SSブログ

辛くて甘い坂城のネズミ大根の絞り汁で食べる おしぼり蕎麦 かいぜ [信州の蕎麦]

この日の出張は信州は千曲
千曲では蕎麦や饂飩を辛味大根の絞り汁で食べる、”おしぼり”というものがあるのです
実はこの”おしぼり”、自分は大好物
折角の千曲出張です
仕事よりも蕎麦を優先^^;

s500_IMG_5853.jpg

上信越道、坂城ICを降りて直ぐのこの蕎麦屋さん”かいぜ”
どう見ても蕎麦屋に見えない店構え

s500_IMG_5899.jpg

お店の駐車場には番犬ならぬ番山羊^^;

s500_IMG_5854.jpg

お店の周りはリンゴ畑、とても蕎麦屋さんがあるような雰囲気ではありません
この看板が無かったら迷う事確実です

s500_IMG_5857.jpg

おいしそうなリンゴがいっぱいの畑をあがってゆくと

s500_IMG_5856.jpg

一軒の家
普通の住宅にしか見えませんが、此処が”かいぜ”

s500_IMG_5858.jpg

11時半に到着しましたが既に満席でした

s500_IMG_5859.jpg

店内は座敷のみで6卓並びます
お店は二人で切り盛り
なのでかなり忙しそう

s500_IMG_5860.jpg

待ちながら品書きを確認
品は饂飩と十割蕎麦のみ
それに辛み大根の絞り汁の”おしぼり”か、普通の出汁で作る蕎麦汁である”めんつゆ”かを選びます

s500_IMG_5866.jpg

オーダーしたのは手打ち蕎麦の大盛り、当然”おしぼり”で

s500_IMG_5867.jpg

この”おしぼり”に使う辛み大根は、ねずみ大根と呼ばれる大根で此の地方の特産品
しかも使うねずみ大根は店の周りの畑で作ったもの

s500_IMG_5864.jpg

このネズミ大根の特徴は、辛くて甘い事
咽るような辛さの奥に、その辛さを包み込むような甘さ
癖になります

s500_IMG_5868.jpg

席に案内されると共に供される小鉢たち
紙おしぼりが残念ですが、お店の規模を考えれば仕方ありません
でも・・・

s500_IMG_5871.jpg

緑茶はちょっとーー;)
タンニンが蕎麦の風味を味わうのも邪魔してしまいます
蕎麦を食べる時は蕎麦茶であって欲しい
そうは言っても・・・

s500_IMG_5869.jpg

漬物には緑茶があいます^^;
まぁこれはこれで信州らしいかも

s500_IMG_5870.jpg

漬物や金平を食べながら茶を啜り、蕎麦を待ちます

s500_IMG_5873.jpg

これは?
ねずこん、此の地域のゆるきゃらなのかな
やみつきになるかも♡って・・・はい、やみつきです
ウチで蕎麦を食べる時も辛み大根の絞り汁で食べる程
でもネズミ大根ではなく、普通の辛み大根で作りますが^^;

s500_IMG_5874.jpg

おや、こんなところにも^^

s500_IMG_5876.jpg

おしぼり蕎麦の登場
蕎麦は一人前が最初に供され、時間差で大盛り分がやってきます
たっぷりの辛味大根の絞り汁、それに味噌、鰹節、葱の薬味たち

s500_IMG_5879.jpg

まず蕎麦のみで手繰ります
細打ちの十割蕎麦は柔らかめ
香りも大人しく、蕎麦のみでどんどん手繰りたくなるようなタイプではありません
噛み応えも反力は無く、年輩の方でも食べやすい感じの蕎麦

s500_IMG_5878.jpg

次に汁を味わって・・・と言う訳には今回はいきません
そんな事をしたら咽て大変な事に(笑
蕎麦を絞り汁に浸し、啜ります
ツーンと鼻に、いや脳天に来る清涼感
一気に体がシャキッとします
でもこれは単に辛みのチェック
本番はこれから

s500_IMG_5877.jpg

まず味噌を絞り汁に入れ、溶きます
でもこれが難しい
入れ過ぎると汁が甘く重くなってしまい
爽快感が失われます
かと言って少ないと旨みが少ない

鰹節は入れると食べやすくなりますが、自分は好きじゃない
汁にスッキリ感が無くなってしまうから
旨味はアップするのですが、その分重くなってしまうのです
葱もね、葱の味が移るから入れません

s500_IMG_5884.jpg

どれ位入れるか
かなり緊張します
セッティングが決まった時はこれ以上ないって思うくらい美味しい
でも、ほんの少しでも入れ過ぎると美味しさは半減
凄くスイートスポットが狭いのです

s500_IMG_5880.jpg

蕎麦を汁に浸け、手繰ります
セッティングも決まって最高の味わい
やはりおしぼり蕎麦は美味しい^^

s500_IMG_5881.jpg

蕎麦汁に浸すときは蕎麦の半分くらいを浸す感じで食べるのが多いです
汁によっては四分の一程度の時も
余程薄くない(または蕎麦が強すぎる)限りどっぷり浸けるような事はありません
でも、このお絞りはどっぷり浸します
浸しても蕎麦の味を隠さないから

s500_IMG_5886.jpg

一人前を美味しくフィニッシュしかかる頃

s500_IMG_5887.jpg

大盛り分が到着
何となく鰹節を入れると味が重くなる事を確認しようと
この大盛り分は汁の味を変えて食べてみました

s500_IMG_5888.jpg

やはり後悔ーー;)
入れない方が美味しい

s500_IMG_5889.jpg

そして蕎麦湯

s500_IMG_5890.jpg

白濁タイプで、ややトロリとした湯

s500_IMG_5891.jpg

味噌ですからね
蕎麦湯で割って飲んだら凄く美味しい
そうか、葱と鰹節はこの段階で入れればいいんだ^^

かいぜ
0268-81-3595
長野県埴科郡坂城町中之条2366-3
11:30~L.O14:00
定休日 月曜日&火曜日

boeder-001.gif

この日の宿は上山田温泉

定宿の横にある飲泉の施設

s500_IMG_5902.jpg

いままで気にした事なかったのですが

地元のお婆ちゃんがボトルをいっぱい持って汲みにきていたのを見て気になって

s500_IMG_5908.jpg

自分も汲ませてもらいました

汲む前の烏龍茶の一気飲みは辛かったぜ^^;

s500_IMG_5910.jpg

定宿の温泉を楽しんで

大好きな硫黄泉、硫化水素の良い薫り^^

s500_IMG_5913.jpg

此処、時間帯によってはガラガラ貸切で楽しめます^^

s500_IMG_5918.jpg

温泉で温まったら部屋で飲泉

そういえば温泉を飲むってあまりやったことなかったな

どんな味だろう

・・・・・・・

塩を振り入れたくなると言うか

茹で卵が食べたくなる味だなぁ・・・^^;

飲んでいるとお腹が空きそう(笑

s500_IMG_5923.jpg

この定宿、湯はいいけれど眺めがちょっと・・・・

窓から見えるのは廃墟のホテルだし

長野五輪をあてこんで、過剰投資をしたのが傾いた原因だそう

でも・・・五輪会場から遠いんじゃね?ここ

それに五輪が終わったらそれまでだし

s500_IMG_5926.jpg

もう一つ廃なもの発見

s500_IMG_5930.jpg

ロープウェイの名残かな

s500_IMG_5935.jpg

チェックアウトの後、もういちど温泉を汲んで

実は2L飲んじゃいました^^;

s500_IMG_5937.jpg

温泉成分表が貼ってありました

s500_IMG_5940.jpg

飲用注意事項も

一回に200mlまでで、一日の総量も1Lまでだってぇ@@;)

倍飲んでしまったーー;)

boeder-001.gif

先週、天候が悪く中止になったツー

明日リベンジです

今度は天気は良さげ

ハンバーガー、楽しみだな^^

m_emoji-1.gif


nice!(127)  コメント(34)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。