たとえ月が見られなくても兎饅頭と月見団子で十五夜 [スイーツを作ろう(making sweets)]
日本の秋の風物詩「十五夜」
部屋の灯りを落として中秋の名月を愛でながら過ごすのもいいもの
月明かりに照らされる月見団子
なんとも風情があります
折角のお月見
なので兎饅頭と月見団子を作ってお供え
でも・・・月見団子は灯りを落とす前に食べちゃいますが(笑
27日、この日は勤務先のバイク部の秋のツー大会
河口湖のハンバーガーを食べに行くツーだったのです
空模様は怪しげ、今にも泣きだしそう
でも天気予想は曇りマーク
とりあえず木桶を積んで出撃です
会社のクラブのツーですが、帰路は離脱して温泉に行こうかと^^
と・・・保土ヶ谷BPで雨がパラパラと
でもカッパを着る程じゃない
mailをチェックしますが中止の連絡はないのでそのまま246、そして厚木へ
厚木のバックスで朝ごはん
アメリカンワッフル、ホイップ添え、チョコソースMAXをオーダー
食べていると中止の連絡
自分だけで走りに行こうと山に向かいましたが・・・
山の上は雲がしっかりかかっています
山に入ったら確実にウェットな感じ
潔く諦めてUターン、ウチに戻ります
今日は15夜、月見団子を作る時間が無く買って済まそうとおもっていましたが
ツーが中止になったのなら話は別
今年もしっかりお月見します^^
先ずは材料の在庫をチェック
小豆の在庫はありましたから餡子を作りはじめます
まず用意したのは大納言小豆500g、ザラメ糖200g、グラニュー糖200g、水飴50g、糸寒天9g、水200g、塩5g
500gの大納言小豆を洗い、鍋に入れ、適量の水を注いで火にかけます
9gの糸寒天を水にふやかしておきます
ザラメ糖200g、グラニュー糖200g、水飴50gはあわせておいて・・・
10分ほど小豆を煮るとしっかりと灰汁がでてきますので
小豆を空気にさらさない方法で渋抜き、水の入れ替えです
そしてさらに10分煮て、また渋抜き
都合二回の渋抜きです
そして弱火で煮込みます(一時間半ぐらい)
分量外の水にふやかしておいた糸寒天を洗い、絞って鍋の中に
そこに水200gを注いで強火にかけます
沸騰したらそこから更に二分、強火で煮溶かして
濾して置いておきます(濃いから直ぐ固まっちゃいます^^;)
一時間半煮て柔らかくなった小豆
その鍋に濾した寒天を加え弱火で煮溶かして
溶けたらザラメ糖200g、グラニュー糖200g、水飴50gを加え弱火で煮詰め
頃合いの感じになったら塩5gを加え混ぜ、火を止め自然冷却
冷却の間、足らないものを横浜そごうの冨澤まで買いに行きます
今度はべすの出番
ベイクォーターのバイク駐輪場は二時間無料なのです
(最近、車の出番が無くなっている気が・・・--;)
餡子がいい感じに冷えたら次の作業、兎饅頭と月見団子を作ります
まずは兎饅頭
用意したのは餡子260g、白糖105g、上新粉105g、そしてヤマトイモ
ヤマトイモを摺りおろし、そのうちの45gを使います(残りは晩御飯、海鮮山掛け^^)
ヤマトイモ45gに白糖105gを加え、へらでよく混ぜ合わせます
白糖が良く溶けたら
上新粉105gを加え混ぜ混んで
よく捏ねて(こうして見るとメチャ毛深いねぇ^^; 胸毛なんかFreddie Mercuryに勝てるぐらいあるし・・・Queen、好きで良く聴いています)
この先は給食当番の晩御飯作りが加わって作業が忙しくなりますから下の娘を招集
えっ、模試が近いから勉強中だって?
いいじゃね?気分転換入れろよ
と、強制連行
饅頭の皮生地と餡子を20gづつ玉にして
生地が少し余ったので2gづつ追加^^;
何処で計算間違えたのかなぁーー;)
そして並行作業で月見団子の製作
用意したのは上新粉90g、白玉粉90g、白糖18g、水適量
この頃下の娘は団子作り
好物の餃子包みで鍛えた技が物を言います^^
作った饅頭は12個、つまり12匹の兎
月見団子をいくつ供えるか?
実は2つ説があります
第1の説:満月の数(その年に出た満月の数を供えるとされています)→12個
第2の説:十五夜→だから15個
なので兎は12匹、団子は15個で備える事にしたのです
しっかり蒸気のあがっている蒸器に饅頭を並べ、10分蒸します
その間に団子作り
ボールに上新粉90g、白玉粉90g、白糖18gをあわせ混ぜて
水を少しづつ加えて耳たぶの固さまで
しっかり捏ねます
その頃、蒸しあがった饅頭を取り出し室温放置、粗熱を取ります
月見団子の生地を20gづつ玉にして並べます
あれ・・・17個できてしまったーー;)う~ん、また計算間違えたか
まぁ、二個は味見用って事で^^;
沸騰した湯に団子を投入、強火で茹でます
浮いてきたら茹であがり
氷水を張ったボールに茹であがった団子を入れ、急速冷却
そして蟹フォークを火でよく焼いて
(我が家の蟹フォークは兎饅頭を作るときの道具と化しています 最近蟹様が食卓にあがらないからTДT)
この先っちょが
目になる訳で^^;
耳はこうやって^^;
一匹完成^^
総勢12匹、全員集合♪
そして、団子用みたらしのタレ作り
用意したのは醤油を60㏄、みりん20㏄、白糖120g、片栗粉20g、水200g
それらを順次鍋に投入
火に置いてへらで混ぜます
火が入ってくると急激にトロミが付いてきて
頃合いになったらOK
火から降ろして冷まします
さて、お供え
兎は積み上げる訳にはいかないので(皮がくっつきます^^;)、お盆に並んでもらいます
団子は15個積んで、添えたのは”みたらし餡””粒あん””きな粉”
兎と団子を机の上に置いて窓を開け、月を探しますが・・・・
居ないしーー;)
雲の奥に隠れてしまったようです
う~ん、ちょっと残念
お月さんが食べないのなら先に食べちゃおうぜ
と、ばかりに試食タイム
下の娘は”きな粉黒蜜かけ”と”みたらし”と”粒あん”で
しょっぱいのと甘いのを一緒の皿に盛るとはチャレンジャーな・・・@@;)
そう思いましたが、逆に混った部分は甘しょっぱい感じになって美味しいと
これはこれでありだそう
自分は甘甘コンビ
兎饅頭に団子
団子に添えるのは”きな粉黒蜜かけ”と”粒あん”
兎饅頭
割るとこんな感じ
皮はちょっと甘め、なので白糖は80gでもいいかも
白糖が多い方が日持ちするけれどね
月見団子
渋めにお茶を煎れていただきます^^
お月さんは見えないけれど窓辺お供え用
兎饅頭にみたらしの団子、甘いのとしょっぱいののコンビにしました
出張から直帰すると下の娘が晩御飯の準備中
今日はオマイが作るのか?
最近何時も私が作っているの
お母さん、以前は遅くなる時は晩御飯も作ってから出かけていたけれど
今は何も作らないし
でも、朝”作っといて”って言ってくれればこっちも考えるけど
何も言わないし
急に遅くなるならLINEでもくれれば良いけれど
LINEもないし
で、何もしないで待っていると
何故作っていないの(# ゚Д゚)
って・・・--;)ふぅ
お姉ちゃんが作れるのはカップ麺ぐらいだし
諦めて自分が作る事にしているの
オマイ、苦労しているんだなぁーー;)
そういえばこの間もこの問題で揉めてたな
ご飯作れない状況になったら連絡入れるべきだって自分も言った覚えが
いくら仕事の都合とはいえーー;)う~ん