そうだ京都、行こう。詩仙堂、獅子脅し(鹿威し)発祥の地 [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]
前記事からの続きです
不思議な具材のハンバーガーを楽しんだ後は詩仙堂に向かいます
東福寺駅から京阪本線に乗りますが、伏見稲荷が近いと言う事を聞き、一瞬心乱れました
伏見稲荷は行ってみたい場所の一つ
そんなに近かったんだ・・・
自分が散歩に使っている地図は雑誌の付録の”京都もみじMAP”
もみじの名所などに紅葉マークが表示されているのです
紅葉マークはMAPの中央おから上側に集中して、東福寺より南側はほとんどありません
なので地図の南側はスルーしていたのです^^;
千本鳥居も見たいなぁ
でも、当初の計画に割り込めるような短時間ではゆっくりと拝観できません
今回は諦めましょう
初志貫徹、最初に立てた計画を確実に実行しないとね
(バイクツーリングなどは無計画に気ままに走りまわるのが好きなのですが、こういう計画を立てるものとなると計画厳守な性格なのです^^;)
予定通り出町柳駅に行き、叡山電車に乗り換えます
出町柳駅は初めて、叡山電車に乗るのも初めて
なので駅でちょっとキョロキョロ
ちょろ君たちが一緒なので不安なく、ついて歩きます
叡山電車に乗り、かぶりつきポジションをGET
電車でGO気分を楽しみます
3区走って一乗寺駅
ここで降ります
降りた瞬間、重要なミッションが出町柳駅にあったことを思い出しました
豆大福!豆大福買うの忘れたぁ~><
出町柳駅に行くのだから出町ふたばの豆大福を買おうと考えていたのです
駅から5分位だから無理なく寄れると考えていたのに・・・
初めての叡山電車に興奮して忘れてしまいましたーー;)
でも、考えてみれば今日は三連休最終日、本店は行列が凄そうです
京都駅でも買えるそうだから月曜日夕刻に京都駅で買いましょう
気を取り直して詩仙堂に向って歩きます
で、ググってみたら・・・京都駅伊勢丹で売っているのですが、販売時間が月曜日は12時と14時半、夕刻には完売するとか
でも京都駅に戻るのは18時くらいの予定です
これでは買えませんーー;)
詩仙堂に向って歩いている途中、行列のお店を発見
とんかつ屋さんでした
このお店、夕刻一乗寺駅に戻る時も前を通りましたが、やはり行列
こんなにも行列されると気になります
来年は此処のトンカツも候補に入れないとね
一乗寺界隈はラーメンの激戦区だそうで、美味しいラーメン屋さんがいっぱいとか
ラーメンも気になりますね、高安ででっかい唐揚げが食べたいな^^
詩仙堂に到着
門を入ると十数段の石段
両側は竹林で清々しさが満ちています
昼なおほの暗く、わずかに光がもれる石段の小路をのぼりゆくと少しひらけた場所に
左に登る石段をあがり、拝観料を払った先にこじんまりと趣のある建物
徳川家康の家臣・石川丈山が、隠棲のため建立した山荘で現在は禅寺
一般的に詩仙堂と呼ばれていますが、実は、詩仙堂というのは内部にある一室の名前で、六六山詩仙堂丈山寺凹凸窠(おうとつか)というのが、正式名称だそう
中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた“詩仙の間”を中心にしていることから「詩仙堂」と称されるそう です
まずはその詩仙の間に入りますが、凄い混雑
人の頭ばかりですから撮るに撮れません^^;
でも詩仙の間から眺める紅葉の素晴らしさに暫し言葉も無く見つめます
この感じ、東山魁夷展で感じたものと一緒だ
紅葉の庭、素敵なのですが人の通行が多いのが難点
庭が散策コースになっていますから通行が多いのです
今日は三連休、拝観者が多いですから通行が途切れることがありません
静かに眺めたいのですが詩仙の間に座する人が多くてきょっと窮屈
庭を散策する人の頭が気になるのですが、刈整えられた皐月にチラチラと見え隠れするから余計気になってしまいます^^;
通行する人の頭が見えないようにするには低い位置から見上げるしかありません
それでも何とか最前列へ
座して眺めているうちに落ち着いてきます
そのうちに周りの雑音も気にならなくなって、感じるのは静けさ
滝の水が石を打つ音
時折聞こえる獅子脅し
素敵な空間
滝の名は洗蒙瀑
蒙昧を洗い去る滝の意で、東山より水を引いているそう
この水は、紅葉を浮かべて下方の庭に流れます
獅子脅しの音は男性的
低めの音で大きく響きます
獅子脅しの音が響き渡る庭園、日本ならではですね
ここは獅子脅し発祥の庭園
ある日突然戦うのがいやになりました。
花や虫たちと暮らすことにしました。
といってこの庭を戦国時代の武将石川丈山がつくったそうです。
まあ
いろいろあったんじゃないでしょうか。
(JR東海CM)
いろいろ悩んでいたことがすっと消えてゆくような空間であることは確かなようです
色褪せた感じの葉がちょっと多め
此処も紅葉の発色は今一つ
それでも息を飲むような気持ちなのです
条件が整った時の詩仙堂の紅葉、一体どれぐらい素敵なのでしょうね
自分的には柿の木があるのがポイント高いです
柿の木のある風景が好きで^^
次に行きたいけれど、しっかりと根が生えてしまったようで動けません
滝の音、そして獅子脅し
耳が凄く心地いい
此れだけでも大満足
此処だけで夕方まで引っ張ってもいいな♪
そんな気分になってしまいます
いやいやいや、自分にとって年に一度の秋の京都紅葉撮り
一泊二日しか時間はありません
最大限に巡りたい
でも、此処に居たい気持ちも・・・
悩みが抜けるどころか新たなる悩みが^^;
この次は圓光寺、一乗寺界隈で紅葉と言えば圓光寺
そこに行かないというチョイスはあり得ません
生えてしまった根をぐっと断ち切って立ち上がります
庭も散策したいからね
今迄は庭を散策する人たちが邪魔だと思っていましたが、次は自分が邪魔することになる訳で^^;
邪魔だと解ってはいるのですが、庭からも見たいからね
通行人の頭が入って構図が作れない
何故その場所に立ち続けるのだ???
詩仙の間から眺めている時はそう思っていたのですが・・・
庭に出てみると理由が解ります
立ち止まって欲しくない場所から見る紅葉がまたステキ^^;
そりゃ立ち止まる訳です
庭も奥の方まであって意外と広い
高低差があり変化があって見飽きません
絵葉書のサンプルや写真集のサンプルがありました
見てみると此処にも丸窓があるようです
何処だろう?見逃した?
よくよく見ると、丸窓の写真には何やら貼ってあります
それは・・・”非公開”
何処だろう・・・・
2F(?)の嘯月楼の窓なのかな
嘯月楼の窓だとすれば狭すぎて公開はできないですね
これが発祥の獅子脅し(鹿威し)
結構大きいです
庭も混雑
でも流石に東福寺程ではありません
来年もまた来たいな
食べ物が全く出てこないと何だか自分のブログに思えないので、ちょっと食べ物ネタを
土曜日の朝、下の娘が自分の布団に潜りこんで並んで寝ながら”今日の朝ごはんは何?”
いろいろ候補をあげますが、なんだか気に入らないみたい
何か食べたいものでもあるのか?
訊いてみると”Dutch babyがいい”
でも・・・ウチのスキレット何処に仕舞ったっけ???
思い出せないので21cmのパイ型で作ります
乗せるのは林檎のコンポート
<<備忘録として^^;>>
<林檎のコンポート>
一個、カットして耐熱ボールにIN
レモン果汁を適量(大匙2ぐらい適当に)かけて
白ワインを適量(大匙1ぐらい適当に)加え
大匙2のグラニュー糖と投入、全体をざっくり混ぜたら600Wレンジで3分半
<Dutch baby>
オーブンを240℃に予熱
予熱の時に型をオーブンに入れておきます
卵3個、バニラオイル適量、塩ひとつまみ、バターを大匙3、牛乳150cc、薄力粉30g、強力粉60gを泡立てないように混ぜておく
240℃になったらオーブンを開けバターを型に投入し閉める
バターが溶けたタイミングで再びあけてDutch baby液を流し込み、すぐに閉め、220℃で20分
しっかり縁が立ちました
焼きあがったら林檎のコンポートを乗せて溶けない粉糖を降らして完成
でも時間とともに縁がしぼんで・・・・^^;