ベスと散歩 横浜美術館 ホイッスラー展に行く [日常のなかで(Diary)]
正月休みに入った27日、この日は奥さんも休み
奥さんは大掃除を始めようと言いますが、流石に疲れた体では気合が入りません
土曜日はまったり過ごすことにしました(結局日曜日もまったりしてしまった事は内緒です)
まったり、べすと散歩に行った時に撮ったショット
いい感じのが撮れました^^
土曜日はいい天気
青空が気持ちい冬晴れの日
べすが退院してから一週間、入院した時からずっと洗っていない車体は埃まみれ
雨に濡れた後が水玉模様になってしまっています
お湯を使ってしっかり洗車、そしてワックスも忘れずに^^
水切りでそのまま近所を走ります
目的地はみなとみらいにある横浜美術館
ホイッスラー展が12月から始まっていたのです
好きなコースを走ってみなとみらいへ
赤レンガ前の駐輪場は無料
青空ですが無料ですから文句は言えません
美術館からはちょっと離れますが、いい運動です
少しぐらい歩かないと体が鈍ってしまいますからね
海沿いを散歩、気持ちいいですが頬を撫でる風が冷たい
時折高く舞い上がる波飛沫を避けながら、潮の香りを味わいます
夏とは違った潮の香り
香りの粒が細かく、しかも高い位置を漂うような感じ
のんびり歩き、時々立ち止まって
ただ海を眺めます
空の青さと海の青さ
青に包まれた白い船体が凄く眩しい
何も考えずに、ただ海を見ているのもいいものですね
でも・・・それならもっと厚着してくるべきだったーー;
年末年始の休暇、今年は9連休
だからと言って何処かに遊びに行く訳ではないのですが
それでも嬉しい
久しぶりに落ち着いた気分
普通の週末だと、直ぐにやってくる月曜日が気になってしまいます
休んでいても頭のどこかに仕事の事が
でも9連休もあれば、当面は仕事の事が頭に湧き出る心配はありません
たとえ湧き出したところで正月休みでは対処しようが無いですしね(笑
なのでせっかちな性格の自分も今はのんびり^^
金曜日は多くの会社で納会だったのかな
そしてそのまま忘年会になった人も多いのでしょう
何時もの土曜日に比べて人が少ない街
それが尚更のんびり気分
何時もは足を止めない大道芸も眺めて・・・・
もの寂しい冬の風景を楽しみながら美術館へ
今までホイッスラーを特に意識して観た事は無かったのですが
前回横浜美術館に来た時に見たポスターの”白のシンフォニー”に惹かれて凄く観たくなりました
展覧会は三章に分けられています
第一章、人物画
第二章、風景画
第三章、ジャポニスム
そう、この女性
その横顔と鏡に映った表情があまりにも違って
映しだされた表情は凄く悲しげ、まるで別人のよう
それが凄く気になったのです
(whistler_灰色と黒のアレンジメント 第2番 トマス・カーライルの肖像)
色と形のアレンジメント、調和を探求したその絵は灰色から黒にいたる色の階調が独特の雰囲気
人物画なのですが主役が人物ではないような感じを受けます
最初に目を持っていかれるのは人物ではなく壁、色彩が主役
(whistler_白のシンフォニーNo.2 ― 白衣の少女)
日本趣味的要素が書き込まれたこの作品は彼の愛人がモデル
衣服の柔らかな質感が見事
(whistler_白のシンフォニーNo.3)
憂鬱的な雰囲気や画面全体を漂う倦怠的な空気が素敵です・・・この脱力感、見ていると眠気が(笑
(whistler_ノクターン ― 青と金、オールド・バターシー・ブリッジ)
下から見上げるという構図展開や画面構成は浮世絵からの影響だそう
青色を基調とした単色的な色彩は詩的で抒情的
(広重 京橋竹がし)
この画から影響を受けたとして参考展示されていた浮世絵がこれ、京橋竹がし
橋を見あげ、視線の先には満月
素晴らしい・・・こんな風景を撮ってみたい
(whistler_黒と金のノクターン ― 落下する花火)
夜のクレモン公園の中で打ち上げられた花火の落下する火花とその風景を描いた作品
批評家が「まるで公衆の面前で絵具の壺の中身を画面に投げつけ、ぶちまけただけのようだ」と厳しく批難、嘲笑したため、ホイッスラーが名誉毀損の訴訟を起こす事態にも発展したそう(勝訴したけれど費用がかさんで破産したとか --;)
でも、題名を見ないと何を書いてあるのか解らないかも^^;
(広重 両国花火)
この画から影響を受けたとして参考展示されていた浮世絵がこれ、両国花火
(広重 見附天竜川図)
その他、影響を与えたとして参考展示されていた浮世絵達を観て思うのは浮世絵の素晴らしさ
その構図の見事さに唸るばかり
(広重 牡丹に孔雀)
特に牡丹と孔雀に唸りました
隙の無い構図、そして色彩
ホイッスラーを観に行ったのか浮世絵を観に行ったのか解らなくなった位(笑
ジャポニスム関係の作品を観る度に参考出品される浮世絵の素晴らしさに衝撃を受けます
作品たちと対話をした後はお茶を飲みながらクールダウンするのがお約束
横浜美術館のcafe小倉山へ
品書き
ホイッスラー展企画メニューを楽しみに来てみましたが・・・
どうにも今一つ
企画ものに甘いものが無いのは悲しい
企画メニューは諦めて小倉山ラテ(464円)と苺&バニラのケーキ(540円)をオーダー
小倉山ラテ・・・紅葉が今一つ --;
これじゃぁピンボケ紅葉
苺&バニラのケーキ、味は見たまま直球の味
ある意味落ち着きます(笑
何時までもゆっくりはできませんから家に戻ります
いい加減年賀状と格闘しないといけませんから
此処に来たらこれを撮るのがお約束^^
赤レンガ倉庫の駐輪場に戻ると・・・べすにお友達?
クロべす君もカッコいいですね^^
よく日曜日、朝の横浜港を見たくなって大掃除前にべすと散歩に来ました
べすの退院記念に写真を撮ろうかなと思って^^;
べすって一旦入院すると長期になってしまうのですーー;)
帰ってきてくれたのが凄く嬉しい
象の鼻でべすを撮りたいのですが、日中は無理
朝早く、人が少ない時間だったら(短時間なら)大丈夫だろうと朝ごはんを済ませて直ぐに出かけました
慌てて厚着するのを忘れたまま走って・・・・メチャ寒い><
まだオレンジ色の光が含まれる朝の光
キラキラ透明に輝く光に寒さが倍増
滅茶苦茶寒いです
三週間のシンガポール滞在で狂った季節感
自分の肌は冬仕様になっていないようで寒さが堪えます
さっと撮って戻ります・・・帰り道がまた寒く、凍ってしまいそう
芯から冷えました
走りながら考えるのは温泉の事ばかり
温泉が無理なら銭湯でもいいから入りたい~(って、朝風呂をやっている銭湯は近所に無いしーー;)
帰り着いたらココアをたくさん作って飲みまくります
でも芯から冷えた体は温まりません
仕方なく重ね着を幾重にも
それでも温まらなくて、見かねた奥さんが服を貸してくれました
女性用のインナーですが、薄地ですが凄く暖かい
それにモコモコのパンツも(裾の長さは足らなくて足首は露出しますが太さは余裕^^)
それを着てエアコン温度をMAX設定
芯まで冷えてしまった体はなかなか温まらず、冷えたままだと動く気になれません←爬虫類か
さらに毛布をかぶって・・・・これでは大掃除どころではありません
結局日曜日も大掃除はできませんでした
まぁ、29日は雨だから29日に頑張ろう^^;
資格試験を受けていた奥さん
参考書を広げただけで爆睡してしまうのです
毎日が睡眠学習
起きているかと思えば
スマホゲーム
こんなんで受かるのか?
そう思っていました
12月に結果が出るはずですが
何も言ってこない
受かっていたらお祝いを強要するはず
何も言って来ないという事は・・・
確認したら想像通り
当然だね
あんな勉強方法で受かったら世の中間違っている
そんな奥さんですが
来年も受けるそうで再び教材CDを聴き始めました
その根性は良いけれど
同じ方法で勉強するなら同じ事の繰り返しだぜ
それは時間の無駄遣い
同じ方法を二度やって駄目なら三度目も無理
絶対無理
何かを変えないと
変えるべきは勉強態度だと思うけれど
相変わらず睡眠学習
そしてスマホのゲーム
失敗から学習しろよ
結果を反省しないから学習が無いんだ
反省の文字が辞書に無い奥さん
サルだって反省するのに・・・