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雨の休日は展覧会 最後の印象派展 & 香川うどん 一福 [日常のなかで(Diary)]

木曜日、この日も雨
雨では外遊びはできません
でも家に閉じ篭もっているのはつまらない
こんな日は展覧会に行くのがいい
とは言っても雨の中を歩き回るのは嫌なもの
駅から近いか濡れずに歩ける美術館を選びましょう

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本当は東京藝術大学で開催されている幽霊画展、冥途のみやげ展の後期展示に行きたかったのですが
藝大は駅から距離があります
この雨では靴の中まで濡れてしまいそう
濡れた靴下で歩く事ほど気持ちの悪いものはありません
それに唯でさえ陰な気分の雨の日、そこに幽霊画では陰が重なってしまいます

いろいろ検討した結果、駅から全く濡れずに行かれる展覧会を発見
しかも自分の好きな印象派絵画
あまり大きくない展覧会ですが行ってみましょう
でもその前に寄り道、神田へ向かいました

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いつの間にか赤煉瓦を見るとつい近寄ってしまう癖がついてしまい、ちょっとコースを外れそうになりましたが
目的地は商店街を突っ切った先
大きな通りに出たら右に曲がります

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右折してすぐにあるのがこのお店
香川うどんの”一福”
youziさんが記事の中で紹介されていたお店

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雨が続いたせいか、温かなうどんが無性に食べたくなったのです

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店内は出来立てピッカピカ
飾り気は無くシンプルで広い空間
落ち着いて食べる雰囲気は無いですが、これが香川うどんのスタイルなのかな

さて、品書きの確認

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頼むのは”かけ”の”あつかけ”
”あつかけ”の他には冷たい汁とうどんの”ひやかけ”
そして温かな汁に冷たいうどんをいれた”そのまま”
実は”そのまま”なる”かけ”の食べ方は知らなかったです

オーダーは無意識に一言、”かけの大”
やっちまったぜ・・・大盛りはやめようと思っていたのにーー;)

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見込み茹で等の茹で置きはしないそうで時間がかかると書いてあります
現に着丼までそれなりに時間がかかっていました
 

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トッピングしたのは”ちくわ”
隣の人が食べていた”ゲソ”がメチャおいしそうでした
量もたっぷりあって、次回訪問時は絶対に”ゲソ”を頼むぞ( ・`ω・´)キリッ

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かまぼこも気になるし・・・次回は次回で悩みそう^^;

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テーブルの上には胡麻や塩、七味に生姜、それに揚げ玉

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かけ(温・大)と竹輪天の着丼

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揚げたてアツアツの竹輪天が美味しい
竹輪天ってこんなにも柔らかだったんだ^^

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汁は淡く透明、うどんの白さを引き立てます
まずは汁を一口
汁の色とは裏腹にしっかりしたダシの香りと旨味
そして強めの塩気、かなり濃い味
無意識に大盛りにして失敗したと思ったのは、大抵の場合味に飽きるから
でもこのうどん、最後まで味に飽きませんでした
それぐらいの味の濃さがあります

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うどんは柔らかめですがコシはしっかり
噛んだ時の適度な抵抗感、弾力がいいコシに感じるのです
噛んだ瞬間から硬さを感じるうどんは好きじゃない
顎が疲れるから
それに顎が疲れてくると食べる事に飽きてしまうのです
そうなると大盛りが辛い

でもここのうどんは柔らかめで顎が疲れません
大盛りでも最後まで飽きなかったのは汁の濃さもありますが、うどんの噛み応えが適度だった事もあるでしょうね
自分はこの硬さ(柔らかさ)、好きです

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竹輪天を饂飩汁に浸してもみましたが
そのまま食べるのが一番良かったな
汁に天麩羅を浸けると汁の味が変わってしまうから

香川一福
03-5577-3644
東京都千代田区内神田1-18-11 東京ロイヤルプラザ102
[月~金]  11:00~20:00
[土]  11:00~17:00
定休日 日曜日・祝日

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うどんを食べ終えたら駅に戻りますが、商店街で別腹物を発見
鳴門鯛焼き本舗です

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アツアツの鯛焼き、美味しいですよね
しかも天然物の鯛焼き

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天然鯛焼きとは一丁焼きの鯛焼きの事
数匹を一度に焼く型を使って作る鯛焼きは養殖もの
それらとは焼き上がりが違います
食感が別物^^

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なので天然物の看板を見かけると発作的に購入してしまうのです(笑

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芋か小豆か・・・悩みますがオーソドックスに小豆で

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買ったものの、傘をさしながらその場で食べるのは至難の業
駅のホームにある椅子に座ってゆっくり楽しむことにしました^^

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購入したのは二匹
自粛中で大人しい買い方^^;

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見るからに表面がパリッとしています
大きさも手頃で彫りも深い

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厚み

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厚さ方向のシンメトリーも悪くない

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餡子は小豆の粒が潰れたタイプ
甘さは控えめでさっぱりした風味
ホクホク感が強く感じられます
皮は薄くパリパリ
甘味を抑えたほっくり餡子によく合います

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尻尾の部分にもしっかり餡子が^^
これは嬉しい♪

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食べ終えたらオレンジ色の電車に乗って降りたのは新宿
地下道を歩いて向かった先は

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西新宿にある東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館
そこで開催されているのは「もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20’s Paris」

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42F にある美術館、眺めが良いです
雨じゃなかったら素敵な風景なんだろうな

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さぁ、楽しみましょう

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気に入った絵の画像をネットで探しましたが、僅かしか見つけられませんでした

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エミール・クラウス <リス川の夕陽> 

まずはチケットにも印刷されたエミール・クラウスから
エミール・クラウスはフランス印象派の影響を受けながらも、「光」による明暗や色味の違いに着目し独自のルミニスム(光輝主義)を確立
描かれる画は独特の光を持っています
 

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アルベール・バールトソン <ロンドン、カノン・ストリート・ブリッジ>

この展覧会は、印象主義や新印象主義といった前世紀のスタイルを受け継ぎながらも、フォーヴィスムやキュビスム等の前衛的な芸術運動に加わらなかったため、モダニズムを主体とする美術史の視点からあまり取り上げられることがない芸術家たちの作品を紹介するための展覧会だそう
というわけで、自分も初めてみる作家作品ばかりでした

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アンリ・ル・シダネル <赤色のテーブルクロス>

六章で構成された展示は

1章:エコール・デ・ポザールの仲間たち
2章:北部の仲間たち
3章:パンド・ノアールの仲間たち
4章:ベルギーの仲間たち
5章:遅れてやってきた仲間たち
6章:最後に加わった仲間たち

で構成され自分はその中で2章と4章が気になりました

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アンリ・ル・シダネル <日曜日> 

穏やかな空気感を持つ抒情性の漂う作風、柔らかな雰囲気

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アンリ・デュエム <羊飼いと羊の帰還>

これが展示品の中で一番グッと来た作品
実のところ展覧会と言うものは行ってみる迄解りません
誰もが知っているような印象派の大家の作品が無い展覧会で正直大きな期待は無かったのでしたが、見応えのある作品に出逢う事ができて得した気分^^
来た甲斐がありましたね、今日は雨で良かったな(笑

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アンリ・マルタン <野原を行く少女> 

暖かな陽光の下の柔らかな温かさが空気の振動と共に伝わってくるような、ほのぼのとした詩情溢れる作品

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雨ばかり続いた夏(?)休みも終わり今日から社会復帰

仕事に戻った途端いい天気

風も最高に気持ちいい

まさにバイク日和

休みの間は雨で

仕事に戻った途端にこの天候だなんて

悲し過ぎる

チ━━━━(##`Д´)━━━━クショ~!

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