名古屋に来たからには手羽先 名古屋駅・エスカ地下街 風来坊 [カツ唐揚(Fried meat炸肉)]
愛知県は刈谷での仕事も終わり
名古屋駅前に戻りレンタカーを返却したら昼ごはん
さて、何を食べましょう
今回の案件で一連の案件は完全に終了
となると暫くは名古屋に来ることは無いでしょう
ならば未だ食べていない名古屋名物を食べたいところです
未だ食べてない名古屋名物は・・・・あっ、手羽先
そう言えば手羽先は未だ食べていなかった
エスカに風来坊があった事を思い出しエスカへ
そしてお土産を先に購入します
ご飯食べて満腹になるとお土産のことを忘れちゃいそうだからね
買ったのは守口漬けと奈良漬
お土産を購入したら風来坊へ
店内は45席、奥のテーブル席に陣取ります
ちょっとガラガラで店員さんも手持ちぶたさ気味
2、3人がずっと固まって私語・・・・バイトかな
そんな見えるとこで固まると目立つぜ
彼らが動かないでもフロアが回っているのはこれまたバイトっぽい別の一人がよく動くこと
運ぶ運ぶ、片付ける片付ける、彼一人でフロアをこなしているような^^;
品書きを確認します
ランチメニューは7種類
この中で手羽先が一番多いのがランチセット
ならばランチセットにしましょう
牛すじのどて煮も付いているようです
そうそう、どて煮も食べていなかったね
暫し待ってランチセットの到着
まずは味噌汁を一口
名古屋らしく赤だしです
一口含むと重い旨味、そして後口は渋味と仄かな苦味
癖の強い味、飲みつけていないとダメでしょうね
ウチの奥さんなんかは赤だしはダメなのです
(でも田楽には豆味噌(赤だしの味噌)を好むからよく解らない^^;)
実は自分も今はストレートはちょっと辛い
実家にいる頃は普通に赤だしを飲んでいましたが、実家を出て40年も赤だしから離れたら赤だしがキツく感じるようになってしまいました
なのでウチの赤だしの味噌汁は赤だしモドキ、信州味噌とブレンドしちゃいます
それでもキツイけれど^^;
では手羽先をいただきます
乗っているのは手羽先の手羽中が四本、手羽端はありません
手羽端、好きなんだけれどなぁ
食べ方はいろいろありますが、豪快にガブリと^^
噛んだ瞬間、塩っぱさにビールが欲しくなります
そして胡椒が強い
ビールは欲しくなるけれどご飯は呼ばないなぁ
次にどて煮をいただきます
スジ肉を一つ口の中に
うわっ、あっまぁ〜
筋肉の癖を豆味噌の癖で隠し、その豆味噌の癖を味醂や砂糖の甘さで隠しているのですが、これがめっちゃ甘い
こっ、これは苦手だ・・・・ーー;)
昔は丼飯の上にどて煮をたっぷり乗せて食べていたものですが今は苦手になってしまいました
これも食べつけていないと食べられない味なのですかね
住む土地を変えて40年もすれば味覚も変わるから仕方ないかな
もうちょっと甘さが控えめならばご飯が進むけれど、甘過ぎて・・・・
塩っぱさを感じるぐらいがご飯を呼びます
塩っぱさを甘さで丸める感じがいい
甘過ぎだとご飯を全く呼びません
ご飯の炊き加減はやや柔らかめ、もっと硬めの方がいいな
手羽をオンザライス
ご飯を呼ばないのに乗せてもご飯と仲良くなれないねぇ、やっぱりーー;)
昔は丼ご飯の上にどて煮をかけたのが好きだったからやってみました
どて煮をかけて・・・
口に入れる前にちょっとだけ混ぜて、ぱくりと
ーー;)
やっぱり甘さが気になるなぁ
どうしたものだろう・・・・・そうだ!
温玉乗せて黄身をトロリとまぶせばいいかも(温玉の隣は一口サイズの抹茶ワラビ餅の黒蜜かけ)
温玉を乗せて・・・・
ぱかっ、とろり〜
黄身の旨味でご飯が進むかと思ったけれど、これでもまだ甘さが気になります
どこまで甘いんだ@@;)
風来坊 エスカ店
052-459-5007
愛知県名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
11:00~22:00(L.O 21:30)
泊まり出張じゃない平日の夜は自分が給食当番
奥さんより早くウチに戻って来るからね
朝ごはんは奥さんが作っています
それは奥さんの弁当を作る都合があるから
その余りが朝の食卓に並ぶのですが自分はまず食べません
自分は製造者責任と言いながら晩御飯の残り物を食べて済ますからね
休日も大抵は自分が給食当番
なので奥さんの作ったものって殆ど食べないのです
で、この土曜日の昼間のこと
キッチンに行くと何か魚の入った袋(不透明で中身不明)が外に出され解凍されている
ふ〜ん、今日は奥さんが給食当番をやるんだ
我が家の決まりに”メニューは給食当番に決定権がある”というのがあります
食材をスタンバイしたということは”給食当番をやります”宣言
そのつもりでいたら・・・・
夕刻のこと
「今日、晩御飯は何にする?」と奥さん
はい?オマイ何か解凍してるじゃん、給食当番やる宣言だろ?
「鰤のアラを解凍したんだけれど・・・・」
鰤のアラと大根を炊いて欲しいと言う意味とは解っていますが
それでも我が家の鉄則は守らないといけません
それに金曜日までの富山出張で鰤を食べ過ぎて鰤を見たくないのもあったし
ちょっと疲れていたのもあって
そもそも美味しい寒鰤の記憶が残っている時に他の鰤を食べるのもね^^;
知らない、自分でやって!自分が解凍したんだから
俺が給食当番やってもいいけれど、俺がやるなら今日は麻婆豆腐だぜ
給食当番がメニュー決定権があるからね!
諦めて自分で鰤アラを炊くことにした奥さんに一つだけアドバイス
大根はちゃんと米の研ぎ汁で下茹でしなさいよ
あなたは何時も大根が硬いし苦いし味が沁みてないから
・・・・・・・
で、晩御飯
鰤のアラは自分は好物
普通の身の部位より好きなのです
(魚は血合いが好きで^^;)
純米酒用意して鰤アラで飲もうかな〜♪
ダイニングテーブルに置かれた大皿のアラ煮を見て
ほう、これまた煮汁がずいぶん少ないなぁ
と思いながら一口
なんじゃこりゃぁ〜
味がうっすぅ〜、生臭さぁ〜
味が薄過ぎて臭みを感じてしまいます
湯通しはしたそうですが、こうも味が薄いとダメ
柚子が散らしてあるけれどアラには合わないし
この場合散らすなら生姜でしょ
これじゃぁ純米酒なんて用意もできない
それどころかご飯も呼ばないよ
下の娘が自分の耳元で一言
「これ、絶対味見してないでしょ、味見してこれだったら救えないよね」
奥さんにどういう作り方をしたのか訊くと
「ちゃんとレシピ見て作ったんだから!」
レシピ見てこれかぁ・・・素晴らしい才能、天才かも
まぁ、そんな君と暮らす俺にとっては天災かも
一口食べただけて、あとは富山土産の昆布締めで晩御飯
翌日曜日、奥さんは休日だけれど出勤
仕方ない、レスキューするか
鍋にアラ煮を入れ醤油と味醂、純米酒に砂糖で味の追加
しかし奥さんの味見をしない性格、なんとかならないかなぁ
・・・・・
今回の奥さんの料理は三つ髑髏でした
自分の味の評価は五つ星から五つ髑髏まであるのです
今の所星の最高位は四つ(某蕎麦屋さんと鰻屋さん)で五つ星は未だありません
ですが髑髏の最高位は五つが既に出ています
その五つ髑髏を唯一取ったのは・・・・勿論奥さん ーー;)
・・・・・・
あっ、奥さんの名誉のために一つだけ
奥さんも四つ星を取った事がありますよ
それは自分が今迄食べた中で最高だと思ったカレー
一口食べて美味さのあまり叫びました
ただ、奥さんは味見はしないし、作り方も適当にその時の気分で記録なし
偶然の産物でとんでもないアタリものが出来上がる事も
でも、つまりそれは・・・・・
同じ物を再現できないと言うこと
我が家では”幻のカレー”と呼ばれています