮ってみます
当然ですが照明器具、丸窓、火鉢の中心が合わない
何時もはちゃんと中心を合わせて、さらに畳に差し込む陽の位置も合わせる(丸窓と陽が一致する時間まで待つ)のですが・・・
次に並び直して左側のレーンから
もう如何しようも無いーー;)
思うように撮れなくて気分が出ないから最早いい加減^^;
せめて火鉢が無かったら中心のズレもそれほど目立たなかったのですが・・・
この丸窓撮りの柵、一時的なものだといいな
ずっとこのままならば撮り方を考えないとね
方丈の横に出てみると奥の庭へのゲートが開いていました
この日は9時半に開いたようです
まだ誰も入ってはいない様子
一番乗りで中へ
風景、独り占め〜♪
午前中は逆光になる奥の庭
葉のフィルター越しの光が綺麗です
今はまだ緑のフィルターの方が多いですが、12月の中頃は光が紅に染まってそれは見事なもの
12月の中頃にもう一度来ないとね
当然朝イチ狙いで
奥の庭にも少しづつ人が入りだしましたから撤収
まぁ今日は紅葉の具合を偵察に来ただけですからね
そんなには粘りません
下へ降り、月笑軒の前に咲く竜胆を探します
あったぁ、竜胆〜♪
なかなか来られなくて今年は見ることができないかと思いましたが無事見られてよかった
竜胆って今時分でしたっけ?
10月から11月の中頃のイメージがあって咲いていたとしてもかなり草臥れているかと思っていましたが、まだまだ草臥れていないし
今年は竜胆も遅めなのですかね
ベンチに座って暫しまったり
腰を労わります
何気にベンチが多いのが明月院のいいところ
心地いい風に撫でられていい気持ち
足元で風に踊る落ち葉のカサカサと軽やかな音
月笑軒で抹茶をいただこうと考えていましたが、風の心地よさに動けなくなりました^^;
ずっと座っていたいな・・・・
入り口の方をみるとどんどん人が入って来ています
10時も過ぎましたからね、そろそろ次に行きましょう
そして東慶寺へ
東慶寺では宝物館背後の銀杏が必見
朝方は陽に金色に輝いて見事なのです
山門の楓は半分ぐらいが紅に染まっていましたが、本堂前の楓は青いまま
僅かに先っぽに紅を差す程度
もうちょっと先が見頃でしょう
東慶寺の次は雪ノ下にある鏑木清方美術館に行くのです
問題はどうやって行くか
切り通しを歩くか、それとも電車で鎌倉に行って小町通りを歩いてゆくか
腰は楽になったと言ってもまだ無理はできません
電車に乗る方が無難に思えますが、実は鎌倉駅から歩くのにも結構距離があるのです
切り通しを歩くよりは距離は少ないですが・・・
でも歩かないのもリハビリにならないし^^;
結局切り通しを歩いて雪ノ下へ
そんな訳でやってきたのは鏑木清方美術館
実は今日の散歩の目的は此処に来ることだったのです
展覧会は”あやし、うるはし”、季節外れの幽霊画^^;
会期は月末まで
翌週土曜日はZZRの車検整備が終わったとのことで引き取りに行くので、この三連休の最終日たるこの日しか行かれなかったのです(日曜日は奥さんの買い物に強制連行されることになっていたので不可で・・・)
以前、”冥土のみやげ展” なる幽霊画の展覧会がありましたが、幽霊の力強さにすっかりお気に入り、生命力溢れる(?)幽霊もいて驚きました
”冥土のみやげ展”をもう一度やってほしいと思うぐらい
画集も欲しかったのですが怖くて買えなかったのです(だって幽霊だし・・・・ーー;)
で、前回鎌倉に行った時に”あやし、うるはし”のポスターを見て絶対に来なければと
観覧料は200円ですからそれ程のボリュームはありませんが、”冥土のみやげ展”でも見た画も来ているとのことで楽しみにしていました^^
左から
<蚊帳の前の幽霊>鰭崎英朋
<宿場女郎図>月岡芳年
<幽霊 茶を献ずるお菊さん>鏑木清方
蚊帳の前にすぅーっと立つ姿、ゾクって来ますね
美人だからゾクッとくるのでしょうねぇ
(とある説では幽霊の条件はスリムで美人であること、美人じゃないと幽霊にはなれずお化けになるそうです^^;)
儚げにすーっと立つ、うちの奥さんじゃこうはいかない
すぅーっとなんて立たないね、どしっと立つから
儚げとは対極だし、それに条件だって・・・・(以下自粛
お菊さん、幽霊になっても茶を献ずるなんて健気だなぁ
結婚して四半世紀近く、未だ奥さんにお茶を入れてもらった事無いですーー;)
ようやくZZRの車検整備が終わったとの連絡があって
南町田まで行ってきました
バイク屋さんには整備待ちや引き取り待ちのZZR1100が数台並んでいて
現役のZZR1100ってまだまだ多いんだなと一安心
ON THE ROADもGET
寝袋が欲しくなりました^^
保土ヶ谷BPを疾走
このまま何処かに気の向くまま走りたくなります
でも用事があるのでウチに戻らないといけません
ところがあまりの気持ち良さに予定の出口をmissing^^;
あれっ?今の降りるとこじゃないの?
う〜む、こりゃ仕方ない
思いっきり遠回りして帰りました
気持ちよかったぁ〜♪