居酒屋で落語会 はな家寄席 [日常のなかで(Diary)]
時系列に従うと仙台出張記事をUPするところですが割り込み記事です
8月の24日のこと
この日は横浜駅西口の地下街にある餃子屋さん、まんてん餃子で昼ごはんを食べようと行ってみると若干の行列
13時半に行きたいところがありますから時間を確認
今は12時前、ならば1時間半以上ありますから余裕で食べられるでしょう
そう思って並んだのが運の尽き
行列が進まない進まない
カウンター席10席のみの小さなお店
席数が少ないのに休日でビール飲みながら餃子を食べている客が多いと来たものだ
お店に入ったときは13時を過ぎていました
他の店に行けばいいようなものですが、体が一旦餃子モードになってしまいましたから仕方ない
食べなきゃ収まらないですからね
定番のまんてん餃子に期間限定のカレー餃子
それにライス小をオーダー
タレの作り方の指南書があり、それに従ってタレを作ります
卓上には辣油、醤油、酢、味噌ダレ
指南書に従い味噌ダレとオースドックスなタレを作って、混ぜたあとは箸先をペロリと味見
うん、これでいい^^
餃子とライスの到着
定番餃子は5個、カレー餃子は小ぶりなものが8個
ご飯は柔らかめに炊いてあります
まずは定番から
パリッとした表面、熱々で美味しい
具の詰め具合も適度でいい感じ
下味はしっかりしてご飯が進みます
野菜の細かさは適度
舌触りもいい感じ
カレーはスパイスのいい香り
野菜たっぷりで食べやすい
どちらもご飯がすすむ味♪
餃子って本場の国では主食なのにね
この国じゃオカズだし^^;
しかも見事なまでに
腹ごしらえを終えたら目的地へ
横浜駅西口北出口近くの昭和の香る狸小路
この狸小路の居酒屋 はな家さんの2Fで寄席があるのです
曽根風呂のよーちゃんさんとkinkinさんと合流
今回はこの噺家さんの独演会
居酒屋さんの2Fに高座が作られます
この日の演目は
あさのれん、堀の内、黄金餅
<あさのれん>
按摩の杢市は、強情で自負心が強く、目の見える人なんかに負けないと、いつも胸を張っている
今日も贔屓のだんなの肩を揉んで、車に突き当たるのは決まって間抜けな目の見える人だという話をしているうちに夜も遅くなったので、だんなが泊まっていけと言う
目が見えぬと言うのは昼間も夜も一緒だ、問題ないと言って帰ろうとするが、酒も出すと言われて甘えることにした
女中に言いつけ離れ座敷に床を取らせ、夏のことなので、蚊帳も丈夫な本麻のを用意してくれた
女中が部屋まで連れていくというのを、勝手知っているから大丈夫だと断り、一人でたどり着いたはいいが、入り口に麻ののれんが掛かっているのを蚊帳と間違え、くぐったところでぺったり座ってしまう
まだ外なので、布団はない
いやに狭い部屋だと、ぶつくさ言っているうちに、蚊の大群がいいカモとばかり、大挙して来襲
杢市、一晩中寝られずに応戦しているうち、力尽きて夜明けにはコブだらけ
まるで、金平糖のようにされてしまった
翌朝、だんながどうしたのと聞くので、事情を説明すると、だんなは、蚊帳をつけるのを忘れたのだと思って、杢市に謝まって女中をしかる
が、女中が言うには杢市が蚊帳とのれんの間にいたのだと
これを聞いて苦笑い
おまえは麻ののれんを蚊帳と間違えたのだ、おまえは強情だからいけないと注意して、今度は意地を張らずに案内させるように諭した
しばらくたって、また同じように遅くなった
この日は雷まで鳴りだし、雷の嫌いな杢市さん
今日はこちらの方から泊めてくれとお願いしますといい泊めてもらう
酒を飲み、寝る段になって、また懲りずに杢市の意地っ張りが顔を出した
だんなが止めるのも聞かず、またも一人で寝所へ
今度は女中が気を利かせて麻のれんを外しておいたのを知らず、杢市は蚊帳を手で探り出すと
「これは麻のれん・・・この次のが蚊帳だな」
二度まくったから、また外へ出た
<堀の内>
めちゃめちゃ粗忽な亭主が神(かみ)信心で”そそっかしい”のを直そうと、朝早く起きてみると、女房の顔も今日行くところも忘れている
顔を洗うのにタンスを開けてみたり、水が汲めないとザルで水をすくっていたり、顔を拭くのに猫で拭こうとして引っかかれたり
ばたばたしながらも弁当を風呂敷に包んで、堀之内のお祖師様に願掛けに出かける
さっそく向かう為、神田の家を出た亭主だが、堀の内とは逆の両国に向かってしまい最初から不安が募る
何度も迷いながら、通りかがりの人に「私はどこに向かっているんだ?」なんてとんちんかんな事を聞きながらもなんとかお祖師さまのもとへ到着
しかし、ここでも粗忽者の本領発揮
お坊さんにお寺と間違え手を合わせたり、お賽銭を上げるつもりが財布ごと投げてしまい、空腹をおぼえ、本堂の脇で首に結わえていた弁当を開くと、風呂敷に弁当ではなく、腰巻きに箱枕
これは女房のせいだと勝手に逆恨み
家に着くなり大声で怒鳴った
「おい!なんで腰巻きなんか持たせたんだ!おぉ、、笑ってやがるな。何がおかしいんでぇ!」
「ふふふ・・・お前さんの家は隣だよ」
あっ・・・・慌ててウチに戻り
「いけねぇ 間違えちまった いきなり大声出してすまなかった・・・俺は本当にそそっかしくていけねぇ・・・」
「隣で怒って、家であやまてもしょうがないでしょ」
腰巻きの件を言うと、「自分で包んで行ったのでしょ、それより着ける物が無くて、スウスウして困った」と逆に言われてしまった
それから息子の金坊を風呂に連れて行く事になったが、金坊は逆さに入れるからやだという
負ぶってやるからと、お尻を触れば大きなお尻
「随分大きくなったな 大きい尻だな」
「私のだよ」と奥さん
「間違えるから後ろに回るな」
お湯屋を通り越して、金坊に言われ戻ってきた
ここだ、自分で脱げよ、俺も自分で脱ぐから
「もしもし、そこで裸にならないで下さい 鏡があっても家は床屋です」
また間違えた
湯屋はこっちだ、と今度はちゃんと湯屋へ
「脱がしてやるから」と今着せたばかりの知らない女の子を裸にしてしまった
湯船に行こうとすれば「お父っつぁん、猿股はいたままだよ」
慌ててクルクルって丸めて投げたら人の頭に被せてしまった
中に入り子供の背中を洗ってやろうと・・・あれ??いつのまに背中に彫り物なんぞ入れたんだ、御意見無用だとぉ
子供のくせにケツにこんな毛が生えて「ブチッ」引っこ抜くと『てめぇ何しやがる!』鳶頭と子供を間違えた
「すいません。。。もう出よう 最後に背中流してやる おや、なかなか広い背中だな、前も大きくなったんだな」
「父ちゃんったら羽目板を洗ってら!」
<黄金餅>
下谷の山崎町の裏長屋に、薬を買うのも嫌だというケチの”西念”という乞食坊主が住んで居た
隣に住む金山寺味噌を売る”金兵衛”が、身体を壊して寝ている西念を見舞う
西念があんころ餅が食べたいというので金兵衛が買ってきてやる
西念は人が見ている前では食べられないというので、金兵衛は自分の部屋に戻り壁の穴から覗くと、西念は餅の餡を出し、餅の中に胴巻きの中から取り出した一分金、二分銀を詰め込み飲み込んでいる
そのうちに苦しがり始そのまま死んでしまう
金兵衛は飲み込んだ金を取り出したく工夫をするが出来ず、焼き場で骨揚げ時に、金を取り出してしまおうと、決意する
大家に知らせに行き、金兵衛は西念から、「金さんの寺へ葬ってくれ」と頼まれている言う
長屋の連中と死体の入った樽を担ぎ、麻布絶江釜無村木蓮寺へ向う
かなり複雑怪奇な道順を辿り麻布絶口釜無村の垣根も壊れたようなボロ寺木蓮寺へ着いた
そこの和尚は金兵衛と懇意だが、ぐうたらで、今夜もへべれけになっている
百か日仕切りまで天保銭五枚で手を打って、契約成立
和尚は怪しげなお経をあげる
「金魚金魚、みィ金魚はァなの金魚いい金魚、中の金魚セコ金魚あァとの金魚出目金魚、虎が泣く虎が泣く、虎が泣いては大変だ・・・、犬の子がァ、チーン、なんじ元来ヒョットコのごとし、君と別れて松原行けば松の露やら涙やら、 アジャラカナトセノキュウライス、テケレッツノパ」 なにを言ってるんだか、わからない
仲間には新橋に夜通しやっている所があるから、そこで飲んで、自分で金を払って帰ってくれと言い
焼き場の切手(許可証)をもらい、金兵衛ひとりで死体をかつぎ、桐ヶ谷の焼き場へ持っていく
仏の遺言だから腹の所だけは生焼けにしといてくれと頼み、新橋で夜明けまで時間をつぶした金兵衛は焼き場に戻り、焼いた死体を鯵切り包丁で裂き、金を懐にして立ち去ってしまう
この金を元手に、金兵衛は目黒に餅屋を出してたいそう繁盛したという
江戸の名物「黄金餅」の由来でございます
落語の後はそのまま懇親会と言う名の飲み会~♪
独演会が2000円で懇親会が2500円
結構な量の料理が出ます
毎回満腹になるからね
( ・∀・)っ凵凵c(・∀・ ) カンパーイ
魚が出されると
やっぱ日本酒だね
あらら、全員日本酒に^^
刺身もいいね
刺身と言えば最近ちょっとショックなことがあったのです
奥さんが夕飯は何がいい?って訊くので刺身がいいと
そして奥さんが買ってきたのは中トロとタコに鰹のタタキ
ほう、中トロか、嬉しいね
で、ホカホカご飯と一緒に食べて、うん美味しいヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ
もう一切れ、美味しい~^^
さらに・・・・--;)う~ん
なんか重くなってきた・・・・
赤身の方がいいなぁーー)
今も肉の脂身を美味しいと感じますが、量はもう食べられません
そりゃ肉ですからね重いし
でも魚なら脂たっぷりでも大丈夫
そう思っていたのですが、なんだかそれが怪しくなってきました
中トロが重いなんて・・・
いや、これは単に夏バテだからだよね、きっとそうだよね!
”ん”をしこたまおかわり
日本酒って美味しいけれど飲み過ぎると眠くなるんだよね
途中でちょっと ネムイ(´・ωゞ).
おでん屋さんですからおでん
夏仕様で冷たいおでん
これがまた美味しい
今度は”桜の舞”で
ずっと日本酒に合うアテが続いていたのに此処でこう来たかぁ
いまから麦酒に戻るのもなんだし、焼酎かなぁ
でも日本酒かなり飲んだし
帰りの電車で寝過ごさないようにここいらで打ち止め
烏龍茶で醒まします
保谷とか飯能まで行っちゃったら大変だし
電車に乗っても座らなきゃいいのですが、つい座っちゃうからね
で、座るとエアコンが効いていていい気持ち
ついうつらうつらしちゃうから
帰りは丁度急行が来たので乗りました
横浜駅から急行で1区、8分位かな
これ位なら座っても大丈夫だよね
座りましたがちゃんと目を開けています・・・開けてたはずです
でも次の瞬間
(。゚ω゚) ハッ!
と気付くと電車が止まっている
此処は???あっ、菊名だ降りなきゃ
飛び降りたその背後でドアが閉まりました
危なかったぁ、一瞬で着くなんて
東急の急行、瞬間移動するんだ@@;)
飲んで帰る時はアイスを買って帰るのが我が家のお約束
通称”飲み会アイス”
今回はこれ
自分は紅茶ラテのつもりでしたが奥さんに持って行かれましたTДT
で、エスプレッソミルクの
これ、苦すぎて自分は嫌い
もっと甘い方がいいなぁ