リアル電車でGo! 停車位置を修正しま~す [日常のなかで(Diary)]
(前記事からの続きです)
午前中は講義、座席は指定でした
自分は最前列でカリメロさんは最後列
ハガキを送った順番なのかな
席に着くと白い手袋が配られます
これは記念に持って帰っていいそう
講義では気動車の構造について学びます
アケチ13号は水平置きの直列6気筒ディーゼル
26tの重さの車両を295PSのエンジンで最高時速80km/hで走れます
いただいた資料にトルクについての記載はありませんでしたが、凄いトルクなのでしょうね
構造の後は操作方法の説明もありました
今回初めて知った事は・・・と言うより初めて知った事ばかり
いろいろ面白い事がいっぱい
配られた資料を撮ってアップしたいぐらいですが、公開について確認してこなかったので諦めます
整備工場も少しだけ見学
台車を外し整備をおこなっている車両もありました
これは四年に一度行うレベルの整備だそう
台車と車体はこの出っ張りの部分だけで接触しているそうです
台車が無しで見る車両のボトム、滅多に見られないものを見る事が出来ました
本日の練習機、専用のプレートを掲げて準備完了^^
アケチ13号、富士重工製です
実は富士重工は好きで、Audiの前はずっとSUBARUに乗っていました
バイクは川崎重工が好き、ようは”Heavy Industry ”が好きなのかも
ちなみに我が家の加湿器は三菱重工^^;
水平対向・・・ではありません
水平置きの直列6気筒
なかなかの存在感です
過給機(ターボ)も付いていますがインタークーラーはありません
こうして記事をタイプしていると、このエンジンのトルクが気になります
でも説明を聴いているときは舞いあがってしまっていて、そんなことは何も思いませんでした^^;
ミッションはトルクコンバーター、でもATではなく2速マニュアルシフト
運転台の変速機レバーの表示は”変―中―高”(中は中立、ニュートラル)
スタートから50㎞/hまでを変でカバーできるそうですが・・・何故名前が”変”なのでしょうね
あらためて見直すと疑問がいっぱい
余程舞いあがっていたんだ(笑
ミッションからの出力はユニバーサルジョイントを介してプロペラシャフトに伝わりデフへ
この中に逆転機があり進行方向が決まります
運転台のレバーの表示は”前進―中立―後退”
アケチ13号の制御ユニット
接点リレーに萌えます^^
説明を聴いていると警笛が一声、すぐ横で車両が出発
そうだ、車庫に居たんだった^^
こんな環境ですからずっと舞いあがりっぱなし^^
車両は急行の”大正ロマン号”
鉄とオイルと軽油の匂いに自分の中に眠っていた男の子が張り切ります
ずっと此処に居られるかも^^
寒天列車やじねんじょ列車などの食のイベント列車も多く運行している明知鉄道
蕎麦列車が無いのが残念
恵那から明智まで約50分、50分蕎麦食べ放題のわんこ列車があるといいのに・・・
受験シーズンになると合格プレートを掲げた合格列車も走ります
プレートといえば、明知鉄道は列車の命名権を一往復5400円で売っているとHPにありました
自分のオリジナルプレートを掲げて走り、主要駅で車内アナウンスもあるとか
今までどんなのがあったのかな、ちょっと気になります
午前中の講義が終わり昼ごはん
昼ごはんは大正村入り口の浪漫亭へ
店内はスッキリた雰囲気、もうちょっとレトロな方がいいかな
明知のB級グルメ、ハヤシライス
ハヤシライスに力を入れているようです
酸味がいい感じにくどさを打ち消して後口が重くありません
サッパリ食べられるハヤシライスでした
そして食後には珈琲
午後、いよいよ実技です
さて、これが運転台
左の白いレバーがノッチ、スロットルです
スロットルはリニアかと思っていましたがリニアではなくステップでした(だからノッチって言うのかな)
5段階のステップだそうで、スロットル開度が20%、40%、60%、80%、100%なのかな
一段目から二段目へレバーを移す際にゆっくり動かすと一瞬スロットル開度が100%になるポイントがあるから注意するようにと
そんなこと聞いたら・・・試したくなるじゃん^^;
中央の黒いレバー、上は逆転機で下は変速機
レバー(ハンドル)が刺さっていませんが右端はブレーキです
ATSのSWは運転席の上
ATSのSWを入れてから座ります
ハンドブレーキ(パーキングブレーキ)とデッドマンスイッチ(足踏みタイプ)
写っていませんがこの右側に笛ペダルがあります
デッドマンスイッチは足を離すと5秒後に緊急ブレーキがかかる仕組み
運転者のトラブル時の為のスイッチ
いよいよ体験運転
往路と復路で運転を交代しますが、単に交代するのではなく引継ぎの手順も体験するのです
往路は車庫からメンテナンス線の終端まで、そして復路はメンテナンス線終端から車庫に少し入った場所まで
今回は気温が低いのでエンジンを切らずに乗り継ぐ(運転手の交代)を行うそう
エンジンの始動、したかったな
停止や始動の時に一瞬大きく震えるのが好きなのに・・・
さぁ、走らせましょう
1・ブレーキハンドルと鍵を受け取る
2・運転台へ移動
3・ブレーキハンドルをセット
4・鍵を使って運転台切り替えスイッチを”前”に
(前、中、後とあって進行方向側の運転台は”前”、逆側は”後”、連結時に真ん中になる運転台は”中”にします)
5・ブレーキの圧空ラインのコックを”開”
(運転する運転台のコックのみ”開”、それ以外の運転台は”閉”)
6・鍵を使って機関始動スイッチを”切”から”運転”へ
(”切”でもエンジンは動いています)
7・ノッチを一回動作、”切”を”1N”にして再び”切”へ
この動作で操作している運転台がイネーブルになります
8・ATSをON
これでようやく椅子に座れます
9・ブレーキの動作確認
圧力計を見ながらブレーキの確認
ハンドルを差し込んだ位置は非常ブレーキ位置でブレーキMAX、ブレーキシリンダの圧力は340kpa
一旦ブレーキをMIN(緩め位置)にして0kpaになることを確認
次に常用ブレーキ位置にして圧が300kpaになるのを確認
再び緩め位置にして0kpaへ
そしてハンドルを常用ブレーキ位置の100kpaのポイントへもってゆき、圧力計の針が安定しているのを確認(圧力漏れのチェック)
10.ハンドブレーキの解除(テキストには記載がありましたが今回はハンドブレーキは未使用です)
11・進路確認、ポイントの開通方向の指さし確認
12・逆転機を”中立”から”前進”へ、そして指さし確認
13・変速機を”中”から”変”へ、そして指さし確認
14・駅長へ準備完了と伝達
15・駅長の発車の合図で汽笛吹鳴
16・ノッチを”1N"へ入れ、ブレーキを解除
走りはじめます
17・ノッチを”1N"から”2N"へ、スピードを上げて
18・適度なスピードに乗ったらノッチを”切”へ、惰行で走ります
スピードが落ちたらノッチを入れて調整
停止場所が近づいたらブレーキハンドルを調整しつつ目標位置に停止します
19・ブレーキをMAX位置へ
20・変速機を”変”から”中”へ
21・逆転機を”前進”から”中立”へ
22・ATSをOFF
23.乗り換えスイッチをON(解除はステップ7)
24・鍵を使って機関始動スイッチを”運転”から”切”へ
25・鍵を使って切り替えスイッチを”前”から”後”へ
次はこの運転台が後ろになるので
26・ブレーキコックを閉じます
27・鍵をブレーキハンドルを外し、引継ぎへ
こんな感じで運転します
無論、指導教官は横でつきっきり^^
この方、本職のように見えますが体験運転参加者です
自前の帽子と制服持参、素晴らしい^^
(ブログアップの許可を頂きました)
人の運転を見ながら手順を確認したりします
さて、カリメロさんは何処でしょう^^
おっ、急行大正ロマン号が帰ってきました
急加速や急ブレーキ
手前で止まってしまい再度発進
ドタバタ、わいわい楽しい楽しい^^
さて、自分の番
カリメロさんが撮影係^^
まずは切り替えスイッチを”前”にして、ブレーキ圧空ラインを開いて
でもね、この服だと何か気分でないね・・・って思っていたら
貸出用の制帽と制服がありますよと
何だってぇ、もっと早く言ってよ
制服をさっと羽織って・・・
これ、三つ釦だったのですね、慌てて羽織ったから二つ釦と思い込んでしまって
釦のかけ方が変だ(汗
しかし・・・敬礼が全く様になっていないなぁ(爆
綺麗な形で敬礼するのはかなりの訓練が要るのだろうな、きっと
制服と制帽でなりきりっこ気分で出発
いやこれは・・・メチャ楽しい^^
ノッチをあげたときの力強さが変わる感じが素敵
1Nから2Nの途中にあるMAX開度を少しだけ感じたりして楽しんで^^
ブレーキが凄く難しいです
圧空を使うせいか、反応がリニアに来ません
最初は何も効いていないような反応
なので思わずハンドルを深く入れると急にブレーキが立ちあがって速度が落ちすぎます
惰行する距離の見極めも難しい
最初のRUNは目標の手前で止まってしまい、修正で再度前進
このブレーキ操作がうまく出来ないといけません
一巡したあとは休憩を挟んでもう一度
往路と復路が入れ替わります
自分は1stRUNは倉庫に向かいましたので2ndRUNはメンテナンス線終端に向かいます
1stRunは手前で止まったので、それを踏まえて狙います
そうしたら・・・・
1m半オーバーラン(汗
時々停止後に”停車位置を修正します”って放送がありますが、まさにそんな感じ
”停車位置を修正します”^^;
カリメロさんの最終RUN、若干の急ブレーキでしたが見事ドンピシャの停止位置
いい位置に止まると皆から拍手がもらえます^^
楽しかった体験運転も終わりです
スタンプカードが貰えますが・・・・
スタンプは10個まで押せるのに7個までしか景品が無いのは何故???
Tシャツ、欲しいなぁ
通おうかな(笑
証明書も貰えます^^
体験運転が終わったのは三時半
それから浪漫亭でお土産を買って帰ります
ガソリンを入れそびれて高速に乗ってしまいました
瑞浪から乗ったのですがSAは浜松までありません
ガソリンはギリギリ持つかどうか微妙な感じ
でも・・・雨の日は燃費が悪い
予定より燃料を消費してしまい、諦めて豊川で一旦降ります
ガソリンを補給したついでに夕飯も済ませましょう
ガソリンスタンドの隣にあったうどん屋さん
給油中に目に入った”味噌煮込みうどん”の看板に誘われました
暫く食べていなかった味
冷たい雨の降る日は体の温まる味噌煮込みうどんがいいですね^^
山科といううどん屋さんでした
ショーウィンドぅがあるタイプの店で、蕎麦は自分好みのものは出てこなさそう
店も大きいしね
味噌煮込みうどんなら蕎麦と違って寛容になれるし^^;
品書き
味噌煮込みうどん定食にしました・・・W炭水化物、基本ですよね^^;
その他の品々
おしぼりは紙かぁ・・・--;)
味噌煮込みうどんの到着
鍋は土鍋ではなく鉄鍋
このタイプだと蓋を取り皿にできません
やはり土鍋で、その蓋を取り皿代わりにするのがいいな
海老天、海苔天に卵に豚肉、具は多いです
まずは汁から
食べやすい汁でした
癖が無い・・・・
味噌煮込みうどんって、渋くて苦みがあって、赤みその癖がそのまま出たのが好き
最初は食べ辛いけれど慣れるとぞの癖がいい
麺は・・・これまた食べやすい
硬くない
某有名な老舗などは生煮えかと思うような硬さと食感の麺なのですが、その麺だからこそ癖の強い赤味噌の汁に負けずにいられるのです
あの硬い麺が懐かしいなぁ
美味しくない訳ではないけれど、食べやすい味噌煮込みうどんではあるけれど・・・・
物足りない --;
でもまぁ普通はこんなものかも
自分が学生時代にバイトしていたうどん屋さんの味噌煮込みうどんもこんな感じだったから
懐かしい味でした・・・・でも益々老舗に行きたくなりました^^;
燥ぎ過ぎたのか走行中に睡魔に襲われて休憩、一気に走り抜けられませんでした
その後は事故渋滞とかでウチに戻ったら22時半
日曜日は山手の洋館へクリスマスデコを撮りに行こうと考えていましたが・・・・
午前中は下の娘に頼まれて彼女の年賀状印刷、でも不調なプリンターと格闘していたら午後になってしまいました
そして土曜日の疲れもあって出かけるのが億劫になってしまい、そのまま家でまったり
この程度で疲れるなんて・・・
歳かなぁ --;
23日は天皇誕生日でお休み
ゆっくりクリスマスディナー(ホームパーティです)を楽しもうと思っていましたが
なんと24日アサイチから遠方で仕事
23日の夕刻から移動しないといけません
クリスマスディナーがぁ
鶏の丸焼きがぁ
ケーキがぁ
・・・・
でも
そんなことで諦めるさる1号ではありません
夜がダメなら昼にやってしまえばいい
えっ?奥さん仕事だって?
いいよ、いなくても
料理やケーキはちゃんととっておくから
そんな訳で22日に帰宅したらケーキ作りの開始
23日は朝から買出しやらなんやらと
昼にガッツリ食べて夕刻に移動
でも食べ過ぎたようで
夜になってもお腹が空かない(汗
今年はメチャクチャ重いケーキを作りました
下の娘がギブアップするぐらいの重さ
自分好みで満足な味なんだけれどな
詳細は次記事で