ホルモンが主役か饂飩が主役か、謎に満ちたホルどん 満願堂 [気になる一品(Delicious)]
カレーうどんで満腹になった腹を抱えて出かけたのは熊谷、泊りの出張
想定通りに事が運んで早めに終わりました
このまま帰りたいところですが、翌日は上州でもう一件片付けないといけません
そのまま深谷の定宿でもう一泊します
でも時刻はまだ三時、宿に帰るにはまだ早い
それに昼ごはん抜きで仕事をやっつけた事もあって凄く空腹
この時間でも昼ごはんを食べられる店を探して向かいます
探し出したのは熊谷の某うどん屋さん
四時まで営業しているそうなので急ぎます
ナビに住所を入力して向かっていると・・・・
なんだ?”ほるどん”だって?
それに”葱ふらい”って???
一体何だろう?
一旦はそのまま通り過ぎましたが・・・・どうしても気になります
車を脇に止めてネットで検索
なんでも熊谷の名物らしいです
これは食べてみなけれは!
しかも営業中の看板(御開帳とも書いてあります^^)
当然Uターン、お店、満願堂に向かいました
あらためて窓ガラスに貼られた品書きを眺めます
熊谷ホルどん
ねぎフライ
どんなのだろう
想像したのはホルモン丼、丼ご飯にホルモン焼きが乗ったもの
自分が生まれ育った地方では土手煮丼なるものがありました
ホルモンを赤味噌と砂糖でコッテリ味付けしたものをご飯の上に乗せるのです
それと同じような感じの丼物じゃないかなと
ねぎフライは串刺しの葱を揚げたものを想像
でもそれでは当たり前過ぎて面白くないし
面白くないものが名物になるはずもない
こんな時間ですから誰も居ません
お店の人から”こんな時間なのに来るの?”という冷たい視線を浴びるのではないかと恐る恐るドアの前に立ちます
んっ?開かない・・・やはりこんな時間なんだから閉めちゃったんだ
でも営業中となっていたけれど・・・
と、よく見ると手動ドアでした^^;
お店の方も気持ちよく迎えてくれてホッとひと安心^^
すいませんねぇ、こんな時間に^^;看板が気になって
店内は昭和な雰囲気
各テーブルに団扇が置いてあるのが渋い
くまモンも居ましたがクマ繋がりかな(笑
熊谷も熊だし
まずは店の方に品についていろいろ尋ねました
”ホルどん”はホルモン焼きの乗ったうどんだそう
自分が想像していたのとは違っていました
”フライ”はお好み焼きともんじゃ焼きの中間的なもので・・・との説明
これまた自分の想像と全く違っていました(笑
頼むのは決まっています
絶対に食べたいのは”ホルどん”
店の前の幟を見て引き寄せられたのですから(笑
しかも品書きには熊谷ホルどん元祖のお店と書かれています
元祖かぁ・・・店構えに元祖のオーラが出ていてそれに引き寄せられたのかな
フライも食べたい
でも二つも食べると多いかなーー;)う~ん
お店の方に訊いてみると”ホルどん”は盛りが小さいから大丈夫だと
ならば安心して頼みましょう
松竹梅の違いは大きさ
一応控えめに松で
玉子は・・・欲しいけれど初めて食べる”フライ”ですからベーシックを味わいたい
なので無しで
トッピングは七種類ありました
フライの各サイズの直径
結構ラフ^^
焼きそばの大盛りって三玉なんだ @@;)
これは頼むときに注意しないとね
フライはソースか醤油か選べます
最初だからデフォのソースで
オーダー品を待ちながら置いてあったパンフをチェック
くま辛プロジェクトなるものがあるんだ
熊谷は日本でトップクラスの夏の暑さ
熱いはホットと辛いもホット
で、くま辛プロジェクトだそう
解ったようで解らぬような・・・--;)
ただ・・・キャラクターが可愛くない
こりゃ流行らぬな
だってオヤジ顔だし暑苦しいからーー;)
”ホルどん”と”フライ(松)”の登場
まず”ホルどん”から攻めましょう
皿を見ると凄く小盛
それにしてもうどんとホルモンのバランスがオカシイ
”ホルモンの乗った焼きうどん”と聞いていましたが
うどんがメチャ少ない
そしてホルモンの量がメチャ多い
これは最早ホルモンの乗った焼きうどんではない
うどんの入ったホルモン焼き
ますうどんを一口・・・ってはならなかったです
無意識に最初はホルモンから、つまりホルモン焼きと視覚は理解^^;
しっかりした大きさのホルモンを頬張ると濃厚な旨みが口の中に広がります
癖は無く食べやすい風味
タレが絶妙、濃すぎず薄すぎず
いくら食べても口が疲れない味付け
5皿位は軽く食べられそう
上に乗るピり辛の薬味を口に入れればホルモンの脂で疲れた味覚が蘇ります
醤油ベースの甘辛タレがジューシーなホルモンに絶妙にからみ合います
ご飯に乗せても美味しいけれど、ビールの方がよりあいそう
そんな味付け
うどんはモチモチ、ホルモンの濃厚な旨みを含んだ脂とタレが滲みて美味しい
このホルどん、大皿で食べたいな
フライは小麦粉を使った食べ物で、野菜や肉などをまぜた行田・熊谷地域の庶民的な名物料理
紅ショウガと青海苔のパックが供されますが
トングが中に落ちている^^;
まぁ、細かい事はどうでもいいや
青海苔と紅ショウガを乗せたら、完全にお好み焼き^^;
味はがお好み焼きっぽいのは当然
なのでマヨが欲しくなります
お好み焼きに多い甘いソースではなく
酸味のあるスパイスが効いたソースなのが嬉しい
凄く懐かしい味
ホルどんがメチャ美味しい、毎日食べたいぐらい気に入りました^^
富来・焼きそば 満願堂 (まんがんどう)
048-532-4546
埼玉県熊谷市新堀942-2
11:00~16:00
定休日 月曜日
フラペチーノのざらつきが気になってリピ無しと言いましたが・・・
ラテが有る事に気付いていませんでした
なのでラテでも試します
上州からの帰り道、上里SAのバックスでローストナッティチェスナッツラテのグランデを頼んで
高速道路SAのバックスだから紙コップ
やっぱりマグカップの方がいいな
ローストナッティチェスナッツラテのグランデとマロンのケーキ
実はこれがこの日の昼ごはん
甘いの以外食べる気にならなくて・・・^^;
確かにザラザラ感は無かったけれど
もうちょっと味に変化が欲しかったな
栗のケーキは結構栗がいっぱいでした
一口頬張ると栗の味がいっぱいに広がります
ただ、生地がちょっとパサっていたのが残念
やはりしっとり仕上げた方が好きです^
ようやく夏休み
もう夏じゃないけれど^^;
やっと体が休められる^^