信州の翁達磨系 佐久・御代田 浅間翁 [信州の蕎麦]
この日も佐久で仕事
ランチは蕎麦、久々に来た信州ですから
夜は鯉と蕎麦で昼も蕎麦と蕎麦三昧、蕎麦ばかり食べています^^;
蕎麦以外のものを食べるのは宿での朝ごはんぐらい
蕎麦しか食べる気がしないって訳じゃないですが、どうもコロナ太りでベルトがキツくなってしまってコッテリ重いものを避けるようになってしまったのです
そんな訳でやってきたのは浅間翁
蕎麦の世界では有名な翁達磨系のお店
入店
店内は天井が高くて広々としたレイアウト
30席あり、フロアにはテーブル席が4卓、こあがりには2卓あるのですがテーブル席の一部は窓際に寄せられカウンター的に使われます
こあがりに陣取ります
こあがりの卓も片側が壁にくっつけられカウンターのような感じに使うようになっているのは武漢肺炎こと新型コロナの感染予防の為でしょうね
まずは暖かな蕎麦茶が供されます
蕎麦のいい香り
やはり蕎麦屋ではこれが飲みたいね
最初の訪問ですあら”せいろ(ざる)”に決めてはいますが 、一応品書きを確認
細打ちと田舎(太打)の価格差は50円
白く細いのか黒く太いのか迷うところですが、自分は春夏は喉越し良い方を好みます
なので”ざる”をオーダー
大盛りで頼みました
温かい蕎麦類
淡雪なんざいいね
蕎麦飲みしたくなる一品たち
仕事中ですから飲めません
だいたい車で来ているし^^;
車でしか来られない蕎麦屋さんに限って蕎麦飲みしたくなる品があるのは何故だろう
此処で蕎麦飲みするのならば、まずは焼き味噌がいいね
胡桃と蕎麦の実が入っているなんて好みも好み
焼き味噌で飲んだ後はそばがきでもう一杯
辛味大根をたっぷりそえたみぞれがいいな
焼き味噌とそばがきで地酒を飲んで・・・
蕎麦飲みは飲んでも三合まで、いつまでもダラダラ飲むのは粋じゃない
飲み終えたら〆にせいろを手繰って、蕎麦湯を飲んでごちそうさま
これがいい
などと品書きを眺めながら妄想に耽っていたら・・・
ざる大盛りの到着^^
翁達磨系ですから蕎麦は二八
細く断面がスクエアな蕎麦の表面は艶やか
色白で品があります
まずは蕎麦のみで手繰ります
軽く唇に挟んで一気に啜ると二八らしく心地よい唇の滑り具合
啜ると同時に仄かに蕎麦の香り
期待したより弱めなのは季節のせいかな
それとも黒い太打ちがありますから細打ちはより上品に振っているからかもしれません
噛み応えは心地よいコシ
噛むごとに蕎麦の香りと甘みが湧き出ます
次に汁を味わいます
少量唇に含み舌先へ
最初に感じるのは旨味、そして後口はスッキリ
出汁、塩気、酸味、甘みなどはどれも横一直線
どれかが出しゃ張る事がなくバランスがいい
高原の風のような後味
蕎麦を汁に浸け手繰ります
汁の濃さは適度
蕎麦の半量を浸けるぐらいが一番蕎麦の香りと旨味を引き出す感じ
最初に汁の旨味がいっぱいに広がった後、その旨味が引いていくとともに蕎麦の香りと甘さがぐっと出て、それが噛むごとに重なってゆくのです
薬味は山葵と辛味大根、そして葱
葱は透明感があり見事なスライス
辛味大根の辛味は鮮烈で、蕎麦に乗せ、汁に浸し啜ると噎せるのですが、それをぐっと堪えながら食べるのがたまらなく美味しい
”おろし”が食べたくなります
山葵の香りと辛味もよく、味覚のリフレッシュにいい感じ
普通盛りで頼んでいたら”おろし”を追加していたのですが、大盛りにしましたから断念
ちょっと前だったら構わず追加オーダーしていましたが、流石に今はベルトがキツくなっているから^^;
ベルトがキツイ状態って結構食欲のコントロールになるかも
追加したいなって思ってもベルトの存在感がそこにあると・・・・追加を控えちゃいます^^;
丁度いいタイミングで蕎麦湯が到着
ちょいドロリな蕎麦湯
一杯目は残った汁を割っていただきます
二杯目は蕎麦湯のみで
浅間翁
0267-41-0558
長野県北佐久郡御代田町御代田3998-11
11:00~15:00
定休日 月曜日