やや太めの八ヶ岳産蕎麦 甲府 手打ち蕎麦・蔵 [山梨の蕎麦]
この日は甲州へ出張、昼一寸前に昭和ICを降り、R20を信州方面に走ります
ランチはお目当てのメガ盛り饂飩屋さん・・・のはずが臨時休業
1.2kgの饂飩を食べようと、体をメガ盛りモードにスイッチしていたのに・・・--;)
饂飩は諦め、そのまま信州方面に500mm程走ると(←500mです、仕事の癖でmmってタイプしてしまった・・・--;)
ちょっと大き目な蕎麦屋さんを発見
蔵の外観を持つ蕎麦やさんですが、蔵を改造して蕎麦屋さんになったのではなく、蕎麦屋として蔵調の建物を建てたもの
外観から受けた感じでは好みの蕎麦が出てくるようには思えず、暫く悩みましたが入ってみることにしました
アタリならば記事になりますし、ハズレならば、それはそれでネタになりますから^^;
入り口脇の品書きをチェック
種物が充実しているようです
暖簾を潜って進むと庭が続きます
さらに進んでL字に折れると入口
そこにもメニューボードがあり、アナゴ天重を凄く推していました
店内は鰻の寝床的レイアウト(もっとも幅は広いですが)
連なる蔵の奥側はテーブル席があり、手前は座敷
靴を脱ぎたかったのでこちらで陣取ります
天井は高く、窓は大きく、開放的な空間
どうも一人用の狭い席は無いようです
一人で大きなテーブルを占有しているのは何だか落ち着きません^^;←貧乏性
品書きを確認します
まずは平日限定ランチから
大盛りが蕎麦とご飯、其々に用意されているのは良いですね
例えば天丼ランチの蕎麦&ご飯大盛りとすれば、かなり満腹になりそうです
いえ、丼セットなんて食べません
摂取カロリー制限中の身ですから←1.2kgの饂飩を食べようとしていた奴が言うか?
とりもつセット!何と魅力的な
ですが蕎麦に白飯、こんなにも食べたら(どうせ蕎麦大盛り&ご飯大盛りにするだろうから)午後から眠くなって仕事ができなくなってしまいそう^^;
ーー;)う~ん
通常の品書きも確認しないとね
最初のページは蕎麦口上
蕎麦は八ヶ岳産
口上から始まるとは、いろいろ拘りがあるようです
次のページはお勧めモノでしょうか
アナゴ天、ここまでしつっこく勧められると気になってしまいます
でも自分のには初めての店ではセイロという拘りが・・・^^;
かき揚げ類
冷たい蕎麦
大盛りは200円増し
温かな蕎麦
花巻があるのが嬉しい
いい香りなんだよね^^
オーダーはセイロ、大盛りで
セイロ大盛りの到着
やや太さを感じさせる蕎麦は色白で上品な表面
エッジは丸めで、喉越しはそれ程よくはなさそうに思えます
まずは蕎麦のみで手繰りましょう
唇に蕎麦の端を咥え、一気に啜ります
やはり太さがありますから喉越しの心地よさはありません
唇の滑りもやや重く、啜るのに力が要ります
啜った瞬間から香り立つ蕎麦ではありませんが、噛めばしっかり香が広がって悪くはありません
噛み応えはいい感じ
だらしなく潰れるような事は無く、しっかりしたコシを感じさせてくれます
次に汁を味わいます
一口含んだ瞬間に感じるのは重さ
どっしりした汁で濃い
最初に酸味を感じ、次に出汁の香りが追っかけてきます
輪郭は柔らかで優しげ
甘さが残るような事はありません
この濃さ、太目の蕎麦にあう感じ
蕎麦を汁に浸け手繰ります
濃いめの汁ですから、蕎麦をどっぷりとは浸けません
三分の一位を浸す感じで手繰ります
最初に出しの香りが口の中に広がり、それが徐々に落ち着くと現れる蕎麦の香りと甘さ
悪くは無いですが、キレが今一つなのは蕎麦の食感のせいでしょうか
薬味は葱と山葵
葱は透明感があって綺麗にスライスされています
山葵も香り良く、辛味も丁度いい
瑞々しさは若干少なくは感じますが許容範囲
蔵調建物に左程期待していなかったですが、意外にいい感じにまとまっています
これで蕎麦のエッジがしっかりして、キレがあったら喉越しもよく、ポイント高かったでしょう
できればもっと細く打って・・・・
蕎麦湯が早い段階で到着するのは一寸残念
早過ぎると冷めてしまいますからね
蕎麦湯はしっかり白濁したタイプ
残った汁を蕎麦湯で割り、葱を入れ、山葵を溶いていただきます
出汁が良く香って柔らかな味わい
蕎麦を味わいながら、気になるものをテーブルの上に発見
見ていたら食べたくなってしまいます
で、追加でオーダー^^;
やや硬めのプリンは蕎麦の香りがしっかり感じます
蕎麦の実がいいアクセント
噛んだ時に溢れる薫りにうっとり
滑らかで美味しかったです
手打ちそば・蔵
055-276-3031
山梨県甲斐市竜王38
11:00~15:00(L.O.) 17:00~21:00(L.O.)
定休日 火曜日