太目のしっかりした蕎麦にダシ強めの汁 韮崎の蕎麦 手打ちそば処 瓢亭 [山梨の蕎麦]
帰省中ですが、実家にはネットワーク環境はありません(80過ぎの婆さんなので^^;)
なので在庫記事の予約投稿です
この日は中央道の韮崎インター近くの蕎麦屋さん、瓢亭で昼ごはん
実は冬の季節にも来ていますが、記事を書きかけたところで中断
そのまま放置していました。
夏になって再び訪問しましたので今度こそUPしておこうと^^;
冬に訪問した時の店内
ストーブが冬を物語っていますね
今回、夏の訪問
高校野球を映し出すモニターの前には扇風機
でも鎮座するストーブが暑くらしい^^;
店内は座敷とカウンターのみ
その間はコンクリートの土間で、所々にモミジの葉の模様が埋め込まれています
布のおしぼりが出されるのは嬉しい
でもお茶は緑茶・・・ーー;)
蕎麦屋では蕎麦茶にして欲しい
(これは冬の訪問時)
夏は冷たい水でした
冷たい蕎麦茶を求めるのは贅沢かなぁ・・・・
品書き、もりは630円
この店、大盛りの設定はありません
おかわりセイロの設定も無し
そういったところに利用し辛さを感じ、インターの近くにも関わらず稀にしか行かないのです
温かい蕎麦
セットもの・・・
オーダーは当然セイロ
蕎麦はやや太目で断面がスクエアなタイプ
表面は綺麗で艶やか、星は無く上品な味を期待させます
エッジはシャープで噛み応えもよさそうな感じ
この太さだと喉越しの良さは期待できませんから噛んで楽しみましょう
まず蕎麦のみで啜ります
透明感のある、やや太目の蕎麦を一気に啜るのですが、やはり太さ故の抵抗を感じます
啜った時に立ち上がる香りは弱く、これは夏という季節のせいではなく、冬にも同様に感じました。
使う蕎麦の特性でしょうか
コシはしっかりしていて噛み応えも心地いい
噛み切るときの反力も適度で、加えた力に比例して潰れていく感じです
汁を味わってみましょう
少しだけ口に含んで舌の上に転がします
最初に甘さを感じますが、甘すぎという程ではありません
輪郭にシャープさは無く優しい形、円やかさを感じます。
甘さと共に感じるのがダシの香りで、ちょっと強めに思えました。
塩気や酸味はあまり前に出てこないタイプ
汁はやや薄目で太い蕎麦には頼りない気も
蕎麦を汁に浸けて手繰ります
手繰った瞬間に感じるのはダシの香り
やはり強めのダシの香りは蕎麦の香りを消してしまいます
やや太目の蕎麦の甘味を引き出すには汁は薄い
蕎麦の半分位を浸ける程度では蕎麦の甘味を感じません
どっぷり浸けた時が一番甘味を感じました。
ただこの場合、ダシの香りもMAXとなりますから蕎麦の香りはダシの香りに沈んでしまいます
ダシの香りが最初に来て、それが引いてゆくと蕎麦の香りが現れる
こんな感じを期待するのですが、この蕎麦の場合はダシの香りが強く、香りの残留が長いのです
なので蕎麦の香りが隠れてしまう
薬味は葱と山葵
葱特筆なし
山葵も特筆なし
香り辛味ともに特徴が無い
記憶に残らない味と香り
山葵を少量箸の先につけて舐めます
汁の味に飽和した味覚をリフレッシュ
そして再び蕎麦を手繰って・・・・
やはり大盛りでないと物足りない
おかわりセイロの設定がないのも残念
蕎麦湯はニュートラルに茹で湯 、さらっと口の中をリフレッシュ
手打ちそば処 瓢亭
0551-22-4359
山梨県韮崎市穂坂町宮久保934-2
[月~金]11:00~21:00
[土・日・祝]11:00~14:00 & 17:00〜21:00
定休日 火曜日