二十歳の誕生日ケーキは紅茶の香る柑橘レアチーズタルト [スイーツを作ろう(making sweets)]
5日は下の娘の誕生日
色は黄色が好きな下の娘
求める誕生日ケーキはいつも黄色いケーキ
そして紅茶を使う事がもう一つの条件
彼女も紅茶派なのです(ウチでは自分と下の娘が紅茶派)
信州で仕事中、彼女から画像が送られてきました
それはキルフェボンの柑橘タルト
これを作れと言うことね^^;
仕事を終え、HOTELの部屋で調査開始
柑橘は何を使っているのか?タルトの中身は?ググっていろいろ調べます
あーして、こうして、材料はあったっけ?
金曜日の夕刻、ウチに戻ったら作るケーキの企画会議
画像見た?
これを作れと言うことだろ?
そう、でも紅茶もどこかに入れてね
じゃぁ、カスタードクリームをやめて紅茶のクリームにしようか?それかタルトに紅茶入れるとか?
クレームダマンドに紅茶入れる?アーモンドに負けちゃうかな?
と、いろいろ検討した結果、紅茶はタルトに入れることに
そして詰めるのは柑橘な風味にしたいとのことでレモンたっぷりのレアチーズ
その上に少しのクレームシャンティイとたっぷりの柑橘類
オレンジだけじゃつまらないと言うのでいろいろ用意します
金曜日が誕生日でしたがケーキを作るのは土曜日
ウチでは誕生日ケーキは誕生日当日ではなく最寄りの週末に作るのです
二十歳の誕生日ケーキは紅茶の香る柑橘レアチーズタルトで
まずはパート・シュクレ(甘いタルト台)を作ります
用意した材料は、粉糖が80g、薄力粉(バイオレット)が200g、室温に置いて十分柔らかくなった無塩バターを100g、卵黄を1個、アールグレイのティーパックを3袋、それにバニラオイルを適量
まず三度ほど薄力粉を篩っておきます
柔らかくなった無塩バター100gをボールに入れたら
粉糖80gを篩い入れて
白くもったりするまでホイッパーでよく混ぜます
卵黄1個も加え、よく混ぜたら
香り付けでバニラオイルを好きなだけ加え、混ぜ
そこに篩っておいた薄力粉200gを篩い入れてたら
アールグレイの茶っ葉を少し投入
薄力粉とバターをよく馴染ませます
そしてアールグレイの茶っ葉を加え
ボールを120度回して再びヘラの縦方向を使って一直線に
残りのアールグレイの茶っ葉を加え
更にボールを120度回して繰り返します
生地がボロボロな感じになったらOK
今度はヘラの横方向を使って生地を押し付け
反して、また押し付け
10回~15回ぐらい繰り返したら
まとめて
生地をラップに包んで冷蔵庫で2時間休ませます
同時にタルト型(24cm)にバター(分量外)を塗り
薄力粉(分量外)を茶漉しで篩って
こんな感じかな
ラップして冷蔵庫で冷やします
生地を冷蔵庫で寝かしている間にお買い物
買ってきた柑橘類はオレンジ、甘夏、紅甘夏、グレープフルーツ、ルビーグレープフルーツ、そして国産のレモン
2時間後
作業台に打ち粉を打ち、冷蔵庫から取り出した生地を伸して
頃合いの厚さになったら
冷やしておいたタルト型に敷いて
ピケを打ちます
そしてラップをしたら冷蔵庫へ
1時間ほど寝かせます
余った生地はクッキーに
寝かせている間にヨーグルトを水切りしておきます
仕上がりの量を考えて多めに
オーブンを180℃に予熱します
予熱が終わったら休ませておいたタルト型を冷蔵庫から取り出して
途中、14分で一旦取り出し錘を除去、さらに13分焼きました
14分の地点でクッキーは取り出しておやつに^^
型のまま粗熱が取れるまで自然冷却
次はタルトに詰めるレアチーズ
用意したものは室温に置いて十分に柔らかくなったクリームチーズを400g、グラニュー糖を80g、水切りヨーグルトを45g、板ゼラチンを10g、乳脂肪35%の生クリームを100cc、そして国産レモンを一個
まずは氷水に板ゼラチンを浸けふやかしておきます
ボールにクリームチーズ400gを入れ
グラニュー糖80gも加え、ホイッパーでよく混ぜます
水切りヨーグルト45gも加えて
よく混ぜたら
レモンの皮をすりおろして
加え混ぜます
レモン果汁はしっかり絞って大さじ2をボールに加え混ぜます
残りは出番まで保存
鍋に生クリーム100ccを入れ、60℃まで加熱
加熱後55℃まで冷まして
氷水に浸けてあった板ゼラチンをよく絞って投入
混ぜ溶かします
それを漉しながらクリームチーズのボールに少しづつ投入
都度よく混ぜます
それをタルトに流し込んで
均します
冷蔵庫で冷やし固めます
固まったらフルーツを用意
剥くのって意外と手間がかかりますね
この手のタルトがお高いわけだ^^;
甘夏と紅甘夏って、色の違いがあんまり無いのだけれど^^;
グレープフルーツのようにはっきりと色の差があると期待したのに・・・・残念
クレームシャンティイを作りますが、今回はレモン風味で
用意したのは残った生クリーム(100cc)とグラニュー糖15g、それにレモン果汁を小さじ2
ホイップしたら
レアチーズの上に塗って
そして柑橘類を乗るだけ並べます
う〜ん、半分しか乗らなかった^^;
残りは下の娘と一緒につまみ食い
甘夏、めっちゃ苦いし
でもグレープフルーツは苦味がなかったな
仕上げにnappage
用意したものは水を50cc、白ワインを50cc、アガーを10g、グラニュー糖を40g
まずはアガーとグラニュー糖をよく混ぜておきます
鍋に全部入れて強火で煮溶かしたら
熱いウチにペタペタと
ツヤツヤに
冷蔵庫で寝かせます
20本たてるのも大変なのでキャンドルは無し
実は買い忘れです^^;
プレートも忘れたし
甘夏が酸っぱくて苦くて^^;
オレンジとグレープフルーツだけにしておいた方が良かったかも
でもまぁ、リクエスト通りに紅茶の香る柑橘タルトに仕上がったからいいかな
自分は座卓の前に布団を敷いて、その上に座ってパソコンをタイプしています
眠くなったらそのまま寝られるようにね
下の娘がやってきて、その布団にごろりと横になって
頭を自分の膝の上に置いてくるのですが
そのままグリグリと座卓と自分の間に体をねじ込んでくるのです
これじゃぁタイプできませんからどかそうと
そしてそのままプロレスごっこに
20歳になってお父ちゃんとプロレスごっこする娘というのも珍しかろう
これでいいのか^^;