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世田谷美術館 ジャポニスム展で浮世絵の魅力に震える [日常のなかで(Diary)]

電車の中に貼られるラ・ジャポネーズのポスター
不思議な柄の和服を纏った金髪の女性
この方、日傘をさしている姿は良くお見かけするのですが和服姿は拝見したことがありませんでした。
会いに行こう^^

そう考えていたところ下の娘が世田谷美術館は何処にあるのか尋ねます
どうやら彼女もジャポニスム展に行きたい様子
ではこの土日で一緒に行こう
電車で行こうか・・・いや、ここは駅から遠いから車の方が良いな
ウチからは綱島海道から環八のコース
丸子橋まで20分なので30分もあれば着くでしょう

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この土曜日は奥さんの休みの日
つまり鈴木代車君が使えます
車だとエアコン完備で快適ですが、下の娘は車よりバイク好き
バイクで行きたいそう
ZZRを指名してきますが、街中は125㏄~200㏄のスクーターが最強
取り回しが楽ですし、駐車するのも楽
で、鈴木君で行くと伝えると遅いのは嫌だと^^;
いや、50㏄じゃないから車の流れに乗って走れるから遅くないよ
それに小回りが効く分スリスリは大きいバイクより楽、渋滞道では最強なのだから^^;

と言う訳で鈴木君で出発
遅いの嫌って^^;・・・
遅いも速いもこの排気量で二人乗りだと常に全開になりますが^^;

土曜日の10時、この時間になれば綱島海道は混雑
小排気量の機動力を生かして信号ごとにするするっとポールポジションへ
やはりこのクラスが街中では最強です
環八は車の流れに合わせてフルスロットル
遅いと文句を言われないように頑張ります^^;

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スクーターの二人乗りのメリットが一つ
会話が楽
ポジション的に無理に体をひねらずに会話ができるのがいい
で、下の娘がバックスに寄ってゆこうと提案
ストロベリーディライトフラペチーノがこの土日限定で復活するからと
ぬわにぃ~それは本当かぁ
二つ返事で用賀のバックスにPIN^^

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これこれ、おいしそうだなーって思っていたのだけれど、気付いた時には販売中断
凄く悔しかったのです
スタッフさんに確認したらやはりこの土日限定復活
これは・・・トールじゃぁ不足だ、グランデにしよう

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下の娘はトール、自分はグランデ
ホイップクリームはMAXでと頼みました^^

優しい甘さとスキッとした酸味、これは人気過ぎて販売中断するわけです
美味しいもの
ホイップを溶かしながら少しづつ飲んでいくのがまたいい
クリーミーな甘さに包まれたイチゴの酸味、う~ん、何とも幸せな味

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駐輪場にバイクを置いてそこからは歩き
駐輪場はそれほど広くないので鈴木君で良かった

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緑の中を歩いて
でも夜だとちょっと怖そう

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世田谷美術館に到着
大人は1500円、中学生は500円

さて、ジャポニスム展19世紀から20世紀初頭に西洋で流行した日本美術
浮世絵の構図や色使いがどのように西洋絵画に影響を与えたのか
それを感じるのが目的の一つだったのですが・・・・

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(歌川広重 名所江戸百景 亀戸梅屋敷)

それ以前に浮世絵に、広重にやられました。

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(歌川広重 東海道五十三次之内 四日市 三重川)

鮮やかな藍色はヒロシゲブルー
この色だけで空気感や光彩を表現 する技

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(歌川広重 名所江戸百景 大はしあたけの夕立)

構図、巧みで大胆な画面構成
モチーフの大胆なトリミング
浮世絵の魅力に引き込まれます

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(歌川広重 東海道五十三次之内 丸子 名物茶店)

空間の表現
間の取り方に唸りながら
だんだんと印象派の作品よりも浮世絵が気になって

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(歌川広重 名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣)

浮世絵の前から離れられなくなってきます
それは自分だけではなく下の娘も感じたようで
浮世絵、特に広重のインパクトにやられたと唸っています

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(歌川広重 名所江戸百景 水道橋駿河台)

特に感動した構図はこの三点
鯉のぼりがこう来るかぁ 

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(歌川広重 名所江戸百景 深川州崎十万坪)

この緊張感、震えます。
上に重いものを持ってきながら底の藍で締めてバランスを取り、その間の何とも深い透明感
見事です

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(歌川広重 名所江戸百景 真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図)

こんな風に自分も撮ってみたい
浮世絵、特に風景画を見ているとそんな事を思います
西洋絵画でそう思った事はあまり無いのですが

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(溪斎英泉 鯉の滝登り打掛の花魁)

人物画でもその構図は魅力的
見返り系の色気、そして緊張感、一瞬の視線の艶やかさが素敵です

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(クロード・モネ  ラ・ジャポネーズ)

本日のメイン、ラ・ジャポネーズ
この画、こんなにも大きかったのですね
この構図、確かに浮世絵を感じます
でも浮世絵の色気とは違って陽な艶やかさ、緊張感は薄いですね
浮世絵はグッと締まった緊張感に感じる美しさ
日本と西洋の美意識の違いなのでしょうか

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(クロード・モネ 積みわら(日没))

ジャポニスム展を観に行って、浮世絵の素晴らしさを再認識
印象派の巨匠たちが霞むほど
それ程のインパクトを貰えた展覧会

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(カミーユ ピサロ 雪に映える朝日) 

下の娘も浮世絵のインパクトに驚いた様子
深川州崎十万坪の事ばかり話します
浮世絵単体の展覧会ではここまで感動しなかったかもしれませんね
印象派絵画と並べたから余計に魅力が浮き出たのかも

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絵を楽しんだ後は遅めの昼ごはん
鈴木代車君に乗って適当に彷徨います
でも・・・暑さにやられたのか特に食べたいものが見つかりません
下の娘に訊いても一緒、特に食欲が無いそうです
こんな時はスパイシーなものがいいですね
彷徨いインドカレー屋さんを見つけましたが通り過ぎてしまい・・・
歩道に乗り上げ、降車
押し歩き作戦で歩行者となって歩道を戻ります
やはり街中では小排気量車が最強、ZZRでこんな芸当はできません^^;
(カレーの記事は別途アップします)

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食べ終えたら戻ります
奥さんから玉子屋と八百屋に行くよう頼まれていましたから
環八から綱島街道へ
ジリジリ照りつける太陽、腕がヒリヒリ焼けてきているのが解ります
でも走っているのが凄く楽しい
このまま真っ直ぐ帰るのも勿体ない、ちょっと遠回りして帰りましょう
日吉から港北NT方面に曲がって鴨居へ
ララポのCOLD STONEでCOOLLY'Sを頼んで体を冷します

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自分はパッションフルーツ

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ライチ好きな下の娘はライチも入っているグレープフルーツ

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体をクールダウンさせたらお買いもの
玉子屋さんで卵を大量購入
その後八百屋さんでもお買いもの
BOXに入りきらない分は下の娘が抱えて^^;
荷物満載なのでゆっくり帰りました

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今日の破損はサングラス
これはシンガポール出張の際、サングラスを忘れ成田空港の免税店で買いました。
あまり高いのを買うのも癪だったので、7000円位のもの
出張の時以外ではあまり使っていなかったのですが、このところ妙に眩しさを感じるので毎日使うようになりました
そうしたら・・・壊れちゃいました。なんという頼りない耐久性・・・負荷のかかる部分をプラスチックで作るからなのですが、何故その部分にそんな材質を使うのかーー;)

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そういえばフレームとレンズの間に隙間も

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う~ん、こりゃ仕方ないか。

明日からはRay Ban使おうかな・・・いや、丸型の探偵サングラスの方がいいかなぁ

 

 


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