シンガポール滞在記31 初めての道とベイエリアの睡蓮 [海外出張記(Singapore)]
今回シンガポールに来て最初の休日
出張の予定は三週間、つまり間にはニ回の週末しかありません
二回しかない週末、しっかり楽しみましょう
休日だからといって遅くまで寝てはいけません
朝から行動すれば時間がたっぷり使えます
朝食会場のオープンと同時に朝ごはん
今日はドラゴンフルーツもありました
でもドラゴンフルーツはまだ固め
酸っぱくて甘くなかった><
朝ごはんはいつになく控えめ
それには理由が
朝ごはんを終えたら仕事の書類をやっつけます
休みの間に思い出したくないですから
クリーニングを出したり、なんだかんだと時間はすぎて10時になってしまいました
でもこの時間になるのは想定内
なので散歩に出たら直ぐに昼ご飯を食べることにしていたのです
つまり朝が少なかったのはそのため
ホテルを出たら街中を散歩
素敵な裏路地を求めて彷徨います
そしてチャイナタウンへ
チャイナタウンの外れのフードコートでお粥の昼ご飯
ZZA700さんに教えていただいたお粥の美味しい店
それがターゲット
いただいた情報はマクスウェルフードコートの入口端っこのお粥屋さん
ぐるっと回って探してみます
入口に近い端っこにお粥屋さんがありましたが、逆サイドの入口に近い端っこにもお粥屋さん
どっちだろう・・・・・
行列していたのは逆サイド側、でもここは正面入口と考えるべきでしょう
こちらのほうが店も大きい
お品書き、ベーシックに魚片粥にしてみましょう
看板のサンプル写真はこんな感じ
3.5SGDです
オーダーすると店のおばちゃんが”卵を入れる?”と
そこは卵好き、反射的に”入れて!”^^
卵の追加は0.5SGD、合わせて4SGD(360円)
巨大な鍋にはいった粥をオタマで掬い小鍋へ
移し替えているそのお粥は粥と言うよりペーストのように見えました
グツグツお鍋で煮えるお粥
オバチャンは丼を取り出すと卵を割りいれます
えっ?空の丼に卵を割りいれてどうするの?
お粥の上に卵じゃないの?
ちょっと心配
まさか卵を溶いてお粥に混ぜないよね????
ハラハラしながら手元を見守ります
するとオバチャンは卵を割りいれた丼の中にアツアツのお粥を流し入れました
そしてトッピングを加えて完成
さっそく食べてみます
お粥は米の粒感があまり感じられないペースト状
自分はもっと粒粒していた方がいいな
味は塩が効いて丁度いい
そういえば卵は何処に・・・・
おっ、居た^^
流しいれられたお粥に押されて丼の隅っこで窮屈そうにしていました
可愛そうに(涙)、お粥の白いふかふか絨毯の上でのびのびとまんまるになっていたかっただろうに・・・
魚は白身、さっぱりした旨みが粥にあいます
美味しいけれど熱い、なかなか食べられません
暑さもあって汗が滝のように流れ落ちます
でも手が止まる事もなく一気に完食
結構量があり満腹になりました
食べ終えたら散歩の続き
今日の目的は今まで歩いたことのない道を歩く事^^
今回宿泊しているHOTELは自分にとって初めてのところ
つまりベース(基地)が今までと異なります
ベイエリアやお気に入りの場所に行くのに使う道は今までと異なる訳です
つまり・・・新しい発見があるという事
ワクワクしながら散歩
シンガポールは多種多様な文化が混じった国、すれ違う人たちも多種多様の肌の色
街中の寺院もそれは同じ
イスラムの礼拝堂の横には仏教寺院、そしてその向こうにはヒンドゥ寺院、次の辻には教会・・・・^^;
街を歩いているだけで凄く楽しい
しかも、これらの中で比較的知っているはずの仏教の寺院だって・・・・・
大好きな北鎌倉で見るお寺とは全く違いますね
同じ仏教と名乗って良いのかと疑問に思える位、その様式は異なります
屋根の形、柱の様式、全てが違う
観音さまだって顔立ちや色が違う
観光ガイドブックに載っているようなイスラム寺院だと中に入りますが、街中のイスラム寺院は入り辛い
何時も外から眺めるだけ
でも街中の仏教寺院には抵抗なく入れます
これは仏教に馴染みがあるからでしょうね
でも日本のお寺と違って落ち着かないのです
キンキンキラキラ過ぎ^^;
やはり侘び寂びが欲しい --;)
街中でハンドルチェンジのべすを見かけるとつい撮影
此の国はバイクが多いですが、2STの小排気量車がまだいっぱい
元気に走り回っています
でも三年前に初めてシンガポールに来た時と比べると2STの音は少なくなりました
今は4ST小排気量バイクの音の方を多く聴きます
初めての道を歩きながら向かった先はベイエリア
ここには睡蓮池があり、年中花を咲かせています
一年中季節は夏のシンガポール
花は年中咲いています
なので睡蓮を撮るのはシンガポール出張の楽しみのひとつ^^
ベイエリアに来ると何やら催し物の準備中
RUNのようです
でも機材の用意の真っ最中ですからRUNは明日、日曜日かな
そう思いながら見渡すと29日(この日は11月29日土曜日)と看板に記載してあります
????機材だけで何もやっていないし、ランナーも居ないし・・・???
看板を見直すと夕方4時から夜の10時までのイベントです
考えてみればそりゃそうだ
こんなにも暑い国、真昼間に走ったら熱中症で倒れます
少しでも気温の下がる夕刻でないと走れませんね^^;
しかし看板のサンタさん、メチャ暑そう
熱中症で倒れなければいいけれど・・・・・
RUNの名前はSANTA RUN、つまりクリスマスイベント
この時期シンガポールもクリスマス一色
街中はクリスマスツリーで溢れています
そしてベイエリアもそれは一緒
でも・・・・これほど風景に似合わないクリスマスツリーは初めて見ました^^;
雪だるまで飾ったクリスマスツリーと椰子の木のコラボ
シュールだぜ^^;
いつの間にか空に黒い雲が集まりはじめました
三時ぐらいには雷が来そうな雰囲気
散歩を続けるのは危険
今日はもう切り上げてHOTELに戻った方がよさそうです
でも此処まで来たからには睡蓮を撮りたい
一気に撮って今日はHOTELに戻る事にしましたーー;)
到着して最初一週間もすれは体は暑さに馴染んできます
あれほど蒸し暑く感じた気候も
いまは蒸し厚さのなかに爽やかさも感じます
部屋のエアコンも
あれほど寒かったエアコンも今はスイッチON
しっかり部屋を冷やしています
でも温度は24℃に設定してありますが・・・
日に日に体がこの国の気候に馴染んでくるのが解ります
でも・・・いまだに風邪が残っていて
咳がとれません><
この湿気で治らないなんて・・・
余程パワーのある風邪
しっかり食べているのに治りが悪い、これって・・・・・
歳のせい?
いや、甘味が足らないのかも(笑
此の国、ケーキがやたら高くて買う気になれません
日持ちする焼き菓子を作って持ってこればよかったな
いや、持ち込めないか・・・ーー;)
シンガポールの睡蓮たち、逢うのが楽しみでした
日本でよく見る睡蓮とは種類が違うようで、より艶やかで軽やかな雰囲気
熱帯の気候がそう感じさせているのかも
水面に咲くのが睡蓮、水面より上の方で咲くのが蓮、そう教わった覚えがありますが
ここの睡蓮たちは水面より高く咲いています
蓮と睡蓮、その違いは何処にあるのでしょう^^;
睡蓮ってこうやって見ると種類が多いですね、色も豊富だし
いろいろな睡蓮を撮りながら睡蓮池を一周
遠くで雷の音
空もだんだん暗くなってきました
これは確実に降りそう
風も出てきて水面から高く伸びた水連は重い頭をゆらーりゆらり
風の止まる一瞬を狙いますが、風はますます強くなるばかり
雨・・・・くるかな
ポツポツ降り始めた雨の降り方と空模様をチェックしながら帰るタイミングを計りましょう
もし夕刻に雨が降っていなかったら、それからまた出かければ良いのです
傘は持ち歩いていますが、熱帯の雨に傘は役不足なのは知っています
傘は雨の中を歩く為に使うものではなく
雨宿り先へ逃げ込むまでの一時凌ぎ
なので雨が降り出すとなれば今日の散歩は中止
本降りになる前にHOTELに戻った方が良いのです
そして雷鳴はおおきくなり、風はますます強くなって
鏡のようだった水面に風紋が重なります
風に吹かれて睡蓮もゆらゆら
もう撮るのは不可能
そしてさらに雨が・・・・ベイサイドマリーナの中に逃げ込み雨宿り
雨が止んだ隙に撤収、HOTELへ戻りました
晩御飯は雨なので遠出ができずHOTELの隣のショッピングセンターの4Fのフードコート
選んだのはインド料理
品を指さしながら指定してゆくスタイル
カレーの種類は迷う程いっぱい^^;
上の棚には揚げ物と焼き物
チキンビリヤニをベースにして、チキンカレーとホウレンソウwチーズのカレーを選択
この組み合わせで6.5SGD(585円)
まずはチキンビリヤニをそのまま食べてみます
スパイスのいい香りが口の中に広がります
ご飯の量は多いです
そしてチキンカレーを混ぜて・・・鶏も柔らかくて美味しい^^
ホウレンソウにチースはよく合います
コロコロしたチーズがスパイをマイルドにしてくれて食べやすい^^
ベースのプレーンカレーも悪くない
ヨーグルトも加えて混ぜるとまた違った味わいに^^
今回のHOTEL
やっぱりしっくり来ない
HOTELの照明のスイッチも難しいし
照明を真っ暗に出来ないのです
必ず何かの照明が灯ってしまう
最新のHOTELは何処もこんな感じなのかな