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そうだ京都 行こう 家庭内修学旅行 その4 [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]

前夜の晩御飯、お腹が減らず結局は稲荷寿司を買って食べました。
仕方ありません、甘味優先のさる1号なのです^^

こっちの稲荷寿司って関東のと違うのですねぇ
形も中身も、そしてやっぱり味も
柔らかな味わいに炊いた稲荷、それはそれで美味しい
でもやっぱり味が濃い方が沢山食べられる(笑)

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三日目の朝ごはん
意識して野菜を多めに
旅行中って野菜の摂取が少なくなって腹が重くなりがちですから。

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三日目は嵐山エリアを攻めるそうです。
さてさて、上の娘はどんなコースを考えてくれているのでしょう。
まずはお気に入りとなった嵐電に乗って・・・ukiuki

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今日も電車でGOごっこ、楽しいなぁ~^^ runrun

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始発から終点まで、しっかり楽しみました。

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嵐山のホームには足湯があるのですね
帰りに浸かってみましょう^^

(でも帰りは清掃中で入れませんでした T T)

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なかなか和な雰囲気の駅、良いですねー

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いやいや、今日も陽射しが気持ちいい^^ 最高の散歩日和です

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嵐山と言えば、まずこの橋から。

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四条大宮から嵐電で20分強乗っただけで景色が随分違いますね

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長閑でいい雰囲気、気持ちがまったりしてきます

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昨日は壮大な寺院や迫力ある建物に圧倒され疲れました。
ですからこんな長閑さに安らぎます。

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橋を逆サイドから
画になる橋ですねぇ

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でも通行量が多くて、撮るのも大変^^;

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橋の次は竹林を見に行きましょう。
でもその前に

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野宮神社にお詣り

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朝の神社は素敵です
透明感溢れた凛とした気は背筋がのびて気持ちいい

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そして竹林へ

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いやぁ~、気持ちいい
竹林越しの日が柔らかく優しく包んでくれます
時折吹く風に囁く竹の音は清涼感いっぱい

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竹の葉のフィルター越しに降り注ぐ、緑が混ざった陽射しは目に優しく、花粉に疲れた目は暫しの休息

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そういえば車のCMでも使われていましたね
車だとあまり走りたくない道だけど^^;

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麗らかな陽射しを浴びながらのんびり歩きます
何とも長閑な景色に大きな欠伸をひとつ
ここでぼーっとしていたら気持ちいいだろうなぁ

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そして常寂光寺へ、ここは百人一首で詠まれる小倉山にある寺で常寂光土の観があるそうです。

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二日目に訪れた寺院とは趣が異なります。
ここには迫力や壮大さはありません
ひっそり、静かな佇まい

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訪れる人を優しく受け入れてくれるような柔らかさ

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落ち着きますね・・・・落ち着くはずでした
でもやたら騒がしい団体が大声で話しながら参拝
雰囲気ぶち壊しです(怒)
餃子の国かキムチの国か不明ですが、何故彼らはあんなにも声がデカイのか
場所をわきまえず騒ぐのは困りものです。
さらの困るのはそこに何時までも居る事
さっさと行けばまだ許せるのに・・・・

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心落ち着ける場所で心乱され気分は今一つ
これ位で心乱されるようでは修行が足らんと一喝されそうですが 

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この日、この寺の桜はこんな感じ
まだまだ蕾でした。 

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この日は花粉が特に凄い
前日からかなり来ていましたが、さらにパワーアップ
下の娘もマスクが離せなくなりました。
マスクシスターズ参上^^

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次は小倉山の東麓の二尊院、紅葉の名所です。

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釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るので二尊院だそう
ここにあった時雨亭で藤原定家が百人一首を選定したとか

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上の娘がまたまた儀式を^^;
恥ずかしいから他人のふり~^^

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綺麗な参道ですね。ここが紅葉で染まったら素敵でしょうね

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小倉山峯のもみじ葉心あらば  今一度の御幸またなん (貞信公)

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本堂へ
ここも優しげ、圧迫感はありません
嵐山の寺院って威風堂々とした感はありませんね。
昨日巡った寺院は壮大で迫力があって、威厳に満ちていました。
高圧的で・・・素晴らしいけど親しみはありません。
でも嵐山界隈の寺院は皆優しい雰囲気

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マスクシスターズも遅れて登場
これしきでへばるなんて情けないぞ~

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さぁ今日も忙しなく次々行きましょう
何といったって修学旅行なんだから^^

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次のターゲットは滝口寺と祇王寺、隣同士です。
まずは滝口寺から

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この寺には、ある悲恋の伝説が残されています。平安時代末期、御所の警護にあたった滝口の武士、斉藤時頼と、平清盛の二女・徳子付きの女官、 横笛にまつわるもので、平家物語の維盛高野の巻に挿入されている話とか

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簡単にに書けば、斉藤時頼は、花見の宴で、横笛の舞い姿を見て一目ぼれし、口説いておつきあい。 ところが厳しい父に知れ叱責されて出家することに

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想い焦がれる横笛は、時頼を訪ねて行きますが、会えずに追い返されます。
横笛は、泣く泣く帰るわけですが想いを伝えたく歌を詠み、指を切り、その血で歌石に書いて帰るのです。

山深み 思い入りぬる柴の戸の まことの道に 我を導け

時頼は、横笛への想いを断ち切るために高野山へ
それを聞いた横笛は奈良の法華寺で尼になりました。

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それを知り一首の歌を横笛に送り

そるまでは恨みしかとも梓弓 まことの道に入るぞ嬉しき

横笛返して

そるとても何か恨みむ梓弓 引きとどむべき心ならねば

時頼はますます修行に励んで高僧になりました。
めでたしめでたし・・・・って、めでたいのか?

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細い山道を登りきると、そこにあるのは・・・・・朽ちた茅葺屋根のあばら屋?
崩れそうな感じに一寸引きます。とても悲恋伝説があるように見えません^^;
しかし、俗気がなく、ピュアな感じはあります。
究極の侘び寂びの境地なのか・・・・・

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案内書きが貼ってあり、それによると予算が無く屋根の補修が間に合わないと
予算ができたら修理すると書いてあります。

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俗気が無く、いい寺だと思いますが、俗気が無いと言う事は訪れる人も少ないと言う事
当然拝観料収入も・・・・・
補修は何時できるのでしょう

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中に入れますが・・・入って大丈夫かと暫し思案
天井、落ちてこないよな^^;

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何か凄く落ち着きます
寛ぎ過ぎの娘達
一応お寺なんだけど・・・・・

奥には時頼と横笛の像が仲良く並んでいました。今更並んでもねぇ・・・・

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しかし・・・廃屋にしか見えない(汗) 

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道を降って祇王寺に、ここも平家物語に登場する寺
平清盛が愛した祇王・祇女、仏御前が尼僧として余生を過ごした尼寺だとか。

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パンフに書いてあった長い長いいきさつ話を簡単に書くと・・・(でも、思考が単純なさる1号の理解ですからズレがあるかも^^;)

昔々、舞いの上手な祗王、祗女と言う姉妹がいました。京都に出て、踊り子となり、姉の祗王が清盛に愛されて一緒に暮らしていたのですが・・・

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ある日ここに、仏御前と呼ばれる上手な踊り子さんが現われて清盛さんに舞いをみせたいと申し出た。清盛は、祗王の方が上手に決まっていると門前払いをしたが、祗王が優しく取りなした(余裕かまして?)ので、観てあげようと呼び入れたのですが・・・
これが、声も節も魅力的、清盛は、たちまち心動かして仏御前に心変わり・・・(まぁ、心変わりなんざよくあることさ)

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仏御前がいるからお前は要らぬと(?)祗王は館を追い出されて・・・・。
せめてもの忘形見にと、

萌えいづるも 枯るるも同じ 野辺の草  いずれか秋にあわではつべき

と障子に書き残して去って行く。 (素直だなぁ・・・ウチの奥さんだったら暴れるなきっと)

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で、なんやかんやとあって、祗王二十一、祗女十九、母刀自四十五の三人、髪を剃って尼となり、嵯峨の山里、今の祇王寺の地に世を捨て、仏門に入りました。
「いずれか秋に あわで果つべき」と障子に書き残された祇王の歌を見て、いずれは我が身かと世の無常を感じた仏御前、祇園の元を訪ね来て一緒に尼になりましたとさ。
めでたしめでた・・・・・くはないよね。^^;

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そんな悲恋物語が似合う静けさ、木立は寺を世から隠し、4人は静かに過ごしたのでしょう

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庵は中に入り座することができます。
ここの丸窓(吉野窓という)は格子入り、光の入り方によって影が虹色に映るという不思議な窓

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のんびり心穏やかに寛げる空間
ここに隠れ住むのも良いかも

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今日はペースが遅いです
徒歩のみで巡る今日の予定のせいだけではありません
嵐山の長閑な雰囲気が歩みをゆっくりにしてしまいます。

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前日のような緊張感が全くないのです

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さあ、そろそろ昼ごはんにしましょう
この辺りの店を一通りチェックして、選んだのはここ、つれづれ

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他はカレーやらピラフ、パスタと一緒に蕎麦や蕨餅がある、いかにも観光地的な無節操な品書きの店やカフェ
カフェの気分では無いのでピュアに和な品書きのこの店に
ちょっと軽めのようですが体重管理中ですから丁度いい

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店内もシンプル
変に飾っていないところがいい

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品書きを確認します
自分は一番上の”つれづれごはん”、炊き込みご飯です。
下の娘は月見蕎麦
上の娘は何か京都名物が良いと
京都名物か・・・入り口にあった嵯峨豆腐かなぁ
でも上の娘は豆腐が好きではありません(味が無いからだとか)
入り口にあったのは嵯峨豆腐とつれづれご飯、つれづれご飯は自分と被ってしまいます・・・・
そうだ、お茶漬け、お茶漬けはどうだ?京都の茶漬けは有名と落語で聞いたことがあるぞ
お茶漬けでもどうですかと言われても出てこないという幻の名物だそうだぜ(本当か?)
という訳で、茶漬け。(笑)

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つれづれごはん、体に良さそうな量でした^^
何時もこれ位にしておけば健康的でしょうね

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下の娘の月見蕎麦
汁がやはり大人しい
淡い味わいで蕎麦が目立ちます
汁は美味しいですが蕎麦と合わせるには弱い

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上の娘の茶漬け
これが京の茶漬けなんだ・・・
茶はダシではなく、普通に緑茶でした。
でもそれがいい^^
自分はダシより緑茶をかけるほうが好きなのです
お茶漬けですから^^

(つづく・・・三日目のパフェは嵐山のパフェ)

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キーボードを打つ自分の横を下の娘がドタドタ走り回ります

走り回らなければいけないほど広い家では無いのですが・・・

実は明日は彼女の中学の入学式

今まで羽根を伸ばしまくっていたので用意をしていないと

慌てふためいでいるのです

だから用意しておけって言っただろう^^

明日の下の娘の入学式は行かれます。

よかった

でも、月曜日の上の娘の入学式は行かれないのです(泣)

日曜日から海外出張・・・

またシンガポール、今度は3週間

帰りはGW


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