久しぶりの訪問 深谷の農家蕎麦 麦客庵 [埼玉の蕎麦]
ブログを始めたのは10年前のこと
始めて半年ぐらいの時に記事にした蕎麦屋さん、麦客庵に久しぶりに行ってきました
で、昔の記事も読み直し
見比べると、10年前と蕎麦が変わっていますね
昔は表面が艶やかで喉越しが良かったとありますが、今回の蕎麦は野趣溢れる蕎麦
喉越しより香り優先な感じでした
昔の携帯電話で撮った写真はサイズが小さかったな
懐かしい記事は→ここ
農家の蕎麦屋さん
農業の仕事が忙しい時は休業とか
昔と変わっていませんね
早速入店
客室は二間
テーブル席は昔は無かったような気が
8卓、32席あります
品書きを確認
昔より増えていますね
昔の記事によると、”蕎麦850円、饂飩850円、大盛り1300円、そして鴨汁、せいろのみ”とあります
愛もり、おろしそば、そして温かいうどんが追加された模様
それだけかと思ったら・・・・
常連さん(近所の方?)が力うどんを食べたいとリクエスト
そのオーダーが通っていました
品書きに無くても材料があれば作ってくれるのかも^^
それにしても、蕎麦の値段に驚きです
並が850円、10年前と変わっていません
消費税がUPしているにもかかわらず
大盛りは中に名を変えて1300円、これも変わらず
そして新設されていた大は並の倍の量だそうで、1600円
饂飩は自家栽培の小麦粉、なので愛もり(1600円)も気になります
でも、やっぱり蕎麦^^
蕎麦の大をオーダーしました
茶は温かなほうじ茶
おしぼりが布なのが嬉しい
漬物をいただきながら蕎麦を待ちます
蕎麦(大)の到着
断面がスクエアな細打ちの蕎麦はしっかり星が入って野趣溢れます
まずは蕎麦のみで
唇に軽く咥えて一気に啜ります
啜った瞬間から立ち上がる蕎麦の香り
が、唇の滑りは思った通り滑らかでは無く、力が必要
昔は喉越しが良かったと記憶していますが、蕎麦の方向を変えたのでしょうか
噛み応えも星の多い蕎麦特有の感じでスキッとしない
でもだらしなく潰れるような感じはありません
ただ、噛み切った時にちょっともどかしさが
顎に伝わる感触に心地よさが少ないと言うのかな
でもその代わり蕎麦は香ります
汁を確認します
口に含むと出汁の香りがふんわりと広がり、旨味もしっかりあります
濃さも適度で、甘さが後口に残るような事はありません
甘さで誤魔化していないのがいい
でも、この蕎麦の相手をするには一寸弱い
それだけ蕎麦が強く感じます
そこで登場するのが塩
蕎麦に塩を振っていただきます
塩の方が蕎麦の香りを引き立て、甘みもしっかり引き出してくれる感じ
蕎麦を塩で食べるのは結構難しく、多くは塩に負けてしまいます
この蕎麦は塩に負けず、塩で更に引き立ってくる野趣たっぷりな蕎麦
汁と塩を交互に楽しみながら食べ進みます
薬味は葱と山葵
特筆なし
ただ・・薬味皿が大き過ぎてスカスカなのが美しくない
サービスで天婦羅とお餅をいただきました
そういえば以前記事にした時も天麩羅をサービスでいただいたような^^
お餅は海苔入り
のし餅も売っていました
自家栽培のもち米なのかな
蕎麦湯
さっぱりと茹で湯そのままなタイプ
残った汁を割って、葱と山葵を入れていただきます
麦客庵
048-583-4475
埼玉県深谷市瀬山443
11:30~13:30
定休日 日曜日&祭日