久しぶりに極太蕎麦を楽しむ 裾野 蕎仙坊(再々訪) [静岡の蕎麦]
今日は静岡は裾野に出張、ランチは客先の近くにある古民家のお蕎麦屋さん
富士山の裾野、山の中にある工業団地はヒグラシの大合唱
昼間、暑い時間帯ですがヒグラシの鳴く音を聴くと涼しく感じるから不思議です
向かった先は蕎仙坊、久しぶりの訪問です
5年ぶり?それ以上前?調べてみたら8年も前
下の娘とツーリング途中で寄って以来でした(その時の記事は→ここ)
そういえばブログを開設した早々にも記事にしていますが、訪問者(NICE)ゼロ^^;
ここ、休日などは凄く混みます
今日は平日、しかもちょっと早めの到着でしたから大丈夫
(休日は待ち行列が外にもずらりと)
でも既に満席で囲炉裏部屋で待ちます
エアコンはなく、窓や戸を開けっ放しにしているだけなのですが暑くない
流石に涼しくも無いですが
本(電子書籍ですが^^;)を読みながら待ちます
ようやく順番が
11時半に到着しましたから50分待ちでした^^;
平日でこんな感じですから客先から抜け出してランチするわけにはいきません
(今日は客先に入って3日目、11時過ぎに仕事が終わってオフィスに帰る途中に寄りました)
緑色の風が心地いい
静か、道からかなり入っていますから車の音など全く聞こえません
日によっては大砲や重機関銃の音が遠くに聞こえるけれどね
おしぼりが布なのは嬉しいです
お茶は緑茶
それが一寸残念
静岡らしいといえば静岡らしいのでしょうけれど、蕎麦屋では蕎麦茶がいい
緑茶のタンニンは蕎麦の香りを消してしまいます
お茶は飲まずに我慢
品書きをチェック
以前よく頼んだのは細打ちのモリ(セイロ)と田舎のカケのW
今日もそれを頼もうとしましたが、流石にカケは暑い^^;
両方とも冷たい蕎麦でゆきましょう
細打ち(セイロ)と田舎をオーダー
セイロ、田舎の2色蕎麦もあるけれど、それだと量が少ないんだよね
ここのカケも美味しいんだよね
モリカケ Wで食べると結構お腹が膨れます
汁もしっかり飲み干すから
温かな蕎麦類
ここで蕎麦飲みしてみたいのですが、車でしか来られない場所ですからね
ちょっと無理だな
奥さんを運転手にするのは命がいくつあっても足らないし
(めちゃ怖い、絶対乗らない、とにかく前を走る車を抜きたがるし・・・)
まずはセイロの到着
断面がスクエアな細打ちの蕎麦
艶やかな表面でエッジもしっかりして、見るからに喉越しが良さそう
まずは蕎麦のみで手繰ります
啜った瞬間から蕎麦の香りがガツンと立ち上がるタイプではありませんが仄かに立つ香り
8月の蕎麦でこの香りなら満足
唇の滑りも良く、喉越しが心地いい
噛み応えもいい反力を持っています
適度な抵抗を感じさせながら噛み切られ、しっかりしたコシ
噛むとしっかり溢れる蕎麦の香り
次に汁を味わいます
少量唇に含んで舌先へ
出汁のいい香り、旨味はたっぷり
薄めで辛くはありません
柔らかで優しげな汁
やや甘さは感じますが後口に残るような甘さはなく出汁の香りの方が強い感じ
薬味は葱と山葵、それに大根おろし
大根は普通の大根
辛味大根だったら良かったのにな
山葵は瑞々しく、香りも良好
蕎麦を汁に漬けていただきます
汁の旨味と出汁の香りが口いっぱいに広がり、それが消えてゆくにつれて現れるのが蕎麦の香り
蕎麦の半量を汁に漬けるのが丁度いい
それくらいが一番蕎麦の香りと旨味を感じました
セイロを食べ終えるタイミングで田舎の登場
これも断面がスクエアなタイプですが、太さが割り箸の先ほどもあるのです
当然喉越しは期待できません
喉で食べる蕎麦ではなくワシワシ噛んで食べる蕎麦
まずは蕎麦のみで
箸で蕎麦を口に運びワシワシと
しっかり硬い、でも硬すぎず
奥歯で潰れる時もしっかりした反力を最後まで感じます
だらしなく潰れる感じは皆無
顎が喜びます
噛むたびに溢れる蕎麦の香り
冷たい蕎麦では細打ちの蕎麦が好きな自分
久しぶりに冷たい蕎麦の田舎を食べましたが、これはこれで悪くないな
次に汁に漬けていただきます
流石にこの極太蕎麦だと汁にどっぷり漬けないと物足りません
そして大根おろしを絡めたり、葱を絡めたりして楽しみます
これくらいの極太だと大根おろしや葱に負けません
絡まってもしっかり香ります
蕎麦湯も丁度いいタイミングで登場
適度な白濁の蕎麦湯でした
蕎仙坊
静岡県裾野市須山1737
℡ 055-998-0170
11:30~18:00
定休日 月曜日&第二、第四火曜日