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そうだ京都、行こう。獅子吼の庭に感じるものとは 紅葉の宝厳院 [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]

間に二つの記事を挟んで京都紅葉記事の続きです 
11月26日の事ですから既にひと月も経ってしまったのですね
京都の記事はこの記事以外に2記事残しています
何とか年内に完結しそう


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やってきたのは宝厳院
時間が予想以上に押してしまい、祇王寺の後に三か所巡る予定を二ヵ所に変更しました
なので少しだけ時間に余裕もできてゆっくり散策ができます


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宝厳院は非公開の寺なのですが春と秋に特別拝観があります
特別とか限定とかいう言葉には凄く惹かれます
龍安寺と宝厳院、どちらにするか迷いましたが、決定的だったのはこの期間限定の特別拝観という言葉 


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庭園のみの拝観料(500円)を納めて中へ
ここの庭は獅子吼の庭と呼ばれ、仏の説法が表現されています
聴く説法ではなく、無言の説法
見て感じる説法なのですね
でも、その説法を感じる前に・・・ 


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まずはお茶です^^;
えっ?さっき二尊院で飲んだばかりだろって?
(^▽^;) いやぁ、抹茶好きなんだ
抹茶代は拝観料を納める時に一緒に買っておきました 


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茶席「青嶂軒(せいしょうけん)」
不安な心持で茶席の中を覗きます
どうやらオバサングループは居ない様子
安心して座席へ
此処でも静寂の邪魔をされたら哀しいですからね 


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此処は外の席もありますから、座敷がうるさかったら外に逃げる事もできます 


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散策路をちょっと離れただけですが静かです
鳥のさえずりや風の音が心地いい
無論、散策路を行く人の話し声は聞こえますが、気になるレベルではありません 


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赤い毛氈の上で紅葉を眺めてのんびり気分
お菓子も紅葉です
落雁の中には餡子も入って、なかなか美味しい
このお菓子はお気に入りで、毎回来るたびにお土産で買っています
当然今回も^^
(宝厳院入口入ってすぐのところに小さな売店があります) 


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この茶室は大正時代のものだそうです 


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お茶を楽しんだ後は獅子吼の庭の散策です
平らな庭に広がる豊かな色彩は開放的
常寂光寺とはまた違った魅力があります


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此処も紅葉の名所だけあって参拝客がいっぱい
でも庭が広い分混雑感はそれ程ありません
そうは言っても散策路が入る構図で撮れば必ず人が入ってしまいます
無人では撮れません


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もっと人の少ない状態で撮ってみたいな
そう思ってちょっとググってみたら・・・・  


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あるのですね、早朝拝観 


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ただ、宝厳院の企画では無くて、とある会社が運営する”京あそび”というプログラム
そのプログラムの一つに宝厳院の早朝拝観があるのです 


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来年はそのプログラムを利用してみようかな
そう思って調べてみたら・・・・ 


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参加費は4500円!@@;)
ぼっ、暴利だぁ~><
庭の拝観料が500円なのに、拝観時間前に特別に入れるとはいえ4500円とは・・・・ 


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天龍寺の田原宗務総長の講話と獅子吼の庭を見渡す特等席での坐禅体験、それに「無畏庵」で鼓月特製の菓子(紅葉の餡入り落雁)と抹茶が付いているそうですが・・・・
それでも割高に感じます 


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獅子吼の庭は、室町時代の策彦周良禅師の作庭
天龍寺の曹源池庭園とおなじく、「龍門瀑」の表現が引き継がれているそう


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龍門瀑とは中国夏朝の皇帝・禹がその治水事業において山西省の黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流のこと
中国の故事にある「登龍門」の由来である「鯉が三段の滝を登って将に龍に化す様」を現していて鯉が死を賭してまで龍になるべく努力する様子にならって、修行僧が悟りに至るまで努力をしなければならないことを借景回遊式庭園のなかで表現しているそうです  


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努力しなければいけない
そう言いたい庭だそうですが
自分はただ綺麗だなって^^; 


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色彩の豊かさがかえって庭の意味を感じさせにくくしているのでしょうか
青もみじで緑一色の春の特別拝観の時に来た方がその意味が解りやすいのかも 


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青もみじの頃に来ても、緑に染まる庭に圧倒されてしまい、綺麗だなで終わってしまうような気もしますが^^;  


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日本庭園、それは徹底的な人工美が広がる西洋庭園とは全く異なり、方角を意識した中国庭園ともどこか違います
作庭者がこの池をどのように表現したかったのか、想像してみることも日本庭園の楽しみ
ただ、自分が感じるものが作庭者の意図したものと同一とは限らない
きっと違う事を感じているね


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この風景にも深い意味があるのでしょうけれど 
その意味を考えると悩みこんでしまいます
庭の見方を少し学んだ方がいいかな 


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宝厳院では獅子の形をした獅子岩がパワースポットと言われています
その獅子岩がこの岩
もうちょっと猫背だったら完璧かも^^; 


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宝厳院の紅葉も見事でしたが、やはり昨年に比べれば鮮やかさに欠けます
葉先が枯れた葉をまとった木も彼方此方に 


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庭園にはベンチもあって、ゆっくり庭を眺める事ができるのですが、ベンチは人気が高く満席状態
座ってのんびり眺めたら作庭者の意図も解るのかな 


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ゆっくりと歩きながら庭園を一周
もう一周したい衝動にかられますが、そこまでは時間がありません
本当は撮りながら一周、そしてカメラを仕舞ってもう一周というのが理想なのです


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カメラ無しで庭に集中すれば、より深く庭が理解できそうですから 


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また来年も来ないとね^^ 


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宝厳院は出口を出てからも見頃な紅葉があるのです 


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それがこの紅葉のトンネル
正直言って庭園の紅葉以上にこの参道の紅葉が好き
宝厳院で一番楽しみにしているのがこの参道なのです 


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宝厳院も夜の特別拝観があるそうで
夜にも来てみたいものです 
ライトアップされた宝厳院の紅葉も素敵でしょうね 


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お気に入りの紅葉のトンネルの参道 


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庭園内の紅葉より色が鮮やかなような気も^^; 


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宝厳院を出て嵐電に乗ります
当然かぶりつきポジションで^^ 


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帷子の辻駅で北野線に乗り換えます
そして降りたのは龍安寺駅
えっ、龍安寺に行くのは諦めたのではないかって?
ええ、龍安寺に行くのは諦めたのですが、龍安寺駅には重要なミッションがあるのです 


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それが此処、笹屋昌園 
ここの蕨餅がお気に入りなのです


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で、蕨餅を土産にするのが京都に来た時のお約束
娘達と奥さんは蕨餅が好物
来年も京都に来られるように買っておかないとね 
買うのは極の大きいほう
国産最高級本蕨粉を100%使用した蕨餅、至高も食べてみたいのですが、お値段も至高
お小遣いと相談すると何時も極みになりますね^^;


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お土産の蕨餅の紙袋をぶら下げ再び嵐電に乗って向かったのは北野線終点の北野白梅町

つづく・・・・ 


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食べ物が何も出てこないと自分のブログらしくないので、ここで食べ物ネタ 


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コンビニで見つけた赤木乳業のチョコアイスのビスケットサンド
その名もpremium
premiumだなんて期待しちゃいます 


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ビスケットもショコラ 


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中をチェックしてみると、パッケージ通りちゃんと生チョコも入っています
チョコ味ビスケット、チョコアイス、生チョコ、トリプルチョコですね 


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期待いっぱいでいっただきま~す
・・・・・
チョコ風味が薄い
甘さだけが先にきてしまいショコラを感じません
甘さとクリーミーさが強く、チョコの苦みが無いのです
幼稚園っ子でも美味しく食べられる感じの味
チョコ好きにとっては物足りない風味
そう言えば赤城乳業のチョコ系はどれも苦みが無く、クリーミーさが強いですね  


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自業自得でしょ

前記事の下の娘の言葉に尤もだと思った方も多かったようで

何故結婚してと言われて頷いたのか

それは自分でも謎なのです


人生は不思議がいっぱい

・・・・・・

で、奥さん曰く

「言ったのは私だけれど、さるくん頷いたからね、頷いた責任あるでしょ」

ぐうっΣ(°Д°;


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