八ヶ岳山麓地粉の蕎麦 茅野の蕎麦 そばきり吉成 [信州の蕎麦]
諏訪の帰りに寄った蕎麦屋さん
大好きな八ヶ岳産の蕎麦で十割との看板に吸い寄せられました
おぉ、白暖簾
白暖簾に外れは少ないというのが持論なのです
中に入ると・・・えっ、ここって蕎麦屋さん???
凄く違和感のある内装
蕎麦屋っぽくないです
ここ蕎麦屋ですよねって訊いたぐらい(笑)
蕎麦で飲むにしても一寸雰囲気が違う気が^^;
さて、品書きを確認します
十割は”どうづき”と”あらびき”
どうで蕎麦をついて粉にするか、石臼で挽いて粉にするかの違い
どうづきは滅多の見かけませんからどうづきにしてみましょう
どうづき1600円、大盛りは600円増し、かなり強気な価格設定
どうでつくのは手間がかかるから仕方ないのかな
二八のセイロは800円と普通な価格
二八の大盛りは330円増し
カウンター席の雰囲気からお酒の種類を期待したのですが
あまり種類は多くない
でも店主お勧めの酒(時価)が気になります^^
温かなお茶を飲みながら蕎麦を待ちます
が、雰囲気が蕎麦屋っぽくないのは変な気分
なんとなく落ち着かない^^;
蕎麦の到着
蕎麦に只ならぬ存在感
うむ、1600円だけのことはある
蕎麦自身を味わう為に水蕎麦が一箸分ついてきます
まずこれを召し上がってくださいと
ではまず水蕎麦から
つるっと・・・・と言いたいところですが、つるっとは行きません
どうづき蕎麦は粗い粉
粒粒がしっかり感じられます
その粒粒が引っかかって滑りを悪くしています
噛むとぷちぷち感
それを潰すと甘味を感じます
でも、蕎麦の味を確認するのに水蕎麦は要らないと思います
水が口の中に一緒に飛び込みますから味が薄まってしまうのです
ですから思ったより蕎麦の香りが感じられません
味を確認するなら水が切ってある方がいい
一箸つまんで唇に軽くはさみます
そして息を吐き、臍に力を込めながら一気啜り
おおきな音が響きますが蕎麦を食べるのはこうでなくちゃいけません
豪快に食べるから美味しい
細打ちの蕎麦
この粒粒加減で細く打つのは大変でしょうね
しかも十割
見事です
ただ・・・・やはり難しいのでしょうね
蕎麦の長さは短い
なので豪快に啜っても気持ち良さが続きません
蕎麦を噛みきると、適度な反力
だらしなく潰れません
噛めば噛むほど蕎麦の甘味と香りが出てきます
粒粒を潰すたびに湧き出る香り
楽しいです
汁なしで食べる用に塩もついてきますが
やはり塩なしの方が味がよく感じられます
塩を振った方が蕎麦の甘味は引き出せますが
汁を確認します
ごく少量を口に含み舐めるように味わいます
さっぱりした汁
特にシャープさは無く、輪郭がはっきりしたタイプではありません
甘さがやや先に来る感じはありますが、後口に甘味が残り事は無くさっぱりした余韻
香り、酸味、塩気が飛び出ることはなく、まとまった味わい
蕎麦を汁に浸して食べます
蕎麦の半分ぐらい浸けましたが完全に蕎麦の勝ち
どうづき蕎麦は強いですね
この汁、弱いわけではありません
旨みも厚く、しっかりしています
普通の蕎麦なら蕎麦の半分も汁に浸ければ大丈夫でしょう
しかしこのどうづきは違います
蕎麦を汁にどっぷり浸けないとバランスが取れませんでした。
薬味はオーソドックスに葱と山葵
葱が凄く綺麗、こういう葱は嬉しい
山葵は瑞々しく香りもしっかりしていました。
蕎麦湯
過度にドロッとせず無論サラサラでもありません。丁度いい感じ
この器、好みだな^^
サービスで珈琲をいただきました。
蕎麦より珈琲の方が店の雰囲気にあっている気が^^;
最後まで内装の雰囲気に馴染めませんでした。やはり蕎麦屋は蕎麦屋っぽいのがいい・・・・
そばきり きっせい(吉成)
0266-73-9910
長野県茅野市本町東7-61
11:00~22:00
定休日 木曜日
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下の娘からLINE
ガリガリ君を試すようにとの指令
とろりんシュー味だそうでセブンイレブン限定だとか
コーンポタージュ、シチュー、ナポリタン
いろいろ楽しませてくれるガリガリ君
こんどはどんな衝撃を与えてくれるのだろう
さっそく買ってみました
食べてみると・・・・
なかからとろりとしたカスタード風味のアイス
なんだこりゃぁ
普通に美味しいじゃん
折角期待したのに・・・
意外な美味しさの発見
不味いけれど何故か後をひくマズウマの何とも形容しがたい味わい
最近、ガリガリ君に変な期待をしている自分がいる^^;