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名古屋出張 発祥の櫃まぶしを味わう あつた蓬莱軒・本店 [鰻(鳗鱼 eel)]

引き続き名古屋に出張
この日は鰻な気分
名古屋飯で鰻といえば櫃まぶしなのですが、実は櫃まぶしを食べた記憶がないのです
かなり昔に食べたはずなのですが・・・・実は食べていないのかな
そのくせ”櫃まぶしは好みじゃない”という事はしっかりメモリーされているのが不思議
ただ単に食べず嫌いなのか?それとも食べたけれど特別どうって感じはなくて記憶に残らなかったのか?
記憶がはっきりしないのはどうにもモヤモヤしていけません
そんな訳で今回は鰻重ではなく櫃まぶしを食べることにしました 


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どうせ食べるならば櫃まぶしの発祥のお店(諸説ありますが)がいい
あつた蓬莱軒本店に行ってみることにしました
蓬莱軒には一度行ってみたいと思っていたこともあって
金山駅から地下鉄に乗り換えたのですが、金山駅随分変わりましたねぇ
40年前の記憶しか無いですから浦島太郎状態^^;
しかし名古屋の地下鉄の駅ってめっちゃ暑い、もうちょっとエアコン効かせて欲しいな
ホームで電車を待つ間に汗で服がぐっしょり
でも電車の中はちゃんと冷えてましたよ(汗で濡れた服が冷えて・・・風邪ひきそう^^;) 


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伝馬町で降り、蓬莱軒へ
10分ほど待って入店
店内は広く、180席あります  


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品書きを確認します
名物らしく櫃まぶしがトップに書かれます
下の段には鰻丼、鰻丼はあるのですが鰻重は無いのですね
他のお店もチェックしてみましたが、名古屋は鰻重より鰻丼が優勢なようで、鰻重の扱いが無いか、あっても脇役な雰囲気  


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一半ひつまぶしをオーダーしようとすると
鰻とご飯が1.5倍でかなり多いですが大丈夫ですか?と、軽く制止が入りました
ご飯の量はどれくらいか訊くと、六杯程だと
六杯かぁ・・・・摂取カロリー制限の身の上にはNGだけれど、名古屋なんてそうそう来る場所じゃないですからね
ご飯は多くなくていいけれど、鰻はたくさん欲しいな
鰻が足らないというのは哀しいからね
それに食べるのをやめて後悔するより食べて後悔した方がいい 
一半ひつまぶしと肝吸いをオーダーしました


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やっぱりメロン
鰻屋さんのフルーツは何故かメロンが多いね ^^;
記事をタイプしていて気付いたのですが、さるちゃん牧場ってのが気になるな(; ̄▽ ̄)


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一半ひつまぶしの到着  


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薬味には葱と山葵に海苔  


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奈良漬が付いてくるのは嬉しい
やはり鰻には奈良漬です  


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オプションでオーダーした肝吸い
鰻を食べるときは肝吸いも飲みたいからね
肝は二つ入っていました  


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蓋を取って鰻様にご対面〜♪
お櫃にぎっしり詰まった鰻がいいね
ご飯が見えないのがいい  


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鰻は直焼き、備長炭で焼き上げられています
焼きは丁重、焦げは少なくいい感じ
直焼き鰻特有の濃い目のタレ、明治6年創業以来の継ぎ足しのタレがしっかり絡んでいます


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見るからに香ばしそうで食欲をそそります  


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櫃まぶしの食べ方に従って食べてみましょう
一杯目はそのまま
二杯目は薬味を乗せて
三杯目は出汁をかけてお茶漬けで  


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まずはお櫃の中を十文字に四等分にせよとの指示に従いザクっと豪快に杓文字を入れます 


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まずは一杯目、そのままで
香ばしい鰻、蒸していない直焼きの鰻ですが脂は強すぎず適度
タレが脂の強さを中和して美味しく仕上がっています
鰻の表面はパリッとした食感ですが、1cm刻みの幅はそのパリッと感をスポイル
ちょっともどかしい
鰻重の鰻のような大きいサイズの方が食感を楽しめますね
薬味に山椒をかけたかったのですが、卓上には山椒の用意はありませんでした
櫃まぶしには山椒は使わないのですね  
タレは色が濃いですが辛い過ぎず、また直焼きのタレにしては甘過ぎずで好みな感じ
いいバランスです


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ご飯の量は確かに多く、六杯分というのも頷けます
残念なのはご飯の炊き具合
柔らか過ぎなのです
丼物(重物)のご飯は硬めの炊き方がいい
柔らかだと食感が良くありません (タレご飯は絶対硬めの炊き方の方が美味しいと思う)


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鰻とご飯の比率を考えると鰻重に比べご飯の割合はかなり多い 
鰻重が1としたら3ぐらいはありそうです
タレご飯として考えるとタレが少ないですが、茶漬けで食べることを考えるとあまり多くタレはかけられないのかも
メニューにご飯大盛りというのもありましたが、これ以上ご飯の割合が多いのは自分は受け入れ難いな 
 

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鰻はご飯の上面だけてななく底にも配置されていました
鰻でご飯をサンドイッチ構造 


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二杯目は薬味を乗せて
山葵と鰻が合いますね
でも薬味を載せると蒲焼よりも白焼きで食べたいと思ってしまいます
山葵と海苔はいいけれど葱は邪魔かも
薬味を乗せて食べるのも美味しいけれど、正直なところ一杯目の方が美味しい 


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三杯目は薬味を乗せた後出汁をかけてお茶漬けに  


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山葵がいい仕事をしますが葱は邪魔
お茶漬けは大好き
なので二杯目よりも三杯目の食べ方を支持します 
でもやっぱり一杯目の方が美味しい 


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四杯目から六杯目は一杯目と同じくそのままで
六杯目には奈良漬を乗せました
そして鰻と奈良漬の相性の良さを再確認  


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ごちそうさま
最近はメガ盛りを封印しているこの体、流石にお腹が膨れました
美味しかったけれど・・・・結局一杯目のそのまま食べる食べ方が一番美味しかった
二杯目、三杯目の食べ方はそれに比べると記憶に残るようなインパクトも無く
つまり、鰻は鰻重(鰻丼)で食べるのが一番というのが自分の結論
食べたはずなのに記憶に残っていない理由が判りました
櫃まぶしのリピは無いなぁ
ご飯の割合が多過ぎだし、ご飯にかかるタレが少ないのがね・・・ 
次訪問した時は普通に鰻丼だな


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あつた蓬莱軒 本店 (蓬莱陣屋)
050-5596-7539
愛知県名古屋市熱田区神戸町503
11:30~14:00(L.O.)&16:30~20:30(L.O.)
定休日 水曜(祝日は営業)と第2、4木曜日
 


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熱田神宮近くに来た訳ですのでそのまま帰るわけにはいきません 
熱田神宮に参拝 


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いい雰囲気ですね
ここに来るのは2回目
以前来たのは16歳の時のお正月でした 
40年以上も昔かぁ
歳をとったなぁ==) 


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三種の神器、草薙神剣が祀られた本宮へ  


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清々しくて気持ちいいなぁ^^ 
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名古屋の地下鉄はトラップがいっぱい

例えば八事で名城線から鶴舞線に乗り換えたときのこと


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鶴舞線のホームに来て鶴舞線は何駅乗るんだっけって路線図を探すと。。。。。

あれ?違うホームに来たのかな

名城線の路線図がデカデカと鶴舞線のホームに

全く紛らわしい・・・・ーー;)

で、鶴舞線の路線図はどこ?

どの柱を見ても鶴舞線の路線図はありません(鶴舞線のホームなのに) 


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あったー路線図^^

でも線路の向こうの壁に貼られているからよく見えません

目が悪いから近づかないと見えないのに近付けない

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