十割蕎麦の香りに酔う 秩父は影森の蕎麦 いんなみ [埼玉の蕎麦]
今日も在庫記事から
秩父に出張したときのこと
秩父には美味しい蕎麦屋さんがいっぱいあります
今回は影森駅近くのR140沿いにある蕎麦屋さん、”いんなみ”に行ってきました
実は此処に訪問するのは久しぶり、何年ぶりぐらいになるのかな
秩父への出張は滅多にないのと、秩父に来ても新規開拓に余念が無かった事もあって^^;
今回も遅めの昼ご飯
13時半ぐらいに訪問しました
以前はC国系の女性が働いていたのを覚えています
自分の髭を似合っていると言ってくれて、思わず木に登りそうになったから^^;
生やし初めで、細部の形とかをいろいろ悩み試している時だったので記憶に残っています==)
まだ働いているのかなってちょっと期待しましたが・・・・
そのお姉さんは流石に居なかったです
ちょっと残念
店内は30席(テーブル18席 座敷12席)
蕎麦は石臼自家製粉
品書きを確認します
何度か来ていますから”セイロ”に拘る理由は無いのですが、セイロをチョイス
新蕎麦の季節ですから十割をオーダーしました
十割蕎麦セイロの到着
断面がスクエアな細打ちの蕎麦
表面は艶やかで品があります
まずは蕎麦のみて啜るのはお約束
蕎麦を三本ほど持ち上げ、唇に軽く咥えて一気に啜ります
啜ったと同時に立ちのぼる蕎麦の香り
鼻の奥まで蕎麦の香りに満たされ、そのあと徐々に引いていきます
目を閉じ楽しむのはその香りの余韻
次に汁を味わいましょう
軽く唇に含んで舌先で舐めるように味わいます
ふんわり出汁の香りとしっかりした旨味
円やかで柔らかな汁
後味は甘過ぎず、スッキリ
スッキリだけれど旨味は厚い
以前来た時よりも進化している?
昔はここまでスッキリしていなかったと思いますし、もっと甘さを感じたような
味が変わったのか、自分の嗜好が変わったのかどちらかでしょう
自分側の理由としては食べ歩いている蕎麦の数が増えたのもあるし、年齢的に嗜好に変化が出た事も考えられます
蕎麦を汁に浸けていただきます
汁はそれ程濃いタイプではありません
蕎麦の半量浸して啜るのが丁度いい感じ
出汁と蕎麦の香りが一体となって鼻腔を刺激
汁の旨味が広がった後、その奥から蕎麦の甘味が顔を出してくるのです
蕎麦と汁がいいバランス
薬味は大根おろしと山葵
そして葱
山葵は香りもよく、蕎麦の合間に山葵を舐めて味覚をリフレッシュ
良くかんで新蕎麦の甘味を楽しみます
やはり新蕎麦はいい
その香りに震えます
蕎麦湯
適度な濃さのスッキリしたタイプ
残った汁を蕎麦湯で割っていただきます
二杯目は蕎麦湯だけでスッキリと
蕎麦 いんなみ
0494-24-5468
埼玉県秩父市上影森122-1
[月~金]11:00~17:00
[土・日・祝]11:00~18:30
定休日 火曜日
この連休の後半を使って一泊で京都へ紅葉撮りに行ってきました
今年の紅葉は色がイマイチ
京都の紅葉もやはりそう
色に鮮やかさが足らない
緑のまま赤くならずに枯れ始めた葉のもみじも多いし
葉先が痛んだもみじも多く見かけました
来年に期待です